女性が働きにくい会社を見つける人の例

 

『女性が働きにくい会社の特徴ってどんなモノか?』

『女性の労働環境の問題点としてどんなモノがあるか?』

『女性の離職率が高い会社の理由とは?』

 

 など転職先を決める際、女性が働きにくい会社ではない所にしたい、と考える人もいると思います。しかし女性が働きにくい会社の特徴として、上司の無理解、女性の昇進制度が整っていないなど会社内部の問題ばかりで、転職時に表に出てこないせいで、ダメな会社なのか判断出来ないと思われます。

 

 しかし世の中には会社内部の情報を入手し、女性が働きにくい会社だと見分ける人もいます。その人達は具体的にどんな風に転職先の候補を見つけているのか?ここでは実際に自分の会社に嫌気を指し、そして働きやすい会社を探そうとする女性社員の視点で、働きにくい会社を見つける人の例を説明しております。

 

女性が働きにくい会社に就職する人の例

 

 女性が働きやすい会社。そんなうたい文句で就職したのに実際は形だけの職場だった。

 

 私は大手食品卸売会社に就職した29歳の女性だ。小さい頃から体が弱かった為、食品で健康を支える仕事に魅力を感じ、自分の好きな食品を広げていく卸売業界に魅力を感じ、入社した。そしてもう1つの理由は私自身、立派なキャリアウーマンになってみたかったので、国から女性の働き方改革の表彰を受けていたのも、この会社に就職した理由だった。

 

 しかしそれはあくまで表面的な評価だった。実際に就職してみると女性の働きやすい職場ではなく、どちらかと言えば産後休暇や育児休暇が取りやすいだけで女性の昇進のしやすさとは無縁だった。どちらかと言えば育児に勤しむ男性・女性社員は休みやすく、独身社員である自分はその分の仕事を押し付けられる。

 

 あまつさえ、来客対応は女性の仕事と言われていたり、男性陣は黙々と仕事をしているのに、女性である私は来客対応の為、給湯室でお茶の準備や応接室までお茶くみをする。おまけに女性は掃除が得意、などそんな偏見があるのか、月に1度の掃除のときは男性陣は自分の机回りを行うが給湯室の掃除は女性社員の担当になっている。おまけにタオルなどを洗う洗濯機は女性更衣室にある関係で、男性社員は事実上、出来ない。何が女性の働きやすい環境だ。

 

 まぁ、月に1度のイベント、またはお茶くみ程度であれば、我慢できるのだが、この会社の場合、女性管理職5割を謳っている為、数字ばかりに固執し、管理職が出来る女性を外部が引っ張ってくる事が良くある。その結果、『女性の管理職は5割]』と国の基準に達しているだけで、女性の働きやすい労働環境という意味では満たしていない。

 

女性が働きにくい会社になっていく会社の例

 管理職採用の名目上、外部から来た女性が上司になる為、新卒や若い時から働いている女性陣のやる気は一気に落ちる。おまけに中途採用された女性が優秀であれば良いが、中にはハズレが存在する。

 

 例えばウチの会社ではコラーゲンや健康食品を扱っている関係上、女性をターゲットにした戦略を立てる事が多い。しかし女性と言っても色んなニーズがあり、今回は子持ちの女性をターゲットに戦略を立てていた。

 

 しかし今回、新しい女性管理職が来て、子育ての母親のニーズを知らなかった為か、的外れな発言が多く、提携先の人達を困惑させた事がある。要は管理職としてやってきたけど、人には得意不得意があり、この女性管理職を採用した人は管理職経験有というだけで採用した可能性が高い。

 

 実際、食品の管理職としてやっていたが、前の会社では3人ほどの部下を管理していた程度で、業務工程の見直しの経験はあるが、マーケティング経験はないなどの女性管理職だった。必須経験の不一致もあるのだが、その失敗のツケは最終的に上司が取るが、進捗の遅れなどで叱られるのは自分達。だからこの新人管理職に対し、皆、快く思っていないし、しかしプロジェクトが失敗すると会社の信用にかかわるし、成功すると上司の手柄になる。だから会社の評価制度や中途採用の人員配置には不満を感じている。

 

 ハズレの人もいるが、中には当たりの人もいる。この前、私の直属の上司になったのだが、顧客の視点、商品のニーズ、そして仕事の段取りなど成果をあげる為に必要なノウハウを教えてくれた。この上司のおかげで自分の仕事も飛躍的にアップしたし、正直、こういう女性管理職こそ、報われるべきだと、そう思っていた。

 

 しかしその憧れの女性管理職は2年で退職する事になる。

 

 立派な仕事をしている分、お客様や経営層の人達の信頼も厚くなり、他の社員が出来ない仕事をその人に回して来る。つまり評価ではなくて仕事を与えてくるのだ。女性管理職5割と謳っている分、不必要に人員が多くなり、社員のスキルが育っていないのに、利益を出す為、過剰な仕事を会社は要求してくる。

 

 そしてそのしわ寄せが出来る女性管理職の人に押し寄せてくる。おまけにハズレの人達が余計な事をして余計に仕事を増やしたり、情報共有されず、出戻りが戻ったりなど、仕事が出来るキャリアウーマンは朝早く来て、夜遅くまで働くというのが当たり前になっていた。ちなみにウチの会社の場合、管理職はみなし残業扱いで、長く働いても給料に反映されない。どちらかと言えば、だからこそ長く働いても出費が増えない為、長く働ける、そんな雰囲気になっていた。

 

 そしてそれが長期間続けば当然、体を壊す。腰も痛いと言っていたし、無理して笑顔を作っていた部分があるから、いつか壊れるのでは?と思っていた矢先の出来事だった。そして最終的にキャリアダウンして、別の会社に転職した

 

 正直、この会社には女性の働き方についてあまり魅力に感じていない。ウチの会社の場合、扱っている商品の関係上、特定の商品しか扱っていない。例えば私の場合、韓国のキムチ関連の商品なのだが、政治的な問題で輸入輸出量が制限がかかったり、更に韓国食品ばかりの知見を得ても、私が50代、60代になっても働いていけるスキルを身に着けられない。

 

 自分の仕事が卸売り業務である以上、体力的な部分もある為、年を取れば当然、居場所がなくなる。将来性のなさ、そして体が壊れやすい職場環境である為、この会社に長く働き続ける事は難しいと思っていた。憧れの先輩はもういないし、ダメな上司の下で働くくらいなら転職しようと思っていた。

 

女性が働きにくい会社を見つける為には

 と転職を考えているが、実は私の場合、もう転職をしてこの会社に入っている。つまりまた転職をする場合、2回目になる。転職理由についてだが、まぁ、前職は酷い会社だった。

 

 産休・育休から同じポジションで戻る女性はいない。前の会社は産休・育休などで長期間離れていた人材を活かす活動が出来ず、どちらかと言えば、長期間働いてくれる人材を求めていた。実力主義で上司の中には離脱する可能性がある女性を避ける為、「女性はなるべく採用しないでくれ」と面接官になった部下に言う酷い奴もいた。会社自体、労働環境改善より数字だったので、この会社の為に働きたくないと思い、転職を決意した。

 

 女性の働き方改革として謳っている会社に就職しようとしたのもその理由だ。だから今度の会社では女性として充実した働き方が出来ると期待していたのに、女性管理職の数値を追い求めていた会社のようだ。

 

 女性人材の活用。私自身、どんな労働環境であれば、それが実現出来るのか今も分からない。前の転職時、ネットで女性が働きやすい会社ランキングに載っていたから応募したに過ぎない。しかし今までの話を振り返る限り、上司の考え方に問題があったり、数字だけ追い求めるなど表面的な対応しかしていないなど会社内部に問題があって起きている。

 

 だから女性人材を疎かにしていない会社を見つける為には転職先の内部事情を知らないといけない。しかしリクナビなどを使っても事業内容や給料について書かれているだけで内部的な内容など書かれていない。正直、女性が働きやすい会社かどうかは運次第なのかな、と半分諦めていた。

 

 しかし転職サイトはリクナビだけでなく、色んな種類がある事を知る。そこで気になったのが、退職者の口コミが書かれている転職会議という転職サイトがあり、何でこの会社を辞めたのか?その情報が掲載されていると書かれていた。試しに登録し、中身を見てみた。

 

 すると実際に働いていた人ならではの情報が書かれていた。例えば給料の部分では実際にリクナビに書かれていた給料は400万なのに対し、この役職の場合は年収200万円台、更に400万円は40、50代の600、700万円などの給料を足して割った数字なのではないかと見ている、と書かれていた。

 

 おまけに退職理由という大項目があり、その内容を見てみると「宅配時、商品を壊すと自己負担で給料から差し引かれる」「実力主義で不当な商品を押し付ける風潮がある」など犯罪まがいな話とも思える内容まで書かれていた為、表に出てこない企業の秘密を知る、良いサイトだった

 

 こういう口コミ転職サイトを見ていると、社員の質が見えてくる。例えば一人だけ会社に対しての不満も漏らしていても、他の社員が会社の悪口を言っていないと個人レベルの問題として見る事が出来る。逆に退職した社員の全員が「給料が悪い」「長時間労働を強いられる」などと書かれていれば、それは会社全体で浸透している問題だと分かる。

 

 そしてこの転職サイトのもう1つの魅力として退職者に「女性の働きやすさ」も質問として聞いており、その答えが載っている。

 

 試しに自分の会社の評価を見てみたが、業種によって女性との待遇に違いがある。また育児休暇等休暇の取りやすさは確かにあるけれど、キャリアサポートに関しては充実してなく、ただ女性管理職の数字を増やしているだけ、など書かれていた。もし自分が最初の転職時、この転職サイトを見ていたら、志望先の選定に役立ったかもしれない。

 

 改めて思ったけど、転職というのは情報戦。その為、如何に志望先の情報を入手するかが鍵になる。この転職サイトで強いられた事は改めて転職で成功する情報を教えてくれた。例えば、私はこの転職サイト以外にも転職エージェントサービスを利用したのだが、今まで給料や仕事内容だけだったのが、今回は評価制度、福利厚生、更に女性の離職率についても視野に入れて話せる。

 

 だから今後のキャリアを作る上でも土台がしっかりした会社になっているのか?それを転職エージェントと確認しながら転職先を選ぶ事が出来る。だから自分が本当に勤めてみたい企業を見つける為にも口コミサイトなどを利用して、見識を広げておくのも1つの手なのかもしれない。