就活で失敗したら、その後どうなるのか?就職留年、既卒、非正規の3つの違い

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norecruitment

 

「就活に失敗したら、その後どうなるのか?」

「何処からも内定なし。人生終わった。絶望。」

「人生終了。どんな末路が待っているのか?」

 日本の就職活動においては新卒で正社員になれなかった場合、悲惨な人生を送ると言われています。ほとんどの大手の選考が終了し、就活後半になっても内定がない人からすれば、このまま内定が取れなかった場合、どのような人生を送る事になるのか?非常に関心ある内容だと思います。

 よくテレビでは就職率が85%と高い数値を見ると思いますが、この就職率というのは「就職決定者数÷就職希望者数」となっており、そしてこの分母にあたる就職希望者数にフリーターや浪人した学生などが含まれてなく、現在就職活動中の人の数のみになっており、フリーターや浪人は就職希望者ではないとされ、我々が求める就職率とはかけ離れているわけです。

 では実際に就活生の何パーセントが就職に成功しているのか?これに対し、具体的な資料はありませんが、就職した学生のうち、約4割が非正規社員と言われており、つまり正社員として採用されたのは、就職に成功した人の6割となる為、採用されなかった人の分も含め、正社員の道は狭き門であり、更にここにはブラック企業で正社員になった人もいる為、我々が求める正社員の確率は非常に低いモノだと言わざる得ないと考えられます。

 ただそれでも

正社員になる事に失敗した場合、その後、どんな将来が待っているのか?

 その辺の疑問については是非とも知りたいと思いますし、ここでは「既卒」「非正規雇用」「就職留年」の3つのルートについて説明し、就活をやり直すべきなのか?それともこのまま既卒、または契約社員としての頑張るべきなのか?その辺の参考となるお話を2人の就活生の会話形式で説明したいと思います。

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就活に失敗した場合、その後どうなるのか?

lesshopeselection

 先輩、もう駄目です。私もう50社ほど面接を受けているんですが、いまだにどこからも内定がもらえていない状態です。もう就活終盤ですので、飲食業や、介護職や、不動産業界など、もはやブラック企業が横行している業界しか志望出来るところがありません。もはや就活に失敗したようなものです。これから先、私は一体どうなってしまうのでしょうか?

 仮にお前がどこからも内定を取ることが出来ず、卒業した場合、当たり前だが無職の状態になってしまう。そうなると今後就職出来る方法としては

1.既卒による就職、

2.契約や派遣社員による正社員への昇格、

3.アルバイトを通して正社員採用

上記の3つのウチのどれかになるだろう。

 一見、まだ正社員として就職出来ると思うかもしれないが、新卒と比べれば正社員への道は厳しいだろうし、もしかしたらこのまま契約か派遣社員、またはアルバイトとしてずっと働き続けることになるかもしれない。最悪の場合、無職のままずっと過ごす事となり、親のスネをかじりながらひきこもり生活を送る事になるかもしれない。

 先輩、仮に親が引きこもりになる事を咎めなかった場合、ずっと働かずに楽に生活出来るのではと思ってしまうのですが、実際のところ、どうなのでしょうか?

 お前は引きこもりの人生がどういうものか分からないかもしれないが、もし親にそれなりの貯蓄があったとしても、子供に残せるお金がほとんどない状態になる可能性が高い。というのも、今の日本は医療の発達に伴い今まで平均年齢が80歳だったのが、100歳まで生きるとされている。つまり延びた20年分の親の生活費も必要とされるわけだから、今まで通り退職金や年金などをもらって生活出来るとは限らなくなっているし、おそらく高い確率で生きているうちに貯蓄がなくなり、親とともに餓死する事になるだろうね。

 巷では生活保護を受ければ良いと言っている人もいるけど、今の日本の状態を見る限り、今後、生活保護を受ける人は年々増えてくるだろうし、実際のところ、受給者を減らす為、支給条件が毎年厳しくなっている。もしかしたら財源の確保に向け、誰にも支給する事が出来ないルールを課せられ、期待していたはずの生活保護が受けられなくなるという事態になりかねないかもしれない。だから将来どうなるか分からないのに、生活保護など安易に考えていれば想定外の事が起こり、人生プランにすら失敗するだろう。

 先輩、では結果的に既卒や派遣社員またはアルバイトなどのいずれかで収入を得る方法をとると思うのですが、それぞれのデメリットはどういうものでしょうか?

 多分ほとんどの人達はまず初めに既卒で正社員になる道を選ぶ事をするだろう。ただ既卒から正社員の道へというのはマイナビの調べによると成功確率が約40%だと言われている。新卒と比べ、選択出来る企業数も減っているけど、少しばかり有名企業の採用枠も用意されていて、大手への道も一応は残されている。

 ただ覚悟してほしいのは、事実上この採用枠と言うのは海外に留学している日本人向けの採用枠だと俺個人では思っている。その理由については海外の場合、ほとんどの先進国では7月か、8月に卒業するシステムになっていて、つまり海外留学生からすれば日本に帰国する場合、大抵、7月か8月から開始する事になるから、中小企業しか志望出来ないし、既卒の状態で就職活動をする事になってしまう。海外の授業は日本と比べ、実践的で、更にそれを外国語で話せる実力も持っていて、TOEICの点数が高い学生とは訳が違う。その為、既卒で採用する大手の中にはその手の人材を狙っている人もおり、つまりお前はそんな優秀そうな人たちと競いながら大手への道に挑むわけだが、新卒採用枠からこぼれ落ちたお前が果たしてそんな人達を退いて、内定を確保出来るかと言われれば無理な話だと思うから、まぁ、海外留学組の為の採用枠と考えても良いかもしれないな。

 更に既卒における就職活動のデメリットにはもう1つブランクの状態でずっと就職活動しないといけないという問題がある。つまりブランク期間を作ってしまうと就職では益々不利になってしまうから、失敗すればするほど取り返しがつきにくい状態になってしまう。

 こうなってくると最早取り返しのつかない状態にもなりかねないから、ほとんどの人たちは派遣に登録して契約社員として働いていく道を選択する。派遣登録の場合、正社員採用と比べて採用されやすく、直ぐに働く事が出来る。ただデメリットとしては派遣社員は労働契約上、正社員並みの待遇を受けず、さらに給料も上がらない為、30代、40代、50代になっても初任給並みの給料しか貰えず、十分な貯蓄が出来ない問題がある。

 正社員と非正規社員の給料格差についてだが、2013年度の厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると20歳~64歳で得られる生涯賃金は

正社員:2億2432万円

非正規雇用:1億2104万円

となり、1億328万円もの生涯格差が出ている。

 更には非正規社員は正社員並みの福利厚生、この場合、食堂の食費が割安にならなかったり、関連商品が割安にならないなどがあり、また昇給する事もないから例えば40歳になった場合、正社員の場合だと月額約34万くらいなのが、非正規の場合だと新卒の時と変わらない月20万状態となり、ずっと給料が初任給の状態で生活しなければならない状態が続く事になる。

 この月20万という額は新人の時であれば生活出来る金額ではあるけれど、結婚資金、子育て、また親の介護費、葬式代など年齢を重ねる事で支払えない事象も出てくる。具体的に言えば、癌や事故の治療には最低でも100万円かかるし、親の介護だと3000万円にもなりかねない。そしてその後の葬式費用では300万くらいかかり、とても非正規社員の給料では賄いきれない程の出費になるから、借金をしなければ生活出来ない状態へと陥る。そして頼みの借金も滞れば、自己破産に追い込まれ、最終的にホームレス状態へと陥るだろう。

 その為、契約社員、派遣社員は何が何でも早いうちに正社員となって、先の費用に対する備えを用意しないといけない。しかし会社から必要とされなければ、いつまでたっても正社員になれないし、企業によっては派遣社員をただの安い労働力としか思っていない所もあるから、一向に正社員の採用の話をせず、契約期限が来たら一方的に切り捨てるというパターンにもなりかねない。会社は社員より利益を優先するわけだから、コストカットの名目で派遣労働者を簡単に切り捨てる事もするわけだから、派遣の生き方もリスクがあるってわけさ。

就活で失敗した状態から被害を最小限にとどめる方法

 先輩、先輩の話を聞いていると最早何が何でも今のうちに正社員の切符を手に入れるしかないじゃないですか?先輩は、この就活後半でも失敗を巻き返すような何か良い方法を知っているのですか?

 1番良い方法としては就職留年が1番だ。さっきも言ったけど既卒や契約社員の道は厳しい道のりだし、正社員の道を今後せまき門になってくるはずだ。となるともう一度新卒採用枠で再チャレンジする方法の方が1番良い。大学の中には大手優良企業に就職したと言う就職率を上げるために就活に失敗した学生の学費を免除してくれる大学もある。

 だから就職課に問い合わせて学費が免除できるかどうかまたは割安になるかどうか確認し再チャレンジする準備を整えた方が良いだろう。 ただここで問題となってくるのは、就職留年をする場合、来年新しく新卒学生になる就活生と比べて劣ってしまうという点だ。

 就職留年をしているこの1年の間にその新卒学生よりも優れた何かを身に付けなければならない。そしてなぜ去年の就活では失敗したのか?その辺の内容についても面接で答えられるようにしておく必要もある。 まぁ、たいていは何かしらの資格を取得してそれでの業界で働けるということをアピールするのが1番いいだろうな。

 俺も就職留年して大手に入った口だが、俺の場合、Javaのプログラミングの勉強をして、iPhoneを通して「自分はこういうホームページやプログラムを開発しました」とアピールしたね。こういう1年遅れの就活生には何かしら実物があると面接でアピールしやすいと思ったから、スマホを通して見せられるモノを用意した。実際のところ、面接官は関心を向けてくれたし、作成時におけるデータ処理の仕方や、環境設定の仕方についても、これは人によって向き、不向きがあると思ったから、「実践出来ます」とアピールした方が効果的だったと思うね。俺の場合そのホームページを完成させるのに10ヶ月の期間を要したから、かなりギリギリだったけれど、今ではそれなりのIT業界で正社員として働き、後輩も出来た際、ちゃんと教えられる先輩として頑張っていけてるよ。

ブラック企業に就職する事は失敗なのか?

 先輩、私も就職留年しようと考えていたんですが、残念ながら私の大学には学費免除という学生を優遇するような制度はなく、私の家庭は貧乏で、1年分の学費を払う事は難しいです。その為、今年卒業する事はもはや避けられない状態です。これはブラック企業に入るしか残された手はありません。死にたいです。

 言葉遊びかもしれないが、死にたい、でも死にたくないという気持ちがあるのであればもしかしたらブラック企業に勤めるのも1つの手かもしれないなぁ。というのももし俺が「無職で卒業するか」、「ブラック企業に就職するか」、どちらか選べと言うのであれば俺はブラック企業に就職する事を選ぶだろうなぁ。

 なぜそんなことを言うのかというと正社員の道を選ぶ方法としてもう一つ、「転職する」という方法がある。お前は社会で実際に働いた事がないから、どのように働けば良いのか、分からないかもしれないが、もしかしたら働くというイメージがあまり湧かないから、アピールする内容もイメージ出来ず、就職が上手くいかないのかもしれない。となれば1度社会に出てそして働く経験を積んでそして自分はどのように働きたいのかその辺の考え方を磨き上げていくのも良いかもしれない。

 確かにブラック企業に勤めるというのは大変だけど悪評高いブラック企業であれば転職の際「ここに入ったら、すぐ辞めるのは仕方がないよね」という話がしやすいし早期退職しても何の違和感も持たれないメリットがある。さらに転職で良い企業に就職する場合、無職で少しでもブランク期間があるのは転職ではやや不利になる。

 となればどこでもいいから就職して、それでブランク期間を作らず、転職出来るような状態にしておくのが良い。あとブラック企業とまでとは言わないが普通に会社に勤めるだけでそれなりのメリットがある。まず会社に就職すれば健康保険証を作ってもらえる。これがあれば実際にお前が体を壊して病院に入ることになっても国の制度を利用することが出来るし、医療費も少しばかり安くする事が出来る。だから会社に勤めているうちに手に入るものを手に入れといたほうが良い。

 他にもクレジットカードも会社勤めでなければ手に入りずらい。仮にお前がブラック企業が原因でひきこもりになった場合、自宅でクラウドソーシングやFXなどで稼いで生活する可能性がある。となれば銀行の振込先の口座もそうだが、外部サービスを利用する際、クレジットカードがあれば、自動的に支払ってくれるようになるから、クレジットカードも持っておいた方が良いし、内定がないまま卒業すれば健康保険証やクレジットカードが持てないわけだから、何処でも良いから就職した方が良いと俺個人では思っている。

 てなわけでもし就職留年も出来なさそうなのであれば、どこでもいいから今のうちに就職できそうなところに入って、もしその企業に働くことが不満なのであれば、転職する方法を取るなり、起業するなり、自分が望む就職先を見つけることが何よりこの状況を抜け出す一番の解決策だと俺は思っているぞ。

今から出来る就職で失敗しない企業の選び方

 先輩これから自分がどのようにすれば良いのかアドバイスをしてくれてありがたいのですが、今からそんな入りやすい企業を見つける事は可能なのでしょうか?

 まぁ、無論、ブラック企業に入るとまでは言わないがそれなりの企業に就職する方が良いよな。社会経験を積んで、転職を有利にする際のアピールポイントとなるし。だから1つの方法として、人材派遣会社が開催しているイベントで紹介している企業に就職するのも良いかもしれない。

 お前は人材派遣会社がどのような形で成果を上げているかわからないかもしれないが、大抵はその人材派遣会社に来た学生を企業に紹介し、もしその企業がその学生を採用したなら、紹介料としてお金が貰える、そういうビジネスをしている。つまり優秀な学生を企業に紹介しまくれば人材紹介会社は儲かるわけだが、ここでネックなのはもし採用した学生がすぐに辞めてしまった場合、ペナルティーとしてその紹介料の約8割を払い戻さないといけないルールが人材派遣業界では存在している。つまり離職率の高い企業に人を紹介しても十分な報酬を得られないわけだから、離職率の低い企業を中心に紹介する方法を取っている。つまり多くの学生が「ここなら長く働いても良い」と思える企業を紹介してくれるわけだから、それだけ優良企業に入れる可能性がある。

 まぁ、どちらかと言えば、悪い企業を紹介しないって言い方の方が正しいと思うが、人材派遣会社が紹介するサービスを通して正社員採用される方が1番の安全策だと俺個人としては思っている。俺が知っている人材派遣会社のサービスとしては

即日内定イベント MeetsCompany

 がある。ここでは一度の面接で8社の会社と面接出来るようにしているサービスだから、各業界ごとに自分好みの就職先を見つけることができるわけだし、それをもとに自分の好きな企業に入れれば何とかなるかもしれないぞ。

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