「通勤時間が長い」という志望理由で成功する転職者

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disastertrafic

「毎日満員電車で通勤時間が長すぎて辛い」

「通勤手当が月3万まで」

「長時間勤務により朝から憂鬱。転職してこんな日々から抜け出したい。」

 と、通勤時間の長さで転職を考える人は沢山いると思います。人によっては会社の転勤によって地方に飛ばされ、自宅から通勤すると通勤時間が長くて辛い。という人がいると思います。その為、通勤が辛いから別の職場で働きたいと思いますが、そんな仕事に不満があるわけでもなく、通勤時間の長さを理由に転職しても大丈夫なのか?と心配する転職という選択肢が有効なのか判断できない人もいると思います。その為、ここでは

① 通勤時間の長さを理由に転職する場合の課題

② 通勤時間の長さによる弊害の解決方法

③ 転勤などの通勤時間に関する問題がない企業の見つけ方

 と以上の3つを説明し、そして更に分かりやすくする為に、ここでは地元の企業に就職した転職者を例に、通勤時間を転職理由にする場合、どんな対策を取らないといけないのか?その辺について、実際に通勤時間を理由に転職する方法について説明しております。

通勤時間を理由に転職した先輩から、転職成功の秘訣を教わろうとする新入社員

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「先輩、お久しぶりです。新天地でのお活躍はどうですか?私も先輩のように転職を考えているのですが、その理由が通勤時間が長いからというのが理由です。正直、そんな理由で転職しても大丈夫なのでしょうか?」

「ちなみにどのくらい大変なんだ?その程度によって転職する妥当性が変わってくるから、その辺大変さを面接で語れないと受かるもんも受からないぞ」

「私が住んでいる場所で神奈川の高台で、もう大変なんですよ。大学を卒業して実家を出たのを機に1人暮らしを始めたんですけど、東京都内ですと家賃が高いんで、家賃の安い県外で暮らす事にしたんです。しかし始めは高台だから増水の危険がないという謳い文句に乗せられちゃって暮らしたんですけど、坂が多いので自転車での移動は苦労しますし、バスも渋滞や天候が原因で時間通り来ないし、地獄の通勤ですよ。

 更にバスで駅に着くのですが、都会の駅って老朽化や外国人観光客の受け入れの為、拡張工事を今やっていて、階段や通路が狭くなっているんです。更に地下なので上り下りも激しく疲れますし、狭い通路でラッシュ時も重なるので人ごみに押されて会社に着くだけでヘトヘトです」

「俺もお前と同様、家賃の安さで県外に暮らし始めたんだが、通勤時間が2時間以上かかり、学生時代は朝早く起きる事に慣れていたから気にしていなかったけど、職に就くと夜遅くまで働かないいけないのに、終電の関係上、仕事の途中で抜け出さないといけない。仕事上の付き合いで早く抜け出さないといけないし、更に誰よりも早く起きないといけない。一度生活のリズムを崩すとあまり睡眠をとる事が出来ずに体を壊す事なんてあったよ。

 通勤時間の長さは自分の体調だけでなく、仕事にも支障が出る。正直、体が持たなくなった時点で新しい職場環境を見つけるのが妥当だと思ったから、転職理由としては『通勤時間の長さで体調を壊し、もう少し近場の職場で変えてみようと決意しました』というのが妥当だと思っている」

「なるほど、やはり体調を壊したというのが良いのですね」

「あとな、ウチの会社の場合だけど、通勤手当が月に3万しか出さないんだ。つまり毎日2時間以上通っている俺に対し、3万では足りなさすぎる。だから本来なら残業などとして少しでも生活費を稼ぐべきなんだが、通勤時間の長さのせいで他の人より早く退社しないといけない。つまり残業で稼ぐ事が出来ないんだ。

 これって人によっては生活にも大きな影響を及ぼすし、更に人手不足の影響で取引先からの受注が減ってしまい、通勤手当が更に少なくなるという話になってもいた。だから俺の周囲の何人かは『残業が出来ず生活が出来ない』という事で実際に転職した人もいた。だからもし通勤時間の長さで転職するのであれば、

  1.  通勤時間の長さにより体調を壊し、健康に悪影響が出た。
  2.  誰よりも早期退社しないといけない為、仕事付き合いなどで支障が出る
  3.  夜遅くまで会社に残れない為、残業代が少なく、生活に支障が出る

 などこの3つについて説明出来たら良いと思うぞ」

通勤時間の長さが転職理由の場合、面接官が感じる3つの不安について

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「しかし先輩。そうは言っても面接官は通勤時間を理由に転職すれば、メンタルの弱い人とか、体調管理などが出来ない人だと思われないでしょうか?

「お前の言うとおり、通勤時間の長いから転職したいと面接で言うと、偏見や批判などされた事もあった。例えば俺の場合、以下の3つについて指摘された

1、「満員電車に耐えられないメンタルの弱い人」

2、「生活管理が出来ない人」

3、「事前に長距離通勤を把握出来ない計画性のない人」

 具体的には『満員電車程度で体調が悪くなったの?』『残業代が無くなっただけで生活出来ないモノなの?』『長時間通勤になるのは求人の段階で分からなかったの?』など自分の落ち度で長時間通勤になったのでは?と疑われた。

 まぁ、実際、他の人達も満員電車で毎日通い、そして勤務先が分かれば長時間通勤は目に見えていた。そして残業代が無しでは生きていけない会社に就職した以上、自己責任なのでは?という考えが浮かぶのも分からなくはない。しかし労働環境などでは日々変わり始めていて、求人の段階では分からない事が多い。

 例えば求人票の中には残業代込みと書かれた給料で載せている場合があり、その場合、雇用契約を結ぶ段階で本当の基本給が分かったりする。雇用を結ぶ段階で正しい基本給が分かっても断れないし、結ぶしかない。また実際に長時間通勤をしてみると分かるが、バスや電車を併用して使うと、バスが遅れたり、または乗継の連携がうまくかみ合わず、電車で1本乗り遅れる場合がある。県外からの通勤の場合、1本乗り遅れるだけで20分も時間が変わる場合なんて当たり前になるから、その手の乗継で失敗した場合、遅刻になってしまうリスクについても話すべきだと思う。

 そして勤務先についてだが、これも雇用の段階から分からないケースも多い。最初は近場だったけど、日本企業の中には転勤の関係で地方に引っ越す場合がある。無論、近場に異動できれば良いが、中々希望通りに行かない場合がある。だから始めは引っ越さず、通勤で頑張ろうと思いましたが、中々それが出来ず、我慢出来なければ転職しようと決めていたので、と話せば通じる。

 結局、求人票を見た段階では自分の勤務先や正しい給料などが分からない場合があるから、その手の事で予想とは違い、そしてこの度、通勤時間の長さを理由に転職する事にしました。なんて言えれば、自分に落ち度がない転職理由と言えるだろう。

長距離通勤ならではの工夫をアピールしてみる

sumafocheck

「なるほど通勤時間の長さを理由に転職する場合、その手の言い訳をすれば良いのですね。ありがとうございます。それで転職活動を始めたいと思います」

「折角だから、通勤時間が長いならではの工夫をした、とアピール出来るようにしておこう。いくら長時間通勤で体調や生活に支障が出たからと言って、いきなり転職の道を選ぶというのも相手に違和感を感じさせるかもしれない。だから長時間通勤ならではの利点を生かそうとした話をすれば違和感を緩和できるかもしれない。

 例えば俺の場合だけど2019年3月からはJR東日本が特急「はちおうじ」や「おうめ」で、JR西日本では「らくラクはりま」などの通勤ライナーというサービスが開始された。座席は500円台とちょっと高めだが、本当に疲れた場合に利用し、体を休ませる事も必要だ。と定期的にストレス緩和や睡眠時間の確保をしていた。とアピールした。

 また他にも『通勤時間の長さのせいで仕事が他の人より短かいので、少しでも遅れないようにする為に電車の中で資格の勉強をしていました』という風な話をしたね。スマホの普及により電車内での勉強は可能になっている。例えば俺の場合、世界最大級のオンライン学習サイトUdemy というスマホでITの勉強が出来るオンライン学習を行っている。

 通勤時間の長さを訴えるのであればテレワークなど場所を問わずに働ける可能性が高いIT関連業務に興味を持ち、志望しています。などIT業界を志望する1つの口実となる。まぁ、値段は高いが、本気度を示すのであれば『近くに来ることが出来れば、通勤費が減り、ついでに年収もあがれば元手が取れると思いました』と向上心を垣間見える言い方が出来れば良いと思う。上の写真を見て、分かると思うが、このサービスは特定期間中は1400円と安くなる。だからその時期を狙って購入するのも1つの手だろう。

 また俺の場合、こっちが本命なんだけど、行政書士や司法書士など公務員系の勉強が出来るスタディング というのがある。やはり定時などに帰れそうなモノとなると公務員系の資格などを取って、公務員に転職するのも手だと思っている。だから通勤時間の長さを利用して、次の転職先に必要なスキルを身に着けるのも手だと思うぞ。

通勤時間の長さを理由に何故弊社を志望したの?と訊かれたら?

 あ、そうだ。肝心な事を忘れていたが、お前は通勤時間の長さを理由に転職するのであれば『どうしてウチの会社が通勤において楽だと思ったの?』と質問されたらどう答えるべきか決めているか?」

「え?そんなの企業の住所が近かった。なんて言えば良いのでは?」

「いや、それだと不十分だ。もしかしたら転勤をする会社かもしれないし、『もし県外で引っ越す場合、辞退しますか?』と訊かれたらどう答える。当然ながら辞退せざる得ない。だから転職先を絞り込む上で、転勤のない会社かどうかを判断しないといけない」

「しかし先輩、そんな事って可能なんですか?」

「俺の場合、口コミ転職サイトを使ったよ。

 この手の口コミ転職サイトには退職した理由や労働環境についても書かれている。そして転勤も転職する理由の1つだから、退職者が具体的にどのような理由で転職を決意したのか?述べられたりしている。例えば以下のようなのがある。

 このように転勤の告げられ方決められ方が少しでも分かれば、志望先を決める上でも役立つ。正直、転勤の有無や通勤手当などは会社の内部事情に属するわけだから、この手の口コミサイトでないと見えない事が多いんだ。あと他にこんなのもあった。

 など通勤手当やフレックスタイム制度などの福利厚生について指摘しているモノもある。だからこの手の口コミを見て『御社だと通勤の負担が前より減るのかな?と思いました』なんて言えれば1つの志望動機になれる。だから志望動機を言う上でもこの手の会社の内部事情に触れるような口コミサイトを利用して、通勤時間の長さを緩和する上で御社を志望しました。と言えるようにしておくのも良いと思うぞ」