転職したいけどできない人が転職で成功するまでの例

 

『転職したいけど、辞められない』

『転職したいけど勇気がない』

『転職したいけど何がしたいかわからない』

 

 など、今の会社に見切りをつけ、別の会社に転職したい人はいると思います。しかしお金や時間、更には転職時に聞かれる志望動機の答え方が見いだせず、転職出来ない人はいると思います。

 

 そんな人は大勢いると思いますが、一方で同じような悩みを持ちつつも最終的に転職に成功する人は存在しております。その人達は一体どうやって転職する事が出来たのか?

 

 ここでは実際に、転職アドバイザーの先輩を持つ転職希望者が、その人と相談しながら、いかに転職したくても出来ない状況を解決していけば良いのか?二人の会話形式で転職出来るようになる為の方法について述べております。

 

転職したくても出来ない原因の取り除き方とは?

「先輩、お久しぶりです。実は今、転職したいんですが、中々したくても出来ない状態に陥っています。一体どうしたら良いのか教えてください」

 

「ちなみにどうして転職が出来ないんだ?」

 

「1つの理由として過去の失敗がトラウマになっています。

 

志望動機が出来てなくて転職できない場合、どうすれば良いのか?

 一度、転職活動をしてみたんですが、当たり前ですけど転職する場合、志望動機を言わないといけませんよね?私の場合、この会社を辞めたいだけなので『では特に弊社で働きたいわけではないのですね?』と言われて、撃沈。もうそれ以降、働きたい理由を述べられないと受からないと思いました。

 

 そして働いてみたい企業を探して転職活動をしているのですが、どうも本音が『出来ればこのまま働かないで暮らしたい。働きたくない』という結論になるので、働きたい理由を述べる事が出来ません。ですので転職で成功する為には『働きたい』という気持ちを持つ必要があります。なんで人って働かないと生きていけないんでしょうかね?」

 

「最後は急に哲学になったな。まぁ、本来、労働と言うのは人がやりたくない事をして、そのお礼としてお金を貰う流れになっているから、そんな働きたい気持ちを心の底から思う事を頑張る必要はない。実際辛い事なんだから。だから転職が出来ない理由としてお前は『働きたい』と心の底から思っていないと考えているらしいが、面接では本気で語る必要がない。実際、世間受けの良い志望動機をどうやって言えるようになれば良いのか?それさえ出来れば問題ないぞ」

 

「世間受けの良い志望動機とは具体的にどんな志望動機なんでしょうか?」

 

「参考例としてイソップ物語のレンガ職人と言う話がある。それは3人のレンガ職人がいるのだが、一人は『お金の為に働いている』と言い、二人目は『家族の為に働いている』と言っていた。どちらの理由もよく聞く働く理由だが、三人目は『多くの人々を救う事が出来る大聖堂を作っているんだ、ここで多くの人が祝福を受け、悲しみをはらうんだぜ、すばらしいだろう』と言って話は終わる。

 

 つまり世間受けの良い志望動機と言うのは

『確かに働く事は辛いが、その結果多くの人々を救う、またこの世の中を良くしていく事に繋がるから、私はそんな仕事をしていきたい』

 と面接で言えるようになる事だ」

 

「先輩、とりあえず、今まで会社から抜け出す事しか考えていなかった私がどうやって志望動機を考えれば良いのか、そのヒントを得たと思いました。しかし流石に『世の為、人の為』は抽象的すぎませんか?」

 

「まぁ、確かにこの場合、誰でも言えそうな簡単な言い方でしかないからな。だからちゃんと志望動機においては志望先に合わせて具体例を入れていった方が良い。

 

 例えば食品業界の場合、栄養食を通じてお客様の健康をサポートしたり、またはお菓子やキャンプなどの娯楽系で子供や親御さんに楽しいイベントを提供出来るようにしたい、と食でどんな風に世の中から求められる働き方をしたいのか、アピール出来れば良い。

 

 他にも金融業界の場合、企業の資金的なサポートをしたい、という言い方があるし、IT業界の場合、今まで人がやっていた仕事をITが代わりに行い、業務負担を減らしていきたい、という言い方がある。だからもし志望動機を立派なものにしたいのであれば、志望先の仕事がどんな風に世の中から求められており、『私自身、その役に立つ一員になりたい』と思えるアピール内容を練れるようにしておく事をオススメする」

 

アピールの仕方を自分で考える事が出来ない場合、どうすれば良いのか?

「先輩、色々と各業界毎にどのようにアピールすれば良いのか、ヒントを教えていただきありがとうございます。しかし私は仕事で忙しく、正直、そんな先輩みたいに立派な志望動機を考え出す力を身に着けていません。その為、こんな私でも立派な志望動機を作る為にはどうしたら良いのでしょうか?」

 

「そんな自分で1から考え出さないといけない、なんて考えなくてよい。実際、俺が今、言ったのはネットの受け売りだ。実際、転職で一番苦労するのは志望動機の作成だからな。仕事をしながら志望先について調べるのは大変だろう。だから転職活動が苦手の人の場合、転職会議のような口コミサイトを使ってみる事をオススメしている」

 

「口コミサイトって、退職者がその会社で働いていた時の感想などが書いてある転職サイトについて言っています?確かに会社内部の情報も書かれているので便利だと思いますが、それがどうして志望動機の作成へと繋がるんです?」

 

「例えばお前が食品業界を仮に志望する場合、口コミサイトには『やりがい』という質問コーナーがあって、そこから社員がどんな部分にやりがいを感じているのか読み取る事が出来る。さっき俺が話した栄養面でのサポートや食のイベントなどは、そこに書かれていた事で、その内容をネタにあたかも自分もその一員になりたいって言えれば良い。

 

 いくら転職したいと思っているほどの会社でも通勤時間の電車の中でその内容くらいは読めるから、めぼしい内容があれば、それをメモでもして、アピール出来るよう頑張ればよい」

 

時間がなくて転職できない場合、どうすれば良いのか?

「なるほど先輩、志望動機の作り方に関して貴重なご意見ありがとうございます。ただそれで志望動機を作れたとしても肝心の転職活動の時間はどのように確保すれば良いでしょうか?

 

 私の場合、最初の転職活動で本当は土日に面接が出来るもんだと思っていました。しかし実際は平日の時間帯ばかり面接の時間を進めてくるので、結局、途中で断念しました。最初は風邪で休むなど考えていたのですが、面接を2回する必要がある場合、2回も続けて休みを取る事は中々出来ません。こんな状況下でどうやって転職を進めていけば良いのでしょうか?」

 

「まぁ、確かに休みを取る方法を提案しているが、2回連続となると確かにキツイな。だから俺の場合、有給申請だけでなく、休日出勤をして、振替休日で平日休みを取る方法も推奨している。例えば面接をする場合、大抵電話で連絡が来るから『恐れ入りますが、時間について後で空いた時間をお教えするので後日連絡する形で大丈夫でしょうか?』と言って保留にしてもらう。そして休日出勤して、平日に休みを貰い『この日にしていただきたいのですが、可能でしょうか?』と依頼する。そうすると大抵通る。

 

 そして2回目の場合、『過労で倒れた』とでも言って、休みを貰えば違和感はない。そして1回分の転職活動を行い、そして内定にこぎつければ良い。

 

転職出来るようになる為に、これからどうしたら良いのか?

 さて今までの話を聞いているとどうやらお前は転職はしたいけれど、転職出来ない理由ばかり探して、中々踏ん切りをつかない状態にいるのではないか?と感じるようになっている。違うか?」

 

「・・・はい、確かにそうですね。志望動機が作れない、時間がない、と色々と言っていますが、こうやって先輩と話していると何とかなりそうな気がしています。考えすぎでしたかね」

 

「まぁ、転職活動について自信がない場合、完璧な準備をしてから行う、って考える人がいるけど、それだと、いつまで経っても動けない。実際、転職希望者の中には1年間悩んでばかりいる人がいて『1年も悩んでいるなら、1年前に1度くらい面接くらい受けて、そして今年同じ会社に挑戦する事が出来たのに』と、勿体ないって思ったよ。だから転職したいのであれば、とりえあず、何でも良いから行動に起こしてみる、事をオススメするよ」

 

「なるほど、ちなみに先輩のオススメする転職の仕方って何かありますか?」

 

「今はまだ時間の確保など、転職出来る時間の確保が課題になるから、以降、平日に休みが取れそうな場合、日頃から転職の下準備を行っていた方が良いと思う」

 

「転職の下準備ですか?」

 

「そう、つまり来月中に転職を成功させる、ではなく、日頃から良い企業を探したり、またはアピール内容を練ったり、など転職のイメージトレーニングを行い続けた方が良い。それなら実際に転職するわけでもないし、必要な情報が見つかれば、それを元に構想を練っていけば良い。

 

 実際、出来ない理由ばかり考えてしまう性格だと中々動き出せないだろう。だからその部分を少しでも改善する為、日頃から情報収集に勤しむんだ。実際、さっき言った口コミサイトを電車の中で見続けるだけで、志望先の絞り込みに役立つ。例えば口コミサイトを見ているとこんなコメントを見つける。

 

求人票には月20万で30代で年収500万と書いてありましたが、実際は会社で一番出来る社員の年収を書いているだけでした。そして通常は手取りは18万。おまけに不景気の影響でボーナスなしで、30代は年収200万円台が通常。最早、求人詐欺に引っかかったとしか思えません。

ウチの会社の給料は全て社長が決めております。そしてワンマン経営で、良い結果を出した社員にも良い評価を出しますが、社長の指示に従った人にも普通に高評価になっており、私のように遅く会社に入った人は評価が反映しづらい部分があります。

スーパーやコンビニに食品を卸しているのですが、最近コンビニやスーパーが自社商品とよく似た食品を手掛けるようになり、我々の商品を置いて貰えなくなっています。売上が下がっているのは明確で、現在、新規開拓しないと生き残れない状態になっています。

 など会社の給料、評価制度、ならびに経営状況についてなどが書かれている。これを見るだけで入るべきではない会社を見つけるべきだと思うし、社員が新規開拓について不満を漏らしている部分に関しても『ならこの会社に就職する場合、新規開拓出来る営業スキルが必要なのか』と面接でアピールするべき内容が垣間見える。

 

 とこのように退職者の意見ばかり述べているから、会社の労働環境を赤裸々に語ってくれている。だから表などに出てこない裏情報を見つけては、どれがブラック企業なのか確かめるんだ。んでもって事業内容などのコメントも見て、志望動機に使えそうなコメントを抜粋し、固めていく。

 

 まぁ、今までのおさらいだが、転職出来るようになる為には、まず日ごろから情報収集をする癖をつける事だと思っている。俺の場合、日ごろから口コミサイトで様々な人たちの転職理由について見ているが、事業的な問題や、または良い企業を見つけるなど死亡先の選定や、アピール内容等で色々と役立っている。だからこそ今転職する時期でなくても、いざ転職出来る機会が到来した際、いつでも立派なアピールが出来るようにしておいた方が良いと思う。だからもし転職したいのであれば、転職とも言わずとも、転職の下準備は常にやっておいた方が良いと思っているぞ」