東京に上京し、大手企業から内定を取り、就職出来る地方就活生ってどんな人?

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「地元に就職出来る企業が無い」

「東京で暮らすのが憧れ」

「金だけ稼いで、あとは地元に帰りたい」

 など都会で働いてみたい人の中には東京の企業から内定を取る方法について知りたいと思いますが、実際に都会に出て働こうとすると思わぬ事態に遭遇し、内定が取れないどころか、働き口が見つけられず、無職状態に陥るリスクがあります。また東京の就活生は有名大学や、塾に通い、そしてサークルやアルバイトなども長い間経験している為、アピールする内容が多く、何のアピール材料もない地方就活生であれば、とても東京の企業から内定を取る事は叶わない状態にあります。

 その為、地方出身者が東京の企業に就職する為には、激戦の中で勝ち残る術を見出さないといけません。

 では具体的にどういう事をすべきなのか?ここでは実際に地元から東京の企業に就職し、内定を獲得した先輩と、これから東京で就職活動を行う後輩学生の2人の会話形式で地方出身者が都会で内定を取る為の就職活動の仕方について説明したいと思います。

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地方出身者で東京の企業に就職出来る就活生ってどんな人?

 先輩、お久しぶりです。現在、東京で就職活動を行っているのですが、正直、親からは反対され、上京して就活する事は難しいと言われています。ただどんだけ難しいのか、親自身も分かっていなくて、先輩はその手の経験をした人でもあるので、地方出身者の就活生で、東京で内定が取れる就活生ってどんな人なのでしょうか?

 主な特徴として「経済的に恵まれていること」、そして「都心の就活生に負けない実力やアピール内容を持っている人」。この2点が焦点となってくる。

 東京で就職活動を行うためには物価の高い都心で6か月もの間過ごさなければならない。例えば就活で必要なリクルートスーツや革靴においても、服装だけで7万円ものお金かかる。更に就活では会社説明会への参加や、エントリーシートの提出においてはスマホやパソコン等、電子端末を通して行わなければいけないと言う課題もあり、通信費についてもかんがえないといけない。地方出身者の中にはそのての電子機器を扱う方法を心得ていない人も多いから、その辺のITリテラシーが求められることになる。

 他にも食費の確保についても大変だ。東京にはカフェや飲食チェーン店などが沢山食べる場所があるけれど、安くて500円で、田舎と比べると食費がかさむ。更に住む場所においては賃貸は確かに多いが高すぎるし、契約条件が厳しい。大抵は地元に帰るか、説明会や面接などの日程を詰め込んで、カプセルホテルに泊まり、帰る回数を減らす工夫などをしている。

 地方就活生の中には、「もし行って帰る方法を取る場合、交通費は総額でいくらかかるのか?」と考える人が多いが、企業の選考1社から内定を取るためには約5、6回ほど会社の間を往復する必要がある。その為、仮に地元から東京に行くまでの交通費を5,000円とした場合、単純計算で1社につき6万円もの交通費が必要となってくる。そして大抵、就活未経験のお前からすれば、いや殆どの就活生からすれば、1社だけの選考で内定を取るほど簡単なものでは無い2、3回ほど失敗を繰り返し、そしてどのようにアピールすればいいのか心得ていくわけだから、まぁおそらく20社ほどの選考には参加することになるのだろう。6 × 20、つまり約120万円もの費用が必要になってくるわけだけど、無論、そんな学費1年分ともいえる金額、集められるわけがないから、地方就活生の場合、都会の就活生と比べ、少ない回数で就職活動を行う必要があるし、また少ない費用で如何に大手から内定を取るかについても焦点となってくる。

地方出身者は如何にお金を工面して、就活に臨んでいるのか?

 先輩、確か先輩って東京に上京して6か月もの間、就職活動して内定を勝ち取ったんですよね?一体どんな風に就活費用を抑えたのですか?

 俺の場合、服装についてだけど、親や知り合いの人からスーツやカバンなどを借りて費用を抑えたり、服装は革靴の1万円で抑えた。そして電子端末はスマホだけ。会社説明会の予約はスマホだけで出来るし、エントリーシートのプリントアウトについてはコンビニのサービスを利用して何とかなった。正直、東京は便利で、その手のインフラはある程度整っているからネットで検索すれば大抵の解決策は出てくる。

 後は交通費についてだけど、電車だと高いからバスや学割を利用したり、さっきも言ったけど日程を詰め込んでカプセルホテルを使う回数を増やしたりしていた。そして食費についてだけど、大抵は1日1食。コンビニの菓子パン1つってのも多かったな。腹が減っていたけど、週末には実家に戻るし、その際にたらふく飯を食う事が出来たから、それほど苦ではなかったな。または弁当などを作って地元から食べ物を持参する事もしていた。正直、東京で食べ物を確保するより、実家から食べ物を送ってもらった方がはるかに安いし、金銭的なサポートは出来ないけど、食べ物を送る程度なら良いって親は言ってくれたから、それで空腹を回避していた。

 先輩、先輩の話を聞いていると、就活をすること事態が死にもの狂いのような感じがするのですが、もっとなんか楽な方法なんて無いのでしょうか?

 一番良い方法としては地元の仲間と一緒に協力して、住居の確保、スマホの使い回し、そして実家から食べ物を送ってもらうなど出費や手間を仲間同士でシェアして抑える事をしているから、もし同じ地元で東京で働きたいと言っている人がいるのであれば、協力するのも良いかもしれない。

 あと大学時代に都会に上京した人のケースだけど、学費や生活費を稼ぐためにアルバイトをしていた飲食店で面倒見の良い店長にあたって、飲食店での売れ残りやまかないで食費を抑えたり、またコンビニの賞味期限の切れた弁当を貰ったりして腹の足しにしている人もいた。ただ飲食店の場合、完全に無料ではなく、料金を取るケースが大半だし、コンビニの廃棄処分する弁当でも店長の実費から出ているわけだから、「くれ」なんて軽率に言えないし、賞味期限が切れているモノを渡すのは衛生上禁止されているから、狙って出来るものではないけど、そういう裏ルートで食費を浮かしている人もいた。

 あと他の方法として、献血などをして無料の食事券を貰ったり、就活関連の無料面接サービスなどを利用して実力を上げるなど工夫をこらす人もいた。ただ俺の場合、 スマホだけで稼げるランサーズ というのも利用して電車賃を稼ぐ事をしていた。最近ではスマホ経由で他人のブログや日記を書いて、その報酬として40円、50円、運が良い時には100円の報酬を得る事が出来る。微弱な金額だけど、何時でも何処でも出来るわけだから、スマホと口座を持っているのであれば、オススメする1つのサービスだ。

東京での上京に失敗する地方就活生の例

 ちなみにそーゆー東京での就職活動の厳しさを知らず、東京の就職活動に挑み、失敗した人を俺は知っている。

 「就職出来ればそれで良い」と考えていたために、就職に参加するために必要なスマホを持っていなかったり、エントリーシートを提出するためのプリンターの使い方や、コンビニでそれを使えることを知らず、就活すら参加出来ずに終わってしまう人を見かけた事がある。

 そんな準備の心得えが不足している人でも、ネットで1000円の革靴を見つけて購入したら、3日で先が開いて破れたと言う人もいたり、会社説明会に行く為の地下鉄内の入り組んだ道をどのように移動すれば良いのか分からず、間違った出口に出て、結局説明会に参加出来なかったり、住む場所においてもカプセルホテルに長期滞在すれば良いと思っていた人がいて、途中で背広やYシャツなどの収納場所がない事、そして洗濯について考えていなかったから、服装が乱れて、不採用になってしまったりする人もいた。

 そういうミスが重なり、資金が底を尽き、その場合大抵は地元に帰るか、新卒採用ではなく、派遣社員、またはアルバイト、日雇いなどで金を稼ぎ、生計を立てる道を選ぶ。「契約社員かアルバイトを通して正社員採用されれば良い」と考えていたのかもしれないが、企業の中には派遣やアルバイトを緊急時のリストラ候補者としか思っていないわけだから、不景気になればいきなりクビを切られる事もあり得る。そうなると残る業界と言えば建設、警備、清掃、介護、飲食のいずれかに行きつく事になる。

 今は東京オリンピックの影響で建築業界の求人が多いし、更に周辺の警備をする警備会社の需要や、清掃する業務も増えている。ただこの手の仕事というのは、低収入で長時間労働、更に寒暖の差が激しく、肉体的に持たないと言われている。介護も飲食業務も同様で長時間労働で安月給で働かせる業態へとなっているから、若いうちなら体動かせても、高齢になれば体も不自由となり、40代まで働けるのが通例。しかしその後は体を壊したり、うつ病になったりなど、それが原因で戦力外通告されて、他の就職先も年齢制限を理由に雇ってもらえず、ホームレス、または餓死して死んでしまうケース可能性も低くはない。

 だからこそ東京に進出し、どこぞの企業から内定を勝ち取るためにはそれなりの準備が必要になっている。もしこの話を聞いて、都会で内定をとるのが難しいと思うのであれば、地元、または都会ではなく隣接した地方での企業に就職して生計を立てる選択の方が圧倒的に良いから、都会に出るリスクを背負わず、地元で何とか生計を立てた方が安上がりだと思うぞ。

東京の就活生に勝つ為に、地方就活生がアピールするべき内容とは?

 経済的な対策もしないといけないが、他にも都会にいる就活生との競争に勝ち抜ぬ為のアピールの仕方についても心得ておかないといけない。

 地方就活生の中には、「東京に憧れて」、「地元には何もなくて」など、ただ単純に地元で暮らしたくないからという理由で東京に進出する人が多い。しかしその理由は働く意欲には結びつかず、ただ単純にどこでもいいから就職したいと言う気持ちにも捉えかねない。その為、地方出身者の人達は、都会の生活に慣れる為、就活の時期にではなく、大学に行く時に都会に進出し、そこでの生活に慣れ、ライバルが具体的にどのようなアピールをするのか、その辺について情報共有をしながら自分の実力を磨いている。

 俺の知っている人の中で、就活の時期に東京に来て、大手から内定を獲得した人がいるが、地元で大手メーカーの工場の整備アルバイト経験があったり、親の自営業でビジネスに長年携わった事がある人もいるから、その元締めの大手メーカーや大手卸売業者などに就職したいという希望者が多い。企業側からしてみれば、そういう人材はある程度の専門的な知識を心得ていて、業界動向についても心得ている人が多いから、即戦力として期待できるし、実際に親の自営業で働いた事のある人もいるから、採用されやすい人材と言える。都会でアルバイトやサークルの経験しかない東京の学生に勝つ為にも、地方ならではの貴重な経験を持っている人が大手から内定を取ると言えよう。

 先輩、それだと私の場合、全然間に合わなくなると思うのですが、何の取り柄もなさそうな地方就活生が都会で内定を取る為にはどんな事をしないといけないのですか?

 正直、厳しい戦いになるかもしれないが、やはり勝つ為の手段について心得て置く必要がある。本当に何の取り柄が無いと大手など競争率の高い企業に就職する事は厳しい。俺がもしその立場なら、一応大手への就職活動はするが、それはどちらかと言えばライバルが具体的にどんなアピールをしているのか?集団面接や会社説明会で隣同士になった人から情報を取り、それを自分のアピール内容として使用し、就活後半の備えとして使うな。

 地方出身者となれば、「何で地元ではなく、東京で?」「将来、地元に帰る予定なの?」と訊かれたりするわけだから、「地方の活性化に向け、頑張りたい」というのも1つの手かもしれないが、最近の地方就活生の決まり文句として、地方活性化のキーワードを使う人が多いからもう少し具体的に話す必要性が出てきている。あと、その手の話として旅行業界や鉄道業界などを志望する人がいるけど、「もし地元ではない所に行く事になったらどうするの?」などその手の話し方を心得ておく必要がある。

 色々とあるのですね・・・

 その通り。そしてこの手の質問の返し方は、実際にお前の経験や、熱意に基づいて考える必要があるから、一概にこれだとは言えないし、他人から聞くと的外れな場合がある。俺が就活をしている当時、「地元の良さを発信する為にITスキルを身に着けて頑張りたいです」という人がいて、「地元の良さって何?」「ウチはITを扱っているけど、それってホームページ?それとも広告関連用のシステム?」「ITスキルを身に着けたいって言っているけど、もしかして身に着けたら辞めるの?」などと言われて、業務内容の理解不足、そして活性化に向けての正しい段取り、そして志望先の企業にとって魅力と思えない内容をアピールするなど、失敗するケースを良く目にしてきた。個人的にこの手のアピール内容の練り方は経験者やその手の専門家の人と話し合う方が一番良いと思っている。

 俺がやったケースだけど、人材派遣会社の無料の就活支援サポートのセミナーに参加して内容を練る事をしたな。人材派遣会社のほとんどは無料で就活生の支援を行っている。何故無料なのか?というと人材派遣会社は企業に人材を紹介し、採用される事で報酬を得る仕組みを盗っているから、出来るだけ多くの学生を確保する事が望ましい。つまり無料でも何でもそれで就活生を集め、集まった中から企業に紹介し報酬を得るスタイルを取っているわけだから、無料で就活支援を行っているんだ。

 ただ企業に紹介するだけなら、人材の出入りが激しいブラック企業への入社が怪しいとお前は思うかもしれないが、それはハローワークなどの公共事業で、民間の人材派遣会社の場合、もし紹介した人材が直ぐに辞めるなど特定期間内で退職した場合、ペナルティとして報酬の何割かを戻す形式をとっているんだ。

 例えば俺が人材派遣会社の人だったとして、企業にお前を紹介して採用してもらったけれど、「あんたの所の学生が1週間もしないうちに辞めてしまった。報酬として支払った100万円のうち、95万円返してもらうよ。」と言われてしまう。更にこれは1週間、1ヶ月、3ヶ月、6か月ごとにペナルティの額が変わり、95%、90%、80%、70%という形でペナルティ額が減額される事を訊いた事がある。

 要は民間の人材派遣会社からすれば、それだけ早期退職すれば自分の利益を減らすわけだから、ブラック企業のように人材を平然と使い捨ている企業であれば、早期退職するリスクが高まるわけだから、それだけ優良企業を中心に紹介してくれるってわけさ。

 先輩、だからと言って、民間の人材会社は沢山あります。具体的にどんなサービスが良いのかなんて地方出身者の私が分かるわけないと思いますが、

 まぁ、難しいかもしれないけど、地方出身者の就職活動は本当に難しいし、場合によって無い内定の状態で帰るリスクがある。その為、短期間で結果を出さないといけないから、先ず始めに滑り止めとして、内定直結型就活イベント に参加して、先ず内定を取る事をお勧めする。運悪くブラック企業でも、逆に転職の際、前職のブラック度によって早期退職の悪い印象が無くなるし、就職してしまえばクレジットカードや健康保険証も手に入り、社会人として必要なモノも確保出来るから、やはり地方出身者である以上、内定獲得を最優先事項として頑張った方が良いと思うぞ。

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