勢いで退職してしまった人がなんとか再就職出来た例

 

『勢いで退職・・・死ぬ』

『勢いで辞めると言ってしまった。どうしよう』

『勢いで退職。後悔』

 

 など前職を勢いで退職し、後悔の念に苛まれている人もいると思います。しかしもう起こってしまった事は仕方がなく、次の事を考える必要があります。

 

 そして勢いで退職した人の中には次の転職を決めない状態で辞めた人もいると思います。その場合、空白期間が出来て転職の際に不利になるという事で後悔している人もいると思いますが、世の中には勢いで辞めても無事、次の就職先を見つける人もおります。

 

 果たしてその人は具体的にどうやって転職に成功したのか?ここでは実際に勢いで退職してしまった状態から短期間で無事、再就職先を見つける事が出来た人の視点で、転職に成功する方法について説明しております。

 

勢いで退職してしまった人が転職で成功する為には何をする必要があるのか?

 

(俺は何であの時、辞めてやる!なんて言ってしまったんだ・・・)

 

 俺はITエンジニアとして働いていた30代男性だ。俺は今、勢いで退職してしまった事に凄く後悔している。いや、あの会社から離れられた事に関しては後悔していないが、やっぱり次の転職先を決める前に退職したのは大きな痛手だった。

 

 俺が退職した経緯については上司との衝突が主な原因だ。俺はSESとして常駐先の現場でシステム開発を任されていたのだが、お客様との窓口であるプロジェクトリーダーの上司が安請け合いをしてしまい、そのツケを俺に支払わせようとしたのだ。

 

 連日続く、深夜残業。そして休日出勤までしたのに三次請けの為、給料は手取りで僅か18万。30代で20万以下なんてありえないだろ?自分の労働環境に不満を覚えているのに、今回の上司からの仕打ち。日頃から『何で納期に間に合わないんだ!!』だと雇われの身なので我慢してきたが、折角、連日頑張ってきた開発を、勝手に仕様変更を受け入れた事には腹が立ち、んで『出来ないのか?』などと威圧的に言ってしまった為、喧嘩になってしまった。

 

 会社からは『先方がカンカンだった』と言って、SESの場合、お客様からの評価で自分の評価が決まるので、今回の出来事に対し、会社は向こうの言いなりで、もうこんな会社辞めてやる!と思い、勢いで辞めてしまった。

 

 心身疲れていて、そして自分を守ってくれない会社を辞めてスッキリしたが、しかしその後、ものすごく不安になる。

 

 さっきも言ったが、俺の場合、安月給で長年働かされ続けられた為、当然、貯金などない。おまけに次の転職先が決まっていない為、その間、無職だ。ちなみに退職金などない。果たして一体どうやってこの状態から良い企業を見つけて就職すれば良いのか思い付かない。

 

 まぁ、失業保険で何とか食いつなぐしかないのだが、俺はもう1つ不安に感じている事がある。それは空白期間だ。

 

 俺はSESとして働いていたが、一方で新しい人材の確保として面接官として駆り出された事がある。そして採用した人物の中には空白期間が長い人がいて、俺や会社の上司もそれを気にせずに採用してしまった。

 

 しかしその後、警察官が来て、その社員が以前、会社のデータを売買していた事があり、空白期間は刑務所にした期間だった事を知る。それ以降、俺達の会社では空白期間が長い人は採用しないようにする方針を立てた。そしてこれは他の会社でも同様に考えられており、空白期間があまりにも長いと犯罪者として見られ、再就職の成功確率を下げてしまう。

 

 だから俺は早い段階で、再就職する必要がある。だから俺は早速転職活動を開始したのだが、その際に面接官からこんな質問をされてしまう。

 

次の転職先が決まる前に辞めたの?何で?

 俺は改めて勢いで退職してしまった事を後悔する。もちろん退職後に転職活動をする人は普通にいる。しかし問題なのは病気やケガなど特に働けなくなったから退職したわけでもなく、健康状態では俺は退職している。だから次が決まる前に辞める事は少し軽率すぎたのではないか?と計画性のない人間だと思われた状態で退職理由について述べないといけない。

 

 ちなみに『上司と喧嘩して』と本当の事を言えば、忍耐力がない、感情に任せて重要な決断をしてしまう危険な人、と思われてしまう。当人にとって後悔がなくても、相手から見ると突発的な判断だと思われかねない。だから転職で成功する為には、そんな次が決まる前に退職した理由について言えるようにしないといけない。

 

 その為、俺が転職で成功する為には以下の課題を克服しないといけない。

① 空白期間を開けない為、早期の内に希望する企業に転職する

② 次の転職先が決まる前に退職した理由を用意する

 

勢いで退職しても転職に成功する人の例

 とりあえず、俺は何でも良いから使えそうなモノはないかネットで探してみた。すると勢いで退職してしまった人のブログがあり、その人が再就職した話があった為、その話を読んでみる事にした。そして結論として、以下の2つのアイデアを使わせてもらおうと思う。

① 次が決まる前に退職しても前の会社の職場環境が悪ければ面接官は納得してくれる

② 早期に退職しても前の会社より良い会社であれば良い、と言えれば問題ない

 

勢いで退職してしまった場合の退職理由の作り方

 そのブログの内容によると、その人も前の会社の労働環境が悪くて、仕事を辞めたようなのだ。例えば、

◇ もしノルマが達成されなかった場合、残った分を自分で買い取る

◇ 年功序列の制度が残っており、上が問題を起こしても降格などがない

◇ 結果を出す為にパワハラまがいなやり方が横行。優秀な社員は辞め、その結果、出来ない人が会社に残る結果になっている。

 

 など様々な問題点をあげていた。だから面接では

前の会社では安月給の上、ノルマを達成しないと残った分を自分や家族に買わせる事をされました。生活難に陥りやすく、おまけに上司は年功序列で上がってきただけと豪語しており、実際、ただ居座っており、ノルマが達成できなければ罵倒されるだけでした。評価より年齢の職場で優秀な社員は辞めやすく、ストレスと生活難で別の会社に移りたいと思いました。

 と言って、退職理由を述べていたようだ。そして志望動機として『ちゃんとお客さんの視点に立って働ける職場で働きたい。その為、ちゃんと指導してくれる方がいる所にいたい』と企業として当たり前にある事をしている所で働きたいと言って、何とかなったらしい。

 

 だから俺は自分の職場環境について改めて思い出す。俺は1000万人のデータを持つ基幹システムの開発を行っていた。しかしその現場にはマニュアルや設計書が5年前より変わってなく、どうやら開発はしていたけど、製造に合わせてマニュアルを変更する事はしていなかったらしい。

 

 おまけにクライアントからあまりにも的外れな要望をしたのだがプロジェクトリーダーは『お客様が言っているし、それで問題があったら『このように変更する必要があります』って追加要求出来るから、これで継続出来るね』と言って、指摘しなかったらしい。その結果、当然、システム上の不具合が生じ、上司は追加要求したが『そんな予算はない』と言われ、この問題を事実上放置しながら開発を進める事になった。

 

 挙句の果て、当初決まっていたシステム開発も出来てなく、クライアントにテスト結果を提出しないといけないのだが『画面では出来ているようにしておいて』と、本来、システムが計算してその数値を出さないといけないのに『インプットデータを変えて、その数値が表示されるようにして』とデータを不正に動かして期待値が表示されております、と指示してきたのだ。

 

 こんなその場しのぎの開発を行い続ける為、優秀なエンジニアは嫌気を指し、長時間労働で転職する時間が出来ないエンジニアだけが残り、1つのミスで全体が遅れるって事で全部署から大バッシングを暮らす為、隠蔽工作が横行。最早、コンプライアンスなどない現場と言っても良い。

 

 と、国民のデータを預かっている現場としてあり得ないと思うが、実際に起こっている所がある。そして現在、開発が間に合わないという事でクライアントには納期を伸ばしてもらうの繰り返しが起こっている、と面接で説明した。

 

 そして次の転職先が決まる前に辞めた理由については

私の家族もそのシステムを使っているのですが、それを誤った数値を表示するよう強要されたので、そんな不正に手を染めるくらいなら、辞めようかな、と思い、辞めました。

 と言って何とか退職理由を作った。

 

 確かにブログで書かれている通り、前の会社の待遇があまりにもひどいと、面接官は同情してくれ、そして『当たり前の仕事したい』と言えば、ちゃんと志望動機となり、早期に退職した理由と、志望動機の課題は何とかなった。

 

勢いで辞めてしまった場合、やった方が良い反省

 と、このように俺は何とか早期退職者の立場でありながら、まともな志望動機を言えるようになり、転職も通過するようになっていた。だからこそ、俺は思い切って自分に向いている会社はどんな会社なのか?その辺についても調べてみようと思った。

 

 というのも勢いで辞めてしまった立場として、やはり感情に任せて辞めてしまうのは今後避けたい。その為、感情的にならず、心に余裕が出来る働き方が出来る会社に就職したいと思っていた。それは別の言い方で言えば『ノルマに追われない』『成果主義ではない』『上からの指示でしか仕事が出来ない』など、自分の意志で仕事が出来ない、時間が足りない職場環境は避けたい。

 

 だからそんな企業に就職したいと思っていたのだが、求人票にはそんな悪質な労働環境について書かれていない。その為、俺の場合だが、退職者の口コミが書かれている転職会議というサイトを利用してみる事にした。

 

 というのもそんなブラック企業の裏情報を入手する為には実際にそこで働いていた社員から聞き出すしかない。となると最終的に退職者のコメントを掲載している転職サイトを利用して、志望企業の実態について調べてみようと思い、その口コミサイトを使ってみる事にした。

 

 実際、俺が最初に良いと思っていた企業は

◇ 30代で給料が25万

◇ AIのシステムに携われる事が出来る。未経験でも可

◇ 資格支援制度有

 

 と求人票や企業ホームページで書かれていた。その為、この会社に応募しても良いかな、と思っていたが、口コミサイトを見てみると実態が違う。

 

30代で月30万円と求人表に書かれていたのですが、実際は残業代込みで、更に顧客から新規案件受注をした場合の金額でした。おまけにその金額は当時、一番稼いでいた社員の月給で、基本給は17万となり、大半の社員は20万には届いていないとの事。

創業時のメンバーの場合、新規事業としてAIやビッグデータのシステム開発に携わっていますが、他のメンバーは派遣ビジネスを行い、正直、スキルアップは常駐先(運)によって決まります。

資格支援制度はあるのですが、受験料が2万なのに対し、成果報酬が5000円ってどういう事?なんて思いました。おまけにJavaなど基本的な資格しか支援していない為、一体この会社は社員にどんな資格を取ってほしいのか不明な為、正直、あてになりませんでした。

 

 など、赤裸々に書かれている。正直、求人票や企業HPの内容を鵜呑みにしていたら、また安月給で働かされる事になってたな、と思った。

 

 このようにブラック企業を見つける方法として口コミサイトは有効だ。おまけに社員の退職理由だけでなく、事業内容や働き方について述べられている項目もある為、その内容を見てみるとどのようにアピールすれば良いのかおおよその検討がつきやすい。例えば

現在、この会社では事業の拡大に伴い、中間管理職の数が足りておりません。つまり派遣しても会社からのサポートがなく、自分一人で現場で判断出来る必要がある為、私の場合、それが出来ずに退職しました。

現在、受注側の会社方針が変わり、システムの仕様変更が起きています。そして今、こちらの会社がプロジェクトマネジメントをする事となり、その辺のノウハウを会社側は心得てなかったようで、行き当たりばったりの状態になっている為、責任が重い為、私は別の会社に移る決断をしました。

 

 など現在、会社が抱えている会社の課題も見えてくる。その為、もし俺がこの会社に転職する場合、現場で自力で動ける経験や、プロジェクトマネジメントスキルがあるかなどをアピールすれば良いの為、直ぐ再就職を実現する為にアピールするべき内容を見つける事が出来る。

 

 と、このように勢いで辞めてしまっても、ネット上などにこのような情報がある為、辞めてしまっても何とかなる場合がある。まぁ、間違った情報を鵜呑みにしてしまうリスクがあるし、俺の場合、口コミサイトの内容の方が信ぴょう性がある為、愛用している。

 

 その為、アピール内容の決め方や、転職先がブラック企業なのかどうか見極める方法として、口コミサイトを利用して、そして転職の下準備をし続けるようになった方が良い。