就活で評価される社会人マナーとはどういうものか?

どんな社会人マナーが就活で評価されているのか? 

 学歴などで勝負できないのであれば、面接での振る舞いが勝負の鍵となってきます。だからこそ面接なので一体どんな風に振る舞えば良い印象をもたれるのか?その辺のことについて心得たい人はたくさんいると思います。

 では具体的にどんな社会人マナーを身に付ければ良いのか?その辺について、実際入り就職活動行っている後輩と、実際に会社で働いてる先輩の2人の会話形式で、社会から評価される社会人マナーについて説明したいと思います。

就活で求められる入退室の社会人マナーとは?

 先輩、実はこれから就職活動行うのですけれど、正直ウチの学歴あんま良いほうではないので、おそらく就活では自分の個性や、または社会人ならではの振る舞いで評価されると思います。だからこそ社会人マナーをちょっと心得たいのですが、一体どんなマナーを心得ていれば内定が取りやすくなるのでしょうか?

 社会人マナーと言われると、服装や敬語など、見た目や話し方などイメージするかもしれないが、面接を中心に語るのであれば、やはり話し方や、または服装と言う話になるだろうな。だから面接のマナーについて話したい。

 就活でよく聞く社会人マナーと言えば入室の仕方。まぁ俺の頃の就活の場合は、面接で入る前に3回ドアをノックして、そして中から『どうぞ』と言われた後、『失礼致します』と言ってドアを開け、もう一度ドアの前でお辞儀をして、入ってくるこれが本来俺たちが教わった入室の仕方だと聞いている。

 ただややこしいのはその後。例えば入ってきた瞬間、面接官が3人くらいいて、そしてその手前に自分が座る椅子が1つだけあると『どのタイミングで座ればいいんだ?』と迷う事がある。

 お辞儀をする場所は、その椅子の横なのか、それとも手前なのか、さらに『よろしくお願いします』と声をかけてから、座れば良いのか、それとも椅子の前に立ってから面接官に促されてから座るべきなのか?正にその場の雰囲気を読み、タイミングを見つける必要がある。

 後は、まぁ、背筋を伸ばしたり、はっきりわかりやすく質問に答えたり、ですます調で話したり、質問の受け応えによるマナーを言う必要があるが、他のマナーとして退室時のマナーというのがある。

 多分面接の最後では『ではこれで本日の面接終わります』と面接官から言われ、そしてお前は『ありがとうございました』とお礼を言って立ち上がり、そしドアに向かっていく。そしてドアの前に来たらもう一度面接官に向かってお辞儀をして『本日はお忙しい中ありがとうございました』と言って、もう一度お辞儀をして、ドアを開いて出て、そして最後もう一度お辞儀をして部屋を出る。まぁ、そういうことをするだろうね」

就活で求められる封筒の書き方における社会人マナー

「あとマナーで思い出したけど、他に注意しないといけないのは封筒の書き方。俺も就活をする前を知らなかったんだが、履歴書などを封筒で提出する場合、そのまま提出してはいけないルールがあることを知った。

 株式会社を(株)と略してはいけないと言うのは勿論、自動車免許と書くのではなく『普通自動車第一種運転免許 取得』と正式名で書かないといけない事を知った。いつも使っている書き方で書けば痛い目に遭う。

 更に企業の呼び名を『御社』と言うかもしれないが、それは口語体で、実際書類等に書く場合は『貴社』と書かないといけない。他にもこの手の呼び方は普通の株式会社であれば通じるが、銀行宛に文章を書く場合『御行』と書かないといけない。まぁ、色々とルールがあるわけだが『応募先 敬称』と検索すれば、今の時代において書かないといけない書き方が出てくる。その辺について調べてみるのも良いだろう。

 あと就活向けの封筒には、表の部分に「株式会社〇〇 宛」みたいに書かれていることが多いけれど、実はそのまま提出するのではなく、その「宛」と言う部分を取り消し線で消して、その横に「御中」と言うふうに書かないといけないルールもある。

 封筒閉める際は、口はのりで貼るのが1番だろうけれど、お前は『封・密封マーク』と言うのを知っているか?封筒をのりで封をする場合、風をしてから開いていないって言うことを証明するためにボールペンなどで密封マークと言うものをしないといけないんだ。

 とまぁ面接時のマナーや、エントリーシートを提出するときのマナーについては入念にチェックしといた方が良いだろう。他にあるとしたら、例えば面接や説明会に遅れる場合の電話対応や、内定辞退時における断り方だとくらいだろうが、まぁその辺のマナーの重要性はあまりないと思うから、必要になった際にネットでチェックするだけで良いと思うぞ」

どんな社会人マナーが就活で有利になるのか?

「先輩、とりあえず面接時の基本的なマナーやエントリーシート提出済みの書き方については知ることができましたが、本当にそれで評価されたりするのでしょうか?

「不幸なことに、それで絶対に評価されると言うつもりはない。なぜなら他の就活生も当然のようにやっているだろうし、面接官の中には、現場の営業担当の人を呼び寄せて、それで評価する場合があるから、マナーの出来は二の次で仕事ができるかどうか、そのポテンシャルをより重点に見てくるだろうから、正直マナーの重要性は高くないと思っている。

 ただだからといって、マナーをおろそかにして良いと言う理由にはならない。仮にお前が大手から内定を取れるような実績を学生時代に積んでいたとしても、お前の見栄えや、または振る舞いに問題があれば、その手の成果が無意味になってしまう場合がある。だから自分の実績をアピールする上でも、必要最低限のマナーは身に付けておくべきだ」

「なんか正直社会人マナーをどのように捉えればいいかわからないですね。正直日ごろの身の振る舞いで、人から大きく評価が変わってしまうこちらの立場からすれば、身に付けたいものですけれども、正直今の話を聞くとやる気がなくなってしまうというのが本音ですね」

「まぁ、だからといってマナーというのは社会で生きていく上で必要なものになんだぞ。例えば仮にお前がどこかの会社に就職できたとして、新人なら、先輩から仕事の内容を教わる必要がある。となれば当然、先輩から教わったり、メモを取ったり、話していただいた内容が正しいかどうか確認作業行ったりする。

 これって言い方を変えれば、先輩の貴重な時間を奪っている、という事になる。だからこそ向こうから助けたいと思えるような振る舞いが必要で、マナーというのは一種の相手に対する配慮みたいなモノなんだ」

「相手への配慮ですか?それって髪型が整っているとか、敬語がちゃんとできているとか、靴がちゃんときれいに磨かれているか?と言う意味でしょうか?」

「そういう形から入るモノではなく、相手を如何に感動させるか?と言えば良いのかな。例えば仮にお前が社会人マナーを完全に覚えたとしても、心のない配慮をすれば人の心に響かないだろ?飲み会の席でも、先輩のグラスが空になっていたら、ラベルを上にしたまま、そのまま注いだとしても機械的な行為だとしてあまり評価は上がらないだろう。もしこれが『あ、先輩グラスからですね、ビールどうしましょうか?』と配慮のある言葉を1つかけるだけで、印象が変わってくる。結局のところ、マナーというのは形から入るのではなく、相手への気配りが重要になってくるわけだから、相手を如何に理解しているかが重要になってくる」

「なるほど確かに気配りって人によって評価が分かれますね。今なんて長時間労働を機に、昔なら先輩より先に帰る事は評価が下がるマナー違反と言われていましたが、今では早く帰った方を評価する人も増えています。結局のところ、マナーって人や時代の変化によって評価が変わってくるし、となりますと先輩の言うとおり、事前にどんなマナーで評価されるのか聞き出す事が必要になってきますね」

「マナーと言っても沢山ある。例えば入社1年目の社会人としての挨拶や上の人への気遣い。食事会などの飲食マナー。そして仕事を依頼されるための取引先との対応。電話対応。さらに失敗した場合の謝罪の仕方などもある。だからその手の基本的な配慮を身に着けつつ、ではこの手の人にはもっとどんな配慮をすれば良いのか?色々試して把握するしかない」

社会的評価を得られるマナーとは一体何なのか?

「となりますと一体どんな社会人マナーであれば成功を収めるのか?その辺の成功例が知りたいですね。でないとどんなマナーが評価されるのか判断出来ませんし」

「俺が知っている例で言えば『一度会った人の名前を覚えておく』だな。自分の名前を憶えてくれて嬉しくない人なんているわけがない。だから『こんな自分の事も覚えてくれているんだ』と好印象を持たれる事があるから、名前を覚えておくのも大事だ。

 他にも『相手と同じ趣味を持つ』事だな。相手の関心を抱く方法として、相手が関心のある事に関心を持つというのが手っ取り早い。話は弾むし、場合によってはその手の話題から次の商談へと結びつく場合がある。

 正直、名前を覚える、同じ趣味を持つなど色々あると思うが、俺個人から言わせれば相手を感動させたもん勝ちだと思っている」

「感動させたもん勝ちですか?」

「そうだ。分かりやすく言うなら豊臣秀吉だな。戦国時代なんてマナーなんて言葉はなかったけれど、豊臣秀吉は相手への気配りで天下統一に貢献したと言われている一人だ。その例として寒い日、信長らの草履を懐に入れて温めたり、敵の罠に陥って撤退する際、死ぬ可能性が高い殿(しんがり)の仕事を引き受けて助けたり、ミスした配下に対しては「帰還出来ただけで手柄」と責めずに称え、まぁ、相手への配慮で人徳や成果を上げていったんだ。

 現代風に置き換えるのなら、嫌な仕事を率先で引き受けたり、誰かがピンチになっている時、助け舟を出したり、相手の良い所を褒めるなど、色々な配慮がある。それで上手くいくかと言われれば違うかもしれないが、結局感動させたもん勝ちという事だ」

「何となくですが、それを聞くと気配りもバカには出来ませんね

「社会人マナーについて語ったが、それは相手への配慮になってこそ意味がある。それがどんな形でお前に貢献するか分からないが、積み上げていけば豊臣秀吉のように天下統一にまで目指せる事になる。

 まぁ、お前はこれから社会に出て、色々な気配りをする事になるのだろうけれど、相手への配慮が出来てこそ一人前と認めてくれる。先ずは相手を理解するところから始めてみるべきだろうな」

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