ブラック企業に入社し、親から転職を反対される人の例

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飲食店、介護業界、ITなど長期間労働が行われる職場においては、自分の体の事を考え、もっと労働環境の良い職場に転職したいと考えるようになるかもしれません。しかしその事を親に知られると反対されたり、逆に働きづらくなるという状態になりかねません。

具体的にどんな形で親は子供の転職に関わり、失敗してしまうのか?その点について説明しております。

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「求人票の内容と違う!!」と責めてくる母親

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「こんなに働いているのに、どうしてこんなに給料が低いの?」

入社して初めて初任給が貰えた日。給料明細を見て、最初に言ってきた言葉がこれである。親がこれだけ驚いているのには訳がある。俺が入社して当初、「門限は21時まで」とトンデモナイ事を言ってきて、どうやらウチの親は飲食業界というのは深夜遅くまで働くのが普通である事を知らなかったらしい。

その為、深夜まで連日で働いている仕事は異常だと言いつつも、その分の残業代が出ると思っていたらしく、求人票に書かれていた23万+残業代の値段が来ると予想していたのであった。しかし結果は23万どころか、税金が引かれた15万程度の手取りしかない事に愕然とし、それが先の「どうしてこんなに給料が低いの?」の言葉に繋がるのだ。

そしてウチの母は「皿でも割りまくったの?」「店長とケンカでもしたの?」と俺が原因で給料が低いと言ってくる。そりゃ、仕事についてからまだ1ヶ月だけで、仕事で不慣れだから、現場に迷惑をかけているのは自覚しているが、そんな給料を減らされるような事をした覚えはない。

その為、入社してから親と衝突する内容としては、

”求人票と実際の仕事内容の誤解をとく”事だ。

具体的には

求人票の給料と何故違うのか?

残業代や待遇が何故ないのか?

保険料を支払っていないけど、大丈夫なのか?

上記の3つである。これらの説明については、残業の水増しやみなし残業などそういう理由が背景にあり、保険料については取り分が少ない為、あまり言及されないなど、すこしばかりだが、俺の将来の事を心配してくれと思う。ただそういう問題ではなかった。

「騙された!!訴えてやる!!」

と求人票の内容と違う事に腹をたて、労働基準監督署に訴えようとするのだ。果たしてこの行動をどうとるべきであろう。確かにこの大手飲食チェーン店の求人票は確かに詐欺に近いことをした。だから訴えれば多分勝てるだろう。しかし問題は勝っても、今後の生活まで保障してくれるのだろうか?

こういう問題の場合、不当に働かせたとして貰っていない分の給料を獲得する事が出来る。という話を聞いたことがあるが、その後も不満のない給与体制で働き続けた話は聞いたことがない。恐らくだが、訴訟で買っても、そこでは働かず、別の場所に転職したのが筋なのだろう。つまり職を失うリスクをとってでも、訴えに出るべきか?そこが肝になってくる。

その為、母には、「訴えを起こしても、手に入るのは求人票分の給料のみ。つまり1ヶ月程度しか働いていない俺が手に入るのは、その1ヶ月分の給料になると思うが、それでよいのか?」と話した。

俺自身も今訴えたところで、手に入るのは雀の涙程度。もし今の職場に不満があるのであれば、就業中に別の職場を探し、そして転職するという方法が一番妥当だと思った。

結果、親は愚痴をこぼしていたが、後日、親自身もこの事についてネットで調べたのだろう。深いため息をしながら、俺の給料明細を見ていた為、訴えるのは妥当ではないと判断したのだろう。

1人暮らしに反対し、実家で暮らせと言ってくる

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ただ問題が起こったのはここからだった。なぜなら俺は給料を貯めて、近い将来、親元から離れて、親の支配下から解放された生活を送る事を目標に今までの親からの理不尽な要求に耐えてきた。しかし、ある日、母はこう言ってきたのである。

「給料が低いし、ずっと実家で暮らした方が良いね・・・」

冗談ではない!!確かに給料は低いが、このままだと俺はずっと親の元で暮らさないといけなくなる。ただ反論する言葉が思い浮かばない。確かに給料が低い以上、わざわざ一人暮らしをしてお金をかけるより、実家にお金を渡していく方が安く済む。それだけお金が貯まりやすくなる。だから親が言っている事はある意味合理的なのだ。

更に追い打ちをかけるように、

「実家の方が安上がり」

「あたしが面倒見てあげられる。」

「だから通帳渡して」

そんな風に言ってきたのである。この年になって未だに俺の金銭管理をしようとしてくるのである。母の言い分では一括で管理した方が楽という事で、こればかりはどう言い返せばよいのか分からない。その為、ここでは一応返事をしときつつ、朝早く、深夜遅くのスタイルに甘んじて、親と話す機会を少なくして、その話をもう一度出さないように努めた。

ブラック企業の場合、早期退職による転職になる

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自分が勤めている企業が、低収入でかつ残業代や賞与が出ない企業だという事を親が悟った以上、転職における反対のハードルが低くなったと思われる。ただブラック企業からの転職の場合、一つだけネックになるところがある。それが

早期退職による転職だ。

ブラック企業の場合、若い新人を転職させないために、朝早く出社させ、夜遅くまで働かせる事で転職する為の時間を無くさせる手で出てくる。実際、ウチのそうで、仕事が苦しいと言う人は数多く見てきたが、上司は「根性が足らん!!」「お前が辞めると他の人に仕事を回される事になるぞ。自分だけ楽になるつもりか!!」とそんな社員同士のつながりを利用し、転職イコール裏切りという印象を強くさせていくのである。

転職する時間がない以上、このキツイ労働環境から逃れるためには、退職し、転職する方法を選択せざる得ない。しかし問題なのは、重労働という企業側に問題のある退職であるが、履歴書で見た場合、入社して直ぐに辞めたという早期退職として見られてしまう。例え、理不尽な労働をさせられ、退職したとしても転職先の面接官はそう見てくれない場合が多く、転職先が決まらず、無職になるリスクが高くなるである。

更には退職する為には最低でも1ヶ月前から辞職の意思を示さないといけない為、1か月の間、ブラック企業で働き続けないといけない為、その間に起こる差別に耐えないといけない。

例えば、辞めそうな人には、皆の前に立たせて、「自分と仲間、どっちを取るんだ?」と質問させたり、辞める人には「裏切り者」「根性なし」「お前には無理だ」と辞める1ヶ月前まで罵倒し続けるのである。これで自分がもし辞める事になったらこうなるぞ、周りに言い聞かせるのである。

つまりここから転職して良い企業に行く為には、

・早期退職のハンデを背負いながら、転職で成功する。

・1か月間、ブラック企業からのイジメに耐え抜く。

そんな壁を乗り越えないといけないのである。

早期退職に反対してくる父

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ブラック企業から転職するだけでも大変なのに、自分の場合、もう1つ乗り越えないといけない壁がある。それが親の説得だ。

この年になって、未だに親に金銭管理されているのが情けないが、こっちが言っても、「お前には無理だ」と一点張りで、親が管理するといって聞かないのである。その為、親の意向を無視して転職したいが、金銭を握られている為、どうしても無視する事が出来ない。その為、ブラック企業から出る為にも親の説得が欠かせない状態なのだ。

ただ父に退職による転職活動について話すと

「まだ入社して月日が浅いではないか!!退職は絶対するな。最低でも3年働いてから転職しろ!!」

「仕事は辛いモノなんだから、そんな逃げるようなヤツを転職先が採用したいと思うか?」

「転職したいと言っても何処に行くつもりなんだ?行く当てがないのに転職したいなんて、無計画にもほどがある。そういう風に行き当たりばったりの仕事をしているから、成果をあげられなくて、転職という道に逃げるんだ。もっとしっかりしろ!!」

と言ってくる。勤め先が低月給だというのは知っているが、転職の事を考えると長期に勤めていないと次の転職先を見つけるのは困難だと思っている。確かにその通りかもしれないが、例え3年たっても父の性格を考える限り、「退職はするな!!」と言われ、勤務中に転職活動をし、転職しろと言ってくると思っている。これをどうにかしないといけない。

始めははやり勤務中に転職という方法を考えてみたが、やはり拘束時間が長い事で、中々他社との面接をセッティング出来ない。土日に面接を受けつけてくれるところも少なく、平日での転職活動が余儀なくされ、ブラック企業から有給を取る方法を見つけるしかなかった。

ブラック企業から有給を取る事は難しい。

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しかし現実はそう甘くない。

ただでさえ、人で不足であり、実力主義の職場である為、休みを取るという事は、結果を十分に出してからにしろと言われる。そして日が浅い自分にとっては、そんな先輩を圧倒するような結果を出す事は難しいし、何よりもそんな圧倒できるほど、この業界のサービスは社会から求められて無い為、実現不可な内容と言える。

そんな気持ちを知らず、母親からは「いつになったら転職できるの?」と給料の事ばかり気にして、父からは「弱音を吐くな。誰もが通る道!!」と逆に追い詰めるような発言をしてきて、何処にも俺が休む場所などなかった。

次第に転職を諦めたと思ったのか、「どうしてこんなに帰りが遅いの?」「どうして賞与がないの?」「夏休みなんだから、休みなさいよ!!家の掃除、誰がするの?」などそんな細かな事を言ってくる。

そして職場では酒によった客からの罵倒、疲労によるサービス欠如によるクレーム、新人アルバイトの研修、そして辞めていく社員を止める、愚痴を聞くなどそんな事ばかり行い、精神的に参っていった。出来ればこのまま倒れて、病院送りにされたいと思ったが、中々体は壊れなかった。

「俺は一体、どのくらい働けば良いのだろう?」

いつもなから、打開策を考える俺だが、疲労困憊により最早まともに考える余力すらなく、今の生活に慣れていく自分がいて、絶望を抱きつつも、現状維持ばかりを考えるようになった。

親が倒れ、ゆとりのある業界への転職が許される

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そんなある日、父が病気で倒れたという連絡が入った。

そして自分の体に危機感を感じたのか?急に俺に優しくなってきたのだ。どうやら今まで厳しく接してけど、その反動で見捨てられるのでは?という恐怖感でも抱いたのか?「お互い支えあいましょう」みたいな態度で接してきたのだ。

正直、そんな心変わりに気に障るが、日頃の不平不満をこぼさなくなるのであれば、それでも良いと思ったが、次の言葉に耳を疑った。

「今の職場大変だろ?仕事を辞めて、転職してみたら?」

とそんな事まで言ってきたのだ。今まで散々退職による転職には反対だ。と言っておきながら、自分の身が危険に感じたら、直ぐ意見を変える。正直腹立たしさを通り越して、呆れてしまった。そして転職についてだが、長い間、辞めさせてくれず、かつ体も壊れなかった為、仕事には嫌でも慣れてしまっていた。その為、今更別の業界に転職する事は正直もう頭になかった。

親が職場に転職すると伝える

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ただ黙っていれば済む話ではなかった。親は何の返答もない事を良い事に、今の職場に俺が退職する事を電話で伝えてきたのだ。本人は良かれだと思ってやった事かもしれないが、そのせいで職場に行くと「お前・・・転職するつもりなのか?」と敵意ある態度で接してくる気になってくる。ウチの職場は人手不足で手一杯で、そんな職場でも維持できるのは実際にこの職場は社会から必要とされ、皆で支えあっているからだという自負と連帯感があるからだ。その為、職場の重労働に耐え兼ね、転職と言い出す人は、自分達と見捨てて自分だけ楽をしようとする一種の裏切り行為だと捉えていた。「もしお前が居なくなったら、俺達はどうなるんだ?」と威圧的な態度で接してくる。

親にこれを話すと、

「なら、信用を失って、どんどん仕事が与えられなくなり、辞めやすくなるね」

と言い、全然反省しない。

更にはウチの飲食店ではそんなどんどん仕事が与えられなくなるのではなく、逆にどんどん仕事を押し付ける方法で出てくる。なぜそんな事をするかというと、飲食業界ではウチの店だけでなく他店でも慢性的な人材不足で悩んでいる。人手が足りない場合、よそから借りてくる方法を取ってくる為、今回退職候補として俺の名前があがり、他店に出向かされ、

「どうだ。これだけ周りから支持されて、お前も働き甲斐を感じるようになっただろ」

と今まで以上に自分が必要とされ、辞めようにも辞められない状態へとなるのだ。そのせいで更に帰るのが遅くなり、転職の話どころではなくなってしまうのだ。ただ親はそんな事を知らない。それどころか、俺の帰りが遅い事を言い分に

「あたし達が良い転職先を見つけてあげるね。」

とそんな事を言ってきたのである。

親が転職先を決め、またブラック企業へ

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「介護業界なんてどう?」

今まで何度も殺意を抱いた事はあったが、これほどまでに殺してやろうかと思った事はない。親としては新しい転職先として人材不足で入りやすい介護業界と言ったのだろうが、俺から言わせれば、信用できない子供がちゃんと介護できるよう、職場で経験させといた方が良い。そんな本音が聞こえそうで、逆に何が何でも入りたくないと思えてしまう。介護業界っていうのは介護福祉士やケアマネージャーなど1,2か月ほど研修が必要な資格を取る必要がある。そんな事も調べずに言ってくるあたり、ホント転職を軽い気持ちで見ているとしか思えない。

先の介護業界という意味でもそうだが、自分本位で転職先を決めている。そして転職先の基準として、給料の高い所、休日が多い所など、転職先がどんな人を採用したか考えず、更には俺の気持ちを無視して決めようとする。

ただ親が転職の意向を職場に伝えた事で、皆の俺に対する信頼感が減り、業務の量が増えた事で、本当に仕事に耐えきれなくなってきた。その為、不本意だが、転職についてはある意味考えているが、転職先が親によって決められている所が気に食わない。本当なら自分のやりたい仕事について見出し、そして転職先の候補を絞っていくべきだと思う。しかし飲食店というのは本当に社会で必要とされるスキルというモノが身に付きにくい。

客に対する掛け声や社員同士のコミュニケーションは出来ているが、そのスキルはどの業界でも必要とされているスキルで、一概に特定の業界で必要とされるスキルではない。更にもう俺の年齢は20代ではなく、転職するにはある程度転職先に強い動機が必要だ。その為、親が倒れたので、介護業界なんていう自分の都合しか考えない志望動機で採用されるわけがない。転職するかどうかはまだ決めていないが、親に支配されている以上、自分の意志で転職する事はもう心のどこかで諦めてしまっている。

ブラック企業に入社し、親から転職を反対される人の例のまとめ

新卒で内定を取り消すほどの親と一緒に実家暮らしする場合、以下のような問題が起こる。

・実家暮らしの強要

・求人票と実際の労働の差異の確認。それによる仕事への不満

・退職による転職を反対され、3年働いても「まだ早い」と言われ、反対される。

・介護が必要になってから、転職を強要

・勝手に転職の意志を職場に伝える

・介護業界へ転職するよう強要

低収入による出費を抑える名目での実家暮らし、そしてブラック企業の仕事内容に対する不満を子供にぶつけたり、早期退職しないといけないほど、転職する事が難しいという現実を親は心得ていない。

その理解の無さにより、転職は子供の体が壊れたり、親の体が壊れて、介護の必要性があると考えない限り、実現は難しく、酷い場合、親が転職の意を職場に勝手に伝え、仕方なく転職せざる得ない状態になりかねない。

この親から転職を反対された場合の対処法としては、資金を貯め、親もとから離れられる状態に持っていく事である。ブラック企業に入っても、通帳の管理はせめて自分でやり、そしてある程度資金が貯まったら出ていくという方法を取れば、少なからず金にモノを言わせられても対抗できるようになるので、色々と答えはあるかもしれませんが、金銭管理は何が何でも自分でやるよう努めてください。

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