やりたいことがないのに内定を取る就活生

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やりたい仕事が見つからない

やりたい事がなくて志望動機が書けない

将来やりたいことってどうやって見つけるの?

 就活が始まっているのにやりたい事が見つからずどの業界を目指せば良いのか分からない。就活生の中には無目的な為に立ち往生してしまう人がいると思います。ただだからといって何もしないと無職になってしまう為、就活は続けようとするけど、志望動機が書けなかったり、やる気が起きなかったりと苦労が絶えず、困ると思います。

 この場合、誰かと相談すれば良いけれど、逆に「働きたくないの?」と言われしまい、増々事態が悪化してしまう可能性もある事から、出来れば自分1人で何とかしたいという気持ちが強いと思います。

 なぜやりたい事が見つからないのか?ここではやりたい事が見つからずに困っている後輩就活生と大手から内定を取った就活生の2人の会話形式で、やりたいことがない状態で内定を取る方法について説明したいと思います。

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やりたいことがない事を悪いと思わない就活生

 「先輩、今、就職活動をしているのですが、やりたい事が見つからずに困っています。正直、やりたい事がないせいで志望動機が書けず、親からは「お前、働きたくないのか?」と責められています。もう正直働きたくないなぁなんて思っているのですが、やりたいことを見つける方法ってどんな方法がありますか?

 「先ずお前は大きな過ちを犯している。お前はやりたい事が見つからないと心配しているらしいが、大抵の就活生というのはやりたいことが見つからない状態で内定を取っているんだから、やりたい仕事を見つける事自体間違っている」

 「え?でも就活では志望動機を書いて提出するんですよ。そしてその後、面接で『ウチでどんな事をしたいですか?』と志望意欲まで訊かれて、それが身を結んで内定が手に入れる以上やりたい職業を見つけるのは必須なんじゃないのですか?

 「いいか、よく考えてみろ。本来仕事というのは辛いモノなんだぞ。なのに『私はこんな仕事をしてみたいです』なんて、辛いはずのモノを楽しいって言っているようなモノで矛盾した事を言っているのと同じなんだぞ」

 「まぁ、確かにそうですけど、しかし実際にお客さんの為に働いている店員がいますし、何かしらやりがいの感じる仕事はあると思っているのですが?」

 「お前はその『お客様の為に働いています』なんていう言葉を店員が心の底から言っていると思っているのか?違うだろ。実際、皆、実際はお金の為や家族の為に働いていて、確かに好きな職業で働いている人はいるかもしれないが、自分の生活がかかれば不本意でもやる人だっているだろ?

 実際、仕事の大半は自分のやりたくない仕事の筈だから、どちらかと言えば好きだから働くのではなく、やりたくない仕事でも結果を出してくれる、そんな人を企業は欲しているはずだから、本人の好みなんて評価対象にはあまりなっていないのだぞ。

 お前だって例え「お客様の為に働いています」という言葉が嘘でもお前が満足するようなサービスを出してくれるのであれば文句はないだろ。就活と言うのは確かに意欲も大事だけど、それ以上に仕事で結果を出せる人が必要なわけだから、やりがいなんて正直二の次

 お前が就活でやらないといけないのは、やりたいことをアピールするのではなく、面接官に『コイツは出来そう』と評価される事だ。その上で志望先は自分でも出来そう、またはブラックではない企業を見つけ出してそこから内定を取る流れになる。だから就活においては1に自分の出来そうな仕事を見つけ出す。そして2にそこの面接官が志望動機について訊かれた際、『こんな風に働いてみたいです』と自分が志望先の業務がやりたい仕事ですと言えるようになる。これをやらないといけない。」

 「先輩、正直就活生全員がそんな事をやっているなんて信じられないのですが、本当に大半の就活生はやりたい事を二の次にして志望先を選んでいるのでしょうか?

 「では試しにネットで『就活で嘘をついても良いの?』などそんな過去の就活議論系のサイトを見つけてみろ。嘘をつく事は悪いはずなのに大抵の人達は『社会は結果』『世渡りには必須』など嘘をしている事を批判していないコメントでお前は驚くはずだ。これは裏を返せば皆ある程度、自分の話を盛っていて、本心よりも内定を取る事を念頭にアピールしている事を意味する。実際、『お金以外で働く理由なんてある?』という議論もネットでしていて、そこでも本音と建前が問われる内容になっているから、皆、本心で働きたいとは思っていなくて、でも生活の為に仕事を探す。そんな事をしているんだ。

 だからこの就活でも『やってみたい仕事』を探すというより『出来る仕事』を見つけ出して、そして相手が納得する『モノの言い方』というモノを身に着け内定を取る。そんな事をやらないといけないんだ。」

やりたいことがない状態で志望動機を書く就活生

 「先輩、ではあまりやりたい事が見つからない事に固執しない方が良いという事は分かりましたが、『ではどうやって志望先を絞り込めば良いのか?』それがまだ分かりません。やりたいことがないのにどうやって志望先を絞れば良いのでしょうか?

 「今の時代、AIで仕事が奪われていると言われているからな。だから『将来なくなるとされる職業』にマッチしない職業を選んで、そこらを中心に絞り込んでいくのはどうだろうか?または志望先の業界のブラック度を調べて、安全性が高い業界を中心に受けて行くのも良い。ただそれでもその志望先で『こんな風に働いてみたいです』なんて言えないとまずいから、そんなモノの言い方を見つけて、その業界を中心に志望するというのも1つの手だ』

 「しかし先輩、先輩もさっき言いましたが、仕事というのが本来辛いモノである以上、『自分のやりたい仕事というのは』なんて言い方出来ないと思うのですが、この場合、どんな風に言えば良いのでしょうか?」

 「そのヒントとして3人のレンガ職人というお話がある。簡単に説明するとこの3人は大聖堂を作っているレンガ職人なんだけど、1人目はお金の為に働いていて、2人目は家族を養うために働き、そして3人目は『来る人がちゃんとお祈りが出来るような場所を作る為に働いている』と言っていたんだ。この時点で分かったかもしれないが、俺が言いたいのは仕事というのは単なるお金目的だけでなく、お客さんを喜ばせる事を目的に働く事も出来る。要は人を喜ばせる為、世の中を良くする為に働きたい。こんな言い方も出来るんだ。要は自分が良いモノを提供して、そのお礼としてお金を貰う。そんな一種の互恵関係で商売を行えるから、『自分の成果を上げつつ、お客さんを喜ばせたい』と言えれば立派な志望動機となる。

 1つの例として例えば食品業界であれば、健康や美容、または飲食店のサポートなどを行って飲食店や小売店の売上に貢献したいというのもありだし、金融業界であれば、企業に資金を融資して資金的なサポートが出来るようになりたいのも良い。他にも保険で損失を抑えたり、証券で会社が独自で資金を稼いだりする方法を提供したいというのも良い。あと最近急成長のIT業界だと、機械が人の代わりに仕事を請け負ったり、大量の情報を分析したりするから、労働環境の改善だったり、経営サポートが出来るようになりたいという言い方も出来る。このように各業界の仕事を見てみると、様々な形でお客さんから「お金を払っても良い」サービスを提供しているから、その辺の仕組みを理解して『だからこういう形でお客さんを喜ばせたいのです」という流れで志望動機を作る事が出来る。

 だからやりたい事が無くても、志望先の評価のされ方をネットなどで調査すれば自ずと志望動機の作り方はイメージ出来るし、本音でなくても面接官を信じ込ませる事は出来る。要は自分が仮に志望先で働く場合、どんな風に評価されると嬉しいのか?その辺の相手の視点で考える事が出来れば志望動機は作れるんだ。」

やりたい仕事ではないのに心配しない就活生

 「しかし先輩、いくらそれで内定が取れたとしても、『ああ、ここやっぱり働けないな』なんて思って直ぐ辞めてしまうリスクはあると思います。正直、やりたくもない仕事についてしまう心配があるのですが、そんな心配はどう払しょくすればよろしいのでしょうか?」

 「確かにそれで自分に合わない企業に就職してしまうリスクはある。ただ俺個人の考えとしてどの企業に入っても苦労するのは変わらないから気にするだけ損なのでは?と思っている。

 というのも昔であれば『大手であれば安泰』と言われていたのに、今の大手家電メーカーなんて海外の安い労働力に押されて経営が悪化しているし、高給取りと言われた金融業界なんて1万人規模のリストラが行われて、会社以前に人が潰れかかっている。日本の誇りである自動車業界なんて世界中が電気自動車にシフトしているのに、未だにガソリンエンジンのままだから完全に乗り遅れて、今後危ういと言われている。要はいくら大手でも世界に勝てないと経営が悪化するし、その分、業務が大変になったり、リストラ候補になってしまうリスクがあるから、最早入社する前の段階で安泰だと言えそうな企業を見つけるなんて不可能と思えるから考えない方が良いのでは?と思っている。」

 「先輩、確かに先輩の言っている事は分かりますが、それだと何処にも入りたくないという気持ちになってしまうのですが?」

 仕事とは本来辛いモノだ。しかしそれでも『頑張るぞ』と思えるようになるのは、大抵仕事というのは、どんな仕事でもやり方が分かれば自信がつくし、その結果、『こうするべきなんじゃないのか?』と自分で創意工夫して考えるようになるから、やっているうちに何となるのではないかという面もある。

 だからお前は『ブラック企業じゃなければ何処でも良いや』みたいな気持ちで就職先を見つけて、運悪くブラックだったら『転職すれば良い』とそう考えれば良いと思う。実際、今日本は少子化の影響で人手不足に陥っているから、転職のしやすさは以前と比べて楽になっている。あと大抵仕事を楽しめる人って、自信を持つようになると苦にならないようになってくるし、実際に人から感謝されるようになると気持ちに余裕が出てくるだろうから、深刻に考えなくても良いと思うぞ。」

やりたいことがないのに内定を取る就活生の例

 「先輩、確かに先輩の言うとおり、入ってみないと分からないという言い分も分かりますが就活というのは失敗が許されません。実際、この新卒採用でしか入れない企業というモノも存在しますし、ですので出来る限りやりがいのある仕事を見つけたいと思っているので、何か良い方法はないですか?」

 「じゃあ、実際に俺が、やりたい事が無いのに就活をしていた時の話をしよう。

 俺が就職活動をやっていた時、やりたい事が無いどころか、働きたくないとも思っていたけれど、働かないとニートや無職で餓死になると思ったから仕方なく就職活動をしていた。当初は人手不足だし、直ぐに内定先は見つかるかな?と思っていたんだけど、やりたい事が無い場合、ある質問に悩まされた

「何でウチを志望したの?」

 やりたい事を決めていないと困るのが志望先を絞り込んだ理由に答えられない問題だ。まぁ、仮にその問いに対し、面接官が納得いく回答が出来ても次に来る質問が

「どうしてそんな風に思ったの?」

 と次に志望先を絞り込めた学生時代の経験について訊かれるから、これが更に悩ます。だって自分の書いた学生時代に頑張った事と自己PRと兼ね合わせないといけないんだぜ。まぁ、それでも何とか答えられて、難局を乗り切ったと思ったけど、最後にやっかいな質問が飛んでくる。

「では入社後、具体的にどんな事をしたいの?」

 もう、ほんと、志望先の業務と自分の経験について整合性が取れても、今度はその考え方が入社後の働き方と一貫しているか?その辺についてまで訊いてくる。

 つまりやりたい事がない問題を克服するには『志望先を決めた理由』『決められたきっかけ』『入社後のキャリアプラン』この3つの対策を練らないといけない。まぁ、言い方を変えればこの3つの質問の対策が出来れば、この『やりたい事ない場合の問題』を対処できるようになるから、次はこの対策について説明してみようと思う。

 この辺の対策についてなんだが、まぁ、食品業界を例にするならば、『自分が勤めていたアルバイト先では小麦粉を届けてくれる営業マンがいて、その人が現在の流行、そして新しい新商品における新しい調理法など提案してくれたので、それを機に店が繁盛した。』という経緯を説明し、『食品業界の仕事というのは、美味しい食の提案だけでなく、飲食店のサポートまで出来て、私自身もその営業マンのように食の提案が出来るような人になりたいと思いました。』と自分のアルバイト先に訪問していた営業マンをきっかけに、志望先を決め、食の提案が出来る営業マンになりたいと入社後のプランについて話せると良い。

 他にも銀行員であれば、ウチの親戚に会社を経営をしている人がいて、銀行員はその人に対し、健全な経営や融資におけるサポートについて説明してくれて、その結果、経営が良くなりました。と資金的なサポートに魅力を感じ、銀行を志望しています。という言い方も出来る。

 このように志望先の職業で活躍している人の例を1人でも見つければ、『どうしてウチを志望しているの?』と訊かれても、『その人のようになりたいからです』と言える。『どうしてそう思ったの?』『入社後のキャリアプランは?』も同様に、『その人に出会って、そしてその人のようになってみたいと思っています』なんて言えれば簡単に乗り越えられる。要は1人、仕事で活躍している人の例をネット上で探せば良いってわけだ。」

 「しかし先輩、そんな仕事で活躍している人の情報なんてそうそうあるもんじゃないですよ。どうやって見つければ良いのですか?

 「質問ある?と検索すると、その手の業界の人の質問も出てくるし、本屋などで『私が営業1位になった理由』など仕事のノウハウ本を読んでみると、どうしてお客様から支持されたのか書かれている場合が多い。その部分を参考にして『この業界はこんな風にお客さんから喜んでもらえる』と言いつつ、『だから私もその人のようにこんな形でお客さんを喜ばせてみたいと思いました』と言えれば何とかなる。だからネットや本屋などでその手の業界で活躍している例を見つけて、自分のモノとして盗み取れば良いと思うぞ。」

 「先輩、言っている事は分かりますが、正直本やネットって情報が多すぎて目移りしてしまいますし、正直そんな時間ありません。もっと手っ取り早く、今の3つの質問に答えられる方法なんてありませんか?」

 「手っ取り早く、しかも信ぴょう性の高い情報を入手したいのであれば、やっぱりその手の業界から内定を取った人、または働いている人から訊くのが一番早い。例えば俺の場合、OB訪問をした時の話なんだけど

「志望動機はありきたりすぎて冴えない内容になっています。何かアドバイスをしていただけないでしょうか?」

 と訊いて先の3つの質問に関する情報を入手したぞ。」

 「え?先輩、そんなダイレクトな質問をして変な目で見られませんか?」

 「そりゃ、その場合もある。しかし今の時代、圧迫面接などをすればSNSやネットで叩かれるし、人手不足でより人が欲しいと思っているから優しい対応をしてくれる所が増えている。だからOB訪問はある意味チャンスでもあるんだ。

 それにそういう就活に対するアドバイスではなく、こちらは志望先の業務について訊きに来ているのだから

「この業界ってどんな風に働くのですか?」

 と訊いて、『ああ、この業界ってこういう風にお客さんから支持されているのか』と想定問答のヒントになる話をしたり、

「この業界で凄い人って具体的にどんな事をしているのですか?」

 と訊いて『入社後どんな風に働いてみたいか?』という言い回しの参考例を手に入れる。要はさりげない質問から如何に先の3つの質問の参考例を引き出すかがポイントだ。

 更に親睦が深まれば

「先輩はどんな風に言って内定を取ったんですか?」

 なんてのも訊ける。要は就活や志望先の業界に勤めている人などその手のプロに訊いた方がより一層内定が取りやすい志望動機が作れるようになるだろう。

同じ大学出身の先輩に話を聞けるOB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」

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