大学の入学金が払えない対策をする高校生の例

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「3ヶ月以内に25万が手に入れなくて大学の入学金が払えない」

「家族や知人から借りれる人がいないから大学の入学金が払えない」

「大学の入学金の為に借りれる金融機関なんて無い?」

 などせっかく志望先の大学の合格通知をもらったら、その中に入学金を入学前に払ってくださいと書かれているのを見つける。そして奨学金は入学後に支給されるため、入学前に払わないといけないこの数十万モノ大金を自力で用意しないといけない。果たしてこの場合、具体的にどんな方法があるのか?

 もちろん親に頼んで工面して貰ったり、親戚から借りるなど直ぐに用意出来る人であれば問題はない。しかし親や親戚から断られ、自力で何とかするしかない場合、何かを方法を考えなければなりません。果たして数十万もの入学金を高校生の立場でどうやって集めれば良いのか?ここでは実際に入学間際に入学金を集める必要が出た高校生が何とか大金を集める事に成功した話を載せております。

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奨学金が支給されても払えない入学金とは?

「何なんだよ、入学金25万って・・・」

 家に届いた大学の合格通知を見てみると、そこには入学金を3月31日までに支払ってくださいという内容が書かれていた。学費の件は奨学金を貰えば何とかなるのだが、この入学金に関しては入学前に支払わないといけないもので、入学後に支給される奨学金では払えない。つまり事実上自力で約25万もの入学金を自分で用意しなければいけなくなったのだ。

 試しに親に訊いてみると「そんな大金、ウチにあるわけないでしょ?」と言って、やはり自分で集めるしかない。そして親戚から借りられないかと頼み込んでみたが「期待しないでよ」と言われた為、正直自分1人の力で何かしらの方法を見つけないといけないのだ。しかも高校生の立場で。時間があればアルバイトなどで25万もの大金を集められるのだろうけれど、いやそうでもないが・・・個人的な都合で3ヶ月で25万もの大金なんてアルバイトだけでは到底稼ぐ事なんて出来ない。だから大学に進学する為には学生でも借りられ、しかも入学金を理由に大金を借りられる金融機関を見つける必要があると悟ったのだ。

 しかしアルバイト経験があるとは言え、高校生相手に25万もの大金を貸してくれる金融機関なんてあるのか?と不思議に感じていたが、折角第一志望に合格したわけだし、ここで諦めては留年してまた来年再チャレンジか、高卒就職という事になる。正直高校の求人やハローワークに魅力的なモノが無い以上、俺には選択の余地が無い為、何としてでも25万もの大金を手に入れなければならないので、探してみる事にした。

高校生が大学の入学金を用意する方法とは?

 俺のような高校生の立場からでも25万もの大金を借りられそうな金融機関を探していたら1つ有力なのがあった。それは日本政策金融公庫がやっている「国の教育ローン」というモノだ。何故これが有力だと思ったのかというと、パンフレットの中に「入学前の資金需要として」と書かれていて、入学準備金の為の借り入れがOKと書かれていたからだ。

 そして振り込まれる期間についても、申込をして10日後に審査結果が来て、合格なら10日後に指定の金額が振り込まれるらしい。つまり早くて20日以内に振り込まれるから、これだと間に合う。

 ただ正直なところ、申し込み手続きが非常に面倒だ。なぜなら用意しないといけないモノが大きく分けて5つある。1つは申込時に送られる借入申込書だ。まぁ、借りる以上、自分の個人情報などは提示しないといけないから、これは分かる。そして2つ目のモノとして本人を確認するモノと書かれており、この借入は学生の俺ではなく社会人である親が申請しないといけない為、親の本人確認という事になるが、これも運転免許証などをコピーして申請すれば大丈夫。ただ分からないのは以下の3つだ。

・ 世帯全員分の住民票の写し、または住民票記載事項証明書

・ 源泉徴収票、または確定申告書

・ 預金通帳(最近6か月分)

住民票とは一体何なのか?

 正直、預金通帳以外の言葉は初めて聞く言葉だ。なんだよ、住民票って?調べてみるとどうやら俺が本当に俺なのかを本人確認をする為に必要な書類らしい。本人確認なら家族全員分ではなく、俺一人だけで良いのに・・・と思っていたら、多額の金を借りる以上、仮に俺が踏み倒した場合、その請求が家族にも行くようにする為に家族全員分の証明書も欲しいらしい。

 世の中には本人だと偽って多額の金を借りたり、例え本人だったとしても、連帯保証人を偽って、まぁ、踏み倒しが出来るようにする人がいるらしいから、俺と家族の関係性を証明するモノが必要になってくるらしく、それを証明するのが住民票か住民票記載事項証明書らしいのだ。だから俺の場合、父と母と俺の3人分の住民票が必要らしい。

 んでこの家族全員分の住民票ってどうやって手に入れるんだ?というのがどうやら市役所でしか手に入らないらしい。しかも市役所って土日は空いてなく、しかも1枚300円かかり、俺の家の場合、900円かかる計算になる。ただ行ってその日のうちに発行してくれるから、時間の心配はしなくて良いらしい。

源泉徴収票・確定申告書とは?

 住民票については何となくわかったが、では今度は源泉徴収票、または確定申告書というのも必要で、これは一体何なのか分からない。だからこれも調べてみたのだが、要は金を借りる以上、俺の親父は将来金を返せるほどの収入を持っているのかどうか?それを証明する為の書類らしい。まぁ、さっきの住民票で本人確認は出来ても金を返せるかどうかは別だもんな。

 んでそれを何処で手に入れるかというと、既に家にあるらしい。というのも金が必要なのは俺だが、この国の教育ローンというのは俺の親でないといけないから、事実上借りるのは親父で、源泉徴収票というのは親父が勤めている会社から半年毎に渡されるモノらしい。今回のような借金を借りる時だけでなく、国に税金を納める上でも必要な書類らしいから大事に取っているようなのだ。まぁ、そんなわけで日本政策金融公庫はそれを見て親父がちゃんとお金を稼いでいるかどうかを確認する為、この書類のコピーの提出が必要みたいなのだ。

なぜ預金通帳(最近6か月分)を確認するのか?

 まぁ、何で源泉徴収票とやらを提出する必要があるのか?というのは分かった。だがだったら預金通帳の写しなんていらないんじゃないのか?だってちゃんと借りた金を返せるほどの経済力って奴があるんだから、自分達の金の使い方なんて知る必要なんてないもんな。と思い、これも調べてみたのだが、世の中には金を稼いでいても支払わない連中がいるらしく、電気、水道など公共料金をちゃんと払っているかどうか見る為に預金通帳の、しかも6か月分の支払いを見るらしい。

 なんてことだ。俺の家で6か月の間、どんな風に金を使っていたのかを教えないといけないのか?まぁ、向こうからすればちゃんと俺達が金を返せる人がどうかを見極める上でもこの手の書類は必要なんだろうけど、本人確認、家族確認、収入確認、支払い能力確認など様々な書類が必要で、これらを用意するだけで面倒になってくる。

合格通知書があれば提出しないといけない

 あと国の教育ローンをよく読んでみると、入学金目的でお金を借りたい場合、合格通知書というモノを提出しないといけないらしい。一応、合格通知は貰っているから大丈夫だが、もし通知書を2月や3月に送られる大学に合格したらどうするつもりだったんだ?ここだけの話だが今回は1月ごろにこの通知が来たから時間的に余裕があるのだが、別の大学を志望した際、合格の知らせが2月下旬なんてモノもあったぞ。もしそんな時期に教えられても間に合わないのでは?と思ったのだが、日本政策金融公庫によるとそれでも後に提出すれば良いらしい。

 とまぁ、色々とやらないといけない事は数多くあるが、とりあえず借入申込書に俺や親父の勤務先、そして借りたい金額などを記入し、市役所に行って住民票を貰って、源泉徴収票や預金通帳をコピーするなどして日本政策金融公庫に国の教育ローンを申請した。

「国の教育ローン」審査に落ち、入学金が用意できない場合の対策

 10日後。審査結果が来ており、

「慎重に選考を重ねました結果、まことに残念ながら今回についてはご期待に添えない結果となりました。」

 なんだよ。あれだけ忙しい中、面倒な手続きを踏んだのに、この否決されたのかよ?と不満を抱きつつも、何で落ちたのか問い合わせたが「お答えできません」だと。だから自分で色々と調べたのだが、書類提出の不備(6か月分の預金通帳のはずが、6月末日までのコピーが含まれていなかった)のが原因ではないかと思い、正直これを原因にした。

「そんな紙切れ一枚で10日も待たされて、否決されるのかよ」

 期待していたのが大きい分、絶望感も大きかったのだが、落ち込んでいても仕方がない。しょうがないのでネットの皆に現状を知らせて、何とならないか知恵を借りようとしたが、とあるコメントで「日本学生支援機構の入学時特別増額貸与奨学金を利用できないか?」というのがあった。

 どういう事かというと、俺が利用しようとしている日本学生支援機構には第一種、第二種の奨学金以外にも入学時特別増額貸与奨学金というのがあって「国の教育ローン」が否決された書類があれば最高で50万円ほど借りられるらしい。しかし金額的には申し分ない。しかしこれも奨学金である以上、入学後に支給されるのであれば、意味がないのでは?と思ったが、なんとその金を担保に別の金融機関から金を借りれるようにすれば良いという話らしい。

 要は別の銀行で25万以上借りる為に「日本学生支援機構から50万必ず借りられる」と伝えて「だから入学時特別増額貸与奨学金が入学後に入ったらそれで返済致します」と言えば25万もの金を借りられるというわけか。要は借金で借金を返すやり方だな。・・・面倒だな。挙句の果て、入学時特別増額貸与奨学金というのは家族全員で日本学生支援機構に行く必要があり、振込先を労働金庫という口座に指定する必要があり、労働金庫に新しく口座を作る必要がある。もうやらないといけない事が山積みだ。

 そもそも何で労働金庫に新しく口座を作らないといけないかというと、さっき俺が言った別の金融機関で有力なのが労働金庫の教育ローンだからだ。日本には入学時必要資金融資制度というモノがあって奨学金の振込先を労働金庫に指定できる人を対象に金を借りられる制度がある。

 だから仮に「国の教育ローン」に落ちた場合、否決通知を持って、入学時特別増額貸与奨学金を申請する。その後、労働金庫に行って教育ローンを申請し、金を借りる、という事をすれば良いらしい。ただこれも審査が必要で、これも100%ではないから、これも正直、申請の仕方を誤れば、金が借りれないという事になってしまう。だから今度はちゃんと気を付けて申請しないと。

労働金庫の教育ローン審査に落ち、入学金が払えない場合の対策

 一応申請して結果待ちだが、仮にこの審査にも落ちてしまった場合についても考えてみよう。この教育ローンでダメとなると残るは銀行などの民間の教育ローンになる。

 ただこの民間の教育ローンというのは奨学金や国の教育ローンとは違って金利が高かったり、借りられる金額が少なかったりするなどのデメリットがある。つまり将来奨学金より多額の金を返さないといけなかったり、足りない場合、他の民間金融と併用する事になるから管理が面倒になってくる。もし支払いを滞納してしまった場合、ペナルティが増えて、返済できなくなってしまう人がいる(うっかり返済を滞納していた場合、それを知らせてくれず、長期間滞納してしまったせいで多額の賠償金を抱えてしまう人がいるらしい)から、管理は徹底しないといけない。

 ただここでネックとなってくるのが、教育ローンを借りる理由と返済方法について提示しないといけない事だ。民間企業の教育ローンの中には申請理由もそうだが、中にはどうやって借りた金を返すつもりなのか?その返済方法についても訊いてくるのもある。

 借りる理由については家庭の経済的な事情について話せば良いけど、なぜ高卒就職の道を選ばなかったのか?と借金をしてまで大学に行きたい理由について訊かれる。多分、近年の奨学金問題で返済で苦労する学生が増えていることから、借金をする理由について向こうは確認してくるのだろう。

 ありきたりな借入理由として親の突発的な病気や事故、もしくはリストラなど収入が突然少なくなった場合が良いのかな。俺の場合だけど、高校入学時は安定した収入を親は持っていたが、会社の突発的な事業縮小で解雇整理が行われ、親父がその対象になってしまい、大学に進学する費用を自分で稼ぐ必要が出てきてしまったと言った。高校なんて就職に強い高校ではない為、今後自分が家庭を支えていく立場になる以上、大卒資格を取って少しでも親の負担を減らしたいというのが理由だ。まぁ、俺の友も似たような境遇を持っている人がいるから、ライバルより良い評価をもらう為にはやはり過去にこの手の分野で評価されて、その手の分野に進むためには大学に行く必要がある。なんて経歴が欲しいものだが、まぁ、俺にはそんなものはないから申請が下りるかどうかは神頼みというところだ。

 あと出来る事と言えば、志望先の大学ならではの特別奨学金があるかどうか確認したり、入学金の支払いを遅らせる延納か救済制度があるかどうか確認するくらいかな。あと心配な事としては親戚の中に自己破産をした人がいないかどうかくらいだな。奨学金を借りる際、窓口の担当者から「身内に自己破産をした人がいますか?」なんて訊かれた事がある。要は金を借りたのにそれを返さなかった人があなたの親戚の中にいます。日本ではそういう親戚の人達にはお金を貸さないようにしています。という事らしいから、まぁ、そんな人が俺の親戚にいない事を祈るばかりだ。仮にいた場合、何処からも金を借りれない事になるから、友達や親戚に頼み込んで入学金を借りるか、留年して来年再チャレンジするしかない。そんな事にならなければ良いけどな。

 とまぁ、いろいろあったが何とか労働金庫の教育ローンの審査が通り、お金が入る事になったから後はこれを入学金にあて、そして入学後に入る入学時特別増額貸与奨学金で教育ローンを返せば、とりあえず労働金庫の借金とはおさらば。いろいろ手続きが面倒だったが、残りの奨学金を返せるようにする為にもどんな方法があるのか?在学中に色々調べたり、卒業後、給料の高い大手に入れるようにする為に色々手を打っておこう。

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