印刷業界の仕事内容

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印刷業界の仕事

大日本印刷や凸版印刷など大手印刷業界で働く為にはどんな志望動機を持たないといけないのか?就活生からすれば気になる部分だと思います。印刷と訊くと、ただ単純にお菓子のパッケージや本のイラストなどを印刷する業界で、今は電子書籍などのデジタル化が進んでいるから、紙による需要が減っている衰退産業なのかなと感じる人もいるかもしれません。ただ大手印刷業界は昔の方法を変え、新しい分野に挑戦スタイルを取っています。この事からもし印刷業界を志望するのであれば、具体的にどんな仕事をするのか?それを踏まえた上で、印刷業界で働く社員とこれから志望する就活生の2人の会話を通じて、志望動機について考えたいと思います。

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印刷業界の仕事内容について

先輩、大手の印刷会社のエントリーが開始されたので、どういう志望動機を作れば面接で通りやすいのか、教えてください。

印刷業界?大手だとはいえ、お前は具体的にどんな仕事をしているのか知っているのか?

印刷する仕事です。

・・・分かっていないな。いいかまず印刷業界っていうのは俗にいう、本のカバーやお菓子のパッケージなどのデザインを印刷する会社なんだぞ。それもただ単に印刷するだけじゃない。紙の質によって読みやすい紙は何なのか、紙の固さはどうするか、色の反射具合はどうするかなど、それを出版業界の人や下請けの人達と相談して決めていくんだぞ。それは知っていたのか?

いいえ、知りませんでした。

まぁ、今は印刷業界の売上は横ばいになっている。近年のインターネットの普及や電子書籍の登場により、従来と比べ紙の必需性が落ち込んでいるのが原因で、今までとはやり方を変えて仕事をしているわけだから、ただ紙の材質だけで勝負するだけではなくなってきている。ただ新入社員には紙の本来の良さを知ってもらう為、紙本来の持ち味、紙を手に取って伝わる魅力や取材を記事や写真を印刷を通じて直に肌で触れるような感触での勝負する既存の出版業界の方々向けに営業を行ってもらっている。例えば紙やインクの種類、はたまたDTPのフォトショップの使い方などだ。

そして仕事に慣れていくにつれ重要な仕事にも就いてもらう。今までは出版社向けに本のカバーやお菓子メーカー向けに菓子のパッケージのデザインや印刷について納期を決めたり、価格を決めたりするだけの営業で良かったが、それだけではネットや電子書籍以上のニーズを出す事が出来ず、我々は衰退の一途をたどるだろう。その為、今まで以上に付加価値を付けた提案営業をしてもらう事になる。例えば、町おこしという名目でアニメのイベントをたてる話を聞いて事があるだろう。規模が大きければ、それだけアニメ関連のイラストやパンフレットなどの紙の需要が増えて、我々の収入が増える。このイベントを実現する為、アニメの舞台となっている市と、アニメ業界の関係者、そして観光関連会社と連携して企画を考え、印刷業界ならではの提案をする事を将来入社したらすることになるだろう。

他にも出版社向けに本のカバーのイラストについて企画書を出し、そのカバーのイラスト代を出版社から貰う事もしている。例えばウチの場合、デザイン部門と連携して、出版社が出来ないデザインを提案したりしている。まぁ、色んな企画を言ったけど、今後は新しい市場を開拓する必要があり、部門の枠を超え、業界の枠を超え、業界全体を巻き込んだ企画作りを今後していかなければならないというわけだ。

だから印刷業界向けに志望動機を作成するのであれば、業界の枠を超えたイベント作りをやってみたと思い、印刷ならどの業界にも携われると思い、志望しました。というような動機が効果的だと思うぞ。

印刷業界が求める人物像

ただ印刷業界ではそんな業界全体を巻き込んでイベントを作る以外にも海外に市場を作る事も行っている。海外は日本と違ってネットインフラが整っていない所も多いから、従来の紙による宣伝やイラスト作りで行っている所も多い。だからウチらの印刷技術を生かして、その市場相手に新しい受注を取る事もしている。

他にもITの普及に合わせて液晶カラーフィルターなど需要も伸ばしている。つまりウチらが抱えている印刷技術を成長産業に投入し、売上を伸ばしていこうという寸法だ。このように色々な業界に出て新しい事に挑戦しないといけない為、印刷技術に精通している社員よりも、アイデアや提案などが多く出る若い社員の方が重宝される。その為、若い世代には今後印刷技術を通し、顧客のニーズに応える方法を見出してもらい、ウチに貢献していってほしいと思っている。

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