学生時代に頑張ったことがないのに内定を取る就活生

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「学生時代に頑張った事がないからESに何も書けない。」

「大学3年生の時はゲームばかりしていた。」

「高校時代の話をしても良いのか?」

 学生時代は遊んでばかりで、アルバイトどころか、資格やサークルすらやっていない。学生時代に他人にアピール出来る事と言えば、勉強くらいだけど、就活では学業について求められていないし、求められているモノとすれば、企業の効率化、デジタル系の構造に関する専門的な理論である為、正直そこまでの知識は持ち合わせていない。

 就活が始まる前はそんなに気にしていなかったが、いざ蓋を開けてみるとエントリーシートや面接では学業以外の経験が求められ、もう大学時代の話ではなく、高校時代の話を書けばいいかなと思ったりするが、どうもそれは印象に悪いらしい。

 このように就活では学生時代に頑張った経験が必要とされ、それが無い人は就活に苦戦する事は避けられないと言われています。しかしそんな状況下であっても大手から内定を取る人はおり、その人達は一体どうやって内定を取っているのか?ここでは実際に大学の時は遊んでばかりでいた就活生と、同じように就活でアピールするモノがなかったのに大手から内定を取った先輩、2人の会話形式で学生時代に頑張った事が無い就活生が如何に内定を取る事が出来るのか、その辺について述べたいと思います。

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学生時代、何もやっていなかった就活生の苦悩

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 先輩、助けてください。私、大学時代に何もやってなくて、エントリーシートの「学生時代に頑張った事」や「自己PR」などの欄に書ける内容が1つもありません。

 私、大学では人付き合いが億劫でアルバイトどころか、資格やサークルなどの活動もしていなくて、ただひたすら家で遊びぬいていました。ゼミはサボり、自動車免許も金が無かった為、やっていません。当初は学業の事についてアピールしていればそれで良いと思っていましたが、実際今就活をしてみると、エントリシートに書く欄には必ず、学生時代に頑張った事、自己PRなど学業以外の活動を中心に質問してきています。これだとずっと遊び続けた私の場合、何も書けるものが無いじゃないですか・・・。

 私の友達も同じ境遇で、でも彼の場合、嘘をついて、ありもしないデタラメな事を言って、面接を通過しています。ただ私の場合、嘘が下手なんですね。就活ではそういう嘘をついてくる就活生対策に向け、色々とやった事に対する合理性ばかり追求して、「何でやったの?」「もしこんなトラブルが起こったらどうするつもりだったの?」「本当にやったの?」など疑われながら質問されて、その圧迫感が今はもうトラウマで就活するのが怖いです。

 んでもう追いつめられて、思い切って高校時代の話をしようと思っているのですが、面接で、「高校時代に輝かしい実績があるのなら、大学時代も継続して続けているよね。例え人から素晴らしいと思える活動であっても、途中で辞めてしまうようなモノって、入社後も続けてやってくれるかどうか分からないから、評価の対象にしないつもりだ。では大学時代の話をして下さい。」と言われて、もう高校時代の話も通じないと思ったので、もう手の打ちようもありません。どうしたら良いですか?

 私のように嘘が下手で、かつ大学時代に何もやっていない就活生はどんな風に就活をすれば良いのでしょうか?

学生時代に何もやっていない就活生が内定を取る為に必要な3つの方法

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 就活で何もアピールす出来るモノがない場合、出来る事は大きく分けて3つだ。

① 社会で必要とされる程の嘘を身に着けて、内定を取る。

② 入社後の話を中心に話題を弾ませ、過去話を極力避ける。

③ 今から出来る経験を積んでアピールする。

 お前は嘘が下手だと嘆いているけど、実際、嘘というのは社会で必要とされている。例えばお前は入社後、電話番などをやらされると思うが、その際、「○○さん、いらっしゃいますか?」と取引先から電話がかかってくる事がある。しかしその人は電話には出たくないと言う。その場合、「申し訳ございません。○○は現在、席を外しております。」と不在の旨を伝える事をしないといけない。社会ではこういう嘘も方便みたいな、時に嘘をつく事が求められる。今の例は形式的な嘘だが、他にも会議の場で出来るかどうか、まだ算段が付いていないのに、「出来ます」と言う事が求められる。これは就活で言う「入社後ちゃんと働いてくれるのかな」という質問に対し、志望先の業務経験が全くの無い就活生が「はい、出来ます」というのと同じ、例え嘘でも社会で生きていくためには必要な嘘というのが存在して、それが出来ないと結局嘘をつかなくても評価されないってわけなんだよ。だから、嘘が下手なら、まぁ、嘘をつかないで働いて生きていくのも1つの選択肢だけど、そんな簡単な話じゃないから、お前に必要なのは社会で通じるような嘘をつける程のレベルにまでなる事が大事だと思うぞ。

 で、でも先輩。嘘をつけるようになるって、具体的にどこまで磨く必要があるんです?実際、私の場合、面接官に「この子ではとても成功するとは思えないな」思われて不採用になっているんですが、どんな事に注力を注げばよいのですか?

 ・・・就活では嘘をついている就活生を見抜く為、就活生がアピールした内容にもしトラブルがあったらどうするか?という危機管理能力を見ている。例えばお前が学園祭で出し物を提案した場合、どんな反対意見が出て、そして本番ではどんなトラブルが出るか予想出来るか?就活生の中には自分の成功体験を主張する人がいるけど、面接官からすれば「それは本当にこの子力によって出来た事なのかな?」「もしもう一度同じ事をしたら、また成功するのかな?」と、まぁ、とんとん拍子で成功したのか?他人の力を持って成功したのか?そんな風に疑って、質問をしてくる。さっきの反対意見の例だけど、「何でそんな事をする必要があるのか?」「今までのままで良いのではないのか?」「その日は別の部活の手伝いをしないといけないので無理です。」と新しい事への挑戦を拒んだり、部員の個人的な都合で参加出来ず、人手不足に陥る。まぁ、この2つがよくあるトラブルとしての候補としてあがる。

 それに対する対処法についてだけど、他の部活と一緒に行うという方法が分かりやすいかな。新しい事への挑戦と言っても皆、やりたがらない。でもウチの部活では学園祭開催期間は人数不足になる日がある。それを克服する為に、他の部活と共同で作業し、足りない日をお互いに補う方法を取った。んで、新しい事への挑戦についてだけど、その共同で作業する部活の内容を盛り込んで融和させたと言えば合理的だし、解決策の1つだろう。んで面接官は恐らくどんな部活と組んで、そして客の出入りはどうだったと聞くだろうね。ただの出店の場合、イルミネーションやロボット部などエンターテインメント性のある部活と共同で作業し、客が来たと言えば説得力があるだろう。

 結局のところ、嘘をつけるようになる為には、何かしらの成功例を元に作成した方が良い。今の例も人材不足で困った企業同士のM&Aの話を聞いて、1+1=3みたいな話を元に作ったし、バレないよう自分のスキルに関する事を触れないで話した。じゃないと入社後そのスキルを期待して仕事を回される可能性があるから、それだと折角入社しても、職場に居づらくて転職を余儀なくされるだろう。だから当時思いついた案で危機を乗り越えたというのが一番安全で、嘘をつくならトラブルの解決を前提とした成功体験談をベースに話した方が良いぞ。

自分の話ではなく、別の話で盛り上げて好印象を与える

tweet

 でも先輩。それだけじゃ、正直足りませんよ。確かに嘘をつく為には、私が失敗した時のようにただやってたという経験じゃ力不足で、トラブルを乗り越えたような成功体験談の話が出来れば良いと思いますが、そんなの一朝一夕で出来れば苦労しませんよ。

 別に話す内容を全て嘘にしろと言っているわけではない。それに嘘をつくのは極力避けるべきで、嘘ばかりについていたら、隠し通せずボロが出て、信頼されなくなってしまう。ただ学生時代に何もしていないのなら、エントリーシートに書ける内容がほぼないと言っても当然だろうし、それに書く内容は最早嘘で押し通すしかない。それ故、面接で嘘をつくのは最終手段として、それよりも学生時代に頑張った事が無いのなら、自分の過去話以外の話で盛り上げて乗り越えるべきだ。

 例えば

① 入社後、こういう働き方をしてみたい。

② 何故なら大学時代にあった先輩に憧れている人がいて、

③ そんな人になる為にはこんな事をしないといけない

とか言って、自分の話題からそらすのも手だよ。

 先輩・・・それって面接で通じるんですか?だって自分の事を語らずに合格するって、ある意味、面接官からすれば就活生を評価するポイントがないように思うのですが・・・

 確かにそう判断されてしまう場合もあるのは事実だ。だけどこれは人にアピール出来るものがない人の為のやり方だ。さっきの嘘の経歴でも、例えばお前がFacebookなどをやっていたら、それが嘘だって面接官にバレる可能性だってある。例え自分はやっていないと言っても、他人がお前の事に関してtwitterやFacebookにアップしている可能性があるから、結局嘘の経歴はリスクと隣り合わせという事だ。だから嘘は出来る事ならつかない方がよくて、なら話し方によって勝負するしかない。出来れば、志望先の仕事の大変さ、その仕事の魅力、またはその業界で活躍している人の魅力など色んな事を語れた方が良い。そんな風に様々な角度から見たり、褒めたりすれば面接官も悪い印象も受けないだろうし、「この子はこの仕事が好きなんだな。」とそういう評価をしてくれる可能性もある。

 でも先輩。そんな各志望先の仕事の大変さ、魅力、活躍している人の情報なんてそう簡単には手に入りませんよ。これからOB訪問をして、就活の参考となる話し方をすれば良いと思いますが、今からですと間に合いませんし、事実上情報は集められないと考えた方が良いのでは?

 その件にかんしてだけど、俺が就活時代に集めた各業界の志望動機と仕事内容について見れば何となく分かると思うから、それを参考に作成してみてくれ。

今から出来るアピール要素

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 先輩。色々と嘘を押し通す秘訣や自分の学生時代の話以外の盛り上げ方について教わりましたが、3つ目の今から出来る事をアピールするって言うのは無茶じゃないでしょうか?いくらアルバイトをやったところで、他の学生と比べ期間は短いですし、「就活間近になって慌ててやりだした」と思われるのがオチじゃないですか?

 お前の言うとおり、土壇場になって動き出す人っていうのは採用を敬遠される。計画性もないし、日頃から鍛錬を積んでいるモノがあるのなら、いきなり動き出すわけがないって言う理由でな。だからもし就活生が就活の実態を知り、これから始めるのであれば、履歴書に日付を記載するアルバイトや試験日が決まっている資格なども難しいだろうな。だからこの場合、創作物で勝負するのが無難だろう。

 創作物ですか・・・?つまり、アピールするモノがないなら、咄嗟に就活中になんか作って、それを面接に見せてアピールすればって事ですか?言っている事は分かりますけど、そんな就活中の傍らで作れて評価されるモノって何かありますか?

 ホームページ。俺は面接でスマホを持っていき、その画面に表示される内容を見せてアピールしていたね。実際、驚いたんだが、ホームページを作成するのにはHTMLって言うプログラミング言語が必要なんだが、実は拡張子を「html」に変えただけだから、実はアレ、メモ帳があれば簡単に作れるんだ。んでホームページを3日程度で作る事も出来て、何処かのサイトにレスポンシブルサイトの作り方って載っていたから、「ホームページをパソコンだけでなく、スマホでもサイズを変えて表示できます」ってアピールしただけで印象が変わったよ。実際、IT業界に無縁だったけど、会社説明会に参加して、IT技術について興味を持ち、就活の傍ら勉強して作りましたって言えば、土壇場でやり始めたという印象はウケないし、やる気も伝わってくる。だからITのスキルって言うのは学生時代に何もしていない就活生からすれば一番印象が悪くない直ぐ出来る経験なんだ。

 でも先輩。ホームページのスキルは先輩の言うとおり運が良ければ3日で習得できるかもしれませんが、それってIT業界にしか通じませんか?巷の噂ではITにも色んな分野があって、今のホームページとデータベースでは言語が違うって聞きますし、また組み込み式というカメラや掃除機などパソコン内のアプリケーションではなく、機械を動かすのも違う言語が必要だと聞いたことがあります。その為、学生時代に頑張った事がない人は、IT業界の、しかもホームページを作る企業で妥協しろっていう事でしょうか?

 ITというのは本来事務作業などのルーチンワークをボタン1つで済ませられるよう、作業を簡略化したり、コンピューターで計算しているから計算間違いをしない、この2つを理由にやっているんだ。だからホームページの技術を培った上で、そのホームページに載せる内容はEXCELのスキルにするのも良いかもしれない。例えば、VBAというEXCELに打ち込んだデータを高速で処理する技術があり、これを他のEXCELファイルで照らし合わせて、給料や税金、または入力データを簡略表示する処理が出来れば、仕事も円滑になるし、間違いも少なくなる。つまり事務作業についてはどの企業も必ず行っているから、VBAなどのスキルを習得して、自分の作業効率だけでなく、他の社員の作業効率も上がるから、どの企業でも評価されるようになる。だからもし可能ならその辺について磨きをかけれるのなら、他の就活生にも差をつけられるし、入社後、どんな風に役立つ人材なのか、イメージしやすいはずだ。

学生時代に頑張った事がない就活生の戦い方

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 今までの話をまとめると、企業が何もやっていない学生を採用したくないのは「この子を採用しても働いてくれない、または指示がないと自分から動いてくれないのでは?」とそう指示待ち人間だと思われてしまうのが原因だ。だからそれを払拭する為にせめて自分が採用してからも働けますよ。と思わせるようなアピールをしないといけない。

 その為にも嘘をつくのであれば、エントリーシートの内容は資格や賞などの記録が残るモノではなく、何かしらの案を実行に移した体験談がばれにくい。その嘘を本当に思わせる為にもせめて入社後はその案を再度行う際、ちゃんと実現できるよう、必要な部分を踏まえて仕事をしないといけない。

 また嘘は面接だけでなく、入社後の作業でバレるリスクがあるから極力言わない方が吉。その為、面接官との会話では、学生時代の体験談以外の話をした方が良い。それがさきほど言った志望先の業務の魅力、仕事の大変さ、この業界で活躍している人の話をすれば良い。

 出来ればやる気がある証明として何かしらの成果物を面接に持っていく。例えば俺の友人のケースだけど、IT業界に向けて、ホームページの作成を行った事がある。友人の話によるとホームページの作成にはHTMLの知識だけあれば、十分。後、動きをつけたいのなら、CSSやPHPなどの知識が必要だと言っていたから、恐らく3日あればホームページは作れると思う。それを持っていき、後は動きをつければ、更に評価は高くなると思う。

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