「通勤時間が長い」という志望理由で成功する転職者

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disastertrafic

「毎日満員電車に乗って辛い」

「通勤手当が月3万まで」

「何処か地元の企業に転職して、こんな日々から抜け出したい。」

という理由で転職を考える人は沢山いると思います。しかし仕事に不満があるわけでもなく、そんな通勤時間の長さを理由に転職したら向こうはどう思ってくるのか?それが心配で転職という選択肢が有効なのかどうか判断できない人もいると思います。

 ココでは実際に通勤時間を理由に転職に成功し、地元の企業に就職した転職者を例に、通勤時間を転職理由にする場合、どんな対策を取らないといけないのか?その辺について、実際に通勤時間を理由に転職した説明したいと思います。

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通勤時間を理由に転職した先輩から、転職成功の秘訣を教わろうとする新入社員

businessman2

 先輩、お久しぶりです。新天地でのお活躍はどうですか?私も先輩のように転職を考えております。どうか通勤時間が長いから転職したいという理由で転職する秘訣を教えてください。

 最後ははっきり本音を言ったな・・・。まぁ、いいけど。お前の住んでいる場所で神奈川の高台だっけ?

 はい、もう大変ですよ。大学を卒業して実家を出たのを機に1人暮らしを始めたんですけど、東京都内ですと家賃が高いんで、家賃の安い県外で暮らす事にしたんです。しかし始めは高台だから増水の危険がないという謳い文句に騙されて暮らしたんですけど、坂が多いので自転車での移動は苦労し、バスも渋滞や天候が原因で時間通り来ないし、地獄の通勤ですよ。

 俺もお前と同様、家賃の安さを理由に県外での暮らしを始めたんだが、通勤時間が1時間半で、学生時代は早朝に起きる事には慣れていたけど、定職に就くと夜遅くまで働かないいけないし、終電の関係上、仕事の途中で抜け出さないといけない事が多くあったから、それが原因で仕事上の付き合いが上手くいかなくなる事もあった。

 おまけに体調を崩す原因にもなりますしね。ウチの先輩も僕と同様、長距離通勤していたのですが、先輩と同様、僕と同じタイミングで退社するのでほとんど帰る時にはその先輩と話しながら帰るんですよ。吐き気がして、食事は胃に優しい、粥か野菜スープ、または食べずに寝るって言っていましたね。僕の場合は吐き気とか目まいなど病気が原因ではないんですけど、通勤手当が月3万までなので、節約の為、食事はあまりしていないのが現状です。ですので貴重なエネルギーを減らすので昼休みは食べたら、すぐデスクの上で寝ていますね。とそんな長距離通勤の同士の愚痴を言い合っていますよ。

 お前も色々と悩みを抱えているんだな。そうなんだよ。長距離通勤の場合、睡眠時間を削ったり、早期退社しないといけなかったり、健康面や交通費の面で苦労する。それが原因で生活が成り立たなくなる場合もあるから、ただ単に「通勤時間を理由に転職する事」を「逃げ」と捉えてはいけない。自分達の生活を成り立たせる為にも、本当に逃げではないという事を面接で言わないといけない。だから通勤時間を理由に転職するという事は自分達に必要な事なんだから、それに対し引け目を感じてはいけないんだ。

通勤時間の長さが転職理由の場合、面接官が感じる3つの不安について

darktukin

 しかし先輩。そうは言っても面接官は通勤時間を理由に転職すれば、メンタルの弱い人と思われて採用してくれないのでは?

 お前の言うとおり、通勤時間の長いから転職したいと面接で言うと、偏見や批判などされた事もあった。だから通勤時間を理由に転職に成功させる為には以下の3つの不安を解消させる必要がある。

1、「満員電車に耐えられないメンタルの弱い人」、

2、「健康管理が出来ない人」、

3、「事前に長距離通勤を把握出来ない計画性のない人」

この3つの不安を払拭させる必要がある。

 ただ俺やお前、そしてお前の先輩が言った通り、長距離通勤というのは単なるメンタルや健康管理だけの問題ではない。最近では通勤手当を制限する企業が多いから経済的な負担の多さから長距離通勤を禁止せざる得ない事も多い。だから面接で「長距離の通勤というのはそんなにキツいものなのか?」と質問されたけど、電車で1時間半であれば、朝は時間通り出社出来ても、帰宅時になると終電の関係上、早く会社を出ないといけない。それが原因で仕事の途中でも抜け出さないといけなくなり、仕事に支障が出ると説明した。

 また面接官の中には長距離通勤の事を電車のみでの移動と考えている人が多くて、俺達のような高台に暮らしている人はバスを利用して通勤している事をあまり知らないんだ。つまりバスは電車とは違い、天候による遅延や、渋滞によってダイヤが大きく乱れる。それが原因で時間通りに駅に着く事が出来ないし、鉄道会社とバス会社は当たり前だが、別企業である以上、情報が連携されているわけでは無い為、バスの遅延によるサポートを駅側からしてくれるわけでは無い為、毎日規定通りに通勤するのは不可能だとされている。1つの悪い例として、ダイヤでは10分に1本の割合でバスが来るけど、実際は30分で一気に3台来る為、乗り合わせが必要な通勤の場合、1つのミスが大きな遅延に繋がると説明すると向こうは「そうなんだ」と言って、バスを利用した長距離通勤の深刻さを訴えるのが、向こうに認めてもらうコツだ。

事前に長距離通勤の大変さを察知できないのか?と思われたら?

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 でも、先輩。確かに言っている事は分かりますが、そういう長距離通勤による弊害は入社前に気づく事は可能でしたよね。実際、面接に行く際、その企業に一度足を運んでいるのですから、となると毎日長距離での移動は必要だと事前に察知する事が出来たのに、それを今になって放り投げる。言わば計画性の無い人、または忍耐力が無い人と思われませんかね?

 お前の言うとおり、俺の見積もりに甘さがあった事は否めないだろう。ただよ、俺が転職した理由の本質的な部分は経済的な面だ。俺は大学卒業後、家を出て一人暮らしを始めたんだが、都心よりも地方の家賃の方が安かったから、入社して間もない社員が貰える給料を計算して、実際に生活できるか試算すると、地方の方が良いと考えたんだ。更に求人票を見ていると、通勤手当が支給されて、更に定時の時間と平均残業時間を換算すると、深夜遅くに帰る事はないと思って、入社先を決めたんだ。

 しかし実際蓋を開けてみると、田園都市線で職場に行くのには月に10万ほどかかるのに、通勤手当が月に2万までと言われれば、8万円分を給料から抜かないといけない。そして残業時間についても、1日の平均が2時間というのは、1年間を通して算出した時間で、繁忙期になると深夜まで続く事が分かった。そんな事、入社前に自然に気づくなど酷な事だ。だから、計画性の悪さを理由について指摘された場合、入社前の事前の情報と入社後の実際に起こった事を照らし合わせて、事実を述べた方が良い。

 実際、会社からいくら給料が支給されるかなんて正確に把握できないんだ。入社後、実際に考えていた給料額より下回る金額になっていて、交通費が制限され、更に通勤時間が長い事から、残業代も少ない。となれば経済的な理由で転職を考えているというのは立派な転職理由だ。この辺を踏まえて、面接で理由を述べられれば、通勤時間を理由に転職するという言い分が正しいものだというのを伝える事が出来るだろう。

 ちなみに最後に何か質問はありますか?と訊かれた場合だけど、「今後会社が移転する予定はありますか?」と訊いておくのも良いかもしれない。入社後、確かに通勤面では楽になったけど、近いうちに地方に本社を移すとなったら、本末転倒になるから、その辺の引越しの予定を念押しに訊いておいた方が良いぞ。

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