面接では嘘をついても良いのか?

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marubatu

常識的に考えて嘘をつく事はいけない事ですが、就活では平気で嘘をつき、やっていない事をあたかもやっていたかのように説明して内定を取る人が沢山います。

こういう風景を見ていると嘘をついてまで内定を取る悪どいヤツと思いつつ、それで内定が出ている以上、自分も彼らに負けない程の魅力を面接でアピールしなければならないと危機感を抱くかもしれません。

実際、嘘をつかずに就活に取り組んでも、そんな魅力のある経験を積んでいない為、自分は落とされ、そして嘘をついている人が内定を貰うという過程よりも結果が重視される風潮が就活にはあります。

このような風潮から嘘をつく事は悪いとは分かりつつも、このままでは自分は内定が取れず、無職、収入がない、生きていけないなどの死活問題にもなりかねず、嘘をつくべきなのかどうか迷うと思います。

嘘は必要悪なのか?それとも嘘をつかずとも就活で内定を貰う事は可能なのか?その辺について説明しております

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嘘は必要悪なのか?

anotherOne

ビジネスでは信頼を得る上でも誠実な対応をする事が必要です。しかしどのビジネスにおいても嘘が必要とされる場面があります。

・本当はいるのに、直ぐに電話に出られない場合、「席を外しています。」と嘘をつく電話対応がある。
・顧客の機嫌を良くする為、興味のない話でも共感する姿勢を取る。
・出来るかどうかの検討もついていない段階で、事業の存続の為に「出来ます」と言う。

など、ビジネスを行う上では人を謀る事も必要な時があります。近年では勘違いや曖昧な表現を使った場合でも「嘘をつきました」という表現を使い、嘘の定義が曖昧になってきています。その為、表面上、嘘をつく事はいけないが、ビジネスを行う上では嘘は成果をあげる為に必要なビジネススキルにもなっています。

もし嘘を使わず、生きていく場合、先の電話対応も自分独自の言い方に変え、相手から敵視されてでも本当の事を言い、そして事業の存続にかかわる大事な場面で「分かりません」など曖昧な表現を使いつつ、乗り切るような事をしないといけません。

出来なくはないですが、先の勘違いや曖昧な表現を使用した場合でも「嘘をつきました」という社会風刺になっている以上、ヒューマンエラーも嘘の対象となります。ヒューマンエラーを起こさず生きていくという事はミスなく生きていくという事と一緒で実現は不可能であり、嫌でも嘘をついた人間というレッテルを貼られる事になるでしょう。

それ故、働く上ではもう嘘をつく事は避けられず、嘘をつきつつも顧客から信頼を得て、ビジネスを成功していく、そんな処世術が社会では求められている事を頭に入れておかなければなりません。

面接官は嘘をついている学生に対し、どのような処置をとるのか?

deskWork

嘘が就活で多用されている理由として「就活では嘘をついても咎められない」部分があるからでもあります。

就活で嘘をつく場合、面接官にバレるか、バレないかが気になる点にだと思いますが、一般的に面接官は学生の嘘が露呈した場合、何も指摘せず、ただ不採用になるだけで終える事が多いです。

その理由は「面接で嘘を指摘した所で時間の無駄だし、恐らく向こうは言い訳しかしないだろうから、バレてない振りをして、面接終了後に不採用にする。」と学生を注意するよりも面接への効率性を重視する為、学生は特に何もされずに終わる事が多いです。

仮に嘘が露呈し、面接で「それは嘘だね?」と言われたら、あなたはどうするでしょうか?「ごめんなさい」と謝罪するか、必死で言い訳して誤魔化そうとするかのどちらかでしょう。つまり面接官からしてみれば、そんな茶番に付き合うつもりはなく、逆に暴れだして採用選考が台無しになる事を考慮し、何も触れずにおいた方が良いと考えるのです。

この手の嘘は就活だけでなく、働く上でも頻繁に起こっています。寝坊なのに電車が遅れた。休みを取りたいがために親が急死しと報告、など様々な嘘が職場では起こっています。そしてそんな嘘の審議を問う時間があれば、自分の仕事に回った方が良いですし、他のメンバーに悪影響があまりなければ見過ごすという形に収まるのです。

更に言えば、そんな些細な嘘で大げさに事を大きくするような企業であれば、細かいミスにおいても大事に扱い、何もしない方が怒られない風潮になってしまいます。実際、金融業界や警察では多発する不祥事を無くす為に様々なルールや罰則を設けましたが、逆にそれが多くなり、些細なミスでも様々な手続きを踏む必要が出て、業務に支障が出る状態になってしまう状態になりました。その結果、ミスを誤魔化す為に更に誤魔化すという悪循環が生まれ、何もしていない社員の方がミスが少ないという高評価を得る、閉鎖的な社風が出来てしまったのです。これにより嘘をつく事は悪いですが、徹底しすぎると何も出来なくなるという問題も起こってしまうのです。

それ故、嘘を絶対に許さないと過剰に反応する会社であれば、先のように閉鎖的、または保守的な企業体質になっている可能性がある為、新しい事に打ち出せず、古いやり方で業務を行っている可能性がある為、逆に避けた方が良い企業と捉えた方が良いでしょう。

「嘘をつく」べきか、「つかない」べきかの判断

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上記の事から、就活では例え嘘をついたとしてもお咎めなしで終わる事が多く、一種の無法地帯となっています。それ故、学生の大半は嘘をついても大丈夫。例えバレても次の選考で同じミスをしなければ良いと考えて、繰り返し嘘をつき続ける事になるでしょう。

ただ就活生がついている嘘と言えば、
「(本当は興味ないが)御社が第一志望です。」
「(使った事はないが)御社の製品を愛用しています。」
「(本当は先輩の手柄だけど)店の売り上げを倍にしました。」

など真実かどうか判別がつかない内容になっています。

バレない嘘であれば、それで良いのか?という疑問が生まれますが、面接ではその手の返答に対し、
「では第一志望などの基準はどのように決めているの?」
「ではその製品の魅力を語ってください。」
「どうして売り上げを倍にすることが出来たの?」

などノウハウや価値観など、相手の考え方を深堀した質問を面接官はしてくるでしょう。それを本当は実際にやっていなくても、やっている人と同じくらいの考え方を持っていれば、それは「嘘を本当にすることが出来る器量がある」という意味で、先の「出来ない事を出来る」というビジネスにおいて必要な姿勢につながってきます。つまり未経験でも出来るような雰囲気を漂わせる事は必要であり、仕事に関して未経験な学生が仕事が出来るように振る舞うのも、嘘ではなく、成功していくために必要な生き方なのです。

つくべきではない嘘はデータ偽装や相手を傷つけるなど、明らかに被害に遭う人が出てくる場合です。賞味期限偽造、データ改ざん、情報流出など様々な人の人生を狂わしかねない事柄は人に恨みを買い、多くの人からの信用を失う事になるでしょう。

それ故、嘘をつくべきか、つかないべきかの判断は「善悪」で考えるのではなく、嘘をつく必要があったか?、嘘をついても許される嘘なのか?など「必要性」と「許容性」。この2つについて考えていく事が今後社会で生きていくうえで役立つ判断となるでしょう。

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