学歴フィルターに引っかからない就活生の例

『学歴フィルターに引っかからないようにするにはどうすれば良いのか?』

『学歴フィルターって存在する?回避する方法なんてない?』

『学歴フィルターに引っかからない大学はどこまでなのか?』

 

 就活生の間では『学歴フィルターって存在するのか?』という議題が出てきますが、少なからず学歴による優劣は存在します。事実、就活生が優良な企業を条件検索でフィルタリングするように企業側も優良な人材をフィルタリングする機能は持ち合わせております。それが学歴、性別、出身地なのかは企業によって違いますが、就活生をフィルタリングするのは可能です。

 

 その為、就活生の間では『どの偏差値であれば学歴フィルターに引っかからないのか?』という議題があがりますが、それは企業によって違いますし、高学歴の確保人数が少なければ偏差値の低い人が採用される余地が生まれるので、フィルターの厳しさは年ごとに変わります。

 

 その為、学歴フィルターの被害に遭いそうな就活生はどのように就活を乗り越えれば良いのか?分からないままだと思いますので、ここでは実際に学歴コンプレックスを持っている娘の為に、どのように学歴フィルターを回避すれば良いのか人材業務を請け負う父親の視点で、学歴フィルターに引っかからない方法を説明したいと思います。

 

学歴フィルターに引っかからない3つの方法

「娘よ。もし学歴フィルターに引っかかりたくないのであれば以下の3つを徹底せよ」

① 説明会の予約は東大生のアカウントを別に作っておく事

② ESは締め切り1週間前に提出する事

③ 実際に企画して稼いだ実績を述べる事

 

「どうして、これが学歴フィルターに引っかからない事に繋がるの?」

 

「分かりやすく言えば就活生が学歴で差別される瞬間は説明会予約時、書類選考時、面接時のこの3つだからだ。だからどんな風に学歴フィルターが起こり、その抜け穴がどんな方法なのか?それを俺自身、考えた結果、先の3つのやり方になった。まぁ、実際に就活生を審査した事がない学生からすればイメージしづらいが、俺なりになぜこの方法が良いのか?その妥当性について説明してみよう」

 

説明会予約時の学歴フィルターに引っかからない方法

「まず説明会の予約時にどんな風に就活生をフィルタリングしているか説明するが、元々、リクナビの予約画面には学歴ごとに説明会の表示を操作する事が出来る仕組みがある」

 

 それは私も聞いた事がある。確か低学歴の就活生がいざ説明会の案内が来た際に予約をしようとすると既に満席になっていて予約出来ない、という学歴フィルターがあった。

 

「しかし正義感の強いどっかの学生が低学歴のアカウントと高学歴のアカウントを2つ作り、そしていざ面接の案内が来た際に画面比較した結果、低学歴の方が満席になっているという動画をネットでアップした人がいたんだ。これで企業側が学歴によってフィルターリングしている事が分かり、また同じように証明されてはいけないと思い、説明会予約時に学歴でフィルタリングする機能を使わない方針を取っている。

 

 しかしそれでも高学歴の人を優先して採用する為に、次に打った手が学歴ごとに知らせる時間をずらす方法だ。

 

 分かりやすく言うのなら、もし高学歴の就活生を使用したい場合、説明会の案内を高学歴の順に知らせる方法を取っている。つまり東大生の方に説明会の案内を先にして、そして低学歴の人達は数多くある高学歴の案内が終わった後にお送りする方法を取っている。

 

 実際、大手となると大量のメールを一斉送信しないといけなくなるから、何万人規模の就活生がホームページにアクセスするとサーバーダウンしてしまうリスクがある。だから企業の中には一斉に就活生に送らず、段階的にメールを送信する企業がいる。そんなサーバー負荷軽減を理由に、最初に送る送信先を高学歴の人達にして、そしてアクセス数が減ってから下の学歴の就活生に案内を送る。そんな時間差学歴フィルターを行っている。これなら仮に高学歴のアカウントと低学歴のアカウントを2つ持っていても、時間差の違いであれば『個人差で遅れている』と言い切れる。だから前回のように同時並行で比較されて学歴フィルターの有無が見えづらいから現在企業間でフィルタリング方法がこれなんだ」

 

「なるほど。つまり説明会の予約のタイミングを遅らせているわけだから、高学歴のアカウントを作って低学歴の人達より早く知らせを貰えるようにしておくのが1つの回避策って事なのね」

 

書類選考時の学歴フィルターに引っかからない方法

「そして次の回避策としてESの提出は締切1週間前にやっておく事。

 

 その理由としてESの学歴フィルターというのは主に大量のESをさばけるようにする為に学歴によるフィルタリング、要は手間を省く為に行われる事が多い。実際、大手の書類選考となると千人以上規模のESをさばかなければいけなくなる。次の面接の案内日程までの間にさばかないといけない為、学歴によってESを仕分けする事をする。

 

 だから書類選考時に学歴フィルターに引っかからないようにする為には、大量のESがまだ来ていない時期に提出し、企業側が余力を持って見てもらうようにした方が良い。実際、就活生のほとんどはアピール内容をギリギリに練る為、締め切り間際に提出する事が多い。しかし世の中で評価されるのは直ぐ動けるモノで、ギリギリだとライバルに先を越されてしまう。だから低学歴なのに評価される為には、迅速に動ける事を示すのが1つの手となる。

 

面接時の学歴フィルターに引っかからない方法

 そして最後の面接時の学歴フィルターに引っかからない方法についてだが、これは自分で考えて企画し、稼いだ事がある経験を積極的にアピールする事」

 

「どうしてそれが学歴フィルターに引っかからない事に繋がるの?」

 

「分かりやすく言うと、仮に面接官が上司などから『なぜこの人材を採用したの?』と訊かれても言い訳しやすくなるからだ。

 

 これは採用の際によくある話なのだが、1次面接の担当者はまだ入社して1,2年目の人が担当する事が多い。実際、大量の就活生をさばく為には大量の面接官が必要だから、比較的に動かしやすい新人が選ばれる。だから人の見る目が養っていない新人面接官がいざ結論を下す際、『高学歴だから』『資格を持っているから』と言った方が無難だから学歴フィルターや資格フィルターが発生する。事実、低学歴の人を採用するのは勇気がいる。実際、そんな人を採用して問題を起こせば『お前はどうしてそんな人を採用したんだ?』って任命責任が問われるかもしれないからな。

 

 だから学歴フィルターに引っかからないようにする為には、上司の人が納得出来るような経験の持ち主が良いと思っている」

 

「でもそれがどうして『自分で考えて企画し稼げる人』になるの?」

 

「結局、社会人になると学歴より実績で評価される。これは就活でも一緒だ。つまりまだ働いた事のない就活生と差別化する為には、既に営業や企画などの仕事が出来そうで、更にどのように成果をあげれば良いのか心得ている。とそんな風に思わせた方が良い。事実、仮に『どうしてこんな低学歴の子を採用しようとしているの?』と訊かれても『学園祭で100万円稼いだ事あるので、ウチのようなイベント企画の業務のやり方を心得ていると思ったからです』と言えて、学歴で判断されにくくなる。だから学歴フィルターに引っかかりたくないのであれば、自分で考えて金を稼いだ経験をアピールした方が良い」

 

学歴フィルターに引っかからないアピールの作り方

「父さん、とりあえず学歴フィルターに引っかからない方法について分かったけど、結局は高学歴の学生に負けないアピールをしないといけないって事よね?正直、私は大学時代、人様に自慢出来るような事していないから、学歴で判断されるようになるって事になるのかしら?」

 

「それは悲観的だ。いいか、確かに就活では学歴で採用の有無を決める事があるのは事実だ。しかし一方でいくら高学歴でも働いた事がなく、更に新卒一括採用だから殆ど学生は働いた事のない未経験者同士の競い合いだから、少しでも働いて成果をあげた経験が優遇される。

 

 つまり大手から内定を取る為には『何をやってきたか?』ではなくて『この人は仕事が出来そう』と思わせた方が有利に事が運ぶ。つまり大手に就職したいのであれば志望先の業務を正しく理解し、そしてその仕事で成功するノウハウをESや面接でアピールする事が出来れば有利だ。実際、俺が面接官として担当した事がある低学歴就活生の中には

 

『バイト先の店長が御社を定年退職された方で・・・』

『親戚に御社で働いた事がある方がいらっしゃいまして・・・』

『OBOG訪問にて・・・』

 

 など、こんな切り出し方されると『弊社の仕事について多少理解しているのかな?』と思ってくれて内定が取りやすくなる。だから学歴による不利を覆したいのであれば志望先の仕事に役立ちそうなネタをESや面接に盛り込むと良い。

 

学歴フィルターを覆すアピールのネタの見つけ方とは?

 よって実際にその手の業界で成功した人の下で働いた話を面接で言えれば言えるほど有利だから、その手の話のネタを用意する事が学歴フィルターに引っかからない事に繋がる。実際、低学歴でも大手に受かる人は『バイト先の店長が御社の元社員でして』と言って、志望先の業務で成功するノウハウを語っている。

 

 まぁ、それが本当か嘘かは分からないが、実際に活躍している人のブログやYouTubeでも見つけて、仕事で大変だった事、そしてそれをどのように乗り越えたのか?新人のうちに評価される仕事ぶりについて語り、3年後にはこうなっておいた方が良い。と具体的な仕事内容、成果をあげる方法、そして入社3年以内の具体的なキャリアプランを正しく述べられれば内定は取りやすい。

 

 実際、大手広告業界を志望してきた就活生の場合、広告には様々な規定があって例えば『元気な人』と求人広告に書けばうつ病に対する差別、と思われて記載する事が出来ない。他にも男女雇用機会均等法など求人を掲載する際は『男性のみ』『高学歴のみ』と記載してはいけないなど、広告掲載における社内ルールや法律について触れられると印象が変わる。

 

 その手の専門的な仕事ぶりを見つけるコツとして先ず『広告業界 専門用語』と検索して、そして次にその専門用語をブログ専門サイトで検索し、その書き方で書いている社員のブログを見つけ、裏の情報を読み取っていく事をする。

 

 そしてESには来客数や売上を倍にした話など見栄えする話を書いて、実際、面接では『どうやって来客数や売上を上げられるのか教えてやると店長から教わりました』なんて言えれば仕事で成功するノウハウについて教えてもらえたと見てくれる。

 

 低学歴なのに大手から内定を取れる人って、法律や支援制度、そして業界用語や、商品の相場など専門用語を盛り込んで話している印象が強い。店長から教えてもらった他人の話でも、志望先の仕事のノウハウが分かっているとでは評価が変わる。実際、高学歴で優秀な実績を出していても『ではその実績を就職後でも発揮出来るの?』と訊かれて答えられない場合、評価されない。だから志望先の仕事について如何に理解しているかが評価の分かれ目になる。

 

 面接で学歴フィルターの被害に引っかからない為にも、志望先で活躍している人の情報をネットやOBOG訪問などで出来る限り身に着け、面接で言えるようになれば良い。面接なんてたった30分程度だからな。その時間だけ猫被って、定年までの仕事を確保すればある程度、人生は安泰になるだろう。

 

学歴フィルターをする企業とは?

 と、この数週間、父さんの言う通り、東大卒のアカウントを作ったり、ブログやYouTubeなどでその企業で働いていた元社員の話を見つけ、使えそうなネタをピックアップしていった。実際、高学歴アカウントを作ると大手でも、同時だったり、1時間後に案内を受信するケースがあり、父さんの言った通り、時間差学歴フィルターは存在するらしい。

 

 しかしこれをやってみると正直面倒。なぜなら仮に私が20社応募する場合、高学歴用のアカウントも登録しないといけない為、合計40社分のマイページの登録処理と管理が必要になってくる。無論、それで早く時間を知って説明会の予約が出来るようになったけど、逆に『学歴で差別する企業に就職しても大丈夫なのかな?』と就職先に不安になってきた。

 

 試しに父さんに学歴フィルターをかけている企業って低学歴が就職しても大丈夫なのか?訊いてみる事にした。

 

「俺個人の意見として学歴フィルターをかける理由は主に作業効率を上げる為だ。前にも話したと思うが、案内メールでも一斉送信すればアクセス過剰でサーバーダウンするリスクがあるし、じっくり書類選考していると面接をするのが遅くなるなど問題が生じる。実際、面接が遅れれば優秀な人材を先に別の企業に取られる事になるから、採用の早期化は優秀な人材の確保の助けになる。だから迅速に事を進める為に応募者が多くても手間のかからない審査方法が求められる。そしてその1つの答えが学歴フィルターだ。

 

 俺自身、様々な企業の採用選考に駆り出される事があるけど、大抵依頼主は『MARCH以上の学生に分けておいて』と頼み、俺は送られてきたESを仕分ける作業を毎年している。ただそれは実際に大量に送られてくるES締切3日前に行う作業で、1週間前となると審査する余裕があるから、内容を見て案内を出せるから学歴フィルターをする必要性がない。実際、MARCH以下の学生を採用し、活躍している所が殆どだ。だから最初の質問に戻るが『学歴フィルターをかけている企業って低学歴が就職しても大丈夫なのか?』と言われると大丈夫だと俺個人思っている。実際、社会に出ると学歴のみで判断している人は学歴差別と叩かれて肩身の狭い思いをしている」

 

「つまり就活における作業効率の為だけで、実際に就職した後は実力勝負と、考えてもいいわけね」

 

「ああ、更に言えば本当に酷い学歴主義の企業は存在しているが、そんな企業の場合、書類選考や面接で落としているから、その会社に新卒で入れる可能性は低い。逆に低学歴がそんな学歴主義の会社に入るとつらい思いをする。各大学ごとの派閥があったり、懇談会では『同じ出身大学のグループに分かれてください』と言われ、その他グループに入れられる。更に学歴で判断される風習が強いから『面接ではウチの大学の人を採用してね』とどの大学の味方なんだ?と迫られたり、自分が人事部として低学歴の人をフィルタリングされたりする。正直、学歴で判断している企業だと働きづらいから、逆に就職しない方が良い」

 

学歴フィルターをしない企業の見つけ方

 と父さんは就職後に学歴差別する企業は目立たなくなっているが、結局、就活では学歴フィルターが存在する。やっぱり父さんが最初に言った通り、高学歴アカウントを作成したり、ES締切日より1週間以上早く出すなど措置を取るべきか?と悩んでいたが、

 

「しかし就活では学歴以外に様々なフィルターが存在する。例えば『女性を採用しないでくれ』と言う企業もあるし、場合によっては『ゴルフが出来る人』と趣味が同じだからという理由で採用したり人だって存在する。正直、就活というのは恐ろしく、実際、採用するつもりがないのに面接に呼ぶなど恐ろしい一面も存在する。

 

採用する気がないのに面接に呼ばれる就活生の例
「採用する気がないのに書類選考を通過させ面接までする会社ってどんな会社?」 「何のために面接に呼ぶのが理解できない!」 「採用する気がない企業を避ける方法なんてある?」  世の中には空求人と言い採用する気がないのに求人を出...

 

 だから最近の就活では学歴フィルターなどの被害に遭わないようにする為に、こちらから応募するタイプではなく、スカウト型の就活サイトを利用する就活生が増えている。事実、最初っから学歴主義の企業の場合、低学歴の就活生に声をかけないし、女性を差別する企業からも女性就活生に声をかけない。差別されている事は悔しいが、リクナビ・マイナビの場合、そんな企業かどうかわからず応募する事になるから、無駄な時間や悪い企業に就職するリスクを減らす上でもスカウト型は役立つ。

 

 そして人手不足の時代、少しでも早い段階で就活生を確保しようと大手すらスカウト型就活サイトを利用し、声をかける事をしている。だからベンチャーから大手までの企業からオファーがかかるし、自分を差別しない企業を見つけるのに便利と、就活生側にもメリットが存在する。

 

 おまけにスカウト型だから『どうして自分にオファーをかけたんですか?』と訊ける。応募型の就活だと一発勝負で自分の調べた内容が正しいのか決まるわけだから、逆に何の準備のしていない状態で志望先が求める人物像を決めるのは良い。だからもし学歴フィルターに引っかかるのを気にしているのであれば、スカウト型就活サイトを利用して、自分を求めてくれる企業を見つけるのにも良いと思うぞ」

 

 とアドバイスされた為、試しにスカウト型就活サイトを利用してみる事にした。すると居酒屋のバイトをしていただけで大手ビールメーカーからオファーがかかったり、または大手IT企業からもオファーが来た。そしてどうして自分にオファーをかけたのか?訊いてみると、ビールメーカーの場合、『弊社は居酒屋などビールなどを販売している企業向けのサービスを展開している。だからお客さんがどのようなサービスを求めていて、そしてどんな風にビールを販売すれば良いのか分かる人が欲しいんだ』と言ってくれた。そしてIT企業の場合『弊社は居酒屋などの飲食店のITアプリを開発している企業でね。だから居酒屋ではどんな働き方をして、そして弊社のアプリをどんな風に開発するべきか判断出来そうな人が欲しいんだ。弊社の場合、ITスキルに必要な研修を最初の3か月は行うし、現場で最初は簡単な動作確認を行ってから、先輩たちの開発ノウハウを学んでいく。そんな事をしてほしい』とどのようなアピールを各企業は求めていて、そして自分とは無縁だと思っていたIT企業でも働ける可能性が出てきて、更にIT未経験者向けの新人研修をしてくれる企業も分かる。

 

 就活は情報戦と言ったもので自分にどんな事を期待しているのか分かればアピール要素も変わってくる。実際、居酒屋の店長からどんなビールの売り方をすれば良いのか伝授してもらったし、アプリ導入したきっかけなど、経営におけるノウハウを貰い、それをプロフィールに載せると更にオファーが来た。

 

 最初のうちは学歴フィルターに引っかからないようにする為にはどうするべきか悩んでいたけど、この方法なら自分の強みや自分を採用してくれる企業を見つけるのに便利だ。更に他の業界の魅力まで知る事が出来るから、自分では判断出来ない事を知る事が出来るという意味でも便利だ。その為、もし学歴コンプレックスなどで悩んでいるのなら、この手の就活サイトで利用して知見を広げてみるのも良いかもしれない。