継続力を自己PRにして内定を取る就活生の例

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「就活で継続力をアピールする場合、どんな自己PRが良いのか?」

「継続力って就活ではどのくらい有利なのか?」

「企業が求める継続力って一体何?」

 就活生の中にはアルバイトやサークルなどを長年続けていた為に継続力を自己PRにして内定を取ろうとする人がおります。実際、企業の中には早期退職者が多さから出来るだけ長く勤めてくれる人材を欲しており、継続力は採用される1つの候補になっています。

 しかし就活生の中には継続力をアピールしても内定が貰えない人もおり、これから継続力をアピールする人からすれば、内定が取れない原因について知り、その対策も取っておきたいと思うのが本音だと思います。

 ここでは実際に継続力を自己PRにして内定を取ろうとするとどんな事に気を付けないといけないのか?その辺の話を実際に継続力で内定を取ろうとしている後輩就活生と、継続力で内定を取った先輩就活生の2人の会話形式で、継続力で内定を取る方法について説明したいと思います。

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継続力は就活でどのらくい有利になるのか?

 先輩、お久しぶりです。実は近く就活が始まるので今のうちに自己PRを書き上げたいと思っています。ですのでバイトを長年やっていたので継続力を武器に就活でアピールしたいと思っています。先輩は継続力を自己PRにして内定を取ったみたいですが、継続力を自己PRにするとどのくらい就活では有利に働くのでしょうか?

 有利不利の観点で言えば、それはお前のアピール次第だと思っている。というのも例えお前が小さいころからずっと人から凄いを言われる事をやり続けていたとしてもアピールの仕方次第ではそれがダメになる場合がある。

 というのも就活で継続力をアピールする為には少なからず2つの課題を乗り越えないといけない。1つは「なぜ長く続けられたのか?」この質問に答えられるようになる事。2つ目はただ長く続けていたのではなく、辞めたい事が何度もあっても、それでも続けたという、困難を乗り越えた経験をアピール出来るようにする事。この2つの対策を取らないといけない。

 就活生の中にはただ長くバイトやサークルなどをやっている人もいるから「継続力をアピールしよう」と考える人がいっぱいいる。実際、俺もその1人で、実際に継続力を自己PRにしてアピールしていたら「なぜこんなに長くやっていたの?」と訊かれてしまった。無論、特別長く続けなければならない理由なんて無かったし、ただ単にサークルを長く続けていたって事がバレて不採用になった経験がある。だから継続力を就活でアピールする場合、辞めたくなるような辛い状況の中、それでも長く続けた忍耐強い何かをアピールしないと効果はない俺は思った。

 先輩、先輩の言うとおり、ただ単に長く続けていくだけだと魅力に欠けるというのは分かりますけど、ウチはそんな辞めたい気持ちをこらえてまで続けた経験なんてありませんよ。そんな経験が無い人は継続力でアピールする事は止めるべきでしょうか?

 別にお前自身が経験している必要もない。サークルやバイトでも何でも長く続けている人がいたらその人の経験談をあたかも自分のように言うのも1つの手だろう。経験の有無で内定が取れるかどうか決まるなんて、無い人から言わせればどうしもようない事だから、大抵は経験の有無よりも継続力がある人間と思わせるアピールの仕方をするパターンになっていたよ。実際、俺が就活をやっていた頃、大抵の人は自分の経験ではないのに、あたかも自分の経験のように言って内定を取る人がいるから、正直、経験よりも話し方という印象が強かったよ。

 先輩、それって嘘ですよね?そんな事してもいいのですか?

 まぁ、良いか悪いかを言われれば悪いだろう。ただお前が仮に会社に入った場合、新人の立場で働く事になる。つまり経験がない状態で相手に「出来る」と思わせるような何かを言わないといけない。嘘というのはいけないけど、これから様々な場面でハッタリをかます事をしないといけないし、経験するのを待っていたらいつまで経っても来ない場合だってある。だから自分の立場を有利に進める為にも出来そうな雰囲気を漂わせるのは大事だし、実際、経験の有無よりも、何でその難題に太刀打ち出来たのか、相手を説得させる何かを言える人が内定を取れる。だから経験の有無は勿論大切だが、面接で話す以上、説得力のある話し方を磨く方がより大切だと俺個人としては思っている。

 俺の場合だけどサークルでイベントをする事になったんだが、計画をまとめてくれた人が途中からいなくなって、予定は狂うわ、皆グダグダになるわ、手続きが面倒になるわで大変だった事がある。まぁ、何とかその手の理解のある人が参加してくれて持ち直してくれたんだけど面接ではその人のやったノウハウを俺のおかげで何とかしたという話をして内定を取ったよ。本来なら悪い事なのかもしれないが面接官からすれば、「もしかしたら嘘かもしれないけれど、その場面に遭遇したらどういう風に動かないといけないのか心得ているようだから良しとしよう」と経験の有無より、乗り越える力があるかどうかで採用するか決める場合がある。だから現実味のある話し方が出来るかどうかが内定を取れる焦点になると俺は思っているぞ。

 それに最近では大学費用の高騰で学費や生活費を稼ぐ為にバイトを長く続けている学生が増えている。つまり継続力をアピールする人はかつてないほど多い。だからお前はそんな中で大手からの内定を勝ち取る何かを示さないといけないし、仮に大学4年間ずっと続けていた人がいた場合、それより短い経験しかないお前は、その人を上回る何かをアピールしないといけない。だから手っ取り早く困難を乗り越えた経験を言えるようになる必要もあるし、俺なんて

「投げ出すのは誰でも出来るけど、やっぱ人生って思い通りにいかないのが普通ですし、そんな壁にぶつかっても、最後まで成果を上げられる人間になりたいと思いました」

 って、なんかカッコいいセリフ1つ言って、最後まで働く意義というのをアピールしたりするから、やっぱり経験よりモノの言い方を心得た方が良いぞ。

継続力が求められる業界とはどんな所か?

 なるほど。では先輩、継続力をアピールする上では「長く続けた理由」、そして困難を乗り越えた理由について語れるようになれば良いというのは分かりましたが、具体的にどんな風にアピールするべきなのでしょうか?

 その辺の考え方については実際に志望する業界の仕事内容を語りながら「だから長く働き続けたいのです」と言えるようになる必要がある。だから継続力のアピール要素に磨きをかける為には先ず1つの業界の仕事と照らし合わせながら考えてみた方が良い。

 俺の知る限り、典型的な例として継続力が求められる業界と言えばインフラ業界だと思っている。インフラと言えば水力、電力、ガスなどの資源を提供する業界をイメージするかもしれないが、ほかにも鉄道や道路整備もある。

 何故これらの業界が継続力のある学生を求めているのかというと、この手の業種はメンテナンスが主流になっている。水力であれば水道管がちゃんと綺麗な水を運んでいるか調べたり、電力やガスだと送電線やガス管、そして自宅置いてあるパラメーターが正しく機能しているかなどをチェックする仕事をする。ただその手の仕事というのは日々同じ作業の繰り返しだから、仕事にマンネリ感が出てきて「面白みが感じない」という理由で辞めてしまう人がいる。だからこの仕事を最後までやり抜く為には「自分がこの手の仕事で手を抜くと大勢の人に迷惑を掛ける」と仕事を全うしようとする責任感というのが求められる。だって水や電気、ガスなんて止まってしまったらその人達の生活が出来なくなるし、1つのミスが人の人生を狂わせる事に繋がるかもしれない。仕事は手を抜く事が出来ないし、しかしルーチンワークでもある為、飽きやすく、それでも最後まで続けないといけない。そんな労働環境に耐えられる人材が求められる。

 だからこの手の業界で受かる人っていうのは「自分がいなくなると全てがダメになる」「これで手を抜くと大勢の人に迷惑がかかる」と自分よりも他人に迷惑を掛ける事を気にする人が多い。その上で、辛い事をしていても、逆にそれを苦に感じなかったり、辛くても他の人が喜んでくれたり、または楽しさというより、自分のやっている事に対し誇りや責任感を感じて動く人がこの業界に向いている。だから長く続ける理由というのは途中で投げ出す事を良しとしない性格だったり、辛くても一度決めたらやるという本人のプライドみたいな部分に触れた内容が良いと俺は思っている。

 実際、俺がインフラ業界を志望した時には「ウチの業界は覚える事が多いし、お客さんの都合で自分のプライベートの時間を潰す事が多々ある。それでも君はこの仕事をやってみたいと思うのかい?」と言われた事がある。それに対し俺は「御社の仕事は生活面で非常に重要な立場にあります。その為、その仕事をやる事には意義を感じると思いますし、大変な点には不安も感じていますが、やってみたい気持ちには偽りはありません」と、まぁ、仕事では色々理不尽な事が起こるかもしれないが、社会の役に立ちたいという気持ちでカバーするとそんな雰囲気で質問に答えていたよ。

 他にもインフラ業界と言えば鉄道業界もあって、そこでは「酔っ払いや自己中心的な客を相手にしないといけない職場だし、最近では高齢者や外国人観光客の対応も求められるようになっているから難しくなっている。それでも君はこの仕事をやってみたいのかい?」と言われたし、食品衛生に関する仕事だと「異物が混入しているだけで、全商品を回収しないといけない仕事になっている。だから手を抜けば、売上もそうだけど、会社のブランドイメージも下がる事になる。真剣に最後までやれるかい?」という覚悟を問う質問をされた事がある。まぁ、そういう質問が来た場合、「やってみたい気持ちには偽りはありません」という風に言ったんだけど。

 とんでもない事言いますね。先輩。

 まぁ、継続力をアピールしているつもりが、長く続けていける動機を訊くようになって、精神面の高さをアピールするようになってしまっている。要は継続力をアピールする上で難しいのは、メンタルに関する自己PR、例えば「逆境をバネにする力」「不屈の精神力」「ハングリー精神」「七転び八起きの精神」「石の上にも三年」「一念岩をも通す」などもアピールしないといけない。

 このように業務内容を知れば知るほどどんなアピール内容を練らないといけないのか見えてくる。他に継続力が必要な業界としては教育ビジネスや介護ビジネスがある。

 まぁ、受験生であれば試験に合格するまで最後までサポートしたり、介護でもその人が健康になるまでケアしたりと最後まで面倒を見る必要がある。献身力だったり、人をサポートするのが好きだったり、へこたれている人を元気づける事にやりがいを感じたりなど、まぁ、継続力以外にアピールしないといけない事が見えてくる。

 あと別の業界では新規開拓や海外進出系の業務の1つの候補だな。新規開拓となれば新しい客の心つかむ配慮も必要だし、自分の話を聞いてもらう為に粘り強く交渉する必要がある。他にも結果を出す為に打てる手を全て打つ徹底力だったり、継続力をアピールする上ではそんな様々な別のアピール要素を組み合わせたかのような言い方が求められるのが実情なんだ。

継続力を自己PRにした方が良い就活生の例

 先輩、なんか先輩の話を聞く限り、継続力をアピールせず、別の自己PRで考えた方が良いような気がしてきました。ただそれでも先輩は継続力をアピールして内定を取ったと訊きました。内定が取れる継続力って具体的にどんなモノなのでしょうか?

 俺はさっき継続力をアピールする以上、何かしら困難を乗り越えた経験があれば良いと言ったけど、その困難が1回きりだと、困難を乗り越える力そのものがその人の魅力になってしまう。 例えば店の存続が危ぶまれたから、客受けの良い企画をして成功し、店が存続出来るようになっても、それって店を存続させた事よりも、店を存続させるほどの企画を立てたその人の発想力が凄いんだろ?だからこの場合、継続力よりも発想力をアピールした方が良いという事になる。

 だから個人的に継続力を自己PRにするのであれば1回きりの困難ではなく複数回違った困難があってそれを乗り越えて最後まで続けた。という経験であれば継続力が一番しっくりくる。

 例えば俺のケースだけど具体的な継続力アピール内容として

 武道館でイベントをする事になった。しかし主催者がケガをして代わりに俺が責任者になった。イベント内容の練り直しが必要になって、でも皆今まで一生懸命考えたのに、また1から考え直すのが億劫になって、モチベーションがダウン。サークルに参加しないと人が増え、人手不足の問題が深刻化した。更に人が減った事で当日の皆のスケジュールが合わない、皆との練習時間が確保出来ない、練習場所が確保出来ないなどのトラブルがあり、忙しさが増し、武道館の手続きにもミスが出るなどの問題が発生し、予算も圧迫する事になり、大変だった。

 と突然のトラブルで、人手不足、人員のモチベーションダウン、時間や場所、資金の新たな確保、そしてヒューマンエラーの発生と対処など色々と言ったよ。まぁ、1つの歯車が狂えば様々な問題が生じるから、この辺はベタなトラブルと言っても良いかもな。

 そして継続力の魅力をアピールする為にも、それらの問題を各々どのように解決したのか?その辺の解決策を提示出来るかどうかが継続力の良さの焦点となってくる。

 俺の場合だけど、同じように人手不足で悩んでいる他のサークルに声をかけて合同イベントという形で人員を確保した。人が増えたわけなのだから、練習もそれなりに出来て、内容を練り直すのにも、このままではイベント自体無くなる可能性があったわけだから、それほどみんな苦ではなかった。練習場所も各サークルが確保していた場所を連携して使うようにしたから、時間の確保や費用の問題も何とか出来た。まぁ、それでも合同は初めての事だから、連携のミスが生じて、手続き上のミスがある。例えば武道館の予約ってどうやれば良いのか?備品はどうやって手に入るのか?などその辺の対応をネットで調べたり、人から聞いたり、そして似たような経験がある先輩から他にどんなトラブルがあるのか聞いて、事前対策も行ったという話をして俺は乗り切った。

 手の込んだ事をしますね。

 だからこそ、他の就活生より差がつくという自信に変わる。このように物事を行う上では人間関係だったり、計画の練り直し、予算や時間の問題など様々な問題が起こる。それらに対しどのように対処したのか、適切な対処法について沢山心得ていれば継続力の魅力を最大限引き出せる。要は「仕事をやりぬくために必要なノウハウを心得ている」と思わせるエピソードを面接で語れるようになれば、魅力的な継続力だと受け取ってくれるわけだ。

 先輩、正直なところ、継続力って長く続けた事実よりも、長く続けられた理由が問われる自己PRなんですね。正直なところ、バイトとか長く続けていたから継続力なんて考えていたら落ちていたでしょうし、受かる人の継続力を訊いてみると、あらゆる困難を乗り越えた話になっているので、継続力はアピールする事が難しいモノなんだなと思いました。

 まぁ、そうだと思うけど結局のところ、人が凄いと思えるような経験をした事が無い場合、俺のようなありきたり経験しかない場合、継続力が良い場合がある。というのも俺がさっき言った様々な困難は人生においてよくある問題でもあるから、そんな当たり前の問題を適切に対処した経験というのは1種のアピール内容に変わる。

 だから仮にめぼしい経験が無かった場合、俺がさっき言った人間関係、人手不足、予算や時間が足りない場合、社会人はどんな風に対処しているのか?その辺を調べてみるとどうアピールすれば良いのか見えてくる。その辺のノウハウを数々身に着ける事が出来れば「この子は問題に遭遇した場合、どのように対処すれば良いのか見えている」と見てくれる。

 そして他にも志望先の業務について詳しく調べ、それをアピール出来れば「この子は自分達の仕事の難しさを理解している上で志望している早期退職するリスクが低い」と考えてくれたり、「様々な問題も対処してくれる」と考えてくれるかもしれない。

 だから継続力をアピールするかどうかは、改めて自分の経験を振り返り、どんなアピールをすれば良いのか考えたからでも遅くはない。もし自分の今のアピール内容でも通じなかったり、別の形でアピールしたいのであれば、今の話を参考に、そして自分のアピール内容を再度構築するのも良いと思うぞ。

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