「ソフトバンク」「KDDI」「NTTドコモ」の違いによる通信業界の志望動機の例

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「ソフトバンク、KDDI、NTTドコモの違いって何?」

「ソフトバンク、KDDI、NTTドコモなどの志望動機はどう書けば良い?」

「『他社は受けているの?』と訊かれたらどう答えれば良い?」

 通信業界の志望先の候補としてソフトバンク、KDDI、NTTドコモなどがあると思います。ただ就活をしているうちに『通信業界って具体的にどんな仕事なんだろう?』と通信業界の仕事が分からないせいで志望動機が書けず、そして面接でアピールする内容も思いつかない人もいると思います。

 その結果、『通信』と『インターネットやIT』との違いが分からず『なぜ通信業界で働きたいの?』という質問に答えられない。別の質問として『ソフトバンク、KDDI、NTTドコモに行けるんだったらどれを選ぶ?』のもあり、大手通信会社から内定を取るためにも各業界と他社にどんな違いについて心得ておく必要があります。

 これにより大手通信業界から内定を取る為にも各業界や大手3社の差別化が必要であり、その違いを元に志望動機や面接でアピール内容を練る必要があります。ここではその点に理解が深まるよう、実際に通信業界を志望している後輩就活生と、この3社から内定を取った先輩就活生の会話形式で通信業界の特徴とソフトバンク、KDDI、NTTドコモの違いについて説明したいと思います。

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通信業界ってIT業界やインターネットと何が違うの?

 先輩、就活が始まりましたので、これから色んな業界を調べないといけないのですが、中でもスマートフォンや携帯電話などを扱っている通信業界に興味があります。ただ通信業界ってどんな仕事をしているのか分からないので、アピールの仕方が分からないです。ですので具体的に通信業界はどんな仕事をしているのか?教えて頂けないでしょうか?

 通信業界の仕事を理解する上でもIT業界やインターネット、そしてついでに電機業界と何が違うのか?その違いについて理解を深めておく必要がある。でないと『なぜ通信業界を志望しているの?』の質問には答えられないからな。だから先ず通信業界のビジネスモデルについて説明してみようと思う。

 ちなみにお前はスマホを持っているか?・・・持っているか、ならお前がスマホを買った時の事を思い出して欲しいのだが、スマホや携帯って実は実質0円で買う事が可能なんだ。あんな高機能の端末が0円で買えるなんて不思議かもしれないが、そのカラクリというのはその費用を購入時に回収するのではなく、通信費を取る時に回収しているからなんだ。

 どういう意味かと言うと例えばお前が新しくスマホを買おうしていたとする。そして携帯会社の俺はお前に1つ6万もするスマホを0円で売ってくれた。お前はそんな俺に対し『6万のモノをタダで売ったら損をするのにどうしてなんだ?』と思うが、1か月後、お前は俺から『通信費5000円払ってね』と連絡が入る。お前は通信費5000円を払い、それを2年間続けたとする。するとお前は24ヶ月使い続けたわけなんだから、合計で12万円の利益を俺は稼ぎ、6万円の損失を取り返しつつ、6万円儲けた事になる。

 これで何となく分かったかもしれないが、通信業界っていうのはスマホや携帯本体を売って儲けるビジネスを行っているのではなく、通信料から利益を稼ぐビジネスをしている。購入価格をタダ同然のようにしているのは、購入代の高さで買えない人を減らしていく為であり、利用者が沢山増えれば通信業界の人達は『自分達の端末やサービスを利用してもらえば儲かる』と考え、サービスの充実化を目指す、そんな事をしているんだ。

 なるほど、だからスマホのような高級端末があんな安い値段で買えるんですね。ただそのビジネスモデルで行きますと、他社に乗り越えられたら損をするのではないのですか?だって長く使ってもらわないと逆に赤字になってしまうのでしょ?

 だから購入する段階で『2年以内に他社に乗り換えると違約金が発生します』と他社に乗り換えた場合に備えて、被害を最小限に抑えるルールを設けてある。

 通信業界では、まぁ、そうやって辞める人を極力減らしたり、自社の利用者を増やしていって、通信料を通して儲けるビジネスを行っている。無論、通信料以外にもモバイルバッテリーやイヤホンなどの周辺機器を買わせたり、アニメや漫画を読み放題にして広告費を載せて稼いだり、利用者のデータをとって新企画を企てたりしている。だから通信業界の特徴としてスマホなど通信端末を主体としたサービスを展開していると言っても良い。

 その為、他業界の差別化においては、電機業界の場合、スマホを売りたいのではなく、スマホを通して便利な情報をお届けする仕事をしてみたいと言う必要がある。またITの場合、客のデータを収集するシステムを作るのではなく、収集したデータで便利な世の中を作りたいというのが差別化としての答えになる。まぁ、だから他業界の差別化として『便利な情報をお届けするような仕事をしたい』という言い方が通信業界の志望動機になってくる。

 だから端末の性能を世の中に届けたり、健康管理や食べログ、道案内のアプリなど便利なサービスを企画したり、法人向けのサービスであればデータが安全に、または業務の効率化を担うような仕事をしてみたい。というのが通信業界ならではの志望動機になってくるだろう。

通信業界は具体的にどんな仕事をするのか?

 なるほど何となくですが通信業界と他の業界との違いというのは分かりました。ただやっぱり面接対策としてもう少し通信業界の仕事内容について詳しくなりたいですね。先輩、出来れば具体的な通信業界の仕事内容について教えてほしいのですが。

 通信業界の仕事を大きく分けると

・モバイル端末の販売

・ネット回線開通サービス

・広告、ポイントサービス

・ロボット、ドローン、家電製品などの遠隔操作サービス

・業務改善、ビックデータなどの法人サポート

 この5つだろうな。 ただ『広告、ポイントサービス事業』『ロボット、ドローン、家電製品などの遠隔操作サービス』は正に企業のベテランクラスの人達が行う事業で、実際、広告やポイントサービス事業は大手広告会社やビッグデータを活用する人達とプロジェクト組んで業務に当たっている。そしてドローンやIoTの分野については、農業や家電などの異業種の方々とやり取りし、そして既存の農協や大手家電メーカーと勝負してシェアを奪うような仕事ぶりが求められるから、これは上の人達しか出来ない業務だ。

 だから大抵の社員は通信事業か法人事業に携わる事になる。そもそも通信業界というのは通信会社自身と携帯販売代理店の2体制で行われている。どういう意味かというと、大手通信会社は自分達の携帯電話やサービスを本社社員が企画する。しかし実際に商品を販売するのは携帯販売代理店の人達で、街でよく見かけるソフトバンクやau、ドコモショップの販売員は本社から『ウチの商品を売って儲けて下さい』と販売権を委託して、その売値の一部を本社に渡すビジネスを取っている。

 だからもしお前が大手通信会社の正社員になったら、この携帯販売代理店の業務サポートを行う可能性がある。まぁ、新しくなったiPhoneやAndroidの販売企画をしたり、新しい通信割引のサービスを告知するイベントも行うだろうから、その手の支援業務を行う事になる。俺の知っている例では、どうやら本社は広告代理店がどのくらい商品が売れたのかデータ管理をして『どうして売上が下がっているの?』『今後のどのように進めていく予定なのか?』その問題点を洗い出したり、新商品やサービスに関する詳細な資料作成など行って代理店のサポートをしているようだ。

 また他にも法人営業についてだが、企業向けの電話サービス、例えばテレアポを中心に扱う企業だと特定通話回数によって割引になるとか、データ通信を主体とした企業であれば、データ量によって割引になるなど、ビジネススタイルよって企業が特になるサービス提案をする。他にも社内間の情報やり取りを円滑化する上でどのようなシステム運用が最適なのか?セキュリティはどうすれば良いのかを提案したりする。

 また他にも顧客の要望に対する電話対応業務もあるから、自社製品をどのように活用すれば良いのか?また電話相手は自分達の商品に疎い可能性が高いから、そんな人達でも分かるような説明をしないといけないし、そんな相談内容を元に今後の対策などを検討する業務も行っている。

 これが大手通信会社が行っている業務で、ソフトバンク、KDDI、NTTドコモもやっている。ただ、今はまた新しい分野の開拓を行っている。それが人工知能、ロボティクス、IoTなど通信端末を変革しえる分野だ。ソフトバンク、KDDI、NTTドコモもそれらの分野に力をいれていて、より快適な社会を作る事を目指している。だからもし面接でアピールするのであれば『IT革命によって人々の生活が大きく変え、時代の先端を切り開く仕事に魅力を感じたので、この度志望しました』という言い方が出来れば良いと思うぞ。

ソフトバンク、KDDI、NTTドコモの違いとは?

 さてあらかた通信業界の仕事について語ったから、今度はソフトバンク、KDDI、NTTドコモなどの大手通信3社の違いについて説明してみようと思う。

 俺が就活をしていた時、最初は会社説明会の内容をもとに大手3社の志望動機をそれぞれ作ろうとしたんだけど、どの会社も会社の成り立ちや事業内容ばかりで、正直内容のほとんどが一緒だったんだ。だからそれを元に志望動機を作成しても『他の2社も似たような事をやっているよ』と言われて、差別化出来ないと俺は思った。ただ逆に言えば、それ以外の違いを見いだせば他の就活生より有利に立てると思ったから徹底的に調べた。そして俺なりに出した答えなんだが、

ソフトバンクの志望動機

 ソフトバンクの場合、通信会社とは思えないビジネス行っている。というのもソフトバンクで特徴的なのは投資で稼いでいる点だ。ああ、勿論一番の稼ぎ柱は通信業界らしく通信端末の販売やその手のサービスだ。だが他の2社と比べて違うのは、次の稼ぎ柱として目立つのが投資で、成長しそうな会社に金をつぎ込んで、将来返ってくるであろう利益や技術で稼いでいる。詳しくはソフトバンク・ビジョン・ファンドで調べてみると分かると思うが、投資先としてはAIによる自動運転や、業務最適化、医療。そしてVRやIoT、オンライン決済など将来性が高いとされるビジネスに投資していて、まぁ、さっきも言ったが通信業界に貢献しそうな分野の技術を得ようとしている。

 まぁ、それがどのように将来プラスになって返ってくるかわからないが、1つだけ言える事はソフトバンクは将来を見越して今後必要とされるビジネスに投資し、最先端の情報や技術力を持てそうな点だ。ソフトバンクの求める人物像を見てみると『一番』『挑戦』『逆から考える』『スピード』『あきらめない』などある事から、俺個人の考えとして『新しい事を挑戦する就活生を求めているのかな?』と感じている。

 まぁ、だから始めは通信端末の販売でスキルを磨いて、そしてある程度キャリアを積んだら将来貢献しそうなビジネスを率先してやっていきたいと言う人がソフトバンクに向いているのかな?と思っている。

NTTドコモの志望動機

 一方でNTTドコモについてなんだが、NTTドコモは他の2社とは違った強みを持っていて、契約者の数が圧倒的に多いのが特徴だ。つまり利用者を沢山集めて、自分達が展開しているモバイルサービスを利用して収益を稼ぐ、という通信会社そのもののビジネスを展開しているという印象だ。

 実際、NTTドコモが展開している事業は『通信事業』『スマートライフ事業』『その他』という形になっており、スマートライフ事業というのが漫画や動画などのコンテンツ、オンライン決済、料理や健康などのアプリなど通信端末を通したビジネスを主流にしている。だから純粋に携帯端末ビジネスをやりたいのであればNTTドコモになるのかな?と思っている。

 だからNTTドコモが得意とする分野はビックデータの活用法や、マーケティング関連の業務だと個人的には思っている。まぁ、だからと言って『個人消費者向けのビジネスに特化している』なんて言っても『他の2社でもやっているよ』と言われてしまうから、どちらかと言えば『契約者ナンバーワンの御社であれば、多くの客の期待に応える一番の仕事が出来るのはと思い志望しました』というのが妥当な志望動機になるのかな、と思っている。

KDDIの志望動機

 さてKDDIについてなんだが、正直他の2社と同じような事をしていて、他の2社と比べて秀た部分が見えづらい印象だ。というのもこれは俺個人の考え方なんだが、KDDIというのは法人向けのサービスを中心に行っている印象がある。

 前のNTTドコモでは契約者数は多いが、個人向けのサービスに特化している印象だ。一方でKDDIは法人向けのサービス、言わば既存企業の業務改善に向けた通信サービスが主流のビジネスなのでは、と見ている。実際、KDDIは官公庁や公益法人向けの大規模インフラを手掛けていたり、さっき言った企業の運用別の電話サービスや、インターネットを安く利用したり、データやネットワーク運用の最適化、セキュリティなどの調整業務を行っている。

 この調整業務というのは法人向けのシステム提案の場合、例えば医療であれば2年、介護であれば3年ごとに法改正が行われる。つまりその度にシステム内容を変えないといけないわけで、その調整が定期収入を生む仕事になっている。またシステムには保証期限ってモノがあってな、KDDI以外もやっているが『開発したシステムに関してはこの期間は保証しますが、それ以降は保証外になる為、新しいシステムを開発してみてはいかがでしょうか?』と新たなシステム開発を提案したりする。このように法改正や保証期限切れなどを通して法人営業では定期的にシステム業務を作り、定期的に収入を得るビジネスをしている。

 まぁ、だから企業の業務改善や、快適なネットワークインフラを築き上げる仕事に携わりたいと言えば良いと思っている。

ソフトバンク、KDDI、NTTドコモはブラックか?

 先輩、色々と通信業界を志望する上で役立つ情報ありがとうございます。

 折角だから俺が就活をしていた時に訊いたこの大手通信3社の黒い噂についても語っておこう。もしかしたら志望先を絞る上で役立つかもしれないし、入社した後に『先輩、言っていた事と違うじゃないですか!』なんて言われるのも癪だから、あくまで噂としてだが、お前に伝えておこうと思う。

ソフトバンクはブラックか?

 通信業界の特徴として異動が多い特徴がある。通信業界というのは社員に幅広く業務を覚えてもらう為に、様々な部署を経験させるスタイルを取っている。そしてソフトバンクも異動が多くあり、仕事や家庭事情と両立する事が出来ず、退職を余儀なくされる場合が多い。

 ただソフトバンクの場合、若手よりも年配の人達の退職が多いらしく、その理由で多いのが将来のキャリアプランが見えづらい点にあるという事らしい。というのもソフトバンクの場合、優秀な人とそうでない人の仕事量に差があり、正にドローンやIoTなどの新規分野のプロジェクトのポストを取るか取らないかで待遇が変わってしまう。

 実際、トップダウン形式のシステムであるせいで、上からの命令で今までの苦労が水の泡になる事もあったり、その対応をこの手の層が引き受けるとされている。またトップダウン形式のせいで部署間の情報共有があまり出来ておらず、部署全体の社風が悪くなる点もあり、まぁ、ある一定の年齢に達すると働きづらく、不満が多いらしい。

 また海外投資に力を入れていると言ったが、ソフトバンクでは国内事業と海外事業とでは完全に分離しているらしく、新卒採用で海外で働く事は難しいと言われている。ただその海外事業をサポートする一環として社内公用語が英語の部署に配属される場合があるらしく、まぁ、語学力を生かして働きたい思っているのであれば期待しない方が良いかもしれん。

 最後にソフトバンクというのは正直、先の時代を見据えてビジネスモデルを変えていく特徴がある。だから今後どうなるのか分からないせいで、人生設計やキャリアプランが組みづらい問題がある。つまり家族で将来こんな風に過ごしたいと思っていても実現する事が難しく、そして年功序列のシステムでは無い為、将来年下の人が上司になる場合がある為、まぁ、年を取って働く場合、活躍していないと冷たい待遇を受ける印象が強い。

NTTドコモはブラックか?

 さてソフトバンクの場合、キャリアプランが組みづらいという点を語ったが、NTTドコモの場合、評価制度に不満を抱く社員が多いと聞く。

 というのもNTTドコモの場合、減点方式の評価制度になっていて、つまり挑戦する人よりも挑戦せず、安易なやり方をこなしている人の方が昇進しやすい制度になっている。つまりあまり動かない人が上に行きやすいシステムになっている事から改革が起こりづらい点もあって、それが原因でモチベーションが低下し、転職する人が多いらしい。

 そしてNTTドコモにも異動が多く、3年に1度、部署のローテーションがある。つまり折角前の仕事を覚えたのに3年後にまた別の部署に配属されて1から人脈、また仕事を覚えなおす必要があって、幅広く業務をこなしたい人からすれば向いているが、1つの事に集中したい、また前の仕事に思い入れがある人からするとやりづらい労働環境と言える。

KDDIはブラックか?

 そしてKDDIの場合、ここでも転勤の多さが原因で辞める人が多いと聞いた。KDDIにはチャレンジローテーションという制度があって、入社4年目から今の部署とは違う部署に必ず異動される制度がある。まぁ、ここでもまた1から仕事を覚えないといけないわけだ。それに相手の家庭事情を考慮せずに転勤辞令が来る為、結婚や育児で今、住んでいる場所から離れられない人は退職を選択せざる得ない問題があるらしい。

 あとKDDIは既存法人へのシステムサポートをしているが、ほとんどが調整業務、つまり例えば消費税が変わるからその手の数値変更や、システムを変更した事で他に問題が出ないか調査してくれ、と法や会社のルールが変わった場合の調整作業を行う。ただその仕事は大抵がルーチンワークな上、世の中を良くしているとは感じづらい仕事と言え、モチベーションが上がらず、辞めていく人が多いと聞いた。

 他に目立つ理由としては営業の場合、どうやら土日が稼ぎ時らしく、休日対応もしないといけない上、代理店営業にもノルマがあるらしく、代理店の人達が主役である以上、自分達では何も出来ない問題があると聞いた。

 まぁ、このように大手通信3社はどれも全国転勤の制度があって、数年後には引越しを余儀なくされる場合がある。だから家族がいた場合、離れ離れで暮らす事になったり、子供を県外の学校に転校させるなど今いる友達と離れ離れにさせる問題も起こるわけだから、家庭を重んじる人からすると大変な業界と言えるだろう。

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