面接で嘘をついて内定を取る就活生

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「嘘をついてもバレない?罪悪感はないの?」

「自己PRやガクチカの捏造は面接でバレたらどうなるの?」

「嘘をつくと内定って取り消される?」

 就活では自分にアピール出来るモノがないが為に嘘をついて内定を取る人が大勢います。またこの手の話になると「嘘をつくのは悪い」と思っていても、就活の経験者からは「嘘は社会で生きていく上でのコミュニケーションツール」「バレなければ問題はない。バレるような嘘をつく方が問題」と批判するどころか、嘘を推奨するかのような意見が多く見られます。

 何故嘘は悪い事なのにある一定の許容が許されているのか?それは嘘をつく事自体は悪い事なのですが、就活生からしてみれば嘘をつかざる得ない事情もあり、その為、嘘がつけなければ逆にダメとそう評価する人もいるのです。

 その為、ここでは何故就活では嘘を寛大に見られるのか?そして嘘をつくべきなのか?その点について、現在就活をしている後輩就活生と、嘘をついて大手から内定を取った先輩就活生のの2人の会話形式で説明していきたいと思います。

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何故就活では嘘をつく人が多いのか?

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 先輩。お久しぶりです。知人から先輩は嘘八百を貫き通して大手から内定を取った人だと聞きました。私は学生時代は遊びまくって、アピールするモノが無い為、ホント嘘をつかないと内定が取れないのでは?と思える程、ピンチなのです。ですので率直に聞きます。就活では嘘をついて良いのでしょうか?

 お前みたいに遊んでばかりでアピールするモノがないから嘘をつくって言うのは明らかにダメだ。最早自己責任だし、正にお前の言うとおり、嘘をつかない限り内定はとれないかもしれないな。就活で嘘をつくと話題は時折あるけど、「嘘は生きる上で必要なコミュニケーションツール」「嘘をつけないのは問題だ」とそんな意見が良く見られる。真面目なお前からしたら何故就活では嘘が寛大なのか?そんな気持ちになるだろうが、俺自身、嘘をつかないとやっていけない事が時々ある。

 例えば就活では面接官から印象の良い言い方をする為には、普通に学生時代に取り組んだ事をアピールするよりも、どんな困難を乗り越えたのか?その辺を話せるようになると受けが良いんだ。例えばお前が学生時代に3年間アルバイトを続けてきたとしよう。その上で継続力や何故長く続けられたのか?をアピールするべきだろうけど、もし俺が「学生時代に親の店が潰れかけて、経営方針を打ち出す必要があった。そこで俺はこんな事をして立ち直らせた」と言ってきたら、どう思うよ?

 「もう勝ち目なんてないな。」と思いますね。

 そう、就活というのはそんな窮地に陥り、かつ乗り越えた経験の方が就活では有利に進む。ただよ、よく考えてみれば、そんな自分の人生で窮地に陥る事なんて中々ないし、かつそれを乗り越えるとなると、そんな経験、学生時代に遭遇する可能性なんてほとんどないぜ。その為、就活ではそんな運命力で合否が決まる部分があるから、就活生は受けを良くする為に平気で話を盛って、そしてあたかも窮地を乗り越えたかのような話をして大手から内定を貰う。そんな不公平な部分が就活では存在するんだ。

 まぁ、それで嘘をついて良いというわけではないが、仮にお前はそれでも嘘をつかず、一方で嘘をついた人が大手から内定を貰えて、かつお前はどんなビジネスをしているのか分からない企業から内定が出て就職したらどう思う。もう劣等感しか感じないだろ。それでもお前はまだ頑なに「あの時、嘘をついていればこんな事にはならなかった。」とそんな気持ちを抑え込んで「努力すれば報われる」なんて気持ちを切り替えて仕事に臨んでも終わりではない。企業の中には売上が悪くなってくると、商品の成分量や賞味期限を誤魔化したり、また悪い商品をあたかも良い商品と客を騙して売ったりする場合もあるから、そうなれば恐らくお前は上司から不正やまたは法律ギリギリの事をやらされて結局嘘以上の不正に手を染める事になる。こういうのは悪い企業に就職すれば就職するほどありえるから、新卒時、そんな悪い会社に就職したお前の運の尽きって事になるな。それでも「嘘を言わない、不正に手を染めない」となると今度は上司からパワハラや、自主退職を迫られ、まぁ、精神的に鬱になるから、無職になる可能性が高い。無論、こういうのは転職や、または凄い実績をあげれば打開出来るのだろうけど、成功するかどうかも分からない状態であれば、何時躓くか分からない為、結局のところ、そんなリスクを背負ってでも嘘をつかない理由なんてないから、自分が追い込まれない為にもある程度嘘をついて生きていける術を見出した方が良いと俺個人では思っている。

 さて、就活の話に戻るが、つまり良い企業に行く為には数ある就活生から「自分は優れた人間です。」とアピールしないといけない。しかしお前のアピール出来る内容は嘘をついている就活生のアピール内容より劣り、そしてパッとしない企業に入って、ギリギリの生活を過ごす。お前にそこまで嘘を言わないで生きていく覚悟はあるか?個人的に嘘をつかなくても生きていける人は、本当に嘘をつく必要がないほどの実力があり、仮に不正を迫られても、逃げたり、辞めたりして、そして再度復活出来るような人ぐらいでしかない。

 就活には嘘をついた就活生を取り締まるルールやインフラも用意されていないから、就活生は嘘をつき放題だし、仮に面接で嘘がばれてもその場で警察に連行されるわけではないから、「この失敗を機に、もっと本当っぽい嘘をつけるようにしよう」と考えて、次の面接で最チャンレジをする。つまり就活は嘘が横行しやすい環境なんだ。

 多くの就活生が嘘を寛容に受け止めるのは「自分も嘘をついていたし、それに実際に会社で働いてみると、社長がいるのに営業電話には出ないようにする為、「只今席を外しています。」と毎日のように嘘をついているし、企業によっては「稼いだら許される」という企業文化を持っている所もあるから、道徳面より結果を求められる。」など常に嘘を横行しているから、嘘をつかないで生きる事はほぼ不可能だという認識が強いからではないかと個人的に思っている。

 しかし先輩、仕事の面ではそうかもしれませんが、就活では本当の事を話しても良いのではと感じています。仮に私が実力のある人なのなら、「嘘はいけない」と主張すると思います。ではないと悪い人が報われるような社会のような気がして、今後どういう気持ちを持って取り組めば良いのか、分からなくなります。

 仮にお前が実力のある人だったとしよう。んでもって面接でその華麗な経歴をアピールして面接官から評価されている状態だったとしたら、恐らくだがお前は嘘をつかず内定が取れると思い込んでいるかもしれないが、仮にこう聞いてきたらどう答える?

「何で働こうと思ったの?」

 就活では志望動機がある以上、必ずと言ってよいほど、働く理由について問われる。無論、実際に志望先の業務内容についてキチンと把握していれば、「それに感銘を受けて」と答えられるかもしれない。しかし法人向けの企業だった場合、そんな専門的な業務について働いた事のない就活生が真面に応えられると思うか?就活ではそんな働いた事もない就活生に働きたい理由について問うて来るから、ありえそうな働く理由について答えないといけない。

 しかし働く理由について深堀していくと、「妻子を養う為?」しかし結婚の話どころか、恋人もいない。「やりがいを感じそうだから?」と言われても面接官の中には「働いた事もないのに?」と疑いをかけられる場合があるし、学生という立場がネックになって、あたかもありえそうな事を言うしかない。それに大抵は「稼がないと生活出来ないから」というのが本音だし、それを綺麗な言葉を使って志望動機を答えるしかない。

 このように就活では面接官の質問に応える為、嘘を含んだ言い方をしないといけない事が必ずと言ってよいほどある。他にも趣味って本来自分だけが楽しめればそれで良いはずなのに、何故か就活ではそれをアピールするよう求められるよな。もしお前がアダルトサイトを見るのが趣味で、お前に落ち度はないけど、就活ではアピールするモノがないという理由でマイナス評価をくらう。つまりアピール出来る趣味を何かしら用意しないといけない。でもそんな急ごしらえで作った趣味なんて、アピールするだけの趣味だし、もしそれにハマらなければ、お前は趣味ではない趣味をアピールした事になり、嘘をなる。確かに嘘は問題だけど、就活では嘘をつかないといけない場面が必ずと言ってよいほど存在する。それ故、良い企業に就職する為にも嘘をつく事はいけないけれど、嘘をつくかどうかの判断は改めて考え直さないといけないと思うぞ。

生きていく上で嘘をつけるようになった方が良い例

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 先輩、就活では嘘をつかない場面があるという事は何となくですが分かりました。しかしそれでも嘘をつく事に引け目を感じて、罪悪感を感じてしまいます。恐らくですが、嘘をついた場合、顔に出ると思いますので、嘘をついた場合の罪悪感はどのように対処すれば良いのでしょうか?

 お前にある1つのビジネスを紹介しよう。あるリサイクル工場の話なんだが、そのリサイクル工場では正しい処理でゴミを処理し、環境に優しい経営を行っていたとする。しかし近くに別のリサイクル工場が出来て、あろうことかリサイクルに必要な技術を持ってなく、その業者は不法投棄を繰り返して生計をたてている。言わば不正で収益を稼いでる会社が近くに出来たとする。このリサイクルビジネスの場合、専門業者から事前にお金を貰い、そしてゴミの処理をする方法を取っているから、正しい処理を行っていなくても収益を稼げるし、正当法より安く処理出来るから、安い値段で取引出来る。となると正しい処理を行っている業者は、正しい手順を踏んで処理する為、手間がかかり、それだけコストがかさむ。高値で取引する事をやむえず、大抵そんな理由について知らない業者は恐らくだが安い処理の方のリサイクル工場に依頼を頼むようになるから、正しい手順を踏んでいる工場の方が損をする。そういう不公平な状態になってしまうわけだ。

 「なら、その悪い業者を取り締まれば良いのではないか」と思うかもしれないが、不法投棄の場合、現行犯逮捕や、または証拠がないと立件出来ない状態になっている。しかし行政側も24時間体制で見張る事は事実上出来ないから、業者は行政の目を盗んで不法投棄をする。言わば悪事が見過ごされる状態になっている。そして仮に証拠を見つけて立証出来たとしても、不法投棄はそんな重い罪に問われないから、場合によってはまた業者はリサイクル工場を作り、そして運営を再開する事だって出来る。つまり不法投棄における完全な取り締まりが出来ない状態になっているんだ。

 まあ、今は正当法で行っている業者しか使わないようにと取引先に訴えかけたり、証明マークを工場に貼って優良な工場だと判別出来るようにしたり、正規の業者が評価されるように経営を行えるように整備されている。しかしそれはこのルールが実施されてからの話で、それが実行される前は、正に正しい事をやっている人が報われない状態になっていたんだ。

 なら正しいルールが出来上がるまで忍耐強く待つしかない。と思うかもしれないが、一向にルールや取り締まりすら行われない場合だってある。例えばアニメ業界なんて正にその一例だ。アニメは1話で数千万規模の製作費がかかるんだけど、海外のサーバーを通せば、誰もが無料で見る事が出来てしまい、経営を圧迫させるような事が起こっている。お前だって知っているかもしれないが、海外のサーバーの場合、その国の行政に依頼するしかないんだけど、国によっては取り締まりする力がないどころか、偽物商品を自国の国だと言って、本物を排除しようとする国だってある。つまり最後は必ず報われるわけではないケースだってあるんだ。

 こういう状態になった場合、待っているのは倒産、そして解雇だ。無論、外部的要因が大きいけれど、社会はそんな理由で仕方がないと言ってくれるほどやさしいモノではないし、更にはクビになってしまった社員の人達の生活まで今後脅かされる状態になってしまっている。このように全うな方法をやっていたとしても必ず報われるというわけでは無い為、嘘をつかずに生きていれば必ず報われるというわけではない。

 仮にお前が会社の社長で景気が悪くなって経営が立ち行かなくなった場合、銀行から融資を受ける為、お前はなんて言う?恐らくだが根拠もないけど、「出来ます。信じてください」と言ったり、ありもしない事を言って、優遇されるよう頑張るだろう。何故ならここで嘘をつかないと社員の今後の人生が悲惨なモノになってしまう可能性があるからな。

 まぁ、これはお前が社長になっていたらの話だけど、一般社員でも下記のような場合、嘘をつく場合がある。

・直ぐ上司が電話に出られない場合、「席を外しています」と言って、取引先に嘘をつく電話対応がある。

・顧客の機嫌を取る為に、興味のない話をあたかも興味のあるように振る舞う。

・最近では嘘をつく意志がなくても、仕事の内容を間違えるなどのヒューマンエラーに対しても「嘘をつきました。」と言って、対応するケースが増えている。

 最後のはお前は働いた事がないから知らないかもしれないが、最近では間違った事を言った時にも「嘘をつきました。」と言わないといけない風潮が出来ている。何でこんな言い回しが増えているかは定かではないが、「例えミスとは言え、間違った事をすれば、それだけで顧客の信用を失う事になる。だからミスは嘘をつくほど悪い事だと思え」とそんな教訓の為にやっている事なのではないかと思われる。ただ人生には間違いはつきものだし、言い間違い、勘違いなしに生きていくのなんて事実上不可能だから、最早嘘をつく事など避ける事は出来ない。

 ちなみに今では法整備が進んで不正が取り上げられるようになっているが、少し前だと内部告発をしても、行政がそれを聞き入れず、かつ内部告発した人がバレて干されるという事態になっていたらしい。例えばある麻酔看護師の例なんだが、ある病院では腹くう鏡手術による患者の死亡が相次いでいて、薬品や使い捨て器具を使いまわしなど、病院の医療体制のずさんさに問題があったんだが、それを上司に訴えたところ、その看護師に仕事が回らなくなり、挙句の果て上司からのパワハラも受け、退職を余儀なくされてしまったんだ。その為、その看護師は行政に不正を訴えようとしたんだが、「もう既に辞めている人には告発する権限がない」と取り合ってもらえなかったんだ。今ではその女性は裁判を起こして、言い分が認められたから良かったものの、退職してから3年の月日が流れているし、国よりも先ずは上司に訴えるのが先なのに、それで裏切られて辞めさせられてからの言い分は認められない。とそんなルールに日本はつい最近までなっていたんだ。

 挙句の果て、別の例になるんだが、ある引っ越し会社は社員の残業代を支給しない事をしていたんだが、当時勤めていた社員が行政を通じて残業代を請求したところ、その社員は一時は辞めさせられたんだが、弁護士の後押しもあって復帰したんだけれども、劣悪な労働環境で働かされる状態になってしまったらしい。匿名でやれば良いのでは?と思うかもしれないが、最終的な残業代の請求はその社員とその責任者、つまり社長や役員と話し合って決まる事になっているから、顔が割れるのは避けられない状態になっていたらしい。

 このように嘘や不正を正しく取り締まる環境になっていないと逆に立場を危うくさせる事だってあるわけだから、全うな事をしていれば報われるなんて思っていると逆に立場が危うくなる事もあるのが現実だ。それ故、善悪説で貫くのも大事だが、社会はそう綺麗に出来ていないという事を知り、そしてその中でどう立ち回れば良いのか?その辺を踏まえて生きていかないといけない。この就活でも嘘をついて評価さ、かつ取り締まりが出来ていないのであれば、嘘をついている人より評価される方法、またはそんな人達に負けない方法について考え出さないといけない。もしお前が本当に嘘をつく事を良しとしないのであれば、嘘をつく必要のない社会を作り上げる為にはどうするべきなのか?自分一人ではなく、皆が嘘をつかない社会について考えることこそ、この問題は解決すると思うぞ。

面接で嘘をつけるようになるためにはどうするべきか?

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 先輩、何となく嘘をつく事は生きる上では必要だし、嘘をつけないと周りの協力が得られず、逆に孤立してしまうというのは何となく分かりました。しかし先輩、自分で言うのもなんですが、私は嘘をつくのが下手です。こんな私でも嘘を最後まで貫く事なんて出来るのでしょうか?

 確かに就活で嘘をつくのであれば、そこが肝心となる。まぁ、ここまで嘘が必要だと言い張った以上、嘘をつけるようになるためにはどうするべきか?について話さないといけないな。

 就活で面接官が嘘だと思われてしまう1つの例として、飲食店のアルバイトで「新しいメニューを提案しました。」というモノがある。もっと具体的に言えば、例えばお前が居酒屋のアルバイトを学生時代にしていたとして、特にアピール出来るモノがなかったから、嘘をついて「居酒屋で新しいメニューを提案し、売上を倍にしました。」とそんなアピールを面接官の前でしたとする。何でこれが嘘だと思われるアピール内容かというと、恐らくだが面接官は次にこう尋ねてくる。

「君が勤めている居酒屋は確か本社がメニューを決まるから、フランチャイズ店の店長であってもメニューを作るのが禁止されているのに、何で君はアルバイトなのに新しいメニューを作る事が出来たの?」

 とこういう質問をされてしまう。お前は知らないだろうが、居酒屋のチェーン店の中には勝手にメニューを作る事を禁止している所もある。理由としてはどんなメニューが人気なのか、支店ごとにデータを取りたいから、そんな知らない料理を作って経営戦略が組めなくなる事を避ける為ではないかと言われている。

 これに対し、就活生は「余りモノの魚を揚げ物にした。」「余った食材で作った」とかそんな事を言うんだろうが、揚げ物にする方法は居酒屋なら何処でもやっているし、余りモノなんてその日によって余る食材が変わるのだから、メニュー考案なんて出来るわけがない。それなのに往生際の悪い就活生だと「余っている食材がいつも決まっていた。」と言うけれど、「なら何でその食材を仕入れる数を減らさなかったの?」とそんな風に根掘りはぼり聞かれて、結局、ボロが出てしまうというわけだ。

 ちなみに仮にメニュー作りに制限がない場合でも、こんな質問が来る場合がある。

「新しいメニューはどうやってレジ登録したの?」

 新しいメニューを売り出した場合、無論、勘定の際にその新メニューによる勘定を済ませないといけない。しかしレジの中には新しいメニューが店長の知識では出来ないタイプもあって、レジに関する知識についても聞いてくる。無論、この言い訳として「レジは登録できるタイプで店長がやってくれた。」「私の新メニューは別途に勘定を取っていた。」というのかもしれないけど、歯切れの悪い会話になるだろう。

 ましてや新メニューを考案するとなると、店長の許可が必要で、何で君の商品が受け入れられたのか?その辺について重点的に聞いてくるだろう。食材はどのように仕入れ、そしてその調理の技術はどのように身に着け、そして何でこの商品は売れると思ったのか?そんな事を重点的に聞いてくる。まぁ、裏方の仕事について詳しく理解していないと難しい嘘という事だ。

 つまり自分の未経験の分野、または実際に知らない分野での嘘はボロが出やすいという事だから、嘘をつけるようにする為には先ず、実際に成功している人のノウハウを何処かで仕入れ、それをあたかも自分のやってきたかのように言った方が間違いは少ない。

 そもそも嘘をつけるようになった方が良いというのは、そんな様々な成功体験を知り、そしてあたかも自分の事のように話せば、いずれ嘘が本当のように結果を出せるようになる。嘘をつける人は、相手が嘘をついているかどうかが分かると言われているけど、それは様々な場合を想定して、相手の言い分に矛盾があると気づきやすくなっているからでもあるんだ。つまり想定力や段取りなど、そんな事がより鮮明に、かつ的確に考えられるようになっているという事だ。

 就活生の中には小手先の嘘をついて問題を作る人が大勢いる。例えばTOEICが低いのに990点と言って、入社後、英語の部署に回されたり、体育会系ではないのに、スポーツが出来ると言って、入社後、ピッチャーをやらされたりなど、後さき考えずに嘘をつく場合がある。就活で嘘をついた方が良いと言われているのは、そんな想定力についてある程度身に着けられるようにした方が良いと、そんな隠れたメッセージがあるからじゃないかなと思っている。

 それに人によっては本当の事を言っているのに、嘘だと思われてしまうケースだってある。さっきの新メニューの例だって、お前は本当は魚屋の息子で、偶々旬の魚を仕入れる事になった店長が「この魚を作って、新メニューを作って」と言われて、1シーズンのみ任された場合だってあるはずだ。しかし「新メニュー」=「嘘」みたいな風潮が最近広がっているわけだから、逆に優れた技術や経験が信用に繋がらない場合がある。その為、信じてもらう為の言い回しも就活では求められる事になっている。

 信じてもらう為には色々と方法はあるかもしれないが、当たり前だが根拠や証拠を提示する事。「何で人手不足の世の中、人が集まるんだ?」と不思議に思っている面接官がいれば、「採用とは別に調理教室を開いて、実践的な経験を積むために、その生徒の中からアルバイトとして採用するんです。」と、今飲食業界はブラックだと言われてアルバイトは長続きしない、来ないという考えが強くなっている。その為、それ以外のメリットとして調理教室を開いていると答えれば、「別のアピール要素で従業員を呼んでいるんだな」と思ってくれる場合もあるから、根拠をもって示せる、またありえそうな手法を提示するなど、そんな事まで考えてやった方が良いと思うぞ。

嘘がバレると内定は取り消される?

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 さてここで気になるのは嘘がバレた場合のケースだよな。実際面接官の中には就活生が言った事が本当なのか、本人のFacebookを調べて嘘かどうかを調べる事をしている人がいる。更には実際にバイト先に電話して、本人が本当にバイトしていたかどうかを探るケースだってあったらしんだ。ただ嘘だと分かっても、不採用になるだけだから、就活生に対するお咎めはない。更に言えば面接でもありきたりな嘘を言っても、本当に嘘かどうか分からないから、変な恨みを買うよりも、その場で流すケースが多いから面接で嘘がバレた場合もせいぜい注意されるだけで、もしかしたら圧迫面接よりマシかもしれないな。

 ちなみに学歴や資格などの詐称をしていた場合のケースだけど、例えばある就活生が本当は低学歴なのに、早稲田だと言って就活サイトにエントリーしていた場合があって、その場合、企業はその学生に対し、内定を取り消す事が出来るか、という議論があったんだ。

 弁護士の話によると内定を取り消せるケースについては

① 会社側が採用内定の当時に知ることができない、または知ることが期待できない事実が後に判明する。

② それにより内定を取り消すことが客観的に合理的と認められ、社会通念上相当と認められる場合に限る

 とこの2つの条件が成り立った場合に内定を取り消す事が出来るらしい。まぁ、専門用語で難しいが、簡単に言えば、面接の時に知る事が出来ず、かつ嘘をついている部分が採用するかどうかを決める部分に該当する場合、内定を取り消す事が出来るという事だ。つまり学歴社会の日本において、学歴詐称は内定が取り消される確率が高いという事で、その弁護士も高い確率で内定が取り消されると言っていた。

 それ故、「御社が第一志望です。」「御社の製品を愛用しています。」などの嘘については正直採用の決め手になる嘘とは言い難いから、内定が取り消される可能性は低い。ただ自己PRや学生時代に頑張った事について嘘をついていると内容によっては内定取消の対象になる可能性があるから、絶対やるなよ。

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