子供のために転職して成功する人ってどんな人?

 

『子供の為にも転職して頑張ってみたい』

『転職理由が”子供が出来た”でも大丈夫か?』

『子供の為にも転職するタイミングはいつが良いのか?』

 

 など子供が出来た事で自分の今後のキャリアについて考え直したい人もいると思います。その1つの方法として育児に理解のある会社への転職も視野に入れているが、転職で必ず成功する保証はない為、迷っている人もいると思います。

 

 子供の為に頑張りつつも、悪い結果を出さない為にも何をするべきなのか?ここでは実際に子供が出来た男性社員が今後どのように転職するべきか?と悩んでいる状態から、転職に成功するまでのストーリー形式で子供を理由に転職で成功する方法について述べたいと思います。

 

子供の為に辞めた方が良い職場とは?

 

『転職するしかない』

 

 俺は先ほど妻から『妊娠した』と連絡が来た。本来であれば我が子の誕生に喜ぶべき事だが、スマホの向こうから『お金どうしようか』と素直に喜べない雰囲気を感じ取った。

 

 恥ずかしながら俺はそんな給料の良い企業に就職しているわけではない。更に俺の上司は育児に理解がなく、男性社員が子供を理由に産休や育休を取る事が理解出来ない事を何度か聞いていた。実際、ウチの現場では人手不足が深刻で、一人欠員が出ると回らなくなるほど窮地に陥っている。

 

 以前、ウチの女性社員が『産休を取らせてください』と上司に申し出た事がある。その時は『女性だから仕方がない』と言っていたが、まぁ、欠員が出た事で独身社員に仕事を振られ、復帰後も定時退社や早退、午後出社など時短勤務に振り回された。これによりウチの職場では子供を持つ社員に対し良い印象を持たない雰囲気が定着した。

 

 要はこの職場では現在、産休や育児制度の利用がやりづらい雰囲気になっており、形骸化している。だから俺がもしここで産休したいというモノなら、何とかしてくれ、と言ってくるだろう。まぁ、俺の職場について妻は理解している為、実家の両親を呼んで家事とかやってもらうと言っていた為、申し訳ないが、甘える事にした。

 

 しかし問題なのは子供への教育費だ。今の時代、大学卒業までには2000万円必要だと言われており、正直、俺の年収(ちなみにボーナスなんてない)では足りない。妻も落ち着いたら復職して働くと言っているが、やはり転職などをして子供の将来を極力狭めないようにしておくべきだろう。

 

 これを聞くと『あなたが一生懸命仕事をして昇進すれば良いのでは?』と思う人もいるだろう。しかしウチの会社の場合、そんな簡単な話ではない。

 

 なぜなら昇進、要は中間管理職になると部下の管理をしないといけなくなる。そしてウチの会社の場合、部下の仕事を終えてから、上司が進捗状況を確認し、調整する役割を担っている為、必然的に誰よりも遅い時間まで働く事になる。

 

 ここでも以前子供を持つ事になった男性社員がいたのだが、頑張って昇進し、部長になったのだが、帰るのは必ず夜8時以降(ちなみにこれはまだ早い方)。ほとんど毎日終電まで残る事になり、確かに給料は上がったが、ベビーシッターを毎日雇えるほど金額が上がったわけではない。

 

 昇給額も問題だった為、部長は残業などをする事で足りない分を補填していた。しかし長時間労働是正の為、会社はある日、残業禁止を打ち出される。そしてその時期から部長は副業推進を行い、自ら定時に退社し、そして別の場所でアルバイトをして足りない分を補填するなど荒業を行った。

 

 ただ定時後も働くツケは大きく、ある日、子供から『この人誰?』と言われたようなのだ。どうやら長い間、子供が起きる前に家を出て、子供が寝てから帰宅する、そんな生活を数年続けていた結果、物心ついた頃から、父親の顔を忘れてしまったようなのだ。いや、それ以前に父親との家族生活というモノを経験していないせいで父親がいないモノだと認識していたようなのだ。

 

 これに部長はショックを受け、おまけに長時間働き続けてきた為か、うつ病を発症してしまったようなのだ。今まで子供の為に頑張ったきたが、先の出来事で子供の為になっていないという事で休業申請をし、そして部長は復帰する事なく、別の会社に転職したようだ。

 

 これを聞くと、育児に協力的ではない職場、給料、残業禁止、そして昇給も頼りないとなると、やはり子供が成長出来るよう、育児に協力的な企業に転職した方が良いと思われる。

 

子供の為に転職するのであればどんな企業に転職するべきか?

 

 と、自分の今の職場では将来、自分の子供に『学費の安い所に行ってくれ』『奨学金借りてくれ』なんて言うようになるかもしれない。それは流石に親としてのプライドが許さない為、子供の将来の選択肢を狭めないようにする為、貯金や時間などを確保出来そうな企業とはどういう企業なのか?俺なりに調べてみる事にした。

 

 そしてある日、俺は同窓会にて育児に勤めている友達がいた為、どういう風に企業選びをしたのか?色々とアドバイスを貰える機会があった。すると

俺の場合だけど、やっぱ福利厚生が充実している企業に転職したよ。ウチの会社には社員食堂があって、社員であれば1食300円。だから月に食費が前職より減って1か月3万円貯蓄出来るようになったよ。

私の場合、託児所がある企業に転職したかな。やっぱり保育園って子供を入園させるのに抽選で受からないいけないけど、社員専用の託児所であれば、そんな心配もいらないし、近くだから送り迎えの手間も省ける。だから子供の為に転職したいなら託児所ありも1つの選択肢なんじゃないかな?

 とアドバイスをしてくれた。だから俺は転職サイトには福利厚生や託児所ありなど企業ホームページなどを見て、転職先を選定する事にした。無論、育児支援制度がある分、ライバルも多く、見た限り、転職するにはハードルが高そうだ。

 

 だから俺はこれらの企業に転職出来るよう、仕事のやり方も変え、転職する為に必要な経験を身に着けるようにしていった。例えば営業の場合、子育てで苦労している人を中心に回って、悩みを解決し続けた経験を積んで、育児に協力的な企業に転職する為に必要なノウハウなどを身に着けるなど出来る限りの事はしていった。

 

 と、そんなある日、時間を作り、転職候補として見ていた企業の面接を受けてみる事にした。するとやはり営業関連で実績を出していた事が功を奏し、印象は良かった。ただ面接終盤に差し掛かった頃、面接官からこんな事を言われた『転勤とか大丈夫?』

 

 ・・・正直、全く考えていなかった。どうやら子供を理由に転職する理由は分からなくないが、最近では事業拡大に伴い、地方への転勤も余儀なくされている状態らしい。だから転勤を機に退職する人も多い為、転職したら地方に行ってもらう事になります、とそう言われた。

 

 結果、転職はお断りし、また別企業を探す、いや、もっと子供の為になる企業は何なのか考え直さないといけないな、と思った。すると以前、同窓会のメンバーから連絡が来て『福利厚生など会社の内部事情に関わる事だから、口コミありの転職サイトを利用して、内部事情を探れるようにした方が良いぞ』というアドバイスを貰った。

 

 どういう事かと言うと、転職サイトに載っている内容は参考にはなるが、情報が古かったり、またあてにならない場合もある。実際、俺の企業の求人広告を見てみると『産休・育児支援制度あり』なんて書かれている。確かに育児支援制度はあるが、事実上形骸化している。おまけに給料も明らかに俺の基本給より多い。どうやら残業をある程度入れた給与額が掲載されていて、これを見ると、求人広告だけで転職先を選ぶのはリスクがあるな、と感じた。

 

 だから退職者の口コミなどが載っている転職サイトに登録し、本当に求人広告の内容が正しいのか?実際に働いた事のある人達の意見を踏まえた上で判断してみようと思った。俺の場合、転職会議という転職サイトに登録し、俺の会社の口コミを確認したのだが、

私は中間管理職として働いていたのですが、家庭と仕事との両立が出来ずうつ病となり退職しました。育児支援制度なども利用しましたが、それでも足りず、もっとワークライフバランスがとりやすい企業で働きたいと思い、転職を決めました。

 

 とこんな口コミがある。もしかして部長が書いた?なんて思ったが、言っている内容が間違っていない為、俺自身、今までピックアップした転職候補の企業が社員からどんな評価を貰っているのか?その辺を見て、転職先を決めるのも良いかと思い、確認してみた。すると、

完全歩合制なので、給料はその月で達成したノルマによって決まります。ですので定時に帰る事も可能ですが、当然、ノルマを達成しないと給料は低いままなので、私は向いていないと思い、転職を決意しました。

仕事の都合上、大抵、お客様の注文は定時間際に来る事が多いです。その為、残業は必須で残業中に仕上がったモノを翌日の早朝ヒアリングで確認し、そして先方が定時間際まで議論して次の指示が出て、また夜遅くまで働くの繰り返しです。その為、ワークライフバランスを求める人からすると向いていないと思います。

 

 など給料が安定しない、お客様の都合によって労働環境が変わるなど、その企業ならではの特徴が垣間見える。となると仮にこの企業に転職した場合、仕事が出来ないと当然安月給で働かされるし、おまけに夜遅くまで働かされるリスクがある為、どういう意味で子育てに向いていない職場なのか想像が出来る。

 

 そして酷い企業の場合、こんな事が書いてあった。

転勤する事になったのですが、引っ越し代や転勤先の寮の家賃は全額支給ではありません。その為、家族と一緒に転勤先に引っ越そうと思ったのですが、毎月の足りない分を給料から差し引かないといけない為、経済的に厳しいと思い、退職しました。

経営が軌道に乗り、その為、新卒採用を積極的に行ったのですが、彼らを管理する中間層の人達の教育が追い付いてなく、マニュアルがなく、手探りで仕事をしている状態です。その為、クレームも多く、その度に私は呼び出されクレーム対応をしている為、正直、忙しさが半端ないです。

 

 と福利厚生の不備や売上を上げている裏側など様々な内情を知る事が出来る。正直、俺が転職した方が良いとリストアップした候補先にこんな口コミが抱えていた為、もし口コミサイトを利用しなければ俺はどうなっていたんだ?とそう不安をぬぐえない。

 

 おまけに今までの話は企業ならではの問題だったが、人間関係について触れている口コミもある。

退職した理由ですが、人間関係で疲れました。前職ではシステム開発に詳しい人が退職した関係でメンテンナンスに問題が生じるようになりました。その為、採用しても直ぐ退職する人達が増え、おまけに面接を行う際「結婚する予定などある?」など寿退社や介護離職、癌などで早期退職するリスクを確認するようになったので、正直、嫌気がさし、辞める事にしました。

産休中に休んでいる最中「リモートワークで少しでも空いた時間、部下のフォローなんて出来ないか」と非常識な上司からの電話を頂きました。上司は男性なので産休中の女性がどれだけしんどいのか分からないかもしれませんが、女性への配慮が足りないと思いました。

 

 とこんな事も書かれていた。これは一種の働いている人やダメな上司の問題なので会社特有の問題ではないケースもあるかもしれない。しかし日本企業の場合、問題のある社員を辞めさせる事は難しい為、運が悪ければその人の下で働くリスクがある。

 

 更に俺は人事部で働いた事があるから、分かるのだが、大抵このようなマタハラとも取れる問題が起こった場合、コンプライアンスが機能していれば誰かが注意したりして抑止するはず。それが無いって事は俺の今の職場のようにコンプライアンスが機能してない状態なので、個人的な問題ではなく、社内の考えとして定着しているリスクがある為、こういう企業は控えておいた方が良いだろう。

 

子供の為に転職して成功する人の例

 

 とこのように会社特有の問題、そして人間関係の問題など口コミサイトを利用する事で色々と企業の中身が見えてくる。俺が転職する理由は、子供の将来の為に足枷にならないようにする為だ。だから育児への環境が整った企業に転職出来るかが成功の鍵になる為、この手の口コミサイトは本当に助かる。

 

 実際今までは会社特有の問題ではあったが、中にはこんな口コミもある。

毎朝ミーティングを行うのですが、妊娠中の女性に対し、産休など体の具合についても確認してくれる為、育児に協力的な部分が見えます。その為女性が働きやすい環境なのでは?と思っています。

フレックス制度が導入されており、子供を保育園に預ける関係上、利用させていただいています。さらにウチではシングルマザーに向け、時短勤務を許可している為、急遽休みが入った場合でも、別の方が直ぐ入れる体制が出来ている為、急な休みにも対応出来るのが1つの強みです。

 

 と会社の事を評価している口コミもある。個人的な事情で退職する人もいる為、会社に原因がない状態で退職した人が多いコメントがあると良い企業の見分けがつく。おまけに中には女性の働き方改革に伴い、海外の女性会の労働環境を参考に職場の改善を行っている企業も口コミなどを通して伝わる部分もある為、転職先などを見つける上でも大変参考になる。

 

 ただやはり男性の育児に関しての口コミは少ない。ただやはりそれは面接などで聞いて確かめるしかないと思うので、この手の口コミサイトを見て、労働環境について食い込んだ質問も出来るようにしておいた方が良い。

 

 実際、この口コミサイトのおかげで『こんな事が書かれていたのですが』と質問出来、野暮だが福利厚生や育児との両立についての企業活動について聞く事も出来る。問題は転職する上で必要なアピール内容だが、こればかり良い転職先を見つけ、そして今の仕事で磨ける部分を見つけだすしかないと思うので、先ずはゴールを見つける事が転職成功の鍵になるので?と思っている。

 

 その為、もし転職に悩んでいるのであれば転職したい企業を見つける上で、この手の口コミサイトを利用してみるのも1つの手なのではないか?と思っている。