SPI割合の解き方|基準量・比の練習問題10問


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割合と比を図にしながらSPI対策をする就活生
割合は暗算力だけの問題ではありません。「何を100%とするか」を書き出すと、使う式が決まります。

SPI割合は「もとにする量」「割合」「比べる量」のどれを求めるか決めれば解けます。基本式に加え、基準量の逆算、増減率、比から割合への変換まで、段階別のオリジナル問題10問で確認します。

SPIの割合で最初にすることは計算ではありません。問題文の中で、どの数が全体の100%なのかを丸で囲みます。次に、求めるものが割合・一部分・もとの全体のどれかを決めます。

割合と比の基準量を先に決めると、掛け算か割り算かを数字の雰囲気だけで選ばずに済みます。

数学が苦手でも、式を三つとも丸暗記する必要はありません。「一部分=全体×割合」を基準にし、求めたい数だけを左側に移すと整理できます。

SPI割合は三つの量を置いてから解く

割合の問題には、基本的に「もとにする量」「割合」「比べる量」の三つがあります。たとえば「2,400円の5%」では、2,400円が100%に当たるもとにする量、5%が割合、求める120円が比べる量です。

割合の式を置くシート

求めたいもの 言葉で確認
比べる量 もとにする量 × 割合 全体のうち、いくつか
割合 比べる量 ÷ もとにする量 全体を1としたときの大きさ
もとにする量 比べる量 ÷ 割合 100%に当たる全体

百分率は小数へ直します。5%は0.05、15%は0.15、125%は1.25です。

増加率と減少率では、変化した量だけを基準量で割ります。80個から92個へ増えたなら、増加は12個、基準は増える前の80個なので、12÷80=0.15、15%増です。

問題文から式を選ぶ順番

式を選ぶ4段階

  1. 100%の数を探す:「全体」「もとの価格」「増える前」が候補。
  2. 求めるものを囲む:割合、一部分、もとの全体のどれか。
  3. %を小数に直す:15%なら15÷100=0.15。
  4. 答えの単位を戻す:円、人、個、%を最後に付ける。
先に数字を掛け始めず、100%に当たる数と求めるものを決めます。

比が出たら、まず比の合計を求めます。「赤:青=2:3、合計25個」なら全体は5単位、1単位は25÷5=5個、赤は5×2=10個です。

公式情報の読み方:能力検査だけで本人のすべては決まらない

SPI公式は、適性検査で測定できるのは本人の一部分であり、結果が悪くても仕事への適性がないとはいえないと説明しています。練習問題の誤答は、解法を直す材料として扱ってください。

受検方式やテスト名が分からないまま対策すると、違う形式へ時間を使うことがあります。先にSPIと玉手箱の違いを確認する方法もあります。

SPI割合の練習問題10問

問題1・2・7・8は当サイトの無料Webテスト収録問題から選び、残りはこの記事専用に作成しました。いずれも公式問題の転載・再現ではなく、得点や合否を予測するものではありません。電卓を使わずに解いた後、式を確認してください。

  1. 問題1|比べる量:2,400円の5%はいくらですか。

    A. 120円 B. 220円 C. 2,280円 D. 1,200円

    正解と式を見る

    正解はA、120円です。5%=0.05なので、2,400×0.05=120です。

  2. 問題2|比べる量:3,200円の15%はいくらですか。

    A. 2,720円 B. 4,800円 C. 480円 D. 580円

    正解と式を見る

    正解はC、480円です。15%=0.15なので、3,200×0.15=480です。

  3. 問題3|割合:450人のうち126人が説明会へ参加しました。参加した人の割合は何%ですか。

    A. 18% B. 22% C. 28% D. 35%

    正解と式を見る

    正解はC、28%です。比べる量÷もとにする量なので、126÷450=0.28。百分率へ直して28%です。

  4. 問題4|もとにする量:540円が全体の18%に当たるとき、全体はいくらですか。

    A. 972円 B. 2,430円 C. 3,000円 D. 9,720円

    正解と式を見る

    正解はC、3,000円です。比べる量÷割合なので、540÷0.18=3,000です。

  5. 問題5|増加率:応募者数が80人から92人に増えました。増加率は何%ですか。

    A. 12% B. 15% C. 20% D. 85%

    正解と式を見る

    正解はB、15%です。増えた数は92−80=12人。増える前の80人を基準にして、12÷80=0.15です。

  6. 問題6|減少率:作業時間が250分から215分に減りました。減少率は何%ですか。

    A. 14% B. 16.3% C. 35% D. 86%

    正解と式を見る

    正解はA、14%です。減った時間は250−215=35分。減る前の250分を基準にして、35÷250=0.14です。

  7. 問題7|比と全体:赤と青の部品を2:3の比で、合計25個用意します。赤は何個ですか。

    A. 10個 B. 15個 C. 5個 D. 23個

    正解と式を見る

    正解はA、10個です。比の合計は2+3=5。1単位は25÷5=5個で、赤は5×2=10個です。

  8. 問題8|比と全体:赤と青の部品を8:3の比で、合計121個用意します。赤は何個ですか。

    A. 11個 B. 113個 C. 88個 D. 33個

    正解と式を見る

    正解はC、88個です。比の合計は11。1単位は121÷11=11個で、赤は11×8=88個です。

  9. 問題9|比から割合:A班とB班の人数比が3:5です。全体に占めるA班の割合は何%ですか。

    A. 30% B. 37.5% C. 60% D. 62.5%

    正解と式を見る

    正解はB、37.5%です。全体は3+5=8単位で、A班は3単位。3÷8=0.375なので37.5%です。

  10. 問題10|連続する割引:8,000円の商品を20%引きにし、さらにその価格から10%引きにしました。支払額はいくらですか。

    A. 5,600円 B. 5,760円 C. 6,400円 D. 7,200円

    正解と式を見る

    正解はB、5,760円です。8,000×0.8×0.9=5,760です。割引率を20%+10%=30%とはできず、元の価格から見ると28%引きです。

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本番で時間を縮める割合の置き換え

正しい式を選べるようになったら、よく使う割合だけを分数や暗算へ置き換えます。速さのために別の公式を増やすのではなく、同じ「もとにする量×割合」を計算しやすい形へ変える方法です。

よく使う割合を暗算へ置き換える
割合 置き換え 2,400を基準にした例
5% 10%を出して半分 240÷2=120
10% 小数点を一桁左へ 240
15% 10%と5%を足す 240+120=360
20% 5分の1 2,400÷5=480
25% 4分の1 2,400÷4=600
暗算は式を選んだ後に使います。先に100%の数を決める手順は省略しません。

逆算では、暗算の前に単位を確認します。「全体の20%が480人」なら、480を5倍して2,400人です。一方で「480人から20%増えた後の人数」を聞かれた場合、480人が増加分なのか増加前なのかで式が変わります。文章中の「何の20%か」を短く書いてから計算してください。

連続割引も、割合を足さずに段階ごとに残る率を掛けます。20%引きなら80%が残り、さらに10%引きなら、その価格の90%が残ります。答えが元の価格を超えていないか、割引前より十分に小さいかという大きさの確認まで行うと、選択肢の見落としを減らせます。

間違いは計算ミスより「基準の取り違え」を見る

誤答したら、最初に100%へ下線を引きます。増加率は増える前、減少率は減る前、割引は値引き前の価格が基準です。計算をやり直す前に、基準が合っているかを確認してください。

誤答を四つに分ける

  • 基準ミス:100%に当たる数を間違えた
  • 変換ミス:15%を15のまま掛けた
  • 式ミス:掛け算と割り算を逆にした
  • 計算ミス:式は合っているが計算だけ違った
原因を書いてから数字だけを変えた一問を解くと、答えの暗記を防げます。

練習結果の何割だけで通過を断定することはできません。企業や方式で扱いが異なるため、Webテストは何割必要かもあわせて確認してください。

親が手伝うなら「100%はどれ?」とだけ聞く

親が計算を代わると、本人は問題文から基準を見つける練習ができません。「この問題で100%に当たる数はどれ?」と聞き、本人が式を説明するところまでに留めてください。

本番受検中の助言や代行は行わず、練習時間と静かな場所を整えるのが支援の範囲です。間違いが続いて自信を失っているときは、点数で責めず、基準・変換・式・計算のどこで止まったかを一緒に分けます。

Webテスト以外の応募経路も整理したい場合は、本人の希望を確認してから無料で使える就活支援の違いを確認できます。

まとめ:割合は100%の数から決める

SPI割合は、もとにする量・割合・比べる量の三つへ分けます。増減率では変化前を基準にし、比では比の合計を全体として扱います。正解した問題も、式を言葉で説明できるか確認してください。

一度つまずいただけで、本人の頭の良さや仕事の向き不向きは決まりません。「何を100%とするか」を見つけてから式を選ぶ順番を見直しましょう。

主な確認資料

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