内定先がブラック企業かもと不安になる就活生の例

「内定先がブラックかどうか確かめたい」

 就活で出た内定先の情報を調べてみるとブラックだったり、社員を使い捨てるようなネットの書き込みなどを見て、自分の内定先がブラックなのではないか?と不安に感じる時があると思います。

 ただもしかしたらネットのデタラメでブラックでないかもしれない。またこの時期に就活を再開してももっと良い企業があるのかどうか分からない。その為、どのようにこの不安を解消すれば良いのか?分からず困っている人もいると思います。

 その為、ここでは実際に内定先がブラックかもと悩んでいる後輩就活生と、人事関係の会社で働いている先輩社員の会話形式で、内定先がブラックかもしれない場合の対処法について説明しております。

内定先がブラックだと心配する内定ブルー

「先輩、実はこないだとある企業から内定を取ったんですが、手当たり次第受けていたらいつの間にか内定を取れてしまいまして、あまり内定先の事を調べずに内定を取ってしまったんですね。

 そして試しにネットで調べてみると、ブラック企業だと叩かれていて、正直内定先がブラックなのではと不安で仕方がありません。ですので内定先がブラックかもしれない場合、どのように就活では立ち回れば良いでしょうか?」

「就活を再開して、別のところから内定を取れば良いのではないのか?」

「確かにそうなんですけれど、この時期になりますと、正直どこもかしこも怪しく見えて、その証拠に企業名について調べてみるとブラックのような口コミばかりで、良いニュースが全然ないんですね。また検索しても何の情報も出てこなかったり、正直外部からではとてもその会社の労働環境と言うものが見えません。ですので就活では一体どのように会社が外部に漏らさないような情報を手に入れれば良いのか分からないので、先輩何か良い方法は無いのでしょうか?」

「ちょっとアドバイスする上で確かめたい事がある。お前、内定ブルーって言葉を知っているんか?」

「なんですか?それ」

「実はな、就活生の中にはそんなネットの情報を鵜呑みにしたり、または些細な噂で内定先が不安になって、就職するべきかどうか迷う内定ブルーという症状がある。要は結婚する際、『この相方で良いのだろうか?』と結婚直前で不安になってしまうマリッジブルーみたいなモノだ。

 正直、ブラック企業と世の中は騒いでいるけれど、ブラック企業の定義は決まってなくて、そしてホワイト企業もどんな企業なのか決められないでいる。その背景として働きづらいという考えは人によって違うからだ。

 本来労働と言うものは辛いものだ、給料が高くても、労働時間が短くても、人によって合わない仕事と言うものも存在するわけだから、仮に俺がホワイト企業だと思っているところをお前に紹介しても『社風が自分に合わない』みたいな話になりかねない。

 実際、体育会の人からすれば、毎日飲み会のようなものを開いて、みんなと和気あいあいできる社風が良いと言う人がいるけれど、別の人からすれば『無理矢理飲み会に参加させられる』と思ってしまい、ブラックだと感じる人もいる。

 それにネットの口コミについてだけれど、世の中には自分の働き方に問題があったのに、あたかも自分のせいではなく、会社の労働環境に問題があるとネットで書きこむ人がいる。

『ミスをしたんだからガミガミ叱った。それがどこが悪い』

『雇われの身なのに転職しようとした』

『それは俺の仕事ではない。(助け合わない)』

 みたいなことを平気でやっている人もいるからね。そういう人たちからすれば、周囲を敵に回し、当人からすれば当たり前のようなことをやっているのに、周囲が自分のことを評価してくれず、だから退職したんだ。みたいな自分がまいた種に気づかないケースでネットに書き込んでいる可能性だってある。だから企業の口コミに関しても、匿名性であるネットの口コミを一概に信じると言うのも危険でもある。

 挙句の果て、大抵ブラック企業だと社会から叩かれた企業の中には、信頼回復のために労働環境改善したりする場合もあるから、実際に叩かれた後にその企業に転職した人の中には「あの事件以来会社が変わり、ブラック社員だと思われていた人たちが移動、または退職したりしたから今はまともな企業になっているぞ」みたいな話になったりもするから、正直ブラック企業だったと言う事実はあっても、今がブラックかどうかは分からないというのが実情だ」

「ネットで書き込まれた情報が、今の会社の労働環境を表しているわけではないって言うことですね」

「挙句の果て、ややこしいのはお前が就活をしていた当時はホワイト企業だったけれど、ただその後自社のビジネスを真似する企業が増えて、売上が下がり、そして薄利多売なビジネス、つまりブラックみたいな働き方を強いられる場合もある。シャープだって昔は日本を象徴する大企業の1つだったのに韓国企業の傘下に入って、コンビニに関しては店の過剰出店のせいで味方同士が同じ地区内の売上を奪い合うみたいな話になっている。今は時代の変化が激しいからな。今がホワイトでも将来ブラック企業に変わってしまう可能性だってある。つまりブラック企業に就職しないというより、未来永劫ブラックにならない企業を見つけるという話にならないとお前は納得しないかもしれないぞ」

「そんな未来永劫ブラックにならない企業なんて無いでしょ?

「だからここで俺がお前にアドバイスすべき事はある程度のブラックには目をつぶれ、なのではないかと思っている。確かに内定先のブラック企業かどうか見抜く力は必要だけど、ネットの情報と言うのは嘘の情報も含まれているわけだし、確実にホワイトと言われる企業の情報はあまりない。仮にあったとしても競争率は高いだろうから、就職できる確率は低い。挙句の果時代の変化が激しいせいで、仮に運良くホワイトだったとしても、いつかブラックに変わってしまう可能性もあるから、よほどのブラックでない限り就職先としてよしとみるのも1つの手だと思う」

「まぁ、疑ったらキリがないですからね」

「俺が思う内定先に就職するべきかどうかの判断については、内定先が経営が厳しい事による重労働によるブラックであれば、これはどの企業にもよくある事だから、これは無視できるブラック度だと思う。ただ世の中には社員を精神的に追い詰める企業も存在するから、そんな企業には入ってはいけない。だから社員を使い捨てるようなブラック企業かどうか、それを見分ける方法について述べようと思う」

内定先がブラックだった場合の対処法

 内定先がブラックかどうかを調べる方法は主に口コミサイトを利用した方が良いだろうな。特にその企業の退職者が書いたと思われる口コミサイトだ。

 もう既に内定が出ている以上、面接での質問や、会社説明会の雰囲気なので確かめることができないからね。となれば内部事情を知っているネットの書き込みを中心に見て、どういう企業なのかどうかを確かめるのが唯一の手なのではないかと思っている。例えばとある営業の口コミではこんなものが書かれている。

 商品開発がどのように失敗したのか分からないが、もし多額の投資をして、ライバルの方が良い製品を作っていた場合、市場に取り残される事になる。営業は売れない製品を売りに行かされる可能性だってあるし、上からは結果を出す為に無理難題を押し付けられる可能性だってある。

 あと郵便局に勤めている人の口コミだが

 というのもある。市場の変化に伴い、経営が厳しいし、更に郵便局の場合、郵便法と言う法律があって、土曜日に休むことが禁止されている。だから今、その手の郵便法改正に向け、動き出しているわけだから、この法律によって郵便局員の働き方が変わるとされている。

 とこのように内部事情を含んだ話をしてくれるとどんな働き方が求められるのかイメージがつく。ネットの書き込みだと『ただ働きづらい』『パワハラ上司に当たった』とかだと運がなかったとしか思わない場合もあるし、誇張している可能性だってある。正直、この手の口コミは自分の企業がどんな企業なのか、別の人に教える為に書きこまれた内容だから、善意はネットの書き込みよりはあると思っている。だからこの手の口コミサイト利用してみるのも良いと思うぞ」

「ちなみに先輩、これって転職サイトですよね?学生が登録しても良いのですか?

「実はこれは学生でも登録しても良い事になっている。というのもこれを見てくれ

 と学生用に登録枠を設けている。実際、お前も内定先がブラックかもと悩んでいるし、仮にブラックであれば、将来この手の転職サイトを使ってくれる候補者になるわけだから、学生も候補者の枠に入っているのだろう。まぁ、実際にブラックだった場合、転職を考えるわけだし、言いたくはないが、もしかしたら出番があるかもしれない。となれば今度はブラックではない転職を見つけるという意味でも、このサイトには10万件も口コミがあるわけだから、1日2日で全部見れるわけではないから、まぁ、事前に登録でもして、そして今より良い企業を見つけるという意味でも損はないと思うぞ」

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