自己PRで「責任感が強い」と面接でアピールする場合、ここまでする。

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「部活でリーダーを務めた。」

「アルバイト先で後輩のアルバイトを指導したことがある。」

「家庭教師で担当の生徒を付きっきりで面倒みた」

など重要なポジションに付き、自分がいなければ回らなかったと責任感の強さをアピールする就活生は沢山いると思います。しかし就活生の中には企業が求めるような責任のある人材とは異なるアピールをしている学生もおり、重要なポジションについたからと言って、責任感のある人とは言い表せていない場合があります。

特に近年では人材不足の影響でアルバイターであるにもかかわらず、人材採用や帳簿を管理する仕事を任せる人も大勢おり、重要なポジションに就いて仕事をした魅力が薄くなっています。更には責任のある仕事を本当に全うしてもその良さを正しく理解していないが為に、面接で正しくアピール出来ず、責任感の強い学生として見てくれない場合もあります。

その為、就活で責任感をアピールする場合、どのように自己PRすれば良いのか?ここでは先ず前半に責任感の魅力について説明しつつ、その内容をもとに成功した就活生について説明したいと思います。

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「責任感が強い」とは具体的にどういう事か?

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ところで皆さん。「責任感が強い」とは具体的にどういう事なのか思いつくでしょうか?就活生の中にはバイト先で店長補佐や帳簿管理、人材採用など責任重大な職務を与えられ、それを責任感が強いとアピールする人がいます。しかしただ権限を与えられただけでは、責任を取る立場にあっても、責任感が強いとは言い切れません。実際、課長や部長など部下を管理しないといけない立場だったにもかかわらず、教育指導を疎かにする人も大勢おり、責任を取る立場であっても、名ばかり管理職の部分もある為、「責任のある立場=責任感が強い」とは一概に結び付きません。

また他にも「これをやらないといけない。」「こうであるべきだ」と主義主張を繰り返し、だから自分は使命を全うする為に頑張っている為、責任感の強い人間だと思います。と主張する人もいますが、主義主張は誰でも出来、その主張に基づく企画を実現できなければ、単なる口先だけの人間になってしまいます。

このように責任感が強いという意味合いを正しく理解していないが為に、間違った自己PRをしてしまう人が沢山います。その為、責任感が強いと実際に働く場においてはどういうモノなのか?その辺について説明したいと思います。

企業が求める「責任感の強い人」とは?

企業が求める責任感が強い人とは「倒産寸前の企業を立て直す」、「大手に狙われても生き残る為の手を打つ」、「弊社の不正における顧客の信用を取り戻す」、など例え他人のツケを支払う形であっても、最後まで逃げ出さず自分の職務として全うする人の事を指しています。

更に先の内容をもっとかみ砕いて言いますと、

「このまま会社が倒産すれば、多くの従業員を路頭に迷わす事になるし、今まで自分達のサービスを利用してくれたお客様を悲しませる事になる。ならこの状況を何とか打開し、事業を立て直す事に努めよう」

「大手が自分達が抱えている特許を狙っている。このままだと利益優先のサービスを強いられ、自社製品の粗悪品や、利用者の不満を膨らませる事になる。何が何でも大手からの追及を逃れる手を考えるぞ。」

「利益優先でビジネスをした為、不正を働いてでも成果をあげる組織風土へと変わってしまった。このままだと顧客からの信用は更に落ち、何よりもこんな状況下でも応援してくれる人の期待を裏切る事に繋がる。何が何でも自社の風土を正し、更に良いビジネスを展開できるよう改革せねば」

など自分が動かなければどんな悪い状態になるのか正しく理解し、正義感や使命感、更に相手の為に職務に全うする姿勢を持っています。企業によっては先の利益優先型のビジネスを展開するところもありますが、中には自分達のビジネスで雇用を生んだり、インフラを支えたり、治安を良くしたりする社会にとって必要不可欠なビジネスを展開している所もあります。

その為、自分達がいなければ社会にどのような悪影響を及ぼすのか、そう自負している企業にとって日頃から業務に全うしようとする責任感のある社員は必要不可欠な存在です。その為、もし就活で「責任感が強い」と自己PRするのであれば、「今の社会にとって必要とされる業務を全うしたい。」そんな気持ちを持っている事が重要になってくると思われます。

「責任感の強さ」が求められる仕事とはどんな仕事か?

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一概に責任感が強いと言っても、それを求める志望先ではなければ、どんだけ自己PRしても暖簾に腕押しです。例えば使命を全うする事よりも、利益を優先する企業が志望先であれば、責任感の強さよりも実力のある人を採用したいと思われ、採用に至らない事になります。

責任が求められる仕事とはどのような仕事なのか?その1つの例として廃棄物処理の業務に携わる仕事を例に見てみます。

廃棄物処理関連の業務は工場から出される廃棄物に対し、適切な処理を行って無害化する業務を行っています。しかし1997年のダイオキシンの問題により、産業廃棄物処理業許可の取消デモやバッシングを受けるという事がありました。確かに処理を不正にする業者は叩かれるべきですが、産業廃棄物処理がなければゴミが正しく処理されず森や海にゴミに汚染物質を捨てられる事となり汚染の原因になります。

その為、産業廃棄物のような業務は先のような3Kの業務で更に社会からのバッシングを受けても社会にとって必要な業務である為、やり続けなければならない仕事でもあります。つまり利益よりも社会に貢献するという使命感を持っていけなければ務まらない辛い業務であり、ここで働いていくには実力のある人も勿論ですが、何よりも使命を全うする責任感の強い人でないといけません。

産業廃棄物という典型的な業務を紹介しましたが、他にも鉄道業界のような人やモノを運搬業務や、電気や水など供給するインフラ事業、更に警察、消防、セキュリティなどの治安関係の業務もあります。

そして先のような社会のインフラに関する業界でなくても社会的存在意義を問う仕事をしている所もあります。例えばすしざんまいの木村社長がソマリアの海賊を0にした話があります。ソマリアの海賊は海賊をやりたくて海賊をしているのではなく、生きていくためにやっていると知った木村社長は「だったらこの海でマグロを獲れば良いではないか」と言い、海賊にマグロ漁の技術支援、船の貸し出し、そして買取もすしざんまいが行い、海賊撲滅に貢献した話があります。

このように例えインフラや治安に直接関わっていなくても、雇用を生み、生活基盤を整える事は1つの社会的意義のある仕事とも言えます。他にも雇用の安定だけでなく、大企業であればそこで働く社員が地域の飲食店やコンビニなどを利用し、地元にお金を卸してくれる為、景気が良くなる形での貢献もあります。このように企業の中には地域の雇用を生む地域密着型のビジネスを展開する事業もある為、仮にそのような立場でありながらビジネスが展開できない状態へとなれば、自分達だけなく、そこに暮らす人々の生活まで支障をきたす為、責任重大な業務と言えるでしょう。

「責任感の強さ」をアピールする場合、どんな風にアピールすれば良いのか?

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以上のように「責任感の強さ」がどのように社会で求められているのかを説明しました。そして次はもし仮にあなたが面接で「責任感の強さ」を自己PRするのであれば、具体的にどのようにアピールするべきなのか考えないといけません。

重責な職場で働く社員が面接官であれば「本当にこの人は最後まで責任を持って仕事をしてくれるのかな?」とそういう風に見てきます。その為、ここでは最後まで責任を持って取り組む活動として、1人の学生を最後まで面倒見る家庭教師のアルバイトを例に「責任感の強さ」をどのように自己PRすれば良いのかを説明致します。

環境や他人のせいにせず、成果を出す為の姿勢を持っているか?

アルバイトであればただ単にお金目的で家庭教師をしている人もいますし、中にはアルバイト先の学生とただ話しているだけの人もいます。正直これでは責任のある職務を全うしているとは言い難いです。その為、面接官はちゃんと最後まで職務を全うする学生なのかを判断する為、「その子のやる気を起こすの為にどんな事をした?」「その子を合格させる為にどんな事をした?」とやる気を引き起こす方法、成果を出す為にどんな事をしたのかなど、結果を出す為にどんな手を尽くしたのかを聞いてきます。

家庭教師のアルバイトではやる気のない生徒を担当する事があります。通常やる気がないのは本人の問題だから仕方がないと言う人もいますが、そんなやる気のない人でも原因を探れば解決できる事もあり、更に人をやる気にさせるスキルは組織的な活動を行う企業において重要なスキルである為、やる気のない人をその気にさせたエピソードをは結果を出したエピソードとして魅力的な内容です。実際、やる気のない学生をやる気にさせる方法は色々とあります。

例えばやる気が起きない人がいた場合、先ずなぜその人はやる気が起きないのか、原因を探ります。勉強の場合、それはただ単に勉強嫌いから来ているモノなのか?他にやりたい事があって集中できないのか?更には親に強要されて嫌々やっているからなのかなど色々と原因があります。もしやりたい事があって集中出来ないの原因、ただの無気力感から来るものが原因であれば、どのように勉強すれば報われるのか、そのアイデアを提供する事が効果的です。

人が勉強したくない原因の背景には目標がない、勉強しても意味がない、など目的の喪失や努力が報われないなどの原因からきている場合があります。その為、勉強をすればどんな風に報われ、そしてどうすればその恩恵を自分も受ける事が出来るのか、成果を目標に成功例を提示すれば先の目標の喪失や報われない努力の意識を変えるきっかけになると思われます。

例えば担当が体育関係の学生でサッカーが好きな場合、「サッカー選手で文武両道の選手がいる事知ってる?」と話を持ち出せば、生徒の意識も大きく変わってくると思います。実際、文武両道を成し遂げるサッカー選手はおり、彼らがスポーツだけでなく、勉強も出来る理由は個人によって様々なですが、「持てる時間は全て全力でやりました。確かに楽もしたい事もありましたが、経験上、楽をして過ごした時間はその時は良くても今後に来るものが無い為、結局無駄でむなしさしか感じないのです。だから性格的に全力でぶつかって事であれば結果はどうあれ、必ずその後に来るものがあるのです。」と紹介すれば「かっこいいですね」と生徒がいってくれるかもしれません。

勿論、それだけでは足りない事もあるかもしれませんが、重要なのは、こういう相手の問題であっても、自分に出来る事を探し、それを成し遂げる事が大切なのです。責任のある職務に全うする人は外部的要因、例えば鉄道業界であれば、台風や地震などで電車が遅れた場合の対応をしないといけません。通常なら「自然現象による問題だから、どうしようもない」と諦めたりしますが、責任感が強い人は「台風や地震など電車が遅れれば、利用する方々に迷惑がかかる何か方法はないか?」とそう考えます。その為、現在鉄道会社がやっている方法として別の線路を利用する、または遅れた場合の遅延証明書を発行し、少しでもダメージを抑えようと心がけています。

責任感のある人の特徴として決して他人せいにしたり、自然のせいで終わらず、自分に出来る事を見つけて出そうとしています。何故なら当の本人は自分の仕事に誇りを持っています。その為、利用者の事を中心に考え、今抱えている課題に対し、どのように対処すれば良いのか?などそういう風に考えるのです。その為、家庭教師のアルバイトでも、「自分は1人の生徒を担当している。勉強したくないという気持ちは俺にもあったし、でも勉強すれば報われる事もあったし、実際過去に戻れるのならもっと勉強しておけばよかったと後悔している。だからそう後悔させないようする為に、どんな風にやる気を起こさせればよいのか考えてみよう」とそう考えるのが職務を全うする人の姿勢なので、他人のせいにせず、自分が出来る事を全うしたエピソードを語れると良いでしょう。

周りを引っ張っていく牽引力があるか?

もう1つ責任のある人の特徴として皆を引っ張っていく牽引力が求められる事があります。先ほどの「倒産寸前の企業を立て直す」「大手に狙われても生き残る為の手を打つ」「弊社の不正における顧客の信用を取り戻す」などの問題は確かに他人のせいにせず、自分の力で乗り越える為には何をしないといけないのか、考える姿勢が必要だと思います。しかしもっと言えば、先の問題は自分一人の力だけでは乗り越えられるような問題では無い為、誰かの力を借りて一緒に問題を取り組めるようにしないといけない部分があります。

その為、自分の仕事に向ける姿勢も大事ですが、他の人も同じようにやる気にさせる求心力というモノも必要になってきます。実際にインフラ事業においては、人材における指導不足により現場で必要な取り組みがされず、トンネルの天井が落ちたり、コンビナートで爆発を起こす問題などが起こっています。

この事から責任のある業務に携わっている面接官の中には「ウチのような他社との連携や組織的な活動を必要としている現場では、人を引っ張っていく事が求められる事がある。その為、そんな現場においては君はどのように人を引っ張っていく?」とそんな質問を投げかけてくる時があります。具体的にどんな事をアピールすれば良いのか?

例えば家庭教師のアルバイトで言う場合、担当する生徒が試験で予想以上に悪い点数を取り、落ち込んでいる。また試験直前で緊張しているなどそんな場面に出くわした時、如何にあなたはその生徒を励まし、立ち直らせたのかを言えれば、人の士気を上げる事が出来る人と面接官は見てくれると思います。

こういう場合、自分の失敗体験や立ち直った経験を言えれば効果があります。例えば「俺もお前と同じ年齢の頃、同じような失敗をしてさ。でも落ち込んでてもしょうがなかったから、俺の得意な科目でもやって気持ちを取り戻したんだよ。そして点数が悪かったテストを見返して、何で悪かったのかを見てみると、意外と見直しを怠ってた。文章の読み間違いなどそんな部分で点数を落としているのを知って、問題を真剣に解いていなかったのが原因だったんだと思ったんだ。だから、こういう落ち込む経験っていうのはある意味、チャンスで、自分を成長させる為には必要な試練なんだよ」

とアドバイスすれば、落ち込んでいる相手も次にどのような事をしないのかイメージでき、完全にではないが、立ち直らせる部分にまでは行けると思います。それ故、他人をどう励まし、かつ再び問題に向き合えるようにしたのかを言える事が出来れば、人を引っ張っていける素養があると見てくれるかもしれません。

責任感が強い人 まとめ

以上のように責任感の強い人は、

「目の前の問題に対し、誰かのせいにせず、不利な状態であっても成果を出す為には何をしないといけないのか考えられる人であり、更にそれを皆と共有できるほどの牽引力が備わっている人」と言えます。

学生からすればあまりにもハードルの高い自己PRの内容かもしれませんが、入社すれば例え自身に強い責任感がなくても、お客様の期待に応える。部下を指導するなどの場面には必ず遭遇する為、如何に目の前の課題を乗り越えるか、皆とその問題に対し、意識共有する為のステップを心得なければなりません。それ故、この就活においては、何処かのアルバイトで高い役職を与えられたかのような名ばかりな自己PRではなく、目の前の課題を乗り越える必要があった場面から如何に考え、乗り越えたのか?それをアピールする事が出来れば、あなた自身の責任感の強さをアピールする事が出来ると思います。

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