なぜ親は子供の就活を手伝ってはいけないのか?

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過保護

子供の就活が始まり、できれば子供の為に何かしらの力になりたい。しかしネットでは親は子供の就活に口を出さない方が良い、かえって子供を追いつめる事になるなど親の支援に否定的な意見を多く目にします。

どうして親は子供の就活を手伝ってはいけないのか?その辺についてもっと詳しく調べても、その疑問については触れてなく「親は子供の就活に干渉しない方が良い」と書いておきながら、次の章では「無関心ではいけない。」などと内容が矛盾しており、時間の無駄だった場合もあります。

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親の手伝いが否定的に見られる1番の原因

親の手伝いが否定的に見られる原因
親が子供の力になりたいという気持ちは親とはしてはごく自然の事であり、正しい事だと思っています。しかし就活ではその気持ちが裏目に出て、助けているはずが逆に子供の足を引っ張っている場合があります。

その原因は家庭によって様々ですが、一番の理由は

子供の事ばかり考えているから
これが原因だと思われます。

子供の事しか考えていないとどうなるのか

就活では時々、
「給与の安定している公務員になりなさい」

という親子の会話を聞きます。

確かに子供の将来を考え、給与の安定している公務員を勧めるのも子供の事を思っての発言だと思います。

しかし実際に税金を払っている国民からすれば、お金目的で公務員になったと思われ、不評を買う人材として見られてしまいます。

採用側からすれば、できれば給与や待遇目的ではなく、社会のために一生懸命努力する人を採用したいわけです。

民間企業でも気持ちは一緒です。通常企業というのは社会に認められる製品、お客様が喜ぶサービスを提供してこそ、利益をあげる事ができます。その為にもお客様を喜ばせたい、良い世の中を作るために立派な企画や製品を作りたいなど、そういった学生を企業は採用したいのです。

しかし現実では給与目的で志望する学生がおり、本心ではそう思っていないのに「御社の為に、一生懸命働きます」などと平気で言ってきます。

企業はそんな上辺だけの学生を採用しとても苦労しています。その為、企業はまともな学生を採用する為に様々な方法を取っており、給与や待遇目的の学生を極力採用しないように力を入れています。

子供の為とはいえ、企業の気持ちを考えず、安易に「給料が高い」、「福利厚生が充実している」を理由に志望先を決めると、企業が一番対策している方法に子供を投げ込む事になりかねないのです。

では具体的に企業はどんな方法を取っているのか、説明したいと思います。

TOEICの点数で見る企業が学生を採用する基準

TOEICの点数で見る面接の難しさ

面接では具体的にどんな事を聞いてくるのか?

例えばあなたのお子さんがTOEIC900点を持っており、ライバルが800点だったとします。通常点数の高い人が選ばれると思いますが、面接官はその二人に対し、

「どうしてその資格を取ろうと思ったの?」

「海外展開しない部門に配属されたらどうしますか?」

「ご自身の英語力を弊社でどのように生かそうと考えていますか?」

など活用方法について追及してきます。

面接では「どうしてその資格を取ろうと思ったの?」に対し、

(そういえばどうしてだっけ?)と目的がなかった事に気づいたり、

突き詰めると
①就活で有利だから
③持っていても損はないから
③高得点であれば女の子にモテるかも

など、内心的な理由でとても人にアピールできるものではなかったりします。

そういう本心を隠し、

「海外で活躍できるからです。」

「英語を深めると様々な人たちと交流を深められるからです。」

など当たり障りのない回答を咄嗟にできると思いますが、先の

「海外展開しない部門に配属されたらどうしますか?」

「ご自身の英語力を弊社でどのように生かそうと考えていますか?」

などの質問を矢継ぎ早に飛び交えば、流石に直ぐには答えが思いつかず、結局あまり深く考えていない事を印象付ける形で終わってしまいます。

面接ではこのように
YESかNOでは答えられない質問をし、学生に考えさせるような質問をしてくるのです。

先の上記のような質問に対しては、

・もし自分が望まない形になったらどうするのか?

・自分のやろうとしている事を成功させる為にはどうするべきか?

などの考案力を見ています。

今回の場合、配属先が自分が希望していない部署だったらどうするか?そこに配属されてしまったら、選考を辞退するべきか、それともそれなりのやり方でその部署でもやってみたい事ができるのか?などそういう考えているかどうか問われています。

内定を取る就活生はこの辺の問答を何度も繰り返し、面接の対策をしており、企業側もそれができるのであれば、お客様に商品を売るためには、ウチの事業を成功させるためにはなどの考え方も身に着けられるだろうと考えるわけです。

良い志望先を見つけるだけで、面接通過の対応ができない親

このように面接を通過するためには、志望先の業務を深く理解する必要があるのですが、親の中には子供に

「今日の志望先の企業理念言える?」

「従業員数、売上高、社長の名前は?」

「あたしが考えた回答、覚えた?」

など企業の特徴を言える事に力を注いでしまい、肝心のアピール内容が希薄のまま、面接に臨ませる人がいます。

「高学歴だから大丈夫」

「TOEICは900点台だから必ず受かる」

「熱意をアピールすれば大丈夫」

など感情論で勝負する人が大勢いますが、それは今の就活では誰でもでき、有効な方法ではありません。

もし面接で受かりたいのであれば、

・志望先の業務はどのようなお客様が喜んで買うんだろう?

・ウチの子はそれに対しどんな事ができるだろう?

・それを面接でアピールするためにはどうすれば良いだろう?

など考えて、では面接官が見てくる部分はどこか?を想定して対策しなければなりません。

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英語を面接でアピールする場合

内定を取れる就活生の親が子供にしている事

では具体的にどんな風に英語をアピールすれば良いのか?

実際に英語を使用して働いている人の話を聞いてみると、英語力よりも海外の文化を理解する事が求められると言われます。

例えば、日本では食器や調理機など消毒液で消毒する事を主流に行っていますが、その大半はアルコールが含まれており、アルコールを宗教的に受け付ける事ができないイスラム教徒には日本食品を販売する事ができない。など宗教的な考慮をしないといけません。

また他国では日本のように電力インフラが整っていない為、常に停電が起き、その対応も現地でしないといけません。

他にも現地での日本企業ならではの教育を現地の人に教えないといけない場合もあり、法律や書類の手続きも英語でやらないといけません。

このように英語とはただ話せれば良いというわけでもなく、その現地での生活や人との交流を土台にビジネスを行っていかなければなりません。

その為、面接で英語をアピールする場合、
①「御社の製品は日本よりも海外の方が技術が進んでおります。御社の製品をいち早く理解する為に、英語の勉強をし、最新の情報を海外から取り入れられるようになりたい思い、TOEICの勉強をしました。」

②「私にはFacebookを通じて、海外の友達がいます。その人からその国での生活について訊いているうちに、御社の製品が今後その国の発展に貢献できるのではと感じました。現地の人と交流を踏まえ、御社の製品を売れるようになりたいと思い、英語の勉強をしました。」

など実用的な話をしなければ面接官は興味を示さず、他の就活生もその辺の取り組みについてアピールします。

つまり就活では英語などの資格のアピールはその辺の活用法を理解しているかが焦点になります。ただ単純にTOEICの点数が高ければ大丈夫と思っている人もまだいるかもしれませんが、活用法を心得ていなければ、例え他にライバルがいなくても採用される事はないと考えた方が良いです。

なぜなら企業は今回の採用を見送り、また改めて人材募集をする選択もできるからです。つまり例え残りの採用枠が1人で、あなたのお子さんが1番最初に来たとしても、英語の活用法について話せず、お子さんの魅力についても語れなければ、企業はあなたのお子さんを採用せず、別の人を探す方法を取ってしまいます。

故に点数が高ければ大丈夫とは考えず、活躍している人について考え、お子さんもそんな人物だと感じさせるにはどうするべきかを考えた方が良いでしょう。

内定を取る就活生の親が子供にしている事

内定を取れる就活生の親が子供にしている事

このように就活では子供の事よりも、社会が求める人材を考え、その1人が自分の子供だとアピールする方法を考えるのが必要があります。

ただ人によっては職場から長い間離れており、働いている人の大変さが分からない人、始めから専業主婦だった為、仕事の事についてすらイメージできないなど今の仕事について無縁だった人もいるかもしれません。

そんな方々でも、
子供に対しプラスとなるアドバイスをする方法があります。

それは
大手から内定を取った就活生、または人材採用の関係者に聞く事です。

餅は餅屋ということわざがあるように、就活は就活を経験している人、またはその手のビジネスに携わった事がある人に尋ねるのが確実です。

なぜならば彼らは親の方々と違って、最近内定を取っている人たちの動向、成功している人、失敗している人、企業がどのような人材を求めているかなど有力な情報を持っています。つまり彼らに聞くことこそ、就活で成功する為の近道となるのです。

ではどのように彼らとコンタクトを取るべきなのか?

近年では保護者の就活の参加に伴い、相談窓口を設けるところが増えています。またそういった窓口対応だけでなく、就活塾など就活を専門とした塾も存在します。

そういった専門的な機関でなくても、その手の相談を受け付けているネットサービスや模擬面接などを行っている説明会などに参加し、子供の就活を見てもらう方法もあります。中には無料、または安値で相談してくれるところもあるので、その辺のサービスを使うのも手です。

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