高校生の高卒の就職はどうやれば良いのか?

シェアする

『高校生の高卒の就職活動は一体どうすれば良いのだろうか?』

 高卒の就職活動をする場合、具体的にどのようにすれば良い企業で働けるようになるのか?気になるところだと思います。しかし高卒の就活というのは『1人1社制』で1つしか志望出来ず、面接も1回程度で決まってしまう。果たしてそれで良い企業に就職出来るのだろうか?と疑いたくもなると思います。

 高卒の状態で良い企業に就職して働けるようになる為には具体的にどうすれば良いのか?ここでは実際に高卒で就職する事になった高校生が人材会社で働いている先輩のアドバイスを受けながら、高校生の立場から企業に良い就職する方法について説明しております。

スポンサーリンク

高校3年生が就職するまでの流れとは?

「先輩、実は今、私は高校生なのですが、高卒就職する事になりました。ただ初めての事ですので、高校3年生が就職するまでの流れを教えて欲しいです。先生の話では夏休み前に学校に求人が届き、そして9月までに志望する企業を決めて、そして筆記試験や面接を受けると聞いています。それであっていますか?」

「学校によって違うと思うが、普通の学校であればお前の言うとおり、7月に求人が解禁され、そして9月に応募が開始される。日本の法律では未成年者を採用する場合、7月から求人をだし、そして9月から採用を開始する決まりになっている。だから学校によって違うとは思うが大抵は学生の学業に支障をきたさないよう、部活動や試験終了後、または夏休み中に出来るようにしている。だから学校のスケジュールを参考に『先生、この学校の高卒就職というのは、夏休み中に行われるのでしょうか?』と訊いて、学校行事と重ならないかどうかを確認した方が良いと思うぞ。

 またその後のやり取りだけど、企業によっては職場見学というのがあって、実際に志望する企業がどんな企業なのか見学して、志望先を決める事もするだろう。そしてその後は面接だ。企業によって面接の仕方は違うと思うが、たいていは筆記試験と面接で採用するかどうかを決めてくる。

 俺の場合、筆記試験が1番の難所で、ただそれほど難しいものではない。多分、SPIと調べればどんな問題が出てくるかわかるだろうし、その点の問題は本屋にでも売ってるから時間にもし余裕があるのであれば買って練習するのも1つの手だろう。

 そして面接についてなのだが、俺が高卒就職の面接で訊かれた質問は『高校生活で学んだものは何ですか?』『高校生と社会人の違いは何なのか?』などと質問されたよ。

 この手の質問の答え方にはコツがあってな。面接では自分の良さをアピールしないといけないのだから、この手の関係のない些細な質問でも、いかに自分が役立つかどうかのニュアンスを含んだ答え方をしないといけない。だから俺の場合さっきの2つの質問では、

高校生活で学んだもの

私が高校生活で学んだものは、仲間との触れ合いです。

もともと私は独りよがりだったのですが、仲間と一緒に協力することで課題を解決していく大切さというのをこの高校生活で学びました。

企業で働くというのは、先輩や、または取引先と一緒に協力して課題を解決していくことだと先輩たちから伺っております。そのため共に協力して頑張っていくという姿勢がとても働く上では重要な要素になると思っています。御社に勤める事になった場合、仲間と頑張っていく事を意識して、御社に貢献出来る人材になってみたいと思っています。

 という風に答えたね。そして高校生と社会人の違いについては、責任の違いについて話したよ。

高校生と社会人の違い

高校生と社会人の違いについてですが、何よりも責任感の違いだと思っています。正直私は今まで親のお金を頼りに高校生活を送ってきました。しかしこれからは自分で働いて稼ぎ、自分で自分の人生を築くことをしないといけません。それは別の言い方をすれば自分で自分の人生を決めることであり、大きな責任が伴うことだと思っています。

そして働く上でも、1つの些細なミスがお客様に迷惑をかけてしまうことにもなるため、自分が受け持っている仕事の責任について深く考えないといけない立場にあるのだと思っています。それが商品知識を身に付けて最適な提案力が出来るようになる事なのか?それともお客さんの視点で考えて、求めている以上の提案ができるようになることなのか?まだ答えは見えていませんが、少なからず仕事ができればいいや、みたいな声ではなく、お客様のために、この社会のために頑張ろうとする気持ちを持って、責任を果たしていく人になってみたいと思っています。

 という風に答えたよ。まぁ、質問の内容は高校生活で身に付けたものだから『仲間との触れ合いです』と一言で終わらせるのも手なのだろうが、この質問として面接者は『この子はどんなふうにウチの役に立つのだろう?』と考えて聞いてくるだろうから、働く上で必要だと思われる要素ありふれた結論で質問に答えられれば良いと思うぞ。

 そしてそのての面接もクリアした後には、10月ごろに内定通知。つまり合格したかどうかの知らせが来る。そしてもし仮にお前が不採用になってしまった場合、2次募集で受け付けている企業に挑戦するか、またはハローワークや民間企業のサービスを利用して、就職先を決める活動をする事になるだろう」

学校の高卒就職とハローワークと民間の違い

「先輩、高卒就職での基本的な流れについては分かりました。ただ気になるのは高卒就職って学校に来る求人から選ぶタイプと、ハローワーク、民間が募集している高卒求人の3種類があるみたいですね。一体、どれが良いのですか?

「正直、学校の求人とハローワークの求人はあまり大差がない

 というのも学校に出される求人というのは、いちどハローワークを通して、求人を出すかどうか決められる。つまり学校の求人と、ハローワークの求人の審査内容は同じで、強いて違いを言うのであれば、商業高校であれば、営業や販売系の求人が多いだろうし、工業高校であれば、製造や技術系の求人が多いというくらいだろう。だから学校とハローワークどっちが良いかというとあまり結論が見出せないな」

学校の求人と民間人材紹介会社の求人の違い

「では先輩、ハローワークと民間企業の高卒採用とでは何に違いがあるのでしょうか?

「これはお前の場合ではないが、企業が求人を出す際、ハローワークの場合は無料なんだけど、民間企業の場合、有料で求人を出さないといけない。

 民間企業と言えどビジネスだ。だからどこからかお金を稼がないといけない。ただ日本の法律ではお前のような求職者からはお金をとってはいけないというルールになっている。だから大抵は求人を出す企業からお金を取る方法をとっている。そして強いて違いを言うのであれば求人を出す際に”お金がかかる”か”かからないか”の違いだけど、この違いによって求人を出す企業に違いが出てくる。

 ハローワークの求人の欠点を言えば、求人をただで出せるということであれば、当然ながらお金があまりない企業でも求人を出すことができる。更に今の時代、就職サイトはたくさんあるのにハローワークを利用するというのは、そこに来る人たちは何かしら問題を抱えている、つまり前科があったり、または病気があったりなど、転職サイトを利用することができない何かしらの事情を持つ人たちが集まる可能性がある。そんな人たちでもいいから求人を出すという事は人材の使い捨てが疑わしいし、実際2014年だが、ブラック企業撲滅プロジェクトにおいて、ハローワークに出されていた180件の求人内容のうち、139件が嘘の情報を記載してたという報告があった。

 お前は就職活動をしたことがないから分からないかもしれないが、学校に張り出されている求人内容というのは嘘があっても全然問題がないんだ。

 というのも、例えば本当は月給の平均が18万円なのに、残業代込みにして、あたかも月収が20万と表示しても、法的には問題がない。どうしてかというと、求人情報というのはあくまで仕事の内容を伝える情報であり、実際に雇用する際は『雇用契約書』という別の契約書にサインをしないといけない。

 つまり求人情報には、20万と書かれていたのに、契約書を見てみると18万と書かれている。そしてお前は契約書を結ぶ際はもう3月か4月になっているから、当然ながらこれから新しい就職先を見つけるのは難しい。だから断りきれず、その企業に就職してしまうということがあるわけさ」

「えー、先輩その話が本当なら、それは一種の詐欺じゃないですか!?一体私のような働いたことない高校生の場合、一体どうやって志望先がブラックだと見分ければ良いのでしょうか?

「完全に見分けられる方法はない。何故ならその手の情報は一種の志望先の内部情報だ。就職したら残業代が払われない。商品を買わされる。不正が横行している。など就職しないと分からない事が多い。だから求人からその手の情報を読み取るのは限度があり、正直、別の対策を設けないといけないだろう。 

 その1つの方法として見込みがあるのは民間の求人サイトを利用する事だな。正直、民間の求人サイトにも先のような求人詐欺はあるだろうけど、ただ学校やハローワークと比べれば信憑性はあると思っている」

「なぜ民間企業の方が信用があるのですか?」

「人材紹介サービスをやっている民間企業の稼ぎ方というのは、お前みたいに職を求めている人を見つけて、そして企業に人材を紹介すれば紹介料が貰える。だから人材紹介サービスの会社は求職者を企業に紹介して、その紹介料をもらうことで収益を稼ぐビジネスを行っている。だからお前のような求職者を沢山集めて、そして沢山紹介して、企業に採用されれば儲かる仕組みになっている。

 ただそういうやり方だと、多くの人材を採用するブラック企業に紹介すれば、ブラック専門の人材紹介サービス会社が儲かるということになる。それでは人材の使い捨てという意味では良くないし、だから人材紹介のサービスにおいては、返金規定というルールがある。これは1種の例だが、例えば紹介した求職者が、半年以内に辞めた場合、紹介料の9割を返還しないといけないというルールがある。

 まぁ、つまりお前が仮に人材紹介サービスを行っている社員だったとして、沢山の学生をブラック企業に紹介したとする」

「私はとんでもない社員ですね」

「ただブラック企業ばかりに紹介したせいで当初は儲かっていたが、半年以内に離職する人が多く、ブラック企業から『お前が紹介した人材すぐにやめちまったぞ。紹介料の100万のうちの9割、つまり90万円を返してもらおうか』と言われてしまう。つまりお前は10万しか儲からない。という事になる。だから人材紹介ビジネスを行っている会社というのは自分の利益を稼ぐ為にも離職率が低い会社を紹介しないと儲からないという事になる。

 だから民間企業の場合、儲かる為にブラック以外の企業を紹介する事に力を入れるわけだが学校やハローワークの場合、国が運営しているわけだから、そんなブラックを紹介して儲けが少なくなる事はない。運営費は全て国民の税金によって賄われているわけだからな。ってなわけでブラック企業に入りたくないのであれば、民間人材サービスを利用した方がブラックに入る確率は低くなると俺は睨んでいる」

高卒就職で役に立つ就職サイトとは?

「なるほど、では先輩のアドバイス通り、民間企業の求人サイトを色々見て回りますね」

「いや、待て。確かに俺は民間企業の就活サイトを使った方が良いと言ったけど、使い方を間違えると痛い目に遭う。

 というのも残念ながら日本には高卒に特化した就活サイトがない。だからお前がもし仮に民間の就活サイトを使うのであれば、転職サイトを利用することになる。しかし残念なことに、リクナビやマイナビの転職サイトを覗いてみると応募資格に「大卒」と書かれているものが多く、高卒採用を受け入れている企業がほとんどない。

 俺が人材紹介の会社に勤めていた頃『なんで高卒の求人募集が少ないのですか?』と訊いたことがある。すると上司から『高卒というのはまだ未成年の段階だから、給料を振り込むための口座を作るのには親の許可が必要だし、仕事でやり取りするためのスマホも親の許可がないと使えない。

 だから人材募集をする上で本当の未成年の高校生というのは扱いづらい人材とも言える。例えば取引先を車で送り迎えをする場合、運転免許も必要になるわけだし、ビールなどのアルコールが飲めるかどうかも取引先との付き合いで必要であれば、酒が飲めるかどうかも採用の1つの基準になってしまう。だから本物の高校生が来ないようにする為に、あえて大卒という風な形で書かれている』と聞いたことがある。

 だからほとんどの企業は応募資格に大卒と書いているはずだから、お前がもし高卒の状態で就職活動するのであれば、高卒採用に特化している就職サイトに登録した方が良い。今の時代、IT専門だったり看護師専門だったり、色々と分野が分かれていて、高卒採用を受け入れている就活サイトというものがいくつかある。例えば以下のようなものだ。

 このハタラクティブでは18歳~29歳までの若い人向けに特化した求人を扱っており、そして高卒者向けの求人もある。このサービスはアドバイザーと相談して、お前の学生時代の経験や希望などで志望先を紹介してくれるサービスになっている。ちなみに場所は以下の所だ。

 まぁ、東京内だけでなく、名古屋や大阪、福岡でも実施している。地方からの利用者も多いから、場所をある程度問わず、志望出来るのが売りだろう。

 そしてもう1つ、エージェントneoというのがある。

 それは先のハタラクティブと似たようなキャリアコンサルタントから求人を紹介してくれるタイプだが、社会人の基礎知識を学べるセミナーがある。だからもしお前が高卒就職を始める上で社会人としての基本的な知識を学びたいのであれば、この手の人材紹介サービスも良いと思うぞ。

スポンサーリンク

シェアする