無能な上司の下で働く場合、転職した方が良いのか?

『上司が無能で疲れた。転職したい』

『無能な上司にイライラ。ストレスでヤバい』

『無能な上司との付き合い方で良い方法なんてある?もう辞めたい』

 

 無能な上司の下で働く場合、うまく付き合うより転職した方が良いと言われています。なぜ転職が1番良い方法なのか?無能な上司における対策の中には『上司を有能にする』『追い込む』など様々な方法があります。しかしここで問われるのはそこまでしてあなたは今の会社で働きたいのか?という点です。

 

 例えば無能な上司を有能にする為には、権限が上の人に反対意見を言わせたり、多数決で負かしたりしない限り自分の考えを改める事はありません。その為には外堀を埋める必要がありますが、その為にどれだけの労力が必要で、その上司を大切にしたいのであれば別ですが、そうでないのであればその能力を自分の為に使うべきです。

 

 また人の考えと言うものはそう簡単に変わるものではありません。たとえ上からの命令であっても、自分の意見が少数派であっても『分からない奴が多いなぁ』と思われて、また別の機会で同じような事をしてくる可能性があります。つまり一度自分の意に反する事が起きても、考えが変わらない可能性があり、絶対に有能にする方法がない以上、無能な上司と付き合っていく理由はありません。

 

 そして別の方法として無能な上司を追い込む、または潰す方法を取る人もいるかもしれませんが、それは会社が正しい罰則制度を設けているかで変わります。

 

 仮にパワハラまがいな事をしたとしても、成果制度を導入している企業であれば、結果を出していればお咎めはありません。仮に重大なミスをしたとしても、降格処分など明確なルール規定がなければ降格されず、数カ月の減給処分か数日間の自宅待機で終わります。

 

 その程度の罰の為に、多大な労力を割くのであれば、別の新しい会社に転職し、まともな人達と一緒に働き、色々と学ばせていただく事をした方が有意義です。その為、ここでは無能な上司から逃れる為、どのように転職すれば良いのか?その方法について述べたいと思います。

 

無能な上司がいない職場とは?

 

 転職先を選定する上で出来れば無能な上司がいない会社に転職したいと思われます。ただ組織である以上、ダメな上司は存在します。しかし比較的に無能な上司が少ない会社も存在しており、その会社を見つける上で先ず、なぜ無能な上司は管理職など上のポジションに立てるのか?その原因について説明したいと思います。

 

 無能な上司が上に立ち続けられる原因は色々とありますが、一番の原因は何の努力をしなくても上に立てる評価制度がある事です。

 

 会社の中には実力が無くても年功序列により年齢が高ければ上に立ちやすくなる組織だったり、またチーム制で優秀な部下を持っているだけで上司の評価へと結びつく所もあります。その為、無能な上司がいる会社と言うのは、会社の評価制度に問題があり、もし転職するのであれば、志望先の評価制度を確認しながら転職活動をした方が良いでしょう。

 

無能な上司が少ない会社とはどんな会社なのか?

 

 このように無能な上司というのは会社の評価制度に甘んじているからこそ起きると言えます。その為、会社の評価制度や、何かしらの問題があっても、注意する人間がいれば無能な上司は減っていきます。その為、良い志望先を見つける為には、上の人達が健全な経営を行い、更に仕事で成果を出している人に正しい評価をする、という当たり前の事が出来る会社と言えます。

 

 それ故、もし志望先を見つけるのであれば、社員からの不満が少なく、更に黒字経営を実現している会社が無能な上司が少ない会社と言えるでしょう。

 

ではどうやってそんな会社を見つければ良いのか?

 

 1つのオススメの方法として、転職会議のような口コミ転職サイトを使ってみる事をおすすめします。

 

 口コミ転職サイトと言うのは、実際にその会社で働いた事のある社員がその会社がどんな会社なのかを口コミとして書いている転職サイトです。

 

 実際に働いた事のある人の口コミが書かれている為、会社の評価制度や上役の人達の待遇など転職時に知る事が出来ない情報を知る事が出来ます。

 

 実際、口コミサイトにはこんな事が書かれています。

 

長時間働く事を美化にしている会社なので、定時過ぎてもタイムカードを切って夜遅くまで働くと評価されます。その為、長時間労働が当たり前の職場なので、納得いきません。

大手親会社の子会社なので労働環境は親会社の景気に左右されます。そして近年親会社の経営が悪化しており、そのしわ寄せが我々子会社に来る為、現在、上から無理難題を押し付けられ、親会社しか取引していない為、無理でも何とかこなさなければなりません。それ故に親会社の尻拭いばかりでやりがいを感じませんでした。

 

 などその会社の風習や経営状況によって内部がどのような労働環境になっているのか知る事が出来ます。その為、もし転職先を選ぶのであれば、社員の口コミを見て、まともな会社なのかどうかを確認してから判断するのも良いでしょう。

 

『無能な上司の下で働くのが嫌だから』と言う転職理由は良いのか?

 

 このように口コミサイトで有力な転職先を見つけられたとしても、転職希望者の中には『無能な上司の下で働くのが嫌だから転職なんて、そんな志望理由、通用するのか?』と思う人がいると思います。

 

 実際、面接官の中には『無能な上司の下で働くのが嫌だから』と言えば『注意はしなかったの?』『上層部に訴えなかったの』など改善の見込みが無かったのかを聞いてきます。

 

 人の考えはそうは簡単に変えられるモノではありませんが、ビジネスをする以上、自分とは合わない人でもうまく付き合っていかなければなりません。その上で、確かに無能な上司だったのかもしれないが『この人は人とうまく折り合いをつけてうまく付き合えないのでは?』と疑ってくる為、面接官には改善の見込みがなかった事を説明しなければなりません。

 

 この手の質問が来た場合『改善するどころか、悪化の一途を辿るところだった』と言った方が効果的です。

 

 説得力を持たせる為には面接官には『無能な上司の特徴』と『会社に訴えても改善する見込みがなかった』の2つの事象を話せた方が良い為、その具体例を紹介いたします。

 

無能な上司の特徴は?

 

 なぜ無能な上司の特徴を述べるべきか?それは改善する見込みを面接官が確認する以上、注意しても改善されず、逆に問題が悪化した事象が必要となります。

 

 無能な上司の特徴として、例えば『完成度が6割でもいいから早く持って来い』とスピード重視の命令をしたにもかかわらず、次の時は『遅くても良いからちゃんと全て出来てから提出しろ』と言ってきて、矛盾した事を言ってきます。

 

 このように無能な上司の特徴として、仕事のやり方における軸がない場合があります。

 

 ただこのようにコミュニケーションによる前後の矛盾と言うのは仕事において良く起こります。その為、これだけであれば無能と言いにくいですが、本当に無能な上司の場合『前回6割の完成度でも持って来いって言ったよね?何でやらなかったの?』と、あたかも自分の指示に背いたと指摘してきます。そして仮に6割程度で仕事を持ってきたとしても『完璧にこなしてから持って来いって言ったよね?君は何度同じミスを繰り返せば気が済むの?』と矛盾した命令のせいで同じミスが繰り返されているのに気づかない。

 

 そして仮にその点について指摘しても『言い訳するな』『都合の良い解釈をするな』と自分の落ち度を棚にあげ、部下が自分の揚げ足を取ろうと勘違いしてきます。

 

 このように無能な上司と言うのは、自分の落ち度に気づかない、他人の意見を聞かない、またプライドが高いせいか人の話に耳を傾けようとしないなど改善する見込みのない特徴を持っています。

 

 だからこそ面接において『注意などしなかったのか?』と聞かれても上記の事象を話し『注意しても取り合ってくれず、更に関係が悪化した』と言えば、上司の指導の仕方に問題ありと見てくれるでしょう。

 

周囲に訴えても無能な上司が改善される見込みがない事例

 

  面接官を更に納得させる為『自分だけ解決しようとしたのではなく、周囲の人も味方につけて解決しようとした』という話もした方が良いでしょう。

 

 仮に無能上司との二人だけの職場でなければ、当然ながらこのやりとりは周囲の人達も聞いています。そして周囲の人達が指摘して改善されれば良いですが、無能な上司の場合、別の人が指摘しても『お前のせいで』と怒りを買ってしまい、逆に状況が悪くなるケースがあります。

 

 その場合、無能上司の怒りを買ってしまうと、仕事を極端に渡してくれなかったり、また期限ギリギリになって大量に仕事を回してきたりなどパワハラまがいな事をしてくる場合があります。

 

 そして『仕事を渡さないのはお前自身が仕事が出来ないからだ』と言ってきて、期限ギリギリに仕事をまわされても『お前の仕事の段取りが悪いからだ』とあなた自身の仕事の悪さが原因で問題が起こっていると言い訳してくると思われます。

 

 このように周りの人達が助けてくれても、当の本人は考えを改めず、それどころか更なるパワハラをしてくる場合があります。ここまで話すと面接官は無能上司の人間性に問題があると見てくれて、早くその上司と離れた方が良いと考えてくれるでしょう。

 

無能な上司のいない会社に転職する為の転職理由とは?

 

 とこのように『改善の見込みがないのか?』と面接で聞かれても場合、注意しても逆に問題が悪化したケースを述べられれば良いでしょう。しかし転職する以上、無能な上司の下で働きたくないという理由は退職理由としては妥当でも、志望理由として相応しくありません。

 

 面接官の視点で考えれば、自分の会社にプラスになるような人材が欲しいと考えている筈です。その為、前職の退職理由を述べられても『なぜこの会社で働きたいのか?』その理由について説明出来なければ転職は出来ません。

 

 その為、面接官が欲しいと思える転職理由を述べなければなりませんが、同業他社の場合、オススメの方法としては『口コミサイトで御社の評判を見て、志望しました』と言えれば良いでしょう。

 

 あなた自身、上司との人間関係を理由に転職している立場です。その為、転職先がまともな会社なのかどうか確かめる為、会社の内部事情を知る事が出来る口コミ転職サイトを利用する事はおかしくありません。そして前職と同じ業界を志望している場合、業界に関して関心はあるが、会社の評価制度や人間関係において問題のない会社で働きたい、という流れになれば、口コミサイトを見て志望先を選んだ言い方は納得いく切り出し方になります。

 

 そして更に印象を良くする為に『このまま今の会社に勤めても学べるモノはないと思いました』と言って、結論として『世の中の役に立つ人になりたい』『お客様の視点で考えられる人になりたい』と成長意欲をアピールするのが良いでしょう。

 

 無能な上司の下で働いている時点で学べる事ないのですが、会社自体に学べる事がない話になれば尚、別の同業他社で働きたい理由に繋げられます。実際、会社の評価制度が原因で転職する人もおり、転職を成功させる志望動機として以下のように答える人がいます。

 

私の会社では現在、商品販売を行っているのですが、正直押し売りに近く、商品知識のないお客様相手にただ売っている状態です。おまけに会社ではノルマ達成の為、罵声ばかり。悔しくて結果を出して見返した事があったのですが、『どうだ?辛い事が色々とあったかもしれないが、俺の指導のおかげでお前は立派に成長出来たんだ。感謝しろよ』と言われました。正直、こんな上司と一緒に仕事をすると悲惨な末路が待っていると思いましたので、同業他社で評判のよかった御社を志望しました。

 

 と、更に追い詰められる事を理由に評判の良い御社を志望した話に出来れば良いでしょう。

 

 なお上記のようにパワハラが横行している会社ではない場合、以下のような言い方も出来ます。

今の会社は昔から付き合いのある会社とのやり取りで成立しています。しかし紙での取引やネットシステムを使っていないなど昔ながらのやり方で取引している為、これからの時代に必要なビジネスノウハウを学べないと思いました。それは私の先輩も同様な考えで変革を訴えていたのですが、先輩の上司は、言いたくはないですがゴマをするような人を評価したり、また先輩が色々な事に挑戦しているのに『リスクがある』と言って上層部はその案を承認せず、最終的に上司は別会社に転職する事になってかわいそうでした。正直、優秀な人材が抜けていく印象だったので、私の今後、お客様の視点で新しく新規案件を獲得、または考えられるような人になりたいと思い、若いうちに挑戦出来ると聞いている御社を志望しました。

 

 と言えれば、昔ながらのやり方、成長しない職場、見習うべき先輩がいない環境などを理由に新天地で頑張りたい理由として通じます。

 

無能上司から転職で逃れる方法 まとめ

 このように新天地で頑張りたい、という言い方は向上心がある言い方として評価される志望動機になります。しかし面接では『では具体的にどのように成長したいの?』と更に踏み込んだ質問をされるでしょう。その場合、どのように答えれば良いのか?

 

 その方法としてなのですが、口コミサイトには評価制度以外にも、働き甲斐や事業内容、また経営者への提言などについての口コミがあります。具体的には

・入社2年目で営業職として1エリアを任された。

・会社の強みは栄養分析に伴う提案なので高齢者や子供向けに重点を置いている

・業務基幹システムを中心に開発している為、業務効率化のノウハウを学べる

 

 など新人に任せられる仕事、会社の強み、ならびにこの会社に勤めるとどんな成長が出来るのかなどを垣間見えます。その為、例えば食品業界であれば栄養の視点から様々な料理レシピを提案出来ると書けたり、IT業界であれば、業務システムを中心に開発している為、労働環境の改善に繋がる仕事が出来ると思いました。などと志望動機を書く為のヒントを得られます。

 

 このように無能上司の下で働くと上記のように働き甲斐のある会社で働ける時間が減ってきてしまいます。無能上司で酷い目にあった以上、見返したい気持ちはあると思いますが、仮に見返せたとしても得られるのは無能な上司の言い訳くらいです。その為、無能な上司では無駄な時間を費やす事になる為、転職はある意味、無駄な時間を無くす良いチャンスと言えます。

 

 そして転職で成功する為には今の会社にいても自分のキャリアアップに繋がらない事、そして無能上司の下で働くと逆に問題が起きそうで改善の見込みがない事を話せれば良い為、転職で成功する為にも良い企業を見つける事がこの状況を打開する機会へと繋がるでしょう。