飲食店のアルバイト経験を面接でアピールするには

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居酒屋、カフェ、レストランなど飲食店でのアルバイトをどのようにアピールすれば内定が取れるのか?アルバイト経験者には共通の悩みだと思います。

ただこれを読んでいるのが就活を始める前なのか、それともある程度、面接を受けた後なのか、時期によって求める内容は違うと思いますが、ほとんどは「ただ金目的でアルバイトをやっていてアピール出来るモノとは言えない」、「せっかくアルバイト先で1位を取ったのに、全然次の選考の案内が来ない」など、アピール出来るモノがない、またはアピールしているのに評価されないの2つのうち1つだと思います。

じつはこの2つ、全く真逆のように感じますが、実は1点の事を意識すれば同じ共通の問題が存在するのです。ここでは共通点について話しつつ、如何に面接で飲食店のアルバイトを上手く生かせば良いのかを御説明致します。

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大したアルバイト経験がないのに、内定が取れる人って?

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これを読んでいる人の中にはこれから就活を行い、自分のアルバイト経験をエントリーシートに書こうとしている人もいるかもしれません。しかし実際に書いてみようとするとただ言われていた事をやっていただけだったり、特に何も意識せずバイトをしていたとアピール出来るモノがないと悟り、書く気力が失せているかもしれません。

ただここで1つ言いたい事があるのですが、例えアルバイトの経験が大した事でなくても、内定が取れる人もいますし、そして凄い経験を積んだ人でも内定が取れない人も大勢います。つまり就活というのは実際に積んだ経験よりも面接で話した内容で採用が決まる面があり、その辺を理解していれば内定が取れる確率もグンっとあがるのです。

なぜそんな事が起こるのか?

それは、その経験を志望先の職業に活かせる経験かどうか、その部分に影響しているからだと言えます。

アルバイト先の売上を1位にしたのに内定が取れない人

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アルバイト先では自分達の店舗が他の店舗と比べてどのくらい稼いでいるのか分かるようなシステムを置いている所があり、それを元に面接で「私は店舗の売り上げを1位にしたことがあります。」という話をする人がいると思います。

1位にしたというと響きは良いのですが、実は面接官の中にはこの話をうんざりと聞いており、他の就活生も多用している表現なのです。例えば、

  • 自分のアルバイト先が偶々2位か3位に位置する店舗で、努力しなくても時間帯によって自動的に1位になる場所だった。
  • 実際に来客数を増やしたり、売り上げを上げたりしたけれど、その企画や当日の段取りを中心に行っていたのは別の人で、自分はその手伝いをしていただけ
  • 本で読んだ内容を暗唱しただけ

など、瞬間的に1位になったり、他人の業績をあたかも自分の業績として話している学生が多くいる為、採用後、そんなノウハウを持ち合わせてなく、愕然とする事がよくあります。

面接官はそんな学生を採用しないようにする為に、出した実績ではなく、どのようにその実績を出したのか?結果よりも過程の話を重点に聞くようになっています。

例えばあなたが飲食店で売上を1位にしたとして、面接でそれを言うと「どうやって1位にしたの?」「なぜ1位にしようと思ったの?」「また同じような事があったら、実現できる?」など同じ成功を再度実現する為にはどんな事が必要なのか?その辺を中心に聞いてきます。

これだと大抵トントン拍子で上手くいっていた人や、他の人の労力を自分の物にしていた人だと何故上手くいっていたのかが答えられず、偶発的なモノだったか、それとも自分自身理解していないという風に面接官は捉え、内定が遠のく形になると思います。

このように就活では出した結果よりも、結果を出す為にどういう事をしたのかを重点に聞かれます。アルバイトの良い業績をアピールしようと結果ばかり追い求めていた人からすれば、今の就活は目から鱗だと思います。ただこれは逆にあまり大した経験をした事がない人からすればチャンスの部分があり、「なぜ成果をあげれなかったと思う?」「成果をあげるため、先輩達はどんな事をしていた?」「もしあの時に戻れるのであれば君はどうする?」と学生の潜在能力を試すような質問をしてきて、これに応えられれば内定の可能性が高まるのです。

飲食店で身につく、面接でアピールできる経験とは?

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今後働く上で必要な経営ノウハウや営業ノウハウなどを言えれば、例え大した事を実際にしていなくても、話の運び方次第で有経験者よりも高い評価を得られる場合があります。例えば以下の通りに

  • アルバイトをしていましたけど、そこの先輩が凄くて・・・
  • ウチでは売り上げを上げるためには・・・という会議があって、
  • 他のライバルに負けないようにする為にという豆知識を店長から聞いて

このようにアルバイトした体験の中で考え方や働く上で役に立ちそうな話を言えれば、内定が取れる突破口が開けると思います。言い方は本人が持っている経験に踏まえて言う事がベストである為、自然に言えるように心がけましょう。

ただここで問題となるのが、働く上で役に立ちそうな知識とは具体的にどんなモノか?という事です。

一番分かりやすい内容は「アルバイト先で1位にする為には」という話です。

例えばあなたがアルバイトで店の売上や来客数をエリア内で1位にするにはどうするべきか?と訊かれたら、何をすれば良いと思いますか?飲食店の場合、売り上げを上げる方法としては大きく分けて3つあります。

  1. 新規客数を増やす
  2. 客単価を上げる
  3. 回転率を伸ばす

いきなり客数を増やしたり、値上げして売り上げを上げるなどアルバイトの立場からすると到底できる事ではありません。ただ先の3つを少しずつ、そして日々努力していけば自ずと結果は出てくるため、小さいアイデアを沢山持つ事が面接官を納得させる形へとつながるのです。

例えば新規来客数を上げるためには、商品を目立つ場所に置いたり、店回りを掃除して綺麗にしたり、チラシを作って貼ったりなど、目立たせたり、入りやすくしたりするアイデアがあります。

また客単価を上げるためには、どの商品が一番利益率が高いか先輩に聞き、また商品の1品の値段に拘らず、ドリンクやスイーツなどの追加注文を取るにはどうするべきかを考えたりするのも有効です。

そして一番アピールしやすいモノとしては「回転率」です。なぜなら行列が出来た場合、早くレジを動かせばそれだけ早く回り、客の退出後、すぐテーブルを綺麗にして使えるようにしたり、商品を早く出すスピードを高めれば、それだけ時間を短縮できるなど、アイデアが沢山あると思います。

このように些細な事でも積み重ねていけば山となり、面接官も「地道にやっていく子なんだな」と悪い印象には捉えないと思います。

新人教育の指導をアピールするには?

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飲食店でのアルバイトにおいて一段上の業務として捉えられるのが、新人への指導です。

業務について深く理解していないと教えられないし、また後輩が出来る事で如何に管理、教育していくのかを考えないといけない為、あなたが実際に仕事で1つの上の業務を任された場合、どのような対応を取るのか?その辺の参考内容として面接官は見てくるかもしれません。

ちなみに新人を教育する上で効果的な方法として

  • 自分の仕事がどのように経営に貢献できるのか説明する
  • 新人がやっている業務の成功例を教える
  • 新人の長所を褒める

上記の3つが代表的な方法です。

先ほどの回転率の部分に触れますが、1秒でも早く動けば、それだけ収益が出て、1秒でも遅れるとその分だけ損をします。新人がテーブルの掃除をしていた時、テーブルを綺麗にする事だけでなく、スピードを上げるとそれだけ回転率があがり、利益を上げる事が出来るとどのように改善していけば良いのか説明する事をすれば、それにならって行動を起こすと思います。

また新人がやっている業務の成功例として、自分が見本となってやるのも良いし、どこからか聞いてきた内容をそのまま伝えるのも効果があると思います。

そして新人のモチベーションを上げる上でも、新人がやっている業務について褒める事も大事です。些細な気づき、些細な行動、それが経営にどれだけ貢献できるのか、その取り組みに力を入れていけば、新人は大きく成長するとされています。

その為、飲食店のアルバイトを更にひねってアピールしたい場合は、先の1位にする為にはのアイデアだけでなく、新人への指導についても語ってみるのも良いかもしれません。

面接でアルバイトの経験を言う際のニュアンス

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さて、ここまでアルバイトの経験をアピールする為にはどんな事に注意しないといけないのかを語ってきましたが、こういう攻略法を持っていても、面接で話す雰囲気で「嘘だな」と思われてしまう人がいます。具体的にどんな風にバレてしまうのか?例えば下記のような人です。

面接官「飲食店の売上を1位にしたみたいだけど?具体的にどんな事をしたの?」

就活生「はい、飲食店の売上を上げるためには、新規の客数を上げる事、利益率の高い料理の注文を増やす事、そして店の回転率を上げる3つなので、特にスピードを上げる事を重視してやっていき・・・・」

など確かに理論上正しいのですが、これを他人の立場で聞いてみると分かりづらいのですね。確かに理屈は通っており、売り上げを上げるための経営ノウハウについて触れてはいるのですが、これは分かりやすい例で言えば、大学の講義を聞いているようなものなのです。

大学の講義と言えば、理論的で理解すれば様々な活用法があると思いますが、始めて聞く内容としては分かりづらい点があると思います。これがあらかじめ話す内容が分かっていて、その予習が出来た状態なら話は違うと思いますが、面接官はあなたの話を始めて聞く立場である為、ほとんど分かりづらい状態だと思います。大学の講義を思い出してください。真面目に聞いている人より聞いていない人の方が多いような気がするでしょう。つまり理論的な話し方は相手に敬遠されるリスクを生むのです。

では具体的にどんな風に話すべきなのか?例えるなら下記のようなものです。

面接官「飲食店の売上を1位にしたみたいだけど?具体的にどんな事をしたの?」

就活生「色々頑張ったと思いますが、一番頑張ったのは、スピードを上げる事です。ウチのバイト先はお昼ごろになると行列が出来る程人気なので、レジのスピードや注文を取ってから運ぶまでの時間帯を早くする事が客の回転率があがって、結果的に売り上げが上がったんです。」

と結論を1つだけ言って、なぜその方法に力を入れたのか?を自分の体験談を通して言えば分かりやすいと思います。

このように体験談を通して話すと分かりやすくなるので、もし就活で話す内容を練りたいというのであれば、面接官がしてくるであろう質問を想定し、結論、そして自分が体験した内容を合わせた話し方になるようにする事をおススメ致します。

自慢話や即答は注意!!

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ただ自分の体験談を話しているからと言って、「俺、こういう風に1位を取ったんですよ。」とか「私はこういう風にして、こんな事をしました。」など一気に話す内容を言う人がいます。

せっかく貴重な体験をしたのに、面接官から敬遠されて内定が遠のいてしまう人の特徴の中に自慢話で始めたり、間違えないように言う為、事前に覚えた内容をペラペラ言う人がいて、覚えている雰囲気を感じさせる場合があります。

もし面接で悪印象を与えないように話すのであれば、控えめで、かつこんな事に注力しましたと一言で言えるように頑張っていけば良いと思います。例えば、

面接官「飲食店の売上を1位にしたみたいだけど?具体的にどんな事をしたの?」

就活生「1位になったのは本当に驚いたのですが、店の回転数を上げようとスピードを上げた事が功を奏したのかもしれませんね。一番思うところは・・・」

のように考えながら言っている雰囲気を出せば嘘をついているようには見えないと思います。面接では上記のように魅力的な内容を理解するだけでなく、それを面接官にも魅力的に感じさせる工夫が必要です。

飲食店でのアルバイトであれば、接客業や売り上げを上がる為にどんな方法を実践、または先輩がやっていたのかなどを見ていたはずです。この経験を武器に志望先の取り組みにおいても結び付ければ、魅力のあるアルバイト経験へと変貌するでしょう。

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