底辺大学生の就職先を優良企業にする例

 

「俺、底辺だから就活では内定が取れない」

「大学が底辺だと就職先はブラックしかない」

「底辺から抜け出す方法なんてないのか」

 

 と自分の学歴の低さに絶望し、就活に対し前向きに考えられない。そんな人もいると思います。しかしそれでも就活を始めると周囲から自分と同程度の人がそれなりの企業から内定を取り、一体アイツはどうやって内定を取ったんだ。と思うかもしれません。

 

 世の中にはそんな底辺でもそれなりに良い企業に入る事は可能であり、ただ一体どうすれば良いのか?分からず、そのまま何も出来ずに時間が過ぎさってしまうのだと思います。

 

 『どうすれば自分も優良企業に入れるのか?』

 

 ここでは実際に底辺と言われている就活生が優良企業に入るまでの流れをストーリー形式で書いており、底辺就活生は如何に優良企業から内定を取れば良いのか?そのノウハウについて説明しております。

 

 

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底辺就活生の悩み

「一体どうやったら大手から内定が取れるんだ?」

 

 就活がこれから始まるというのに俺は何もしていない。というよりどうせ頑張ったって大手から内定なんて取れるわけないし、努力する意味がない。しかしつい最近、俺のダチが外資から内定を取ったと言って自慢してきたんだ。ガイシってなんだ?と思ったんだが、どうやら海外から日本に来ている企業で、どうやら世界相手に戦っている会社に就職したようなのだ。

 

 なんでアイツが?などとダチには悪いが、アイツの頭じゃ到底大手なんて無理で、俺と同じ底辺の会社に就職するのがオチだと思っていた。でもそんなアイツでも大手に入って、それを見ると俺も頑張れば良いところに入れるのではと思い、どうやったらこんな底辺の大学生でも優良企業に就職することが出来るのか?教えてもらおうと思ったのだ。

 

「とりあえずリクナビやマイナビを利用して内定を取るのはやめろ」

 

 いくら俺の頭が悪くてもリクナビとマイナビという言葉は知っていた。要は良い会社に行く為には、リクナビというサイトに登録し、そしてどんな会社が俺を雇ってくれるのか?それを探せるサイトと言うわけだ。分かりやすく言えばバイトのナビサイトのようなモノで、違う部分と言えば、雇ってもらう為にはテストと面接3回以上受けないといけない。というだけだ。だから俺が何処かの企業から合格通知を貰う為には必ず利用しないといけない就活サイトと言えるだろ。

 

 そして目の前のダチはそんな会社に就職するために必要な就活サイトに登録するなと言ってきたのだ。

 

「オメエ、俺を無職にさせたいのか!?」

 

「ちげえよ。俺が言いたいのはリクナビやマイナビを使うと明らかに俺らのような底辺は明らかに不利になるって言っているんだ」

 

「どうしてだよ?」

 

「そもそもなんで底辺だと就活で不利になるのか考えてみろ?就活で俺らが不利なのはなぁ、オレ達の事を学歴で良し悪しを決めているからなんだよ」

 

「んなこたぁ、知ってるよ。例えば俺の底辺大学の名前を入れると『あ、コイツ、頭悪い奴だ』なんて思われて足切りされてしまうってわけだろ?でも結局就職するためには、その就活サイトに登録しないといけないわけだから、正直、納得いかないけど、良い企業に入るためにはどうしても使わないといけないのだから、仕方ねえだろ?

 

「だからやり方を変えないといけないと俺は言いたいんだ。俺の場合、OfferBoxってヤツを使ったんだが、こっちの方が圧倒的に使いやすい」

 

「どうしてだよ?」

 

「簡単に言えば俺のような学歴でも良いから採用したいって人が声をかけてくれるんだ。リクナビやマイナビだと俺たちが働いてみたい会社探して、そしてこちらから会社に行かないといけないわけだろ?でもそれって面接官からすれば『こんなレベルの低いヤツ採用したくない。でもそんな理由で落としたなんてバレればネットで叩かれるから、優しく対応しておくか』なんて思われて、面接する前から落とすと決めている相手に、面接しに行くってわけだろ?」

 

「まぁ、そうだな」

 

「しかも落とされた理由も知らせない。それって時間も金も無駄にするだけでなく、良い企業に就職するためのヒントももらえないってわけだろう。そんなの正直やらないべきだ。俺なんてやる気を無くすし、家に帰って、また親から『何で受からないんだ!』って怒られる。正直、泣かなくなってくるよ。だからそんな採用してくれるかどうか分からない会社に行くよりも始めから自分に興味を持ってくれた会社から声をかけてくれる就活サイトを利用した方が圧倒的に気軽だと言いたいのだ」

 

「それがさっき言っていたOfferBoxってヤツか。まぁ、確かに今の話を聞く限り、初めから採用する気のない会社にも出向かないといけないわけだから、確かに初めから声をかけてくれる就活サービスを利用した方が、俺も正直やる気を失うことなく就活を届けられるかもしれないな。例えば聞きたいことがあるんだが。それってブラックからも声をかけられるんじゃないのか?

 

「要は俺のような底辺大学生でも雇ってくれる。つまり誰でもいいから採用したい。人材を使いしてるようなブラック企業。みたいな連中から声をかけてくるのではないか?とお前は思っているわけだな。確かにその部分は否定しないよ。ただこういう言い方も何だが、仮に大手に入れても良い人生を歩めるとは限らないぞ

 

 

底辺大学の就職先が大手でも幸せになれない例

 

「どうしてだよ。大手って俺たちから言わせれば夢みたいなもんだろう。そこに入れたとなれば高い給料もらえて、楽な人生を送れるだから、少なからずブラックに入るよりは幸せだろ?

 

「確かに給料の面で言えば申し分はないだろう。しかしそこで長く働けるかどうかとなると話は別だ。昔なんて銀行や税理士が安定した職業と言われていて、確かに当時は高収入と言う意味で大変憧れていた職業でもあった。なのに今は見てみろ。AIの導入によって、銀行員が今までやっていた仕事を奪われる話になって、銀行員の数が減らされるなんて言う話になっている。日本の強みでもあった家電メーカーも、海外の安い家電メーカーに押されて今なんて世界競争力を失うなんて言う話になっている。シャープなんて台湾企業の参加になったわけだしな。正直今の時代大手に入ったとしても10年後どうなってるかどうかがわからないと言うわけだ」

 

「だから何なんだよ。10年でもそれなりに良い企業に入っていれば高い給料もらえるわけだから、どっかの小規模の企業よりも圧倒的に良いわけだろ?

 

「そうでもないよ。うちの親父が良い例だ。確かにうちの親父はもともと学歴の低い大学に通っていたんだけど、人の良さが結果に結びついて、それなりの企業に入ったのだが、入ってからが大変だった。

 

 まず新人と比べて他の連中より頭が劣るとすぐ分かる。他の高学歴の連中はそれなりの勉強を積んできたわけだし、それなりに立派な人たちから成功するためのノウハウを学んでいる。うちの親父の場合大学を卒業するのが精一杯だったから、周囲の人より劣っていると言う状態だったし、事実、仕事は他の人たちと比べてできない部分があった。分数とか、さらにチーム同士のやりとりは、ある程度有名な大学であれば講義で必要な知識だったし、サークルや部活などでそれなりのコミニケーション身に付いていたから、正直溶け込むのには苦労しない。しかしウチの親父の場合は、そのての経験を全然積んでいなかったから、周囲から孤立して、さらに上司から怒られると言う形になって、さらに『大学が底辺だから馬鹿なんだ』などと学歴差別を受けるようなこともよくあったんだ

 

「ここでも学歴による差別を受けるわけか。正直これではいつまでたっても俺たちは底辺学歴のせいで苦しめられるのか」

 

「だからこそ周囲とは違う、誰にも負けないスキルを身に付けるべきなのだが、日本の大手って、みんな同じようなことをさせるから、正直、真価を発揮させるなんて難しい環境でもある。だから親父はそれにかなわず、結局すぐ退社してしまうという事があったんだ。やはりどんなに高い給料でもその環境でずっと過ごせるかどうかは別問題で、無理してそこに入ればうつ病になったり、パワハラを受けたりで、正直社会で働くのが怖い。みたいな話になっても全然おかしくないわけなんだ」

 

 これを聞くと正直俺も大手の就職に対し待ったをかけたくなる気持ちになってしまった。それは高い給料もらって、さらに大手に入れば周囲のレトリバーすることが出来る。ただ正直俺はその会社に入った後の事なんて考えていなかった。周囲の実力のある人たちに比べられて、さらに俺の場合もっと頭悪いと自覚しているから、おそらく後から入ってきた後輩にも実力でおとり、年下の連中に見下されるなんていうこともあり得るのかもしれない。と考えてしまうと、やはり自分に合った企業に入ってみたいなー、なんて思ってしまう。

 

「だからオレ達が向いている会社を見つける為にも、俺たちでも働けるような企業を見つけないといけないわけだ」

 

「そんな企業なんてあるのかよ」

 

「要は、お前はさっきブラック企業から声をかけられるのでは?と心配したかもしれないが、別の言い方をすれば、俺たちのような就活生でも採用して、立派な人材として育ててくれる企業からも声をかけてくれると言うわけだ。

 

 俺の場合ギターをやっててな、運良くギターをうまく弾く方法や、ギターの調整について色々と調べたから、それなりの実力はあると思っている。YouTubeでもそれなりの点数を稼ぎ出すな。まぁ、俺が内定を取った会社は、そのての音楽系の商品を販売しているところだから、自分たちの商品をそれなりに知っている人を採用したかったわけで俺に声がかかったと言うわけだ。

 

 正直、一体自分の何が社会的に評価をしてくれるのかわからない。他に内定を取ったやつの話だけど、居酒屋でアルバイトをしていたら、居酒屋向けに商品を販売している大手からも声をかかったと聞く。例えば大手ビールメーカーや、最近では外国人のお客さんを増やすために、海外のスマホに対応しているサービスを導入したいと言ってくる居酒屋も増えている。だからそれなりに居酒屋のサービスや、またはノーハウについて心得ている学生も欲しいわけで、それでそいつも内定を取るまでに至ったと言う話を聞いたことがある」

 

「なるほど、確かに俺もお小遣い稼ぎとしてそれなりにバイトをしたことがある、そのての経験から、そのてのバイト先と何かしらお金儲けをしている企業から俺に声をかけてくれるかもしれないってわけか。確かに自分の強みなんて、正直わかんないわけだから、俺が登録した内容をどこかの企業の人が見てくれて『こいつはウチに使えるのでは?』と思ってくれるわけか」

 

「何よりも、このOfferBoxのもう一つの魅力と言うのは、向こうから声をかけてくれるわけだから『どうして自分に声をかけてくれたのですか』と質問でき、どんな企業が自分を採用したいと思ってくれるのか?その辺の理由について聞くことも出来る。

 

 リクナビやマイナビの場合、こちらから出向くわけだから、『どうしてウチに応募したのですか?』などと聞かれ、その理由について答えないといけない。正直働いたこともなく、更に俺たちのような底辺の大学生からすれば働く大変さについて正しく知っているわけねえから、どうあがいても上手い言い方なんて出来るわけねぇ

 

 その辺に対し、このOfferBoxと言うのは、向こうに採用しようと思った理由について聞けるわけだし、俺のギターの場合や、さらに居酒屋でバイトをしていた奴がどうして内定を得るまでに至ったのか、その辺の理由についても聞くことが出来るから、はじめのうちは、この手のスカウト型就活サービスでも利用して、自分に一体どんな魅力があるのか聞いて、そして今後の就職先を絞っていく事をした方が良いだろうな」

 

 

大学が底辺であっても面接が通る人の例

「でもよ、それで仮にどんな風に自分が評価されるのか分かったとしても、肝心の面接で話す内容はどうするんだ?俺、人から評価される話し方なんて心得ていないぞ

 

「だが面接で評価される話の内容のネタくらいなら持っといたほうが良いだろ?俺自身もそのネタのおかげで、面接で話す内容が何とか埋まって、それで運良く内定が取れたようなもんだ。だから面接攻略の1つの鍵は面接官にウケる話のネタをある程度用意しとく事が底辺でも優良企業に入るコツになるだろうな」

 

面接官にウケるネタってなんだよ?

 

「面接官が関心を持つ内容はただ1つ。ウチで働けるかどうかだ。だから面接官が興味を持つ内容として、企業で働ける人のネタをある程度用意しておくことが、内定獲得の1つの攻略方法になると俺は思っている。

 

 運が良いことに、俺の大学があまり知名度の低い大学だったおかげで、学力とかについては聞かれなかったよ。俺に聞かれた質問は主に『何で働きたいのか?』という理由だ」

 

「まぁ、そうだろうなぁ。俺たちのような底辺は、世間から見たら危険視されてるような部分もあるし、俺たちのことについて調べられるのは、まぁ自然の流れだろう。それで何て答えれば良いんだよ」

 

「お前の言う通り、人間性について調べられる質問が中心にやってくる。特に1つ目の質問である『なんで働きたいのか?』という質問はほとんどの人たちが答えられない。と言うのも本来働くと言うのは辛いことで、大抵の連中は『お金が欲しいから』などと言う理由を言ってくる。それじゃあ、お金目的で働く人とみられて、目的を達成するために手を抜いたり、またはお粗末な対応したりする場合があって危険。他にも安月給で働かせる事になったらすぐ辞めてしまうなどのリスクがあるから、この手の人材は採用しないと言う話になるだろうな。

 

 だから俺なりの回答の仕方だけど『誰かのために頑張れるようになってみたい』と言うふうに答えてみた」

 

「なんでそれが良い回答になるんだよ?」

 

「俺なりに考えてみたんだけど、仕事と言うのは確かに辛い部分はあるけれど、別の言い方をすれば何かしらの役にたつからお客さんは『ありがとう』と思われて、そしてお金を貰う。こんな流れがあると思っているんだ。つまり人の役に立つような事をどんどんしていけば、それだけお金が集まる事になるし、だからこそ『俺は人の役に立つような人間になる、世の中に役に立つようなサービスを提供出来るようになりたい』と言えれば悪い印象を抱かないと思うんだ」

 

「なるほど。確かに俺自身もなんか納得がいったよ。今まで仕事なんて、働かないと生きていけないから。などと生きていくためには仕方のないことだからとしか思っていなかったが、確かに人から喜ばれるようなことをしてお金をもらう。みたいな見方もなんとなくだが出来なくはないな」

 

「だから『なんで働きたいのですか?』などと聞かれた場合『バイト先の店長のようになってみたいのです』と言ったよ。実際ろくでもない店長だったんだけど、面接官に分かりやすくする為に、あえてでっち上げた。『その店長はいつもお客さんのことを考えていて、例えば外国人観光客のために、翻訳機を用意したり、または国ごとに食べられてない食事があるから、それを調べてメニューを開発したりしていたから、お客さんが喜ぶようなことをすると自然にお客さんが入ってくる、そんな光景を見て感動した』みたいな話をして『だからこそ俺自身も人から喜ばれるようなことをして、そして自然と社会で役立つような人間になってみたいんです』と言えば働きたい理由について結びつくわけだろ?」

 

「ハハハ、お前はせけぇ野郎だな。バイトなんてすぐ辞めたくせに。でもよそんなので信じてくれるのかよ」

 

「結局のところ、金を稼ぐというのがどういう事なのか?というのを理解している事が大切なんだよ。さっきなんて自分の生活の為、稼がないと生きていけないなんて言ったけど、実際はお客様を喜ばせる事に意味がある。みたいな事を言えていれば『お金を稼ぐためにもお客さんが喜ぶ事が何なのか考えてみるか』なんて思ってくれて、本心でなくても悪い方向には向かないだろうと思ってくれるかもしれない」

 

「なるほど」

 

「それに自分の事をアピールすることよりも、活躍している誰かをでっちあげて『その人のようになってみたい』と言ったほうが、チャランポランで遊んでいた俺でも評価される。

 

 事実、その後の話なんだけど『どんな風に働いてみたいのですか?』なんて聞かれて、だから俺は『難しい事は良く分からないけど、会社で一番活躍している人を見て、どんな事をしたらお客様を喜ばせるのか?を知って、自分もそうなってみようと思っています』と言って受かったよ。店長が『人の喜ぶ事を理解する為にはその会社が一体どんな事をやっているのか知った方が良い。そしてその会社で誰が一番評価されていて、そして何で評価されていればお客さんが喜ぶ事を知る近道になる。だから色々と大変かもしれないけど、一番活躍している人をマネる事が社会から求められる人になる近道だと思うぞ』と言われていたので、その言葉を信じて頑張りたいと思っています。なんて言って、何とか受かったよ」

 

 

底辺大学生が優良企業に就職する為には【まとめ】

 

「なるほど、活躍している人をでっちあげて、自分もそうなってみたい、というのが俺達でも面接に受かる言い方って事か。色々と助かったよ」

 

「まぁ、あとはどんな企業から声がかかるのか?それがネックだろうな。今までの話の振り返りになるけど、俺達のような底辺大学生だと大抵の企業から相手にされない。リクナビやマイナビのようにこちらから出向くやり方だと、始めから落ちる事になっていてもそれに気づかずに面接やら交通費やらが無駄になって正直やる気が出ない。だから就活をするのであれば、自分達の学歴を知っている上で面接をしてくれる、そんな就活サービスを利用した方が良い」

 

「確かに周りの連中も『書類を送っても直ぐ落とされる』『成績が悪いから面接が悪い空気になる』なんて言っているしな。お前の言う通り、俺達のような連中を採用してくれる企業に出向いて、そして自分達を育てた事がありそうな会社に就職した方がある意味良いと思うしな」

 

「他にも『どうやって自分をアピールするのか?』という部分も忘れてはいけない。俺達のような底辺大学出身者だと学歴で差別されてしまうし、噂では学歴フィルターと言って、ある一定の学歴以下だと説明会すら表示されない仕組みまであると言われている。だから学歴で勝負するやり方は就活ではやってはいけない。そしてそんな俺達が評価されるようになる為には、やはり『どうして自分を採用しようと思ったのですか?』と聞けるOfferBoxのようなスカウト型の就活サイトを利用した方が良い。

 

自分のどういう部分に関心を持ってくれて、そしてどんな風に働けると思っているのか?それが分かればどんな内容をアピールすれば良いのか見えてくる。リクナビやマイナビの場合、面接官が『ふ~ん、そうなんだ』くらいしか言わずに落とされた理由すらも教えてくれないから、まぁ、次は一体どんな事をすれば良いのか見えてこない。やる気を継続させる上でもやっぱり自分の事を評価してくれる企業と多く会った方が良いだろうな