食品業界の志望動機を『調味料』『飲料』『菓子』で差別化する就活生の例

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「食品業界の志望動機って具体的にどういう風に書けば良いのか?」

「食品業界の志望動機は扱う食品によって書き方が変わってくる」

「食品業界の違いって何?」

 食品業界を志望する就活生からすれば数多くある食品業界の中で『なぜ弊社を志望したのか?』その質問に答えられるようになりたいと思います。しかし就活を初めて行う人からすれば各食品企業との差別化をどのようにアピールすれば良いのか迷うと思います。

 その為、ここではこれから就職活動を行う就活生が食品業界から内定を取った先輩の2人の会話形式で、食品業界に調味料、菓子、飲料の3種類の食品業界の志望動機の作り方について説明したいと思います。

食品別で見る食品業界の志望動機の違い

「先輩、実は来年から就職活動を行うのですが、先輩は大手食品業界からいくつか内定を取ったみたいですね。正直、食品業界って大手は色々とありすぎて、食品業界の大手の中で何処かが有力なのか分かりません。一体どういう食品業界が将来性が高く、何故そうなのか教えて頂けないでしょうか?」

「俺個人の考えとして食品業界の優劣性については調味料が1位で、2位が飲料で、3位がお菓子メーカーだ。何でこの順位かと言うと、食品の優位性というのは如何に多くの人に使われるかどうかで決まると思っている。この場合、俺達がいつも食べても朝食、昼食、夕食などに多く使われ、更に間食や、または化粧品や医薬品などにも使われているかなど、シェアの高さが食品業界の将来を決めると俺は考えている。

 だから調味料の場合、醤油や塩、お酢などになるのだろうけど、それらは先の朝昼夜の主食にも使われ、どの食品の中でも幅広く使われている。しかし飲料はビールとか食事とかに重要だけど、主食程でもない。ましてやお菓子に関して言えば間食。つまり食べる必要性の低いモノであり、娯楽のカテゴリーに入る。食というのは人が生きていく上では欠かせないモノだ。だから食品業界の優劣は朝食、昼食、夕食などに良く使われている食品となり、となれば調味料が1位になると考えている」

「なるほど確かに醤油や味噌など調味料は食事をする上では欠かせないモノですね。そして飲料の水、ビール、そしてコーラなどは主食と言えば違いますし、ただ飲み物は主食に次いで必要なモノですし、何となくですが食品業界の優劣って言うのは分かりました。ただ汎用性の高さが売りであればその高さによって志望動機などのアピール内容も変わってくるのでしょうか?

「シェアの高さだけでなく食品によってアピール内容は変わってくる。例えば調味料の場合、料理の中に使う事を意識しないといけないわけだから、どのように調味料を使えば美味しい味が出るのか心得ておかないといけない。そして飲料は当然だが、その手の料理に遭う飲み物の提案も大事だが、大抵はコンビニや自動販売機による販売だから設置型ビジネスを展開している。つまり如何に自分の飲み物を売り場に置いてもらえるか?それが焦点となってくる。そしてお菓子に関しては間食。つまり主食のついで食べてもらう点にある。だから栄養面などで勝負するのでなく、どんな風に食べてもらえると喜ぶのか?楽しさのようなモノが求められる。

 と同じ食品業界、まぁ、飲料はちょっと違うかもしれないが、同じ食でも仕事に求められる素養が違ってくる。だから各食品業界ごとにアピール内容を練りたいのであれば、まず各食品がどのように売られているのか?その点について把握しないといけない。だから先ず調味料、飲料、お菓子がどのように販売され、そして買われているのか?その辺について説明してみよう」

調味料を扱う食品業界の志望動機とは?

「調味料と言っているが、他に強い食品と言えば小麦粉などの原材料もある。ややこしいのは牛乳も調味料の1つとして使われるから差別化は難しいから、とりあえず小麦粉を販売する大手にお前が就職した場合どんな風に働くのか説明してみよう。

 まず小麦粉と言えばパン、ラーメン、ケーキになど幅広く使われている。となれば売り先はスーパーや飲食店だけでなく、業務用の大手飲食チェーン店も対象になる。つまりお前はそんな販売店のバイヤーに対し『このくらいの量を売ってください』と頼む仕事をしないといけない。

 お前はスーパーや飲食店のビジネスについて知らないかもしれないが、大抵はそこの仕入れ担当者から食品メーカーに対し、取引を持ちかける。例えば『今後小麦粉を使ったこの手の商品にニーズがあると思われるから御社から購入したい』と言ってくる。それにお前は価格やら、成分やら、味やらをアピールして自社商品が沢山売れるように交渉をする事になる。

 ここで重要なのは自社製品の販売というより、如何に取引先のビジネスに貢献するか?という考え方が必要だ。例えば小麦粉ではなく、カカオであれば2月にはバレンタイン、5月には母の日、10月だとハロウィン、12月にはクリスマスなど需要が変わってくる。取引先の商品が売れるようにする為にどんな販売戦略を仕掛けるべきなのか?そしてそのイベントの中で如何に自分達の商品を売っていくのか?その辺について言えるようにしないといけない。

 よくテレビで『お酢は健康により』『チョコレートは美容に良い』など原材料に含まれる成分をアピールするけど、実際にそれを見た人達がお酢やチョコを購入する場合があるし、購買者の中にはその手の成分的な知識を心得ている人もいるから、調味料のメーカーに勤める事は成分的な効用についても心得ておく必要がある。

 以上のように調味料メーカーは成分や取引先のビジネスなどを心得ておく必要があり、覚える事が沢山だ。だが一方でそれは調味料業界ならではの提案の幅広さがある。成分、調理、そしてイベントの盛り上げ方、場合によって美容などにも役立てる。調味料メーカーの利点としては他の業界に負けない提案力の幅広さと言える。だから調味料や原材料を扱う食品メーカーを志望する場合、『成分的なニーズなど様々な提案が出来る御社の仕事に魅力を感じ、この度に志望しました』という言い方が妥当な志望動機となる」

飲料を扱う食品業界の志望動機とは?

「そして飲料メーカーの場合だけど、これは設置型のビジネスを行なっている。要はさっきの調味料メーカーの話はスーパーや飲食店の仕入れ担当に対する交渉を主体としたビジネスを行っている。ところが飲料メーカーの場合だけど、自動販売機というビジネスも1つの収入源になっている。

 これは何が言いたいかと言うと自動販売機ビジネス。例えば何処かにスペースがある敷地がある所があったとするだろ?お前はそこの地主の人と交渉して『自動販売機置いて副収入を得てみませんか?』と言って自動販売機を置いてもらう。その街中にある自動販売機って地主の人が注文する事もあるけど、他にも自分から『置かせてくれ』と頼む事になる。

 つまり飲料メーカーの提案の特徴は売れる利点であれば『置いてもらう利点』そこが交渉の鍵となってくる。例えばコーヒーの販売にはこんなモノがある。

 良く飲食店で見かけるコーヒーメーカーってヤツだ。コーヒーメーカーの場合、スーパーやデパートなどでコーヒー豆の販売をしたりするけど、他にも飲食店向けに『お店で本格的なコーヒーの味が味わせる』とコーヒーメーカーを店に置いてもらう交渉をする。そして売れ行きが良ければ『今後ウチの豆を仕入れてみてはどうですか?』と販売網拡大し、そして売上を伸ばしていく営業をお前はする事になるだろう。

 他にもビールメーカーの場合、

 と居酒屋やレストランなどでこの手のビールサーバーを見た事があるだろ?キリンやサントリーなどの大手の場合、専用のビールサーバーがあるから、お前は居酒屋などに訪問して『ビールサーバーを置いてみませんか?』と店長に提案したりするんだ。

 どんな提案をするかと言うと『人手不足の影響でビールの用意や運ぶのも人員を集めるのも大変だと思われます。しかしこのビールサーバーを置けばお客様がセルフでやってくれるため、その手の手間が省けます。試に置いてみてはどうでしょうか?』とそんな提案をする。

 正に設置型ビジネスの利点。時間の節約や『置くだけで良い』という手間の無さ。などで勝負する。これはビール業界ならではの提案だが、コーヒーやお茶の場合、オフィスビルでの配置を求められる事になる。何が言いたいかと言うと、新しいオフィスビルが出来る場合、当然ながら自動販売機を置く事になる。となればワンフロア―全てを自社製品だけにする事も可能だから、ベテランクラスになるとオフィスの責任者と交渉して他社よりも多く置いてもらうよう交渉する形にもなりえる。

 だから変な言い方だが飲食業界の場合、設置型の物量戦のようなビジネスをしている。だからチームワークが求められるし、聞いた話じゃ、体育会系が多く、実際大量の印象を店内に持ち運びするわけだから、体力が求められる。それに志望動機としては『お酒は飲めなくては良いがお酒の事について語れるようになってほしい』とサントリーのOBの方が言っていたから、まぁ、先の話の通り、自社製品で如何にお客様を喜んで貰えるかが焦点になるから、印象の魅力について語れることが効果的な志望動機へと繋がるだろう。

お菓子を扱う食品業界の志望動機とは?

 そして次にお菓子についてだけど、これは主食というより間食分野の需要、要は息抜きや、誕生日、お土産などで買われる事が多い。だからお菓子メーカーを志望する場合、これは健康や飲食店の経営のサポートというよりも純粋に食べたいと思わせる工夫がお菓子メーカーでは求められる。

 さっきも話したけれどお菓子というのはバレンタイン、母の日、ハロウィン、クリスマスなど何かしらのイベントなどで使われる事が多い。お菓子というのは今までの食用というよりもイベントなどで盛り上げる為のツールのような存在だ。だからお菓子メーカーというのは他の業界と比べ、お客さんを喜ばす為の企画力というのが問われる。

 例えばある大手のお菓子メーカーの場合、1社だけで年に400もの新商品を出す。要は数打てば当たる戦法を取っていて、何がヒットに繋がるか分からない。だからお菓子メーカーにおいては販売もそうだが、商品企画についても問われ、マーケティング力や企画力を行う必要があり、この手の業界に向いている人は『人を喜ばせる為に企画を練る人』と言われている。だからもしお菓子メーカーを志望するのであれば、学生時代にイベントで盛り上げる何かをして、そして結果を出した話が良いと思う。そして志望動機においては『イベント企画やマーケティングの業務に携わってみたいと思い、お菓子は人を喜ばせる最高の商品だと思っています。その為、御社に勤め、お客様が喜ぶ商品作りを手掛けたいと思っています』というのが妥当になってくる」

食品業界における調味料と飲料とお菓子の行方

「先輩、今のお話で食品業界って扱う食品ごとに仕事ぶりが変わるんですね。となれば今の話で自分に向いている業界ってどのように決めれば良いのでしょうか?」

「向き不向きは正直入ってみないと何とも言えないが、調味料は幅広く提案出来るし、努力すれば自分のスキルも高くなっていく。一方で飲料は物量戦。チームワークが求められるから体育会系が向いているという印象だ。そしてお菓子は企画力という事になる。ただこの表現は調味料、飲料、お菓子の仕事を無理やり差別化したような言い方だから、必ずしもこのように分かれているとは言えない。ただそれなりに的を得ていると信じたい。

 まぁ、何が言いたいかというと向き不向きは結局俺の話の内容を参考に決める事になるだろうから、今度はその向き不向きの参考となる話をしてみようと思う。

お菓子メーカーの今後の働き方

 実はさっきお菓子メーカーの話では他の業界と比べ、話す内容が少なかっただろ?しかも企画力って説明したけど、具体的にどんなお菓子が良いのか説明も省いていたし。その理由についてなのだが、今後大手お菓子メーカーは苦戦を強いられると思っているんだ。

 大手お菓子メーカー。響きは良いかもしれないが、実は今、販売先の確保に手間取っている。お前は意識した事はないかもしれないが、実は食品業界には3タイプの職があって、1つは調達、2つ目は加工、そして3つ目は販売という形で分かれている。まぁ、分かりやすく言うのであれば、食品を作る上では当然だが原料となる食材を調達する仕事が必要で、その次に手に入れた食材を加工し、店におけるような状態にしないといけない。ポテトチップを例に言うのであればポテトチップスの原料であるジャガイモを確保する必要があるし、そしてそれをポテトチップスに加工する仕事も必要になってくる。あとはその加工したポテトチップするを店頭に置く必要があり、ポテトチップス業界においてはジャガイモ農家と加工工場、そして販売店の3つの業務が必要になってくる。

 これで俺が何が言いたいかと言うと、実は今販売店の優位性が高くなっている。最近ではコンビニやスーパーはプライベートブランドと言って自社で商品を作る事に力を入れている。つまり今まで大手食品メーカーと提携して自分の店に商品を置いてもらったけど、今度は自分達のブランド商品のみで販売する事が出来、必ずしも他のメーカーの商品を利用する必要がなくなってきている。

 特にお菓子メーカーの場合、必ずしも食で必要とされる商品でもないし、更に2016年の台風の影響でジャガイモ農家に大打撃が起き、ポテトチップスの人気商品の販売停止を余儀なくされてた。そしてそれはコンビニなどの小売業界からすれば『自社ブランドであれば生産の段階で品薄になる事は予想出来たが、外部の商品だと生産性が見えない。だから今後は自社の製品に特化しよう』という事となり、お菓子メーカーの商品を置くスペースが減ってきているんだ」

「ああ、確かにローソンやセブンイレブンを見てみますと自社で開発したプライベート商品が目立ちますね。昔はあんなのはなくて、他社のお菓子などが置いてあったと思うのですが、今ではコンビニスペースの半分が自社商品で埋め尽くされていますね」

「そう、つまり今度小売業界における販売スペースの確保が重要になってきている。だから先ほどお菓子メーカーは大量の新商品を作る話をしたけど、今後置けるスペースが限られてきている事から、限られたスペースの中で人気商品を出す商法に切り替えないといけない。それが自分で店を作って、自分達の商品を売っていくスタイルに変えていくのか?それとも日本のお菓子って海外では人気だから外国人向けの店舗でも作る、または海外展開にシフトするなど対策が求められている状態だ。だから今、お菓子メーカーが今後どのようにビジネスを展開していくかは正直分からない状態にあると思っている。

 だから今後の志望動機に含めるかどうか否かはお前に任せるとして『今後、新しい分野に市場を開拓したい』みたいな考え方が必要になってくるだろう。

調味料メーカーの今後の働き方

 調味料の場合だが、実は成分的な制約というモノに苦しめられる事がある。日本の場合、和食が1つの需要になっているけど、例えば”だし”を取る為には鰹節が必要だけど、それをEUに輸出する場合、輸入制限がかかってしまうんだ。その理由は鰹節には製造の段階でベンゾピレンという発がん性物質が出る。つまりEUの輸入規定の中に発がん性物質の輸入が認められないルールがあるから、成分的な理由で入れない問題が発生している。

 更に今のは”だし”の話だったけど、塩でも制限がかかり始めている。日本では食品衛生法や厚生労働省が定めた食事摂取基準というのがあり、例えば1日の塩の摂取量をいくらまでと減らす政策を取ったりしている。これは日本だけでなく、世界的に行われており、WHOでは減塩政策と言って、塩を取る摂取量を減らせば癌の発生率が低くなるから、医療費を減らす事が出来るという事で、ここでも成分的な制約が行われている。

 今のは塩の例だったが、他にも油だったり、塩分が含まれている醤油だったり、心臓疾患や糖尿病、高コレステロール値に繋がる成分を取り除く動きがあり、実際に人気商品を扱っている食品メーカーでも『今後、成分的な健康意識が強くなって行く為、味付けが変わる懸念はあるが、今後のニーズに応える為にもやるべきだと判断した 」と自社の主力商品の成分を変更する話も出てきている。だから調味料を扱うメーカーの中には政策による影響についても把握する必要がある。

 だから調味料メーカーを志望する上では情報収集や限られた制約の中で如何に成果を上げるべきなのか?その手の経験をアピール出来れば良いと思うぞ。

飲料メーカーの今度の働き方

 そして飲料メーカーの場合だけど、俺の聞いた話だけど飲料メーカーは現在激しい競争下に置かれている。

 飲料と言えばキリンやサントリーなどあるけどアルコールやお茶ってもうコンビニやスーパーに行けば必ずあるから、扱っていない店を探すのが難しい状態になっている。つまり今後利益を上げていく為にはライバル店から自分の商品に切り替えてもらう、そんな戦法で新規開拓をしていくしかない。つまりお前が仮にビールの営業所に回された場合、ライバル店のビールを扱っている店を見つけだし、長年親しまれ、そして取引経験が長い従来の人から自分に乗り換えてくれなんて事をしないといけない。正直、店からすればいい迷惑だ。

 挙句の果て同業者の中には『他に盗られる前に自分達が先に盗ろう』と同じ会社の取引先から自分に切り替えてもらうという、言わば一種の共食いまで起こっている。無論、その手のやり取りは飲料メーカーだけではないけど、飲料メーカーが今後新しい取引先を増やしていく為には既存のライバル店からの奪取が必要で面接でアピールするのであれば、他の人より評価された何かをアピールしないといけないかもしれない。

 また自動販売機による設置型ビジネスなんだけど、実は今このビジネス方法も見直しに入っている。というのも自動販売機ビジネスというのは設置する数が多ければ多いほど良いのだが、新たに飲料を補充する業者からすれば様々なところで回り込まないといけなくて自動販売機が多ければ多いほど長時間労働になってしまう。実際、それが原因で過労死が出ているから人手不足時代、このビジネスの見直しも迫られている。そしてコンビニやスーパーでは彼らの商品販売を重点においているから、飲料メーカーもお菓子メーカーと同様配置スペースによる制約に数多を抱える事になる。だからここで新規開拓における戦略が必要になっている。

食品業界の志望動機の例

「先輩、学生時代の経験をどうアピールすれば良いのかイメージ出来るようになりましたが、志望動機はどんな風に書けば良いのですか?

食品業界の志望動機は大きく分けて3つある。

  1. 食品で客を喜ばせるような仕事をしたい。
  2. 食を通じてお客様の健康を支える仕事をしたい。
  3. 食を通じて地域の名産品となり地域活性化の提案が出来る人になりたい。

 もし仮にお前が日清製粉のようなカップラーメンで有名な企業に就職した場合、1のようにカップラーメンを使って人を喜ばせる為にはどうしたら良いのか?その辺について考える仕事をする。食というのは生活に欠かせないモノではあるが、一方で人を楽しませるモノでもある。CMでカップラーメンを使用して面白さをアピールするモノもあれば、スポーツイベントなどを通じて、この商品がどんな風に役立つのか?アピールする場合もある。

 そして2つ目だがお客様の健康面を支える仕事だ。つまりこれはどちらかと言えば機能性食品や病院、給食などの食品を扱っている企業がこの手の志望動機に向いている。食への意識が高い人の中には糖尿病やら生活習慣病やらで食の制限を設けている人がいる。そんな人達の期待に応える為に健康面を意識した、または病状改善に貢献する業務に携わりたいと思い、この度志望しました。みたいな言い方が適切だ。

 最後の3つ目だが、食の役割の中には食文化を活用した地域活性化というやり方もある。食品を扱う企業の中には地方の名産品を発掘し、そしてそれを売り、栽培している地元の人達の生活を豊かにし、そして更に良い名産品を作る好循環でビジネスを展開している企業がある。もしかしたらお前が大手食品企業に就職した場合、町おこし並みのビッグイベントをサポートする仕事を請け負うかもしれない。だから将来は食を通じてお客様の生活だけでなく、地域も活性化出来る人間になってみたいです。みたいな言い方も良い。

 とまぁ、志望動機についてあらかた語ったが、大手食品業界の大半の業務な自社製品を如何にスーパーや飲食店などに売り込むのか?という仕事をする事になる。大手食品会社の場合、半年に1度新商品を開発して、それを店舗に売り込む事をする。スーパーなどにはバイヤーと言って商品を買うかどうか検討する人がいて、その人を説得して成果を上げていく業務を中心にやっていく。だからお前はその手の業務に対し、何故やってみたいのか?それを志望動機として語れるようにならないといけない。

 それが食品を使ってお客様を喜ばせるのが好き、例えばキッコーマンであれば『キッコーマン いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ』と言って、従来のパウチ容器から使いやすさを進化させた、二重構造の「やわらか密封ボトル」を使用している。つまり空気に触れると娼婦の鮮度が落ちてしまう従来の商品から密閉式にする事で従来より鮮度が落ちず、長続きする商品が作り上げた。だから今後飲食店やスーパーに対し『新鮮度が保たれ、商品が長持ちするのでこんな使い方が出来るようになりました』と言って、店舗に置かせてもらう事をする。

 だから自社製品を如何にお客様の食生活や飲食店などの経営に役立てる提案をするかが今後の焦点となってくる。だからお前は何故その手のアイデアを見出す事が好きなのか?志望動機を言った後は、その辺の適性があるかどうかを確かめてくる。だから志望動機を言う際は後続の質問として『では君は学生時代、どんな風に人を喜ばせるような事をしたの?』とそんな質問に答えられるようにしておいた方が良いだろう。