留学後の就活で内定を取る帰国生の例

『海外留学をしたのに、一向に内定を取ることが出来ない就活生はどうすれば良いのか?』

 海外留学という日本では体験出来ない経験をしたと言うのに、内定を取ることが出来ない就活生はいると思います。ただ異文化交流を深めても、日本の就活では評価されない現実を知り、『では一体どういう風にアピールすれば内定を取ることができるのか?』そんな悩みを抱えていると思います。

 そもそも海外留学の経験が一体どうして企業が採用したい人材になりえるのか?その辺の理解もなく、ただ行っただけの状態になってしまった為、アピールする方法が分からないのも悩みの種になっている。そして日本の学費の高さから来年、改めて就活する事も難しく、この時期にせめて優良企業から内定を取りたい。そんな人もいると思います。

 評価される海外留学のアピールの仕方とはどういうモノなのか?ここでは実際に海外留学を行った後輩就活生と、留学経験のある先輩の2人の会話形式で、留学後の就活の仕方について説明しております。

海外留学後の就活で内定が取れない帰国者の例

「先輩、実は今就職活動を行っているのですが、もう9月なのに全然どこからも内定が取れない状態です。うちの場合、海外留学のイギリスから7月に帰ってきたばかりなので、正直駆け出しは遅いのですが、すぐに内定が取れると思ったのに上手くいっていません。どうして海外留学の経験が評価されないのでしょうか?

「ちなみにどんな風に海外留学のアピールをしているんだ?それが分からないと何とも言えないぞ」

「いやー。実は海外留学を半年ほどしたんですが、英語が全然わからなくて、分かったのはイギリス人は日本文化のどんな部分に興味があるのか?くらいで何のために海外留学をしたのか分からない状態なんです。ただ面接では、異文化交流を深めた、Facebookなどで友達を増やしたから海外の事情は心得ています。みたいな形で答えていけば有利になるかなと思ったのですが?正直全然うまくいっていない状態です」

「典型的な、ただ行っただけの海外留学だな。それではどこからも評価されない。どちらかと言えば、高い金を払って、貴重な経験を半年ほど続けてきたのに、何のプラスにもならず、時間や金を無駄にした人材に思われたかもしれないな。

 はっきり言うが、それではいつまで経っても内定は取れない。もし留学経験で内定を取りたいのであれば、向こうの異文化の知識を身に付けて、そして今後社会で働く上でどんなふうに役立てれば良いのか?その辺について答えられないといけない。まぁ、海外留学をして、日本企業での働き方を学生の立場で言わないといけないのが酷だ。”やれ”と言われてするのも難しいだろう。だから俺が海外留学の経験を如何にアピールすれば良いのか?その辺のアイデアを言ってみようと思う」

留学帰国生が就活ですべきアピールとは?

「先輩、そうは言いますけど、たった半年ですよ?正直なところ、それじゃあ、向こうの教育文化を少し知った程度で、今後の改善に役立つような知識が身につけられたとは到底思いません。海外留学をして、かつ日本の就活で評価されそうなアピールって具体的にどんなのがあるのでしょうか?」

留学後の就活① 留学したかった理由を述べられるようにする

留学先に留学した理由を述べる。先ずこれからだな。お前の場合、イギリスだったから『何でイギリスに留学しようと思ったの?』という質問が面接でされる。だから『イギリスの主要産業や最先端技術について心得たかった』と言える方が良い。

 留学の一番の目的は向こうの最先端の技術を体験する事だ。そんな日本では学べない経験を積んで、そして帰国後どうするべきか?それを考えられるようになりたいから留学するのが本筋だ。だから面接で留学経験をアピールする以上、日本では体験する事は出来ない最先端技術を少なからずアピールするべきだろうな。それだとお前の場合、イギリスだから、日本より優れているイギリスの技術を面接でアピールするべきだろう」

「先輩、すいませんが、遊んでばかりだったので、正直、イギリスって具体的に日本より何が優れているか分かりません。留学先で日本より優れているモノを見つける方法なんて何かないでしょうか?」

「となると『what is the growth industry in uk』で調べてみると良い。要はイギリスの主要産業で今話題の技術は一体何なのか?という視点で調べてみた方が良い。今なんてフィンテックで金融系のIT化が進んでいるし、バイオテクノロジーも進んでいるから、その手のネタについて話せた方が良いだろう。

留学後の就活② なぜその留学先を選んだのか?

 そしてもう1つの質問内容として『なぜその留学先を志望したのか?』がある。お前の場合、イギリスだから、何故お前は数多くある国の中からイギリスを留学先として選んだのか?その理由を述べられるようにしておく必要がある。

 お前の場合はイギリスだったが、一番有名なのはアメリカで、最先端の技術を学べるのであればアメリカだ。そして他にもオランダの場合、農業系の技術、つまりアグリカルチャーという自動化栽培の技術が優れているから、農家の後継者が少なくなっている日本には役立つ技術ともいえる。他にもアフリカの場合、最後のフロンティアと言われているから、アフリカのような発展途上国の場合、どのようにビジネスに参入すれば良いのか?その辺のノウハウを知りたいと言って行くのも1つの手だし、色んな国がある。

 まぁ、そんなのは大学でイギリス留学の募集をしていたからというのもあったからというのも1つの手だが、そんな受け身な言い方ではなく、もともとイギリスに興味があったという言い方が良くて『大学の募集を見たときはチャンスだと思った』という言い方が良いだろう。

 お前が思いつくイギリスを選んだ理由として、お前は留学したから分かると思うが、海外は日本と違って7月に卒業し、8月に入学するシステムになっているし、イギリスだとハーフタームと言って、2週間に一度1週間の休みがあると言われている。文化や風習も違う。その辺に以前から興味があり、イギリスに行ってみたかったというのも1つの手だろう」

「なるほど、現地の文化を感じたかったというのが良い言い方なのですね」

「いや、これは単なる些細な会話の小ネタにすぎん。留学して、そしてその経験を面接でアピールする以上、やはり先の留学先の最先端の技術について知り、今後将来に役立てたいと思っていたと、プラスになるような経験を得たいと言えるようになる事が必要だ。

 その手の最先端のビジネスについて知る事で、日本にその手のアイデアを持って帰り、そして仕事で生かしてみたいと言えるようになるのも良いだろう。日本の金融業界は今、フィンテックによって再編が余儀なくされている。だからどのようにITと金融業のビジネスと合わせるのか?その辺の考え方が必要で『イギリスでは銀行の窓口がこんな風になっていました』などと現地の最新技術がどのように使われていたのか?語れるようになる事が重要だと思うぞ。

留学後の就活③ ただ留学した就活生と思われないようにする

 まぁ、少なからず、ただ留学しただけの就活生と差別化できるようなアピールは用意しとかないといけないな。面接官だって留学したメリットをちゃんと心得ていない人も多いから、『留学経験をして一体何のメリットがあるんだ?』と思っている人もいるはず。だから留学した就活生を採用するとどんなメリットを得られるのか?その辺の疑問に答えられるようなアピールをしないといけない。

 留学した人を採用するメリットの1つとして英国圏の海外留学の場合、IT系が1つの有力候補になる。なぜIT系なのか?というと日本の場合、IT後進国と言われるように日本語で書かれているIT関連の記述が少ないんだ。

 俺もIT企業で働いているが、日本語で調べてみても、ITに関する基本的な記述はたくさんあるけれど、バージョンアップによってどんな変化が生まれ?そしてその辺の対策をどうすれば良いのか?など最新のIT技術に対する対応策についてはあまりにも載っていない。だからいざシステムを動かそうとしても、周辺の技術が変わっているせいで動かすことができない、または必要なIT人材がいないせいで、なかなか動くことができないなどと言う問題がある。

 ただそれを英語で検索できるようになると、その手のバージョンアップに関するIT技術は海外の企業が大半を握っているから、『この辺でバグが発生しています』など最新情報すぐ発信するようなことが起こっているし、それを見た優秀なエンジニアが対応策を自分のブログに載せたりするから、どのように対応すれば良いのかすぐ判断することが出来る。つまりIT関係の英語力を身に付けていれば、世界規模の情報を入手することができるし、IT業界における貴重な人材になることができる。

 だから英語を活かす企業というのも良いかもしれないが、他にも日本より海外の方が優れている分野の知識を身に着けて、その手の業界に志望してみるのも良いと思うぞ。

留学帰国後に使える就活サービスとは?

「なるほど、留学した経験ってそうやってアピールすれば良いってわけですか。参考になりましたが、帰国後の就職先ってどうやって見つければ良いですか?

 留学経験についてアピールしたいのですけど、それはある程度就職先を絞り込んで、アピールする内容を決めてからになります。ただ今はもう大手の採用は終わっていますし、来年就職活動をしないといけないのかな?と思っているのですが、今の時期で良い企業を見つける方法なんて無いでしょうか?」

「今の時期で大手企業に就職する方法として『秋採用』と検索してみてはどうかと思う。留学組なら分かるかもしれないが、海外の大学の卒業式は7月以降が多く、帰国者向けに秋採用を行っている大手が数多く存在する。だから自分の気に入った企業が秋採用しているかどうかを検索してみるのも良いと思う。

 そしてそれ以外の方法としては当然ながら就活サイトの登録。という事になるのだろうが、今の時期に役立つ就活サイトとは言えば、OfferBoxかと思っている。

 今の時期だと、秋採用をしている大手を除けば、上場企業や大手の子会社が有力企業になってくる。しかし俺の経験談だが、リクナビやマイナビで登録されている企業を見て、応募しても、求人を掲載しているのに応募が締め切られていたケースがよくあった。つまり今の時期だと掲載型の求人サイトだと空振り事がある。せっかく応募先を見つけて業界研究をしたのに、空振りすると、また1から戦略を見直さないといけないとなる。就活後半で時間が足りないのに、更にそれが原因で他の企業の応募が終わっていたなんてなると正直辛くて仕方がなかった。

 ただOfferBoxの場合、これはスカウト型の就活サイトだから、現在募集されている企業から募集が来る形になっている。つまり先の空振りを起こす事はないし、更に企業の人達と話し合って決めるわけだから、まぁ、ミスマッチが起きづらい1つのサービスだと思っている。だから今期のうちに就活しようと考えているのであれば、この求人サイトを利用してみるのも良いと思うぞ。

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