「なぜ中小企業を受けるのか?」1人の視点で見る「大手」「中小」「零細」の魅力について

シェアする

MiddleCompany

大手、中小、零細企業の働き方にはどんな違いがあるのか?

就活をする上で「なぜ大手?」「なぜ中小?」と面接で尋ねられる事がある為、その手の模範となる考え方が欲しいと、あなたは頭の隅で思っているかもしれません。

ここでは実際に大手、中小、零細企業で働いた事のある人が、各規模ごとにどんな働き方が出来るのか、それぞれの魅力について1つの例として紹介致します。

スポンサーリンク

大手と中小、零細企業の違いは?

大手と中小企業の大まかな違いは、事業に投資です。当たり前の事を言っていると思いますが、大企業となると一つの事業に500億円の予算をつぎ込まなければ経営が維持出来ないと言われています。

その為、大手で働く上では「一人では出来ないと事業に取り組めるのか?」「社会全体を動かしてみたい意欲があるか?」この2つが問われているのです。

大手に勤めておきながら、中小企業に転職する人がいます。「なんて勿体無い事を」と他人からすれば思うかもしれませんが、中小企業には中小企業ならではの魅力があります。

例えば大手証券会社で年収1000万以上の収入を得ながら、カカオにこだわった洋菓子店に移ったAさんという方がいました。

何故そんな高収入の地位を捨て、零細企業の職場を求めたのか?それは大手における働き方へのデメリットが背景にあります。

約500億のビジネスを行う以上、とても一人だけでそのビジネスを動かす事は出来ません。一般的に一部の商品を売ったり、一部のエリアで働いたり、事業全体の一部分しか活動出来ないのが現実です。つまり大手に勤めている人からすれば、自分の仕事がどのように役立っているのか把握出来ない問題を抱えており、やりがいが感じられない環境下で働いているのです。

Aさんもただノルマに追われる仕事ぶりに疲弊し、実際に顧客の声に応えて仕事をするスタイルに変えたい気持ちが強くなっていました。そこで彼が取った行動が自分で店を持ち、自分で仕入れた食材を元に商品を作り、販売する調達から販売までの工程を担う洋菓子店を経営する事をしました。

菓子を作る原材料や加工、そして販売まで全て自分で対応しないといけませんが、その分、自分一人の考えて作る事が出来、「零細企業の魅力」は「扱っている商品やビジネスを自分の思うように反映する事が出来る魅力」があるのです。

実際、Aさんはカカオの生産国第3位のインドネシアで現地の農家の人達と提携して希少性のあるカカオを仕入れる事をしていました。それだけでなく、チョコレート作りにおいては自家製の釜戸で焼き、香ばしい香りを放つ製法を用いて、販売においては1種類の商品を販売する形をとり、特定の顧客層に人気のビジネスを行いました。

つまり自分のアイデアをそのまま形に出来る魅力というのを零細企業は持っており、考えながら働きたいという人の方には零細企業の働き方は魅力的かもしれません。

中小企業の魅力とは?

先の話には続きがあります。

インドネシアでは一部の農家と提携していたAさんだったが、自分が直接契約を結んだ事で、その農家の暮らしぶりが豊かになっていきました。Aさんの知識とノウハウが現地の人達の生活をより豊かにする事に気づき、どうしたらもっとよりよく豊かになれるのか?そう考えるようになりました。そこでAさんは、自分の事業を拡大し、他の農家の人達に高品質のカカオの栽培方法を教え、それに伴い多くの農家と提携する事を目標に頑張る事にしました。

つまり今までは自分の働き方にこだわっていたのが、現地の人達の生活を向上させる、自分以外の人を含めた働き方を求めるようになったのです。中小企業の魅力とは「自分だけでなく、多くの人達の生活を向上させる魅力」が備わっています。

よくテレビなどで「地元に愛される企業」「地元になくてはならない企業」など地元に人気の企業というモノがありますが、多くの人を雇用すれば収入を得る人達が増え、更に地元の経済力も高まり、地域の生活を良くする事に繋がります。

実際、Aさんはカカオの栽培方法を教え、更に教えた人が別の人に教えて、地元の人達の収入を上げる事に成功しました。自分のビジネスで働く場を設け、そして社会に必要とされる人材を育成する。中小企業にはそんな人の生活を豊かにする潜在能力が備わっているのです。

大手の働き方について

さてAさんも事業を拡大し、そしてカカオの栽培だけでなく、商品開発にも成功し、大手に負けないくらいの規模にまで成長しました。

当初は大手の仕事が嫌で零細企業で働く事を目指したAさんでしたが、中小企業の経験から企業というのは自分の利益だけでなく、様々な人たちの人生、または地域社会の暮らしを支える役割を持っている事を感じました。

その為、一方で自分の企業が無くなってしまったら、大勢の社員と地元はどうなってしまうのか?そんな不安を感じざる得なくなりました。

つまり今までやりたい仕事を形にしてきたのが、予想以上に人気があつまり、次第に自分がいなければ多くの人の生活を脅かす、そんな立場に立たされるのが大手なのだと思われます。

多くの就活生は給与や安定目的で大手を目指す人が多いですが、大手のように社会的影響力が大きい企業であれば、それだけ期待に応える人達が大勢おり、楽をして仕事をするという考えが成り立たなくなる可能性があります。

実際、結果を出す為にデータを改ざんしたり、今までのような古いやり方に固執してしまったが為に事業が成り立たなくなり、経営難に陥る企業が最近多く見るようになりました。つまり大手で今後とも働き続ける為には、自分がいなければ事業が成り立たない。そんな中心人物にならないといけないというわけです。

なぜ中小企業を受けるのか?

上記のように零細企業は自分しか喜ばず、大手だとやりがいよりも義務の方を優先せざる得ない場合があります。中小企業はその中間、皆と自分がやりがいを持って仕事をする事が出来るポテンシャルが備わっています。

先のようにインドネシアの農家の生活繁栄の為、他にも地元の名産品を主体として商品を拡販し、地元を活性化させたい、社会で必要とされる商品を開発したいなど、個人のアイデアが実現しやすく、かつ他の人に喜んでもらえるのを直に感じる事が出来るのが、中小企業の魅力であり、もし社会の何かに役に立ちたいという気持ちがあれば、大手よりも中小企業の方が、もしかしたら向いているのかもしれません。

スポンサーリンク

シェアする