公務員試験に失敗しているのに民間企業から内定が取れ、就職出来る人ってどんな人?

 

『公務員試験に落ちた。今から民間企業への就職活動しても大丈夫だろうか?』

『今から民間企業を受けてもいい所がない。来年再挑戦しようか迷う』

『公務員試験不合格、全落ち、辛い。もう就活終盤。絶望的。やり直したい』

 

 と公務員を目指していたけど、試験に失敗し、民間企業に就職するか、または来年再度公務員試験に挑戦するか、と迷っている人がいると思います。しかし民間企業への就職においては、大半の大手の選考が終わっており、知名度が低い大企業か中小企業の応募しかなく『民間就職の道を選んでも良いモノなのか?』と迷うかもしれません。

 

 しかし一方で、一本勝負とも言える公務員試験に来年度再度挑戦しても合格する保証もなく、中には親の反対や経済的な理由で民間企業への就職を余儀なくされる人もいるかと思われます。ただその場合、

 

なぜ民間企業は公務員試験に失敗した人でも採用してくれるのか?

 

 と疑問に感じると思われます。通常、公務員を目指していたのに、民間企業への就職活動を行っていれば『公務員試験に失敗したから民間企業に来た』と採用側に疑われます。そしてそんな二番煎じのような理由で弊社に志望し、落とされる人もいるのも事実です。しかし現実には公務員試験に落ちた人でも民間企業から内定を貰っている人も存在します。

 

 一体、その就活生達はどうやって民間企業から内定を獲得しているのか?ここでは実際に公務員試験に失敗した就活生と、実際に公務員試験に失敗したけど、民間企業から内定を取る事に成功した先輩社会人の2人の会話形式で、民間企業から内定を取る方法について説明したいと思います。

 

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公務員試験に失敗し、民間企業に就職する場合、どんな事をすべきなのか?

 

「先輩、お久しぶりです。実はこの間、公務員試験を受けていたんですが、残念な結果に終わってしまいました。その為、民間企業への就職活動に切り替えたいんですが、どうすればよろしいでしょうか?

 

「とりあえず面接に慣れろ。公務員試験に落ちて絶望し、辛いかもしれないが、無職のまま卒業する方が悲惨な末路が待っている。どこからか企業に内定を取っておいた方が良いだろう。民間企業の就職活動というのは、どの企業でも3回以上面接が行われ、面接官との受け答えで内定が取れるか決まる。だから聞かれた質問に対し、ちゃんと答えられるかどうかが内定獲得の鍵になるから、面接に慣れるのが大事だ。

 

 ただ今のお前の場合、まだどんな質問を投げられるのか知らないだろうから、始めのうちは何処でも良いから面接を受けて、自分に来る質問を知った方が良い。そしてその質問に対し、どんな風に答えれば良いのかネットで調べたり、自分で考えたりして内定を取るしか方法はないだろう」

 

「しかし先輩、場数を踏めと言っていますが、そんなに民間企業の面接って数をこなさないとクリア出来ないもんなんでしょうか?

 

「なら『なぜ公務員を目指したんだ?』と質問されたらお前はどう答える?

 

 公務員試験を目指す人の中には『給料が安定している』『公務員は民間企業と違って潰れないから安泰』など、利己的な理由で志望する人が目立つ。だからこそ民間企業へ就職活動を切り替えた際、『投げやりな気持ちで民間企業に入ろうとしているのでは?』と面接官は疑ってくる。それ故に公務員試験に失敗した人は、どうして民間企業に就職しようとしているのか?その辺の説明が出来るようにならないといけない」

 

 これは面接で聞かれて嫌だと思える質問だけど、不幸な事にこの質問だけではない。例えば他にも『なぜ公務員試験に失敗したのか?』とその失敗原因についても訊かれる。

 

 公務員試験に失敗した理由なんて本来なら隠しておきたい理由だ。しかしこの時期に志望してくる以上、事実上、公務員試験に失敗したのがバレてしまう。だからなぜ自分は失敗したのか?その理由を答えられるようにしておかないといけない」

 

「公務員の志望動機と、失敗した理由ですか。確かに言いづらいですね」

 

「嫌な質問対策だけでなく、民間企業への就職活動の場合、『自己PR』と『学生時代に頑張った事』の2つを訊かれる。つまり学生時代に頑張った事、2つ分アピールしないといけないんだ。

 

 これはどういう事かというと、俺の場合、公務員になりたいからと言って、学生時代はずっと公務員試験の勉強ばっかりしていた。だからアピール内容もあまりなく、先の2つのアピール内容を用意する事が出来ずに苦戦する。だからお前も公務員試験に合格する為に勉強しかやってこなくて、お前も2つものアピール出来るモノがないと悩んでいるんじゃないのか?

 

「・・・正にその通りです」

 

「そう、だから民間企業の就活においては公務員試験の勉強以外にアピール出来るモノをもう1つ用意しておかないといけない。まぁ、それをイメージするのは難しいだろうから、俺が去年、民間企業への就職活動で苦労した点と、乗り越えた方法について説明してみようと思う」

 

 

民間企業はなぜ公務員試験に失敗した人を採用するのか?

 

「ただ先輩、確かに民間企業の面接への対策はしないといけないと思っているのですが、1つ気になる点があります。私は試験に落ちた身なので、『公務員になれなかったからウチに来た』なんて思われているから、試験落ちの悪い印象を持った就活生が民間企業から内定を取るのは不可能なのでは?と思っているのですが、実際どうなんでしょうか?」

 

「いや、俺個人としては試験に落ちた人でも比較的優位な立場にいると思っているよ。何故ならこの時期に就職活動している人達の事を考えてみると、何かしらのデメリット持ち、例えばコミュニケーション能力に問題があったり、学生時代に何もやっていなかったりなど、アピール出来る内容がない就活生だろう。

 

 民間企業の面接ではそんな就活生に対し『内定が取れない原因は何だと思う?』と質問されるから、答えられずに終わってしまう。ただ一方で公務員試験に失敗した人であれば、内定が取れていない原因は勉強不足になるが、まぁ、公務員試験に合格すると思えるほどの人達だから、他の人達と比べて劣っていない。

 

 実際、公務員試験に失敗した以上、現在就活中の人となると

・ 海外帰国生の人達

・ ケガや、または就活資金が足りず、今から就活を始める優秀な人達

・ 勝手に子供の内定を辞退させた親のいる優秀な人達

 

 の人達くらいしか思いつかない。そしてそんな人達は少数だから、となると公務員試験に落ちた就活生の方が比較的他の人より有利な立場にいると言えるぞ」

 

 

『なぜ公務員になろうと思ったの?』という質問の答え方

 

「先輩、ではもし仮に面接で『なぜ公務員になろうと思ったの?』と聞かれたら、どういう風に答えればよろしいのでしょうか?」

 

「その質問に答える為にはまず、公務員試験と民間企業の働き方の違いについて心得なければならない。

 

 民間企業というのは自分の持っている資金を元手に世の中に役に立つサービスを広げようとする企業と言っても良い。

 

 一方公務員の場合、国民の税金、つまり国からの支給されるお金によって社会に貢献する仕事をしている。つまり民間企業とは違い、公務員というのは利益を追求する必要がない為、ただ純粋に『この社会を暮らやすくしたい、また社会問題の解決したい』と、社会貢献をしたい人が公務員を志望すると思われている。

 

 だからこそ民間企業で『なぜ公務員になりたいのか?』と訊かれた場合、『社会に貢献する仕事をしてみたいから』と言って、そして民間企業を志望する場合、志望先の仕事がどんな風に社会で役立っているのか説明し、『だから○○という形で社会に貢献出来るよう頑張りたいと思っております』と言えれば妥当な志望理由になるだろう。

 

民間企業は公務員のように社会貢献を兼ねた仕事をする事が可能なのか?

 

「先輩、とりあえず民間企業で志望動機を言う場合、志望先の仕事に基づいて『社会を良くするような仕事をしたい』と言い換えないといけないと分かりました。

 

 しかし正直、民間企業って本質はお金を稼ぐ事ですよね?正直、社会貢献しているイメージが思い浮かばないのですが、どのように『御社の民間企業は社会貢献している』と言えば良いでしょうか?」

 

「代表的な話として3人のレンガ職人という話がある。これはある3人のレンガ職人の話なのだが、旅人がそれぞれに『何をしているのですか?』と尋ねたところ、1人目は『レンガを積んでいるんだよ』と答え、2人目は『家族の為、お金を稼ぐ為に働いている』と返事した。まぁ、仕事なんだから金や家族の為というのは分かるが、3人目はこう答えた。

 

『歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだぜ!素晴らしいだろう』

 

 と、このようにたかがレンガを積む仕事であっても、その仕事がどんな風に世の中の役に立つのか言えれば印象が変わる。

 

 実際、食品業界では自社食品を飲食店やスーパーに卸す仕事をするが『自分達の食品は柔らかく、嚙む力が弱くなってしまったご高齢の方でも安心して食べられます』とか『農家から新鮮な野菜をいち早く届けているので美味しいです』など、飲食店やスーパーの利用者が欲しいと思える商品を卸していると自負していればやりがいのある仕事と言える。

 

 またIT業界を例に言えば、今まで事務的な作業は手作業でやってきましたが、それを機械が代わりに行えるようにし、8時間かかっていた作業を1時間で終わらせるようにした。という話になれば長時間労働を是正した話になり、やりがいを感じる。

 

 また別の例として会社のデータを収集し、会社経営の方針の立てる事にも貢献する事も可能である為、公務員を目指す際、労働問題の改善も1つの視野に入れておりましたが、ITシステムの開発を視野に労働環境の改善に取り組みたいと思っております、なんて言えれば立派な志望動機になる。

 

 それ故、公務員を目指していた理由と民間企業への志望動機を両立させたいのであれば

『利益を意識しないといけませんが、一方で社会の役に立つサービスを提案し、顧客からありがとうと言われ、お礼としてお金を貰う。そんな働き方も良いと思いまして、民間企業で働く事で世の中から感謝されるビジネスマンになりたいと思っております』

 

 と、利益と社会貢献を両立する言い方が出来れば問題ない。実際、公務員試験に失敗した就活生が悩む質問の中に

 

『来年、公務員試験に再挑戦しようと思わないの?』

 

 という質問がある。これを聞いてきたとしても

公務員になるのが目的ではなく、社会から必要とされる人になるのが私の目標です。その為、確かに公務員試験に失敗したのは悔しいですが、民間企業でも私の求める働き方は出来ると思いますので、御社で頑張りたいと思っております。

 

 と言えれば、大丈夫だろう」

 

公務員試験に失敗した理由について訊かれた場合の答え方

 

「あのー、先輩、私は一応公務員試験に失敗した身なので、多分面接で『なんで公務員試験に落ちたの?』と質問されたらどう答えればよろしいでしょうか?」

 

「公務員試験を失敗した理由については、まぁ、面接での質問の際、結論から話さず、しどろもどろになってしまったとか、業務内容を正しく理解していなかったなど、色々とある。ただ重要なのはその失敗原因を言った後、『ではその悪い部分を無くす為、今後、君はどうするつもりなの?』という質問に答えられるかどうかで変わってくる。

 

 要は公務員試験の失敗理由は何でも良いが、民間企業に就職した後、失敗をしてもちゃんと妥当な再発防止を打てるのか?この公務員試験の失敗で、お前が再発防止能力が見られる。

 

 まぁ、その辺の答え方は色々とあるのだろうが、俺の場合、悪い印象を極力なくす為、ここでは親が折角払ってくれた公務員試験の費用を無駄にした事に申し訳ないと前置きを言いつつ、

 

『自分一人で出来ると思い、正しい業界分析を怠ったのが原因です』

 

 と答えた。要は自分1人で突っ走ってしまったという言い方が無難。

 

 というのも、これは公務員試験だけにとどまらず、世の中には一人で独断専行で仕事を進めてしまう人がいる。だから気づいた時には取り返しのつかない事がある為、今後同じようなミスをしない場合、逐一、報連相を実施、上司や出来る人の意見を伺いながら作業をしていくのが良いと民間企業の仕事として思われている。

 

 だからそんな独断専行の人だと思われない為にも、公務員試験の失敗原因については自分1人で黙々とやっていた、と話し、面接対策として実際に働いている公務員の人の意見を伺ったり、公務員試験に成功している人の話を聞いてノウハウを身に着けるべきでした。と俺はそう言って反省の弁を面接で話した。

 

 仕事をする上でも同じ失敗を繰り返す事は許されないから、失敗してしまった以上、面接官には『もうこの手の失敗は二度としない』と思わせるような言い方をしないといけない。となれば『自分1人で考えてしまった』という言い方をして、出来る人の確認作業、そして御社で働く事になった際は、独断で仕事を進めず、上司の確認を取りながら作業を進めたいと思っております。と結論付けて話せれば大丈夫だろう。

 

公務員試験が原因でアピール出来る要素が少ない場合

 

「先輩、先輩のおかげで、公務員試験に失敗しているのに『なぜ民間企業に就職したいのか?』また『なぜ失敗したのか?』との言い訳の仕方についてとても参考になりましたので、それを活用したいと思います。

 

 ただ私自身、もう1つ悩みがあります。それは就活でアピール出来るエピソードがありません。

 

 さっき先輩も言っていただきましたが、私は学生時代、公務員試験の勉強しかやってこなかったので、アピール出来る内容が試験勉強の1つしかありません。しかも失敗しているのでアピール出来る話題と言えるかどうかも怪しいです。

 

 その為、アピール出来るエピソードが少ない中、先輩はどうやって民間企業の就職活動を成功させたのでしょうか?

 

「俺の場合だが、学生時代に頑張った事を『公務員試験の勉強』、そして自己PRは『卒論』にしてアピールしたら受かったぞ。

 

 確かに試験に合格しようとしたが為に、学生時代に頑張った事が勉強のみという人は多いだろう。ただ学生時代に頑張った事として学業という面がある。となると公務員試験も1つのエピソードだが、もう1つのイベントとして卒論というテーマをアピールしても良いだろう。

 

 俺の場合だが、卒論のテーマとして志望先の業界によってテーマを変えていたよ。例えば食品業界の場合、食料自給率をテーマにしたり、IT業界の場合、IT人材の育成が国のテーマとして掲げられていた。だからネット上で使える情報をピックアップし、面接で『これを卒論のテーマとして書いております』とアピールして内定を取った。

 

 要は志望先の業務理解しているというアピールとして卒論をアピールすれば良いと思う。実際『なぜ弊社を志望したのですか?』という質問を面接でされるだろうから、

『前々から○○業界には関心を持っており、その証拠に卒論のテーマは御社の業界に関係あるテーマにしております。例えば・・・』

 

 という風に話を繋げた。

 

 例えば食品業界の場合、飲食店を中心に売り込みをかける事が多い為、国の助成金を使って飲食店を活発化させる話が出来ると良い。実際、コロナ禍の際、飲食店向けにIT導入補助金というのがあって、密を避ける為、宅配サービスを推進する補助金を推奨されていた。だから飲食店を支える上でITシステムの導入の際、補助金を紹介してサポートし、取引先を守る事も出来る営業マンになりたいと言えれば良い。そして卒論のテーマとして『飲食店の活性化に向けての補助金活用方法』なんて上げれれば知識があると言う事でプラス評価へと繋げられる。

 

 IT業界の場合、IT人材の育成が今後のテーマとされているから、IT人材育成のおける助成金を卒論のテーマとして、どのように育成、または採用するかについて話せれば良い。

 

 このように折角、公務員試験に挑んだわけだから、制度を利用して民間企業を良くする何かをテーマにして卒論を書いているなどと話せば印象が変わってくるし、先の社会貢献をしたいという言い分にもつながってくる。

 

 だからアピールする内容の1つ目は試験に合格する為に工夫した事。そして2つ目は卒論の内容。これを軸にアピール内容を練ってみてはどうだろうか?」

 

民間企業への就職活動の始め方

 

「先輩、色々と貴重なお話をしてくれてありがたいのですが、正直、民間企業の就職活動はこれが初めてですので、どう就活をすれば良いのか、教えて頂けないでしょうか?」

 

「今までは公務員になろうとした人材の魅力について中心に語ったけど、もしこれから就活をするのであれば、就活の攻略法について心得ておかないといけない。

 

 実際、就活では採用するつもりがないのに面接に呼ばれる就活生もいるから、就活ならではの裏事情も心得ておいた方が良い。

 

 採用するつもりがないのに面接に呼ばれる原因や詳細はこちら

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 ただ先ず初めにやる事としたらどの就活サイトを使うか決める事だな。

 

 さっきお前も指摘したが、公務員試験に失敗した以上、それを評価してくれる企業を見つけるのは難しいと思う。だから公務員試験が失敗していても採用の余地有の民間企業を見つけないといけない。

 

 その方法としてオススメなのが、新卒のスカウト型就活サイトのOfferBoxだ。

 

 このスカウト型就活サイトというのは自分のアピール内容をサイトに載せ、それに興味を持った企業からオファーをかけてくれるタイプの就活サイトだ。だから公務員試験に失敗したにもかかわらず、オファーを出してくれるというのは採用の余地有の企業と考えても良い。

 

 新卒就活サイトで有名なリクナビやマイナビもあるけど、あそこに掲載されている求人票の中には募集が締め切っていたり、また公務員試験に失敗している人を採用しない企業も含まれているから、運が悪ければその企業に応募してしまうリスクがある。それ故に、スカウト型であれば、自分を採用してくれる企業を見つけられるから、無駄な応募をするリスクを避けられる

 

 それにスカウト型だと『なぜ自分にオファーを出してくれたのですか?』と尋ねられる。リクナビの場合、事前に自分が調べた内容を元に一発勝負で面接に臨まないといけないが、それが業務知識が問われる為、ずっと公務員試験の勉強ばっかりやっていたお前からすると不利と言わざる得ない。

 

 つまり情報収集を兼ねた就活をする為には、面接官に『なぜ自分に採用余地があったのか?』と質問出来るタイプの就活サイトの方が見合っていると思う。実際、公務員試験に失敗していたとしても、会いに来た担当者から

『ウチは公共事業のお客様を相手に取引をしており、公共事業の知識がある人を採用したいと思っている。その為、君はその公共事業の関連の試験に挑んでいたから、業務知識が身につきやすいのでは?と思い、会ってみる事にした』

 

 と言ってくれて、なぜ自分に採用の余地があったのか知る事が出来る。これが分かると、今後志望するのであれば、公共事業を取引先としてビジネスを展開している企業が候補だと分かるので、その手の企業を志望すれば内定が取りやすい事が分かるし、自分に向いている企業なのではと思える。

 

 だから就職先をこれから決めるのであれば、公務員試験に失敗したにもかかわらず、それを評価してくれる企業を見つける事が大事になってくる。その為にも自分がなぜ公務員になろうと思ったのか?それを事前に企業側に伝える事が出来るスカウト型は1つの突破口になると言えるだろう」