子供の就活を成功させた親の話

「いつまで経ってもウチの子は内定が取れない」

「子供が中小企業に就職しようとしている」

「子供の就活が心配でたまらない」

 など子供の就活の行方が分からない為、どう子供の就活に関わっていけば良いのか分からない。そんな悩みを抱えている親は大勢いると思います。その為、子供の為に何が出来るのか?またどんなアドバイスがかえって子供の就活の足を引っ張ってしまうのか?その辺の事を踏まえ、子供の就活を成功させる為の親でありたいと思います。

 では具体的にどのようなアドバイスをすれば子供は内定が取れるようになるのか?ここでは実際に就活が上手くいっていない子供を持つ母親が知り合いの母親と相談しながら、如何に子供の就活を後押しすれば良いのか?その話の流れで説明したいと思います。

子供の就活の足を引っ張ってしまう親の例

「どうしてウチの息子は内定が取れないの?」

 と目の前で知り合いの母親が嘆いている。どうやら大手の選考に次々に落ち、もうほとんど後がない状態へと追いつめられているらしい。だから親としてアドバイスしているけど『母さんは就活の事について何も分かっていない!!』と怒られ、逆に心を閉ざす事になってしまったらしい。

『親として子供の助けになりたいだけなのに、何でウチの子はあたしの事を拒むの?』と言っている。だから私は何で息子さんが母親を拒絶するようになったのか?その辺を確かめるべくいくつか質問をしてみたのだが、

「そんなんじゃ受かるわけないじゃん!!それなら息子さんから拒否されても仕方がない

「え?どうしてよ?ウチの子なんて学生時代に所属していたサッカー部大した活躍していないのにあたかも自分が活躍したかのように言っていたのよ。もう嘘をついて頑張っている事に腹が立って、書き直すように言っただけよ。それが何処がいけないのよ?」

「じゃあ、訊くけど、息子さんの経験で会社に受かりそうな経験って他に思いつくのある?あなたのアドバイスを訊く限り、ダメ出しばかりで『じゃあ、一体どうやったら良い結果が出るの?』と具体的なアドバイスを出さずに終わっているじゃない!!息子さんだって良い方法があればやっているだろうし、それが出来ないから苦しんでいるのに、もう既に分かっている事を言って、ダメだししているだけじゃストレスが溜まる一方じゃん!!」

「じゃあ、具体的にどんなアドバイスが最適なわけ?」

「例えば『○○君内定取ったんだけど、志望動機ではこんな事を言っていたんだって』とか、『知り合いの人事部の人に話を訊いてみたんだけど、こんな人を採用したいんだって』とか、就活で成功している人、または採用関連業務の情報を息子さんに提供したりして、就活を有利にしたりするべきよ。あなたの場合、『○○君内定取ったんだけど、あなたは何時になったら取れるの?』と責めているだけじゃない」

「・・・そうかもしれないけど、そんな就活で成功している人の情報や、就活の裏事情に詳しい人なんてあたしの知り合いにいないし」

「・・・目の前に大手から内定を取った子供の母親がいるんだけど。まぁ、それは置いといて、そもそも就活って親が関わると不利になるって知ってる?

親が関わっているだけ不採用にする時代

kuraidennwa

「え?どうしてよ?親が子供の就活を助けるのは当たり前じゃん」

「それって金銭的なサポートとか、社会人になる為に必要なサポートとかに限っての話ね。でもね、志望先やら、アピールする内容とか、きめ細かに説明していると、そういう子供って親がいないと何も決められない人って思われてしまうのよ。

 だから何か新しい事に挑戦、例えば転勤する際は『親に相談して決めます』など言ってきたら人事部も困るわけよ。『もし親が反対して転職でもされてしまったらどうしよう』って、だったら最初からそんな自分で決められない人を採用せず、別の就活生を採用する方法を選ぶ事になるのよ」

「でも親が関わっている事なんて人事部が分かるわけないわよ

「それがそうでもないのよ。例えばあなたの息子さんのエントリーシートを見てよ。学生時代に頑張った事に簿記の資格試験って書かれているけど、アルバイトの経験はないでしょ?」

「それがどうしたのよ?」

「つまり面接官は『どうしてこの子は簿記塾に通っているのに、アルバイトをせずに通う事が出来たのか?』とそんな目で見てくるわけよ。となれば大抵資金は親が出してくれて『では何故この子は簿記の勉強をしようと思ったのか?』とそんな目で見てくるって事よ。親の中には『簿記は就活で有利になるから受けておきなさい』と言って正に見栄の為に資格取得を子供に勧めてくる親がいるの」

「ちょっと、確かに見栄の為に子供のやる事なす事口にする事はダメと思うけど、でもそもそも何で企業は親が子供の仕事に関わる事を極端に嫌うわけ?

「嘘も方便という言葉があるからよ。企業って誠実経営を謳っているけど、でも一番優先するべき点は収益があるかどうか、だから企業の中にはそれほど魅力的ではない商品をあたかも魅力的に宣伝したり、またはグレーな方法で商売をしたりするから部外者がそんな事をしている事がバレたら、会社の信用問題に関わるわけでしょ?

「でもそれってその企業が悪いんじゃ?」

「でもあなたのお子さんは機密漏えいの疑いで面接では印象が悪くなるし、実際、面接って些細な言動で不採用になったりするから親の影が見えるだけで危険視される事になるのよ。あなただって親が就活で関与していると不利になるって知った今、企業に黙って子供の意思で簿記の勉強をした。とそんな風にアピールしろって言うでしょ?」

「・・・で、でもぉ」

「それに今、業務のIT化が進んでいるし、新商品の開発だって行っているところだってあるのよ。もしあなたが当たり前のように子供の仕事にも口をはさめると思っているのであれば、向こうからすればインサイダー取引に触れるかもしれないと警戒するでしょうね。だからあなたは不服かもしれないけど、子供の就活を成功させる為には親の影を感じさせる部分は徹底して排除した方が良いのよ

「・・・じゃあ、とりあえずそのESの内容は書き直すわ」

「・・・あなたの話を聞いて気になったんだけど、以前息子さん『あなたはこの面接官会場までどうやって来たの?』って質問されたみたいね。それって何で質問されたか分かる?」

「え?勤務地から自宅に近いかどうかを確かめる為なんじゃないの?」

「違うわよ。その就活生が自分の足で来たかどうかを確かめる為よ。先のエントリーシートで塾に通っているのにアルバイトをしていない所を見ると親が多額の金を援助するほど感傷的な点があると見ている。だから親が車などでお子さんをここまで案内したかどうか探っているのよ。親の中にはわざわざ面接会場まで車で送り迎えする人もいるから、面接会場に来るまでの道順を覚える必要がないと親にまかせっきりで、面接会場までの道順を心得ていないケースがあるのよ。それを確かめる為の質問よ」

「・・・そこまで親の干渉を気にかける面接官がいるの?」

「さっきも言ったけど、やはり会社の機密情報を外部に漏らさないという意味では親の命令ばかり従う子供ではない方が良いと思っている。だから親の力を借りず、極力自分の力で難関を突破したと思えるようなアピールが、子供の内定を取る上で不可欠な要素と考えた方が良いわ」

子供の就活をサポートする為に親が出来る事

「でも、じゃあ、一体どんなのが子供の為になる就活のサポートになるの?」

「私の場合、子供が自分で考えてまともな事が言えるようになる事をサポートする事に重点を置いたから、やっぱりプロの意見を訊いた方が良いと思うの」

「プロの意見?」

「そう例えば、食品業界の場合の志望動機についてだけど

食品業界の場合:

食品業界は自社が開発した食品をコンビニやスーパーに置いてもらう事を前提をした仕事を行っています。その上で栄養観点のサポートを行ったり、または高齢者の需要に合わせ、食べやすくする料理に合わせた素材にしたりなど、販売元である卸売先に提案し、店頭に置いてもらう事をするのが食品営業の仕事です。

その為、この仕事で重要なのは、自社の製品が他の製品と比べて何が良いのか?説明できるプレゼンテーション能力。そして商品知識を深めていく姿勢が求められます。その為、マーケティング能力や物事への理解を追求していく姿勢がこの業界では求められ、面接ではサークルなどでプレゼンテーションをしか経験や、アルバイトなどで企画を提案した話があれば良いと思っています。

 と食品業界を志望する上でのアピールの仕方について知ったのよ。恥ずかしい話だけど、私、食品業界って『商品を利用している』事をアピールしていれば十分かと思っていたんだけど、娘から『それじゃあ、買い方の話であって、売る方の話じゃないじゃん』って言われてしまって、どうやらどうしてこの商品を売るような仕事に就きたいの?と正確に言えるようにならないと不採用になっちゃうって怒られちゃって。だから志望動機やエントリーシートの添削など、その手のプロの人に頼んだ方が良いわ」

「でもプロの人って具体的にどんな人が良いの?」

「例えば私の場合、ココナラ ってサービスを利用したわ。

 ここには国家資格のキャリアコンサルタントや大手製薬会社の人事部など幅広い人達が500円からの値段でES添削や面接のアドバイスをしてくれるサービスだったから利用したのよ。ああ、ちなみに私が利用したのは5000円だけど、金融業界を志望する際は以下のような返事があったの。

金融業界(銀行)の場合:

銀行員の業務はお金を企業に融資して、その利子から利益を取るビジネスを行っています。その為、銀行員は企業にお金を貸すだけでなく、ちゃんと貸した分の金が返ってくるかも審査出来るようにならなければなりません。その為、銀行員の業務として①融資を欲している企業を見つける。②融資額や企業価値などを審査。③その審査内容を銀行に提出し、承認を貰う。の3ステップが必要である為、数字や今後の経営について正しく判断する能力が求められます。

金融業界を志望する場合、面接官は何よりも誠実さを見られます。三菱東京UFJ、三井住友、みずほ銀行などの大手メガバンクの場合、他との違いはありません。その為、銀行のサービスを利用するのであれば利用者から『○○さんに頼もうよ』と銀行のブランド名ではなく、その人の名前で指名される事になります。その為、地元の人から愛させる誠実さ。そして金融商品を理解し、提案出来るスキルが銀行では求められます。

ですので在学中に資格をどのように身に着け、そして就職後は業務の合間に金融の勉強をする事になる為、定時後、または電車の中で勉強する事が求められますので、そこまでの貪欲さがあるかを見られます。ですのでアピールするのであれば・・・。

 と話せば長くなるからここまでにするけど、やはり銀行の業務について知った上で『面接ではこの部分についてアピールする必要がありそうね』とそんな風にせめて考えられるようにならないといけないと思っているのよ。

 私達、専業主婦の場合、職場の臨場感って分かっていない事があるから、一体何をアピールすれば良いのか、悲しいけど、判断出来ない面があるのよ。だから就活について正しくアピールしたいのであれば、プロの意見を訊く事は絶対だと思うわ」

自分の子供がブラック企業に就職しない為の方法

「あと、それで志望動機やら、アピール内容を子供の代わりに準備できても、志望先が酷い会社だった場合、止める必要があるわね」

「酷い会社ってどういう事?」

「ブラック企業って事よ。人件費の削減の為、社員を安い賃金で働かせて、休日出勤やら、自社商品を買わせたりやらで、貯金が貯まらなかったり、またはうつ病になって精神的に追い詰められるケースもあるから、そんな会社に入らないようちゃんと志望先の見定めは必要なのよ」

「でもあたし、リクナビやマイナビなどをちゃんと見ているけど、ちゃんと給料が良い所を中心に見ているわ。ネットでちゃんと会社の評判も確認しているし、ブラックに入らないように一応しているわ」

「求人票やネットだけの評判じゃ不十分よ。ネットって直ぐ悪口ばかり書くから、どちらかといえば良い評判しかない企業を見つけるのが困難な状態なのよ。正直、噂だけのフェイクニュースの場合もあるから、ネットだけの情報を鵜呑みにするのは止めておいた方が良いわ。

 あと求人票をちゃんと確認しているって言っているけど、求人票って嘘の内容を書いても問題がないって知ってる?

「え?嘘でもOKってどういう事?月給20万とか、年間休日120日とか書かれているけど、あれが嘘って事なの?」

「求人詐欺、法的拘束力って検索してみると分かると思うけど、あなたの息子さんが仮に何処からか内定をもらい、そして実際に4月初めに雇用契約書ってモノが渡されるんだけど、その内容を元に契約内容って決まるわけだから、求人票の内容がいくら良い内容でもその雇用契約書の内容があまりにもかけ離れたモノであれば、息子さんはそれに同意した上で働いているって事になっちゃうの」

「ちょっと!それじゃあ、あたしが毎日見ている月収20万だったり、福利厚生が整っている内容が嘘だったとしても、4月初めに契約するって事になれば、それを拒否すればウチの子、その時点で無職になるってわけよね?断れるわけないじゃん!!」

「そう、だから就活ではブラック企業に就職しないようにする為に志望する段階からブラック企業かどうか見分けられないといけないの。ただその点の情報って内部情報だから、部外者の立場からじゃ判断する事が出来ないから、あたしの場合、ちょっと口コミサイトを利用しているの」

「口コミサイト?」

「ええ、正しくは転職の口コミサイトなんだけど、先の求人詐欺の情報ってその会社に勤めている社員の人達しか知らないでしょ?だからその人達が転職する際に利用する口コミサイトを利用して、一体どんな会社なのか探ろうってわけ。この転職サイトって学生でも登録できるようにしてあるから、ブラックかどうかを探る1つのツールとして利用している生徒もいるわ」

「例えばどんなのが載っているの?」

「そうね、こんなのがあるわ」

「え?基本給が12万足らずで、更に家族手当や残業しないと全然生活出来ないレベルじゃん。そんな会社って本当に存在するわけ?」

「更に会社の求人票を見てみると月給25万から30万って書いてあるわ。残業代込みで、更にボーナスありって書いてあるけど、ボーナスや残業代を含めても年収はたったの356万円。このようにキャリコネって転職サイトってこのように社員の給料明細みたいなモノが載っているから、志望先がブラック企業かどうか探るのに最適なわけ。

 また志望動機を作る上でも必要な情報がある場合があるの。

 だから志望動機やブラック企業を見つける上では転職サイトも役立つ事があるのよ。ウチの旦那も給料の安い所で働いていたからちょうど良いと思って登録してもらったのよ。自分の子供がブラック、いえ今の時期、中小企業から優良企業を見つけないといけないわけだから、良い企業を見つける上でもこの手の転職サイトから必要な情報を集めて、そして子供を無事に送り出す事も親として力になれると思っているわ」

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