高学歴なのに内定が取れない就活生はどうすれば良いのか?

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『どうして高学歴なのに内定が取れないのか?』

 学歴が高いから内定は取れるだろうと思っていたら何処からも内定が取れず、更に中小からも内定が取れない状態でいる。

 就活終盤に差し掛かっている今、一体何故内定が取れないのか?その理由を解明したい就活生は沢山いると思います。その為、ここでは高学歴なのに内定が取れない就活生が、先輩に相談し、内定を取る為の方法について話し合った内容をここでは載せております。

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高学歴なのに中小企業からも内定が取れないのはどうしてか?

「なんで高学歴なのに中小企業からも内定が取れないんだよ!」

 と口をこぼす後輩が目の前にいる。どうやら就職活動でうまくいかず、この時期になっても中小企業からも内定が取れず失敗しているようだ。『先輩にぜひ会いたい』と言ってきたから、なんだろうと思ったが、どうやら高学歴でも就職活動に失敗する理由を知って、今後の対策を練ろうと考えているのだろう。

「先輩、実は恥ずかしながら就職活動でうまくいっていません。私は高学歴なのに、競争率の激しい大企業ならともかく、競争率の低い中小企業からも内定が取れない状態です。中小であれば高学歴であればすぐに内定が取れると思ったのに、どうして中小企業の人たちは高学歴な私を採用しないのでしょうか?

「お前、中小企業が高学歴の就活生を採用するデメリットっていうの知っているか?確かに高学歴というのは、頭の良さを表しているのかもしれないが、その頭の良さが、逆に中小企業にとっては敬遠したくなる理由にもなっている。

 例えば中小企業で働く上で必要な資格があった場合、お前だったらすぐに取れるかもしれないが、高学歴の中には『なんで未だにこの資格が取れていないんですか?』と心ない言葉を社員に浴びせる人もいる。頭の良さが逆に出来ない人の気持ちを理解出来ない事に結び付くから、企業の中には活動萎縮を避ける為、あえて高学歴を避ける企業さえ存在する。

 更に他にも、実力のある人は、上の人から言わせれば自分の地位を脅かす存在とも言える。だから優秀な人材は欲しいが、そんな奴を採用して、自分の仕事を奪われてしまうのではないか?と警戒し、採用を控える面接官もいる。

 例えそれが社長であっても、あまりにも優秀すぎると、周りの仕事を請け負い、次第に高学歴者がいないと会社が回らくなる所まで行く場合がある。もしそれがお前で優秀な人材で他人の複数の仕事を受け持つことが可能な人であれば、お前がいないと会社の活動が回らなくなる。そうなればお前が仮に『転職しようかな』と考えて転職してしまえば、その会社はその後の活動に大きな支障をきたす。だから中小企業の人からすれば、適度な人材を採用したいというのも本音が隠れていて、高学歴を採用しない理由は、この手の理由が絡んでいると俺は思っている」

「そんな~。俺は仮に大手で失敗しても、中小企業の就職活動ならすぐに終わると思っていたのに、私はそんなに採用したくない人間になってきているのでしょうか?」

「高学歴というのは結局のところ頭の出来が良いというだけで人間性まで見る事が出来ないからな。もしかしたら大手企業の就職に失敗している事実が『なんでこの人はウチに来たのだろう?』と警戒を強くするきっかけになっているのかもしれん。だから高学歴で失敗している人はそんな警戒心を解く言い方を心得ておかないといけない」 

高学歴なのに失敗してしまう就活生の特徴

「そんな風に思われているなんて、正直想像もしていなかったです。となると私に足りないのは、周りの人たちが一体どのように私を見ているのか?第三者の視点なのかもしれません。先輩申し訳ないですが、私は一体何故内定が取れないのか?見て頂けないでしょうか?

「ではちなみにお前はどんなエントリーシートを書いているんだ?まずそれを見せてくれ」

『こちらです』と、後輩は学生時代に頑張った内容を俺に見せてくる。そしてそこにはこんな事が書かれていた。

私は学生時代、学園祭の実行委員会に所属していました、そして学園祭の売り上げを前年度より1.5倍大きくし、さらに委員会の人数も10人から20人に増やし、規模を大きくしました。

私がやった事は主に宣伝活動でした。学園祭の見込み客を事前に分析し、それが他校の学生や在学生の親戚が多いという事が分かりました。その為、我が校のイベントにいて、かつ我が校ならではのモチーフを取り入れた内容を各関係者にアドバイスしました。そして自分の子供が活躍していることを、来場者の親戚の方々にも伝えるためにイベントで活躍している人の名前や顔がはっきり見えるようにしました。その結果、宣伝効果もあり、そして学園祭の活動に貢献できたと思っております。

「どうです?私は学園祭の実行委員会の規模を大きくしただけでなく、売上や来客数まで上げています。これなら普通評価されるでしょう?」

「・・・はっきり言うが、これじゃあ、内定は取れねぇぞ」

「え!?どうしてです?来客数や売上を上げたんですよ」

「確かに来客数や売上をあげた面で言えば立派な内容だ。しかしESの書き方に問題がある。なぜならお前のその内容じゃあ、アピールというより、自慢話になってしまう。

 就活生によくありがちな例だが、自分の良さをアピールしたいがあまり、その経験が如何に就職後役立つのか?そんな言い方を抜けている。本来なら『私は御社でこんな事をしてみたいです』と言って、そして『その上で私はこんな経験をしております』と、志望先の仕事を結び付けやすいように語るのが成功する就活方法の1つになる。

 ただ中にはその手の優秀な経験を悪い形でアピールしてしまう人がいる。例えば自分の成果なのに『他人のあげた業績に便乗しているだけなんじゃないのか?』と思われてしまったりな。

自分の手柄とは思えないアピールの仕方をしている

 世の中には偶々成功した事例をあたかも自分の手柄のようにアピールする人がいる。だから就活ではその手の人と同じに見えないようになぜ成果が出たのか?その辺のアピールをしないといけない。

 例えばお前は売上を1.5倍にしたというけれど、調べてみたら学園祭の敷地面積が倍になってそれだけ店が多くなったとか、お前の手柄以外の要素で売上が上がる可能性だってある。更に前年度より倍になったとか言ったけど、前年度を調べてみたら学園祭全日雨で客足が少なかった、イベントが少なかったからという事もある。つまり売上を上げたというのは単なる事象であり、面接官が興味を示すとしたら何で売上を上げる事が出来たのか?その辺の質問をその後の面接でしてくると思うぞ。

 もし俺だったら、

 最近の学園祭は年々客足が途絶え、今期は売上を1.5倍にする必要がありました。その為、今までの来客数を分析し、客足が途絶えている原因を探りました。そしたら学園祭の主要層である他校の学生や在校生の親戚の方のリピーター率が少なく、その原因として学園祭の知名度の低さが背景にあると思いました。その為、我々実行委員会としては宣伝活動に力を入れるべきだと思い、在校生の特別割引や、学生が活躍するイベントなどの情報を中心にチラシ内容を構築しました。他校の生徒に対してはイベントなどが重なる日、他校の前でチラシ配りをするなど、宣伝する場所の範囲の拡大もしました。その結果、売上は1.5倍になりました。

 と自分の取った戦略の妥当性や、その戦略に効果があったのかどうか、それが面接官に伝わるような事をするね」

「なるほど。確かにこれなら、何で売上が1.5倍になったのか。何で売上を上げる必要があったのか。どうして宣伝活動という方法を取り、そして成果を上げる事が出来たのか?説得力がありますね」

他人の動かし方が下手

 そしてもう1つ、お前のアピール、偉そう。学園祭関係者の人にアドバイスしたと書いてあるけど、学園祭を取り締まる立場にあるのであれば、向こうは簡単には逆らう事が出来ないはず。だからアドバイスするべき立場だけど、相手を黙らせて動かしたみたいな雰囲気になってしまうから、言わばパワハラの素養を疑うようなアピールをしていると言っても過言ではない。

 だから面接では『どんなアドバイスをしたの?』とアドバイスの妥当性を探ったり、相手の意見を踏まえながら議論を進めていったのか?その辺を見てくるはず。要は相手を従わせた、無視した、言うとおりに動いたとか、受け身の姿勢ではなく、ちゃんと自分の意見をはっきり言った上で、その方法が妥当だと判断したのか?言わば判断力や協調性などをアピールする必要がある。

 例えばさっき宣伝活動で学園祭イベントの知名度を上げると言ったけど、もしそこで『宣伝活動より新イベントの企画をやりましょう』『材料があるので安く切り盛りしましょう』など企画やコストカットの提案をしてくる人がいるかもしれない。となると面接では『君が提案したやり方とは違うやり方を提案する人が現れたら君はどうするの?』とそんな質問してくるかもしれない。

 もしお前がダメな人物であれば『俺の言う事を訊け』みたいな話になってしまうかもしれない。しかし受かる人というのは『ではその方法と一緒に出来るかどうか検討しよう』『宣伝活動に専念したい。なぜなら』と相手の意見を訊きつつも、自分のやり方を優先したい、そんな理由を述べるはずだ。つまり相手の納得いく提案を自分はしているかどうかがカギになってくる。

 ちなみに俺ならアンケートを分析した結果、他校の学生と在校生の身内の方々の需要が大きい為、その辺の人達への宣伝に尽力すれば良いと思っていると説明し、それでも自分の提案が良いという人がいれば『なぜ?』とその理由を聞く。その理由が自分のより優れているのであれば、それを採用し、まぁ、相手を認める部分をさりげなく出すなど、その辺の配慮に見せた方が良いかもしれないな。

意味のない成功を欲しがろうとしている印象がある

 そしてもう1つ気になるのが、いったいお前は何で学園祭の実行委員会をしようと思ったんだ?確かに成果をあげる事は良い事かもしれないが、果たして本当にそのイベントをやる必要があったのか?その辺の理由についても確認したいと思った。

 世の中には、自分の成果を上げるために余計なことをやってしまうことがある。いわゆる蛇足というヤツだ。ビジネスにおいても新しく店を出店しようとしたら、バイトが集まらずに店が回らなくて質が落ちたり、地域活性化の為にイベント施設などを投資したが、思うように人が集まらず負債だけが溜まるなど余計な事をしたが為に大損を出す場合もある。だから何かをアピールする上でも、本当にその活動をする意味があったのか?とその妥当性が問われる事がある。

 お前の場合で言えば、実行委員会を20人にまで増やしている。だから20人まで増やさず、10人のままにとどめておいても良かった可能性もある。だから本当に増やして良かったのか?人余りが起きないか?という問題がある。だから人数を増やすにしても、今回の実行委員会の活動で人数が足りない問題があり、あと10人必要だったという説明が必要になるかもしれないな。1人当たりのスペースや店舗数によりもう10人増やす必要がある。または2人体制を敷く必要があり、倍に増やす必要があったなど、挑戦する必要があった事を述べないと、リスク構わず行動する危険人物と捉えかねない。

 新しい事を挑戦する上でも、人手不足でこのままだと閉店になる可能性があった、売上が足りず新しい企画を練る必要があったなど、やる意味を述べた方が面接官に安心感が伝わると思うぞ」

資格の難易度や数をアピールして活用方法を述べていない

「先輩、ちなみに自己PRはどうでしょうか?有名な資格ですし、評価も高いと思いますが」

 と後輩は俺に自己PRの方も見てくれと言ってきた。そしてそこには

私の強みは分析力です。

私はTOEIC800点を半年以内に取った事があります。勉強は継続力が難しく、更に人によって苦手分野がある為、長く続けるコツと、逃げて分野が問われる面があります。私は勉強スピードが落ちないよう日ごとのノルマを課し、達成する事でモチベーションが維持できるようにしました。

そして毎日、勉強の記録をつけ、自分が特定の分野を覚えるのにどのくらい時間がかかり、それをもとに他の分野でも覚えられるよう工夫しました。その結果、初めてであるにもかかわらず800点台を取り、短期間で資格を取る事に成功しました。

この結果から、私は短期間で資格を取る事で出来、御社に入社後、業務の傍ら必要な資格を取る事が可能です。その為、資格を身に着ける事で他の先輩方の遅れを取らず、仕事が出来る人だと思っております。

「どうですか先輩、私は資格を取るのには少しばかりと自信があります。それをどれだけ凄いのか表現するために、どのくらいの期間で、かつどういう方法で資格を取ることに成功したのか?その辺を詳しく載せています。このくらいのスキルを見せれば、業務中の傍ら資格を取ることができると伝わると思います。自己PRに関しては問題ないでしょう」

「いや、これは正直問題だ。確かに短期間で資格を取るという意味ではすごいかもしれないが、正直何のために資格を取ろうとしているのか?その辺については全然述べられていない」

「どういうことです?資格を取れているのですから、入社後一体どんな資格が重要なのか先輩たちから教わると思いますし、その傍ら資格を取れることが証明できれば、使える人材としてアピールできると思うのですが?

「確かに仕事で忙しい中、空いた時間で資格が取れるポテンシャルをアピールするのは重要だと思う。しかし一体何のために資格を取るのか語っていないせいで『君はこの資格を取った後、果たして有効に使ってくれるのだろうか?』という不安が残る。何が言いたいかというと、高学歴の人の中には、資格を取っただけで、後は何も使わないみたいなことをする人がいる。つまり比較の有効活用を知らない人が多いんだ。

 その結果、宝の持ち腐れという意味で、企業の中には資格を取ると賞与を渡してくれる企業もあるから、それが有効活用されないと分かると、賞与の無駄遣いになってしまう。資格は取れても会社の為に貢献出来ないのであれば、そんな人を採用しない方が良いという事になる。だからこそ資格についてアピールするのであれば、一体その資格がどんなふうに役立つのか?その辺について語らないと効果は半減になる。

 例えばTOEICの場合だけど、最近インバウンド、つまり外国人の観光客が増えているわけだから、外国人観光客向けに新しい新商品を開発したい、または接客術を身に付けて日本の文化を広げていきたいなど、英語をどのように活用したいのか言わないと、正直何のために資格をとっているの?みたいに思われてしまう。

 日商簿記であれば『銀行の業務に関心があり、その業務をこなす上でも企業の資産運用が見えるようにならないといけない事を知ったので、貸借対照表や損益計算書を読めるようになりたいと思いました』と言えるようになるのも良いだろう。

 少なからず、就活生の中には、資格マニアと言って、ただ資格を取るだけの人物もいるから、お前がそんな人物だと思われない為にも『取った資格を就職後をどのように使う予定なのか?』そして『どうしてそれを使いたいと思ったのか?』その2点について述べないといけないと効果は薄いと思うね。

内定が取れない弱点を克服する為にどうするべきか?

「学生時代に良い実績をあげていても、話し方次第で評価されない事があるのですね」

「結局のところ、高学歴なのに失敗し続けているという事は他人に自分をアピールする何かに問題があるという事だ。となれば第三者の意見を積極的に取り入れていくしかない

「なるほど色々と勉強になりました。ただ先輩、先輩の言うとおり、他人が自分をどう評価しているのか?それを理解する事は大事だと思いますが、それを一体どうやって取り込めば良いのです?私は常に先輩からのアドバイスがないと上手く判断出来ない事になりますが?」

「俺の場合だけど大学の就職課で模擬面接をやってもらって成果を上げる事をしたな。他にも人材斡旋会社や添削サービスを利用して、プロの意見を訊いたりもしていた。人材斡旋会社では就活生の情報を手に入れる為に無料で模擬面接をしてくれるところが沢山ある」

「ちなみにその手のサービスを利用してよかったと思いますか?」

「就活の就職課の場合、何処からか内定が取れれば大学の就職率が上がるわけだから、お前のやる気次第で適切なアドバイスをしてくれるだろう。それで俺がさっき言ったみたいなアドバイスをしてくれれば、後の就活でも差し支えはない。あとはその後の無料就活サービスを併用して利用すれば良いし、もしそこの利用者が多くて中々自分の順番が回ってこなければ、思い切って有料サービスを利用してみるのも良いだろうな。金を払う分、もう一度利用して頂く為にそれなりのアドバイスをしてくれる所もあるからな」

「ただ先輩、今の時期、もう大手に就職する事は難しいと思えます。正直、ブラックに就職したくないので、一体どうすれば良いのですか?」

「というより今の時期だと中々就活でやる気が出ないだろう。そのうち行動せずに手をこまねいてしまう場合がある。ウォーミングアップとして就活イベントに参加してみるのも良いぞ。中には内定直結型就活イベントもあるし、実際に社員の方と交えて自分の悪い部分がないかどうかを調べる上でも参考になると思うぞ」

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