就活がめんどくさいので手っ取り早く終わらせる方法を考えてみた

 

就活がめんどくさいので手っ取り早く終わらせる方法を考えてみた

 

『就活って面接多すぎ。めんどくさい』

『何で就活ってマイページ登録や手書きのESなどめんどくさい作業が多いの?』

『業界分析・志望動機作るのめんどくさい』

 

 など上記のように就活ではあまりにもやらないといけない事が多くて途中でボイコットしたくなる人もいると思います。しかしその作業をしないと大手に就職出来ない為、やむなくやっている。

 

 もしこれだけの作業を行って志望動機などで的外れな事を言ってしまい、全ての作業が無駄になるなんて事態に陥れば正直、もう就活なんてやりたくないと思うかもしれません。その為、就活生の中には出来るだけ、手間をかけずに大手から内定を取る効率的な方法はないか?と模索している人もいるかもしれません。

 

 ここでは実際に就活を終え、大手から内定を取った先輩から、どのように効率的に大手から内定を取る事が出来るのか?その方法について相談する就活生の視点で、面倒な就活作業を減らす方法について述べております。

 

 

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就活でめんどくさいと思ってしまう作業

就活でめんどくさいと思ってしまう作業

 

『めんどくさい』

 

 俺はいつの間にかそれが口癖のようになっていた。俺は経営学部大学4年生だ。現在就職活動中なのだが、正直、就活ではやる事が多すぎてめんどくさくなってきている。無論、社会に出れば面倒な事でも下積みが必要ならやらないといけない。だから本当に必要な事なら我慢してめげずに頑張ろうと思うのだが、この就活はあまりにも面倒な作業が多すぎる。

 

 俺が就活をして我慢出来ないと思ったことは主に3つ。

1、リクナビやマイページなどの登録作業

2、各業界、企業ごとの業界分析

3、数回繰り返す面接

 

就活でめんどくさい事①:個人情報の登録作業

 最初の登録作業についてだが、初めはリクナビなどに登録し、その登録作業を1回のみで様々な企業に応募出来ると思っていた。しかし実際にやってみると、志望先をブックマークしてから暫くすると

 

『自社のホームページにて、マイページ登録してください』

 

 という連絡が入る。何の事か最初は分からなかったが、俺が就職してみたい大手の選考に参加するにはリクナビ以外にも志望先の企業でも同じように個人情報を登録しないといけないのだ。

 

 何でまた同じような登録処理をさせるんだ?と不満に感じつつも、俺のような低学歴な人が大手に入る為には学歴関係せずに入社させてくれる大手を見つけだすしかない。その為にも説明会の案内やら、書類選考提出、結果を貰う為に、登録しないといけない為、面倒だが再度入力する事にした。

 

 これだけならまだ良いが、なんと次に申し込んだ大手でも『自社ホームページにてマイページ登録してください』というメール案内が来た。そして再度個人情報の登録を行う。自分を入れてくれる大手を見つける為にも大量に申し込んだ方が良いと思っている。しかしこんなにも二重登録のような作業を何十回もやらせるとなると途中で気が滅入る。就活ではこんな幾重にもわたる登録作業を何回も行わないといけないという”めんどくささ”が存在する。

 

就活でめんどくさい事②:業界分析と志望動機

 そして登録作業の次に面倒くさいのが、業界分析と志望動機の作成だ。

 

 正直、作ろうとする度に何度も挫折しているのだが、働いた事のない学生がこんな難しい内容を正しく作り出す事が出来るのか?と思ってしまう。例えばこれが食品業界への志望動機や業界分析であれば利用した事のある商品を売っていくのだな、と志望動機や求める人物像を想像出来る。しかし製鉄業や化学業界のような仕事となると一体どんな風に働いて稼いでいるのか想像出来ない。その為、この手の業界への業界分析や志望動機の作成はいつまで経っても出来上がらず、また知っている業界でも内部事情まで知っているわけではない為、ありきたりな文章で終わってしまう。

 

 ただせっかく応募した以上、無駄にしたくない為、ネットの情報をくまなく探しているが、ネットの情報って偽物も多くあり、そしてあれだけ思わせぶりなタイトルにしておきながら、結論は全く持って分かりません、なんて言うふざけた内容になっている場合も多い。こういう的外れな作業をしていると、正直途中で気が滅入り、就活などやりたくなくなってくるのである。

 

就活でめんどくさい事③:1社だけで3回以上も行う面接

 そして一番気が滅入るのは1社ごとに何回も行われる面接だ。これはどうやら新人、中間管理職、社長という形で役職ごとに面接官が人材を見極める為、事実上何回も面接を行う事になってしまうと聞いている。しかし実際に行う就活生からすればえらい迷惑だ。

 

 なぜそう思うかだって?それを説明する為に簡単な算数を紹介したい。仮に自宅から志望先の電車賃が150円だったとしよう。そして移動に1時間くらいかかったとする。1回面接で往復300円、そして合計2時間かかる計算になる。となれば1社につき3回以上面接を行わないといけない場合、どれだけのお金と時間を費やす必要があるのか?そしてこれが志望する企業数が20社、50社になるとアルバイト何時間分に相当するのか?想像してほしい。

 

 この就活では何度も同じ会社に赴いてお金と貴重な時間を費やさなければならない。しかももしこれで不採用になれば移動のお金と時間だけでなく、登録作業や志望動機や業界分析の努力も全て水の泡だ。これだけでも精神的にまいる。

 

 しかし就活では更に追い打ちをかける。なぜなら仮に不採用の場合、不採用だと連絡せず、『1週間以内に連絡がなければ不採用と受け取ってください』とサイレントお祈りを普通にしてくる企業が多くあるのだ。俺からすれば面接が通過しているのでは?という期待を胸にずっと予定を入れずに待ち続けていたのに、全てが無駄になると『他の選考やアルバイトが出来たのでは?』という機会を失った事にも絶望する。

 

 このように就活では通ってあれだけ面倒臭い作業をやらせておきながら、不採用にした理由を教えてくれず、再発防止の目途すら立てられない。つまり同じ過ちを繰り返していても気づかないのだ。こんな次にどんな風に努力すれば良いのか分からず、もう不採用が連続すると『もう何もかもめんどくさくなった!』と思って立ち直れなくなってしまう。正直、この就活を乗り越える為にはこんな手間や理不尽な目に遭わず、効率的に就活を行える方法を見つけない限り、やる気が起きないと思った。

 

就活でめんどくさい事を省略する方法

就活でめんどくさい事を省略する方法

 とこのように就活ではこんなめんどくさい作業を毎度繰り返さないといけないのだが、打開策が見つからず、今、就活仲間と会って愚痴をこぼしあう事をしている。まぁ、いわゆる息抜きってやつだ。(もう3日目突入しているがな)

 

「ってなわけでサイレントお祈り食らわれて正直泣きたくなったよ」

「そうそう、自己分析とかってめんどくさいよな」

「説明会にいくのもだりぃー」

 

 と就活での苦労話は俺だけでなく、他の連中も同じような事を感じている事になんか仲間意識が芽生えているが、まぁ、それを聞いて俺も安堵する。ただ俺が話したいのはこういう話ではない。実は今日、見事大手から内定を勝ち取った事がある卒業生の先輩と会う事になっており、如何にして内定を取れば良いのか?内定が取りやすいアイデアについて尋ねようと思っていたのだ。そして先ほど先輩がやってきた。

 

「・・・という訳なんです。個人情報の登録、業界分析、繰り返される面接でもううんざりです。何かもっと良い方法なんてないでしょうか?」

 

「ハハハ、分かる。分かるぞ。そうやって面倒な作業ばかりやらされてサイレントでお祈りされるのは。そして俺なりに思うのはお前の就活のやり方は真正面すぎて正直、面倒な就活をしているとしか言いようがない」

 

「と言いますと」

 

「分かりやすく言えば、もっと手間の少ない形で就活をする事が出来るんだ。例えば今の登録作業についてだが、リクナビではなく、OfferBoxのようなスカウト型の就活サイトに切り替えてみたらどうだ?」

 

「スカウト型って何ですか?」

 

「分かりやすく言えば、自分の書いたESに興味を持った企業が俺達に声をかけてくれるというスカウト型の就活サイトと言っても良い。今までは就職してみたい企業ごとに志望動機を練ったりしていたけど、この就活サイトの場合、自分のやってみたい事などを書いて、一度書いただけで、それをもとに選考が進められる。だから面倒な登録処理は1度きりで良いぞ」

 

「なるほど。しかしそれって大手からの誘いもあるんですか?なんか誰でも良い採用したいブラック企業であると正直、働きたくないと思いたいのですが」

 

「そんなブラック企業だけでなく、ベンチャーや大手からもオファーが来る。というのも今の時代、少子化の影響で人が少ないわけだから、就活生からの応募を待つよりも、こちらから声をかけるスタイルでないと他の企業に取られてしまう。だから少しでも多くの人に声をかけるわけだから、お前でも大手からオファーがかかる。更に俺個人として、これは業界分析や志望動機の作成に役立てる」

 

「どういう事ですか?」

 

「例えば『俺のような学生にどうしてオファーを出していただいたのですか?』と尋ねると

『君のプロフィールを見てみたら居酒屋でのアルバイト経験があるだろ?弊社の場合、ビールを商品を扱っている以上、居酒屋も顧客として相手にする商売をしている。だから居酒屋の運営に関して知っている学生を採用したいのだよ。

例えばビールを販売する弊社からしたら店長が普段、どんなお酒を、どんなお客様に提供しているのか?その雰囲気を知っているかもしれないし、またまたにライバル店の営業マンが訪問して提案している事がある。それを見ているとどんな風に居酒屋相手に提案すれば良いのか知っている事もある為、酒売りのノウハウをなどがあれば採用したいと思ったんだ』

 

 と大手ビールメーカーのオファーを受けたら上記のような回答が返ってきた。俺は今まで居酒屋のアルバイト経験なんてどうアピールすれば良いのか分からなかったけれど、居酒屋相手にビジネスをしている大手がどんな人材を求めているのか?丸わかりになるから、この手の自分に関心を持ってくれた質問が出来るスカウト型は結構役に立つんだよ」

 

「なるほど、要は今まで働いた事がなかったせいで的外れなアピールをしていたかもしれないが、このスカウト型就活サイトで『なぜ私に興味を持ってくれたんですか?』と尋ねて、自分に興味を持ってくれた理由、そして企業が求める人材などを聞き出して、自分をどのようにアピールすれば良いのかを掴めば良いわけですね」

 

「今まで面倒な作業をし続けられ、なぜ落ちたのか教えてくれなかった。しかしこの就活サイトを利用すると面接を受ける前に自分にどういう回答を求められているのか知る事が出来る。だから今、就活を持ち直したいのであれば、俺が今言っためんどくさい作業からの解放や、的を射た情報収集が出来るこの方法が良いのではないと思い、お前に紹介しておくよ」

 

めんどくささから解放され無事、内定をとれた話

 

 と上記のスカウト型就活サイトに切り替え、先輩の方法を試してみた。すると俺の場合、IT企業からもオファーが来ていた。こんな文系の俺になぜIT企業が?と思ったが、ITはこれからの時代を支える1つの技術だと思っていたので、その一人になれるのであれば参加してみたいと思い、会う事にしてみた。

 

 するとIT企業の社員と名乗る人から

君の成績を見る限り、文章には強くて数学にはある程度の強さがある。そして第二外国語として英語を学んでいるから、英語を時々使う必要のあるプログラミングを覚えるのに役立てると思ったんだ。

IT業界って年ごとに覚えないといけない事が多いから、君みたいに勉強熱心で、更に資格も取れる根気強さがあるとIT人材として食べていけるのではないかと思ってね。だからITにもし関心があるなら会ってみようかなと思い、オファーをかけたんだ。

 

 と言ってくれた。文系出身の懸念点を確認したが、

『プログラミングは理系で覚える科学とは関係のない分野だからね。どちらかと言えば日頃から勉強熱心で新しいものを取り込み続けてきたい人が欲しいし、最初は大変だけど、ウチの場合、半年である程度実践で駆り出される形になる。

 

 弊社の場合、簡単なプログラミングを3か月ほど学んで、そして現場にて先輩が開発したプログラミングが正しく動いているのかを確認しながら、その傍ら、どのように開発していくのか学んでいけば良い。実際に一人前になるのは1年や2年後だから、そのくらい頑張っていきたいと思うのであれば大丈夫だと思うよ」

 と言ってくれた。正直、ITに関しての知識は全くないが、これから勉強して頑張っている事も知ったので安心した。

 

 それに俺自身、就活にて大変な登録作業や業界分析など、PCに関する処理が本当に面倒だと思っていた。俺自身、こういう面倒な作業を自動化させて、作業負担を減らしていける人材になってみたいと思い、IT業界を志望してみる事にした。

 

 色々と大変ではあったが、面倒な登録作業をする必要がなくなり、そして実際に今働いている人からどんな人材が活躍し、これからどんな人材が求められているのか?その辺の話を色々と出来たのはうれしい限りだ。だからもし就活でどのように行動すれば良いのか分からないのであれば、この手の自分の魅力について確認する事が出来る就活方法にトライしてみるのも良いと思う」