仕事で頑張っても評価されない会社から転職する方法

 

『仕事で頑張っても評価されないから退職したい』

『仕事で評価されない悔しい。転職しよう』

『出来る人が退職。社員のモチベーションただ下がり』

 

 仕事を横取りされたり、上司から気に入られないと評価されないなど、仕事で結果を出しても評価されない事が良くあると思います。しかし実際に評価制度に不満を持ち、転職しようとすると、『本当に不当な評価だったのですか?』と疑われるケースがある。実際話を深掘りをしてみると、当人の勘違いだったり、本人から直接言われたわけではない為、根拠のない転職理由として見られる事があります。

 

 その為、会社の人事制度に不満があって転職する場合、本当に不当な評価を受けていたと言う事実と、そして転職先が何でその不当な評価を行っていないのか?について答えられる必要があります。では具体的にどのようにアピールすれば良いのか?ここでは実際、転職活動を行い、不当な評価制度について言及しながら見事、転職に成功した例を紹介しております。

 

『仕事で頑張って評価されない』という理由で転職する場合の課題

 

『それでは今の会社を退職しようと思っている理由をお聞かせください』

 

 俺が転職の面接の際、こんな事を聞かれた。俺は現在大手電機メーカーで働いているが、会社の評価制度に不満を持ち、別の会社に転職しようとしている。しかし面接官の中には『評価制度に不満を持っているのは分かったけど、なぜそれで転職の道を選ぶの?』と質問される事がある。評価制度に不満があったとしても、社内内部から変える方法があるし『上司に訴えたの?』と聞いてくる場合がある。その為、評価制度を理由に転職する場合、評価制度が変わる見込みがなく、面接官が『それだと転職した方が良いよね』と思える説明を用意しないといけない。その場合、どんな風に説明すれば良いのか?ここではその答え方について説明しようと思う。

 

 俺が現在勤めている大手電機メーカーでは、年功序列の評価制度になっており、在職中に出した結果よりも、年齢によって給料が反映される仕組みになっていた。事実、20代、30代の給与明細を見ると30代前半ですら大手であるにも関わらず、年収200万円台なのである。そして40代になってからいきなり年収600万円台に跳ね上がる為、若いうちは安月給で働かされる事になっているのだ。

 

 年功序列が崩壊されつつある今、将来自分の給料が高くなる保証などない。なら今の会社に勤めず、別の会社で世の中から必要とされるスキルや経験を積んだ方が良い、と思うの1つの言い方だろう。そして実際に会社では早期退職者を募ったり、子会社に出向させて事実上リストラさせる事をしているなど、高齢であっても報われないケースを目にしている事も面接で話した方が良い。

 

『本当に不当な評価を受けているの?』と疑われたら

 とこのように給料面で不当な評価を受けている事を話すのも良いが、面接官の中には『本当に不当な評価を受けているの?』と確認してくる人もいる。

 

 世の中には『自分は不当な評価を受けている』と勘違いしている人がいる。実際、仕事で結果を出しているけど、深く聞いてみると人の手柄を横取りしていたり、または偶々成功しただけで再現性がないケースも多々ある。おまけに結果を出している事をいい事に部下の教育や押し売りなどを正当化している節もある為、面接官から不当な評価を受けている事を納得させなければならない。

 

 その方法として適切なのが、

・なぜその評価制度が問題なのか?

・その評価制度に対し、他の社員はどのように言っているのか?

・実際にその評価を受けている上司達はどう思っているのか?

 

 など評価制度の問題点や他の社員の意見を取り入れる事で説得力を持たせる方法がある。例えば年功序列の制度の場合、他の評価制度を見ないデメリットがある。実際、自分の部署に所属する上司の中には他人の作った資料を横取りし、それをあたかも自分で作ったかのように上司に報告しても問題視されない。ウチの会社では、誰がどんな仕事を請け負っているのかタスク管理しているわけではない為、完全に上司の采配に任せられ、評価の裏付けが取れない状態だった。

 

 仕事を横取りされている悔しさもあるが、他にも仕事の評価というのは個人レベルではなく、組織レベルで管理されているのも問題になっている。ウチの部署はAさんという俺の直属の上司がいたのだが、その人は新規案件を獲得し、正直この部署の稼ぎ頭になっていた。しかしその部署の統括をしている更に上の40代上司は仕事が出来ないというより、仕事はせず、ネットサーフィンすらしていたところを目撃した事がある。この場合、直属の上司であるAさんが次期部署の統括を担うべきだが、組織一括評価である為、誰がその案件を取ってきたかではなく、どの部署がどの案件を取ってきたのか、と評価される為、働いていない40代上司の評価としてもカウントされるのだ

 

 その為、この会社では仕事が出来る優秀な人ほど評価されない問題がある。おまけに次期部署の後釜の決定権は現在勤めている40代の上司にあり、媚びを売っている人ほど次期後継者になりやすい。つまり仕事の横取りして、40代上司に気に入られていれば次期後継者になれるのだ。

 

 おまけに仕事の出来るAさんは部署の長時間労働を問題視し、部署内のルーチンワークを自動化させて作業時間を短縮させる改革も行った。これにより夜遅くまで働いていた社員が定時に帰られるようになり、人件費削減につながった。しかし残業時間短縮の評価はこの会社にはなく、40代の上司から『作業時間が減って助かったよ。ありがとう』とお礼を言って終わりにしていた。更に残業代が減った事で部署内の複数の人からAさんは反発を食らう問題が起こった。

 

 結果、Aさんは出世コースから外れ、Aさん自身、会社の評価制度に嫌気を指し、退職した。ちなみに上司には評価制度を見直すべきなのでは?と訴えたが長時間労働を美徳としている上層部も多く、Aさんの提案に反発。結果、評価制度が変わる事はなかった。

 

 このように優秀な社員であっても評価されず、退職者が出ても統括者の責任として見られない。おまけにAさんがいなくなった後、仕事が出来る人がいなくなり、それが原因で既存の案件をいくつか失う事になったのだが、40代上司の降格処分はない。その為、その部署で働く社員の中には無能な上司の下でずっと働き続けないといけない、と不満を抱く人もいて、事実、それが離職率の高さへと繋がっている。

 

 と、このように評価制度の不当性について訴えたいのであれば、以下の3点について触れた方が面接への説得力が増していく。

・仕事で頑張っている人が評価されない仕組み

・仕事で頑張っていない人が評価される事実

・評価制度を変えようとしても変えられない事実

 

 

仕事で頑張ると評価される歩合制の会社に転職するべきか?

 このように今の会社の評価制度の不備や実際に仕事を頑張っている人が報われていない事実を述べると転職して、もっと社会的評価を受けられる会社に転職した方が良い、と言ってくれる人もいる。ただ面接官の中には以下のように感想を述べる人がいる。

 

『なら思い切って歩合制など、実力主義の会社に転職すれば良いのでは?』

 

 要は会社からの評価制度に不満を抱いているのであれば、自分の仕事ぶりが給料に反映される歩合制がある企業に転職すれば?と面接官が提案してくるのだ。

 

 確かに仕事の出来具合で評価されたいのであれば歩合制のある企業も転職先の候補となるだろう。しかしながら、歩合制と書かれているからといって、仕事で頑張れば報われるわけではない。

 

 実際、歩合制のある会社の中にはノルマを課せられる所が多くあり、酷い場合、ノルマを達成出来なければ、足りない分を自分や家族に買わせて補わせるという、自爆営業をさせる企業だって存在する。だから評価制度に不満があるからと言って、パワハラ横行、またはブラック企業に転職してしまっては元の子もない。

 

 あまりにも話が飛躍しすぎている部分はあるかもしれないが、『そうですね』と返事しても『なぜ』と深堀してくる面接官もいる為、『実力主義の会社に転職してみては?』と尋ねられた場合、俺は以下のように答えていた。

『歩合制のある企業も転職先の候補です。しかし私の知り合いに自爆営業などの被害にあった人がおり、会社によっては新人への教育制度や押し売りを強要する企業も存在します。その為、歩合制の面も含め、働きやすい職場なのかどうか踏まえた上で転職先を決めたいと思います』

 

 評価制度ばかり気にしていたが世の中にはブラック企業も存在し、劣悪な会社に転職しないように努める必要もある。その為、転職先を選ぶ方法としては働いている社員の満足度などを見て、選ぶの1つの手と言える。

 

『本当に不当な評価だったのか?』と疑われたらどう答えるべきなのか

 とこのように、今の会社、そして今まで働いてきた会社での不当な評価制度についての問題点に指摘したけれど、面接官の中には以下のような質問をする人がいる。

 

『ではなぜ弊社では妥当な評価をしてくれると思ったの?』

 

 面接官からすれば、まだ働いてもいないこの会社でまともな評価制度を導入しているなど知る由がない筈。その為、面接官の中には『どうして自分の会社は、そんな不当な評価を下さない会社だと思ったのか?』と不思議に思い、聞いてくる場合がある。

 当然ながら、その会社で働いた事のない人からすれば、その会社の評価制度が妥当なのか判断出来ないはずだ。だから大抵の転職希望者は、その質問に答えられず終わってしまう。しかしこういう質問をされても良い返答の仕方がある為、紹介する。

 その方法として俺が使っていたのが退職者の口コミが書かれている転職サイトだ。この転職サイトは、退職者達がどうしてこの会社を退職したのか?自身が体験した給料や働き方について書かれており、当然ながら会社の評価制度についても触れている。

 

 だから本当に酷い評価制度の場合、それを理由に退職した人達のコメントが多く、不当な評価制度がある会社なのかどうか判断出来るわけだ。だから先の『ではなぜ弊社では妥当な評価をしてくれると思ったの?』と聞かれた場合、『口コミ転職サイトで御社の口コミを確認し、御社の評価制度に対して、退職者からも高い支持を得ていたのを拝見したからです』と述べれば良い。

 ちなみに俺が勤めている会社の場合『年功序列制度が残っており、そして上司は降格処分を受けない為、仕事が出来ない上司の元、長年働く事になる』という口コミが数多くあり、自分と同じような不満を抱いている人が大勢いる事を知った。つまり口コミサイトにはそんな劣悪な労働環境について述べており、面接官が裏付けの為、その口コミを確認してくれれば自分の言い分の証明に繋がる

 

 このように口コミサイトの利用は転職先がブラック企業ではないか、不当な評価制度がないか確かめる上で非常に役立つ。おまけに面接で志望動機や退職理由を述べる上でも口コミサイトには『志望先の魅力』や『今の会社の問題点』についても書かれており、調べやすく、独りよがりの意見ではないと証明しやすい

 

 その為、もしこれから転職活動、または転職活動のやり方を変えたいのであれば、口コミサイトの利用をオススメする。