就活で親が過干渉だとどんな問題が起こるのか?

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過干渉な親

就活での過干渉は過保護と同じ意味合いで使われている場合もありますが、ここでは心配事を常々言う過保護という意味ではなく、やり方を強要してくる場合での過干渉という意味合いで説明したいと思います。

就活で親がする過干渉は主に、

・志望先を強要する

・ESの内容を決めてくる。

・面接での質問や解答を決め、覚えさせる。

などが挙げられます。

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適切に思いつつも利己的な理由から来る指示

親として子供の就活を成功させたい気持ちはあるとは思いますが、その過程で親が望む就活を強要してしまい、結果他人から見ると利己的に見えてしまうパターンがあります。

例えば、「大手を志望しなさい」「金融は絶対潰れないから志望した方が良い」「学生時代に頑張った事は資格取得に向けた努力を書いた方が良い」など明らかに入社を目的としている指示が利己的な指示に該当します。

もしこの考えで面接に臨めば、

「どうしてウチを志望したの?」

「金融業界でどんな風に働きたいの?」

「資格を取ってどんな事をしたの?」

など入社後の仕事のあり方を問う質問が来ると答えられなくなってしまいます。

就活ではこのように入社する事しか考えていない志望者が大勢います。

その為、企業側は入社後も真面目に働いてくれるかどうかを調べる為に、”入社後の取り組み”や”何故このように働きたいと思ったのか”を問い、入社後のライフプランを訊く姿勢を取っています。

この手の質問に答える為、多くの就活生は自己分析などを行い、自分が過去どういう事にやりがいを感じ、そしてどのような人間になってみたいのか試行錯誤し、そのイメージに合う働き方を見出し、志望する方法を取っています。

その為、過干渉の親で困るのはそういう子供の価値観に沿って志望先を決め、面接官が納得出来る応答をしないといけないのに、自分の子供を優良企業に入社させる気持ちが専行し、企業側が求める人材とかけ離れてしまうのです。

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指示の多さで子供を疲弊させる過干渉

就活というのは大学の講義も同時に行わないといけない為、50社程企業をエントリーしているのであれば、午前中は大学の講義、午後は会社説明会と就活における下準備は夜の時間しかない就活生もいると思います。

過干渉の親の中にはそういう時間配分を考慮せず、締め切りが迫る企業の多さに目がいき、キャパシティーの超えた指示してしまいます。

例えば家に帰ってくると、

「3日後に締め切る企業はA、B、Cだから、明日中にエントリーシート書いておきなさい」

「修正ペンを使うと印象に悪いから間違えたら最初から書き直す事」

「字が汚いから綺麗に書き直しなさい」

など言われます。

また面接前では

「企業理念を暗記して言える?」

「社長の名前は? 資本金の額は? 商品名とその特徴は?」

「あたしが新しく考え直した志望動機や自己PRはちゃんと覚えた?」

などそんな事まで指示してくる場合もあります。

就活生がESや自己PRなどに力を入れられる時間は主に帰宅から就寝までの5,6時間なので、出来る事は限られています。となればどれかを諦めるか、寝る間を惜しんで夜遅くまでエントリシートを作成するなどの処置を取らなければなりません。

勿論就活生の中にはそのような事をしている人もおり、人生の一大イベントであれば、そこまでする必要性も出てくるかもしれません。ただ残念なのは親の中にはそういう苦労に気づかず、テレビで見た優良企業のCMを見てはここを受けてみては?と言い、エントリーシートの内容を見ては「あなたはそんな人ではない」「もっとこう書けば印象が良い」など折角書いた内容を否定され、時間の無い中、再度書き直す事をしてしまいます。

言わば思い付きだったり、非合理的な事を指示してくる事もある為、就活生にとっては苦労が水の泡になる事をしてしまう親もいるのです。

つまり就活の大変さについて理解していない親だと、就活生に無理難題を押し付け、疲弊させてしまうリスクがあるのです。

突き詰めれば疲弊し、ストレスにより体を壊したり、寝不足により面接で明るく答えられなかったりと様々なリスクを背負わされます。親としては就活で必要とされる点を見極め、物事に優先順位をなどをつけ、指示する事が必要なのです。

また過干渉でもう1つ問題だとされるのは、就活仲間と連携が取りにくくなる事です。

親が過干渉だと仲間とのやり取りが出来づらくなる。

日本にはおよそ400万社の企業が存在し、大企業だけでも1万社存在します。その為、就活で全ての企業を見るのは不可能である為、1人ではなく、数人の就活仲間と一緒に情報を共有する事が望ましいです。

数人の就活仲間で自分とは違う企業を受ければ、

「ここではこういう事をして評価してもらった」

「この間、こういう事で失敗してよ」

など今の就活の情報が入ってきます。

答えが定まっていない就職活動において現在の成功失敗体験は一番信憑性のある情報と言えます。ただ親の干渉率が高いと、折角友達から仕入れた情報を無視して親が思いついた方法をさせられてしまう場合があります。更には友達と打ち合わせする日に勝手に説明会の予約を入れたり、折角皆で考えたESの内容も自分1人だけ違う内容にしてしまうなど団体行動においてあってはならない状況を作り出してしまう事があります。

これにより他の仲間から事情をしりつつも自分達の就活を成功させる為、グループ活動から外れてしまう状態になってしまい、孤立化してしまいます。

親には皆で考えた内容だから変える事は出来ないと説明して済めば良いですが、親の中には自分の考えが否定されるのが受け入れられない人もいる為、その内容に不満があれば修正するように言ってきます。このように親の強制力が高ければ友達より親と優先させる形となり、結果就活仲間から孤立し、生の情報が入らなくなるという問題に発展します。

故に親が過干渉だと就活生は疲弊し、そして就活仲間から孤立してしまう場合があります。それ故自分の親が過干渉な人だと思う人は親に公開する情報を制限する措置を取る必要があるかもしれません。

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