就活のやり方が分からない状態から内定獲得までの例

 

『就活のやり方が分からない』

 

 就活をこれから始める人達からすれば、全てが初めての事ばかりで、どのように就活をすれば良いのか分からない人がたくさんいると思います。

 

 実際、就活生の中には、就活のやり方を知らず、いつまでたっても内定を取れない人もおり、就活を始めるにあたり、どのような事に気をつけなければいけないのか?心得たいと思われます。その為、ここでは就活生の視点では分からない問題やその問題を克服するやり方について紹介しております。

 

就活のやり方が分からないままだとどれだけ不利になるのか?

 

就活の大まかな流れは以下となります。

1,『就活サイトに登録し、志望先を選定する』
2,『会社説明会を予約し、参加する』
3,『企業からの書類選考を記入し、提出する』
4,『面接並びにグループディスカッションに合格する』

 

 上記のような流れである事から就活生の中には、バイトのサイトに登録して、履歴書を提出して、面接を受けて、それに合格すれば内定、とバイト面接と同じ感覚で受ける人もいます。実際、バイトとの違いは会社説明会で参加する、また面接を受ける回数が複数回増える程度の違いとも言え、あながち間違っていません。

 

 しかし就活とバイトとの1番の違いは、約10000人もの就活生と比較され、その中から選ばれなければならない点です。その為、内定を取るやり方として、他の就活生に負けないような魅力的なアピールの仕方について心得る必要があります。就活生の中ではそのアピールの仕方について分からず、いつまでたっても内定を取る事が出来ない人もおります。

 

 しかしその話を聞くと『学歴や資格がないのが原因で内定が取れないだけなのでは?』と思う人もいるかもしれませんが就活というのはそんな簡単な話ではありません。

 

 例えばあなたが、東大在学生で、更にTOEICは990点で、バイト先では売り上げを倍にした人だったとします。このくらいの学歴や資格、そして実績があればどの企業からも内定が取れるのでは?と思うかもしれませんが、それでも内定が取れない人がいます。

 

事 実、仮にその経歴で面接に臨んでみた結果、

「どうして東大に行こうと思ったんですか?」
「TOEIC 990点をとってどうする予定だったんですか?」
「売り上げはどのようにして倍にしたんですか?」

 

 と面接で聞かれます。内定が取れない就活生の中には、ただ単純に見栄の為に東大に行ったり、または資格を取ったりする人がいます。その場合、当然ながら学歴や資格の活用方法をアピール出来ず『あー、この人、仕事で使うつもりないんだな』と思われて失敗してしまいます。

 

 更に仮にバイトの売り上げを倍にしたとしても

「繁忙期にバイトを参加してたまたま先月より倍になっただけなんじゃないのか?」
「売り上げは倍にしたのかもしれないが、この人の手柄ではなく、他の人の手柄なのではないのか?
「売り上げは倍にしたのかもしれないが偶然出来た可能性もあるかもしれない。仕事にもちゃんと売り上げを倍にするスキルがあるのかどうか見てみよう」

 

 と思われてしまい、その質問に答えられず、内定を取れない人がいます。

 

 就活生はこのアピールの仕方を知った後、急遽、業界分析や自己分析を始めようとしますが、結局、その2つのやり方が分からなければアピールの仕方も磨く事が出来ず、結局、何も変わらないまま終わってしまう人がおります。

 

 このように今から考えてもどうしようもない問題に対し、どのように取り組めば良いのか?ここでは実際に就活生が良く陥る問題の対策について次から説明致します。

 

就活のやり方:求人サイト登録編

 就活を始める人の中には『就活サイトなんて色々とあって、どの就活サイトに登録すれば良いのか分からない』という人がいます。実際、リクナビやマイナビなど、就活において主流な就活サイトに登録すれば問題ないと考えている人がいますが、最近ではリクナビ離れと言ってリクナビを使わない人達も増えています。

 

 実際、過去、リクナビは就活生に大量のエントリーをさせるよう迫ったり、また就活生の本人の許可なく、そのデータを企業に渡す事をしていました。更に求人詐欺と言って、求人票を見てみると月20万と書いているのに、実際は残業代込みで月16万だったという事がわかり、実際に書かれている内容と乖離している求人もあります。

 

 それ故に、志望先を選定するのに、本当にリクナビを使えば良いのか?と考えている就活生もおり、自分に合った就活サイトを見つける上でも、どんな就活サイトがあるのか確認してから使った方が良いでしょう。

 

学歴フィルターような差別を回避出来る就活サイト

 例えば最近スカウト型就活サイトというのが有名になっているのですがこれはリクナビとは違い、自分のプロフィールを見てから企業が就活生をスカウトするスタイルになっています。

 

 これの何が良いのか?就活では学歴差別や性別差別など、低学歴だから採用しない、女性だから採用しないという差別があります。そしてリクナビを使う場合、低学歴の就活生であればまず企業に応募しても『低学歴の学生が来た』と面接で落とされ、せっかく用意したエントリーシートやアピール内容が無駄になります。

 それ故に就活生の中には初めから落とす前提で面接を受けている人もおり、出来る事ならエントリーシートや交通費等が無駄にならないようそんな差別企業に応募しない方が良いでしょう。

 

 それを叶える1つの方法としてキャリアチケットというスカウト型就活サイトがあるのですが、これは自分のプロフィールを見て判断される為、低学歴だったり女性だったりなど、を見てスカウトをかける以上、無駄な面接を受ける事を避ける事が出来ます。

 

 それ故にあまり時間がない、またはお金がない、差別を受けたくないという人であればこちらの就活サイトを利用した方が良いかもしれません。

 

 

 

学生時代に頑張った事がない場合の就活サイト

 他にもJob-Tという就活サイトもあり、これはリクナビとは違い、この就活サイトが出しているワークプロセスという課題に答え、その課題の答えによって内定の合否が決まる流れになっています。

 

 具体的には営業をする上で遭遇するとされる課題が問題として出され、その課題に対しどのように取り組めば良いのか答えられれば、内定が取れるようになります。その問題とは営業における課題、例えばお客様からの値切りや人手不足であり、その解答の論理的思考能力やヒアリング能力を見て企業の人事がスカウトする流れになります。

 

 それ故に学生時代、忙しくて何もアピールするモノがない人向けの就活サイトと言えるでしょう。

 

 

 

情報系大学出身者向けの就活サイト

 他にも、エンジニア向け就活サイトも存在しており、これはプログラミング経験はないけれどIT企業に就職してみたい人、またはリクナビ以上のIT企業の情報を知りたい人向けの就活サイトです。昨今、ITの普及に伴い、仕事においてもITスキルが求められています。

 

 それ故に文系出身者でもIT企業に就職する事が出来るのか?それを確かめたいという就活でも増えており、事実、IT企業の中にはプログラミング未経験者の人向けに、研修をしたり、先輩達がフォローしてくれたりする企業なのか未経験者へのサポートがあるかを検索して見つける事が出来ます。

 

 それ故に研修やサポートのある企業はどこなのか?それを確かめる上でもIT企業の各サポートについて調べたり、または実際にその企業で働いた事のある人達の口コミコメントなどを見て、志望出来るようにしている就活サイト、エンジニア就活があります。

 

 それ故にこれはIT企業を志望する場合、未経験だけれどもどのように選考に進めば良いのか?その辺の理解を深めていく為の就活サイトと言えるでしょう。

 

 

 

プログラミング経験ありの就活生向けの就活サービス

 他にも就活生の中には情報系大学出身で、プログラミング経験はあるけれどどのように志望すれば良いのか分からないという人がおります。実際、情報系大学ではプログラミングスキルを学んだけれども、実際にそのプログラミングスキルをどのように活かせば良いのか?と分からない人もいると思います。

 

 それ故に就活生の中には、どのようにアピール内容寝れば良いのか考えたいという人もおり、それを叶える事が出来るのがレバテックルーキーという、ITに詳しい人が就活生の経歴を確認しどの企業を志望すれば良いのか、またどのようにアピールすれば良いのかを相談してくれます。

 

 その為、こちらの就活サービスは情報系大学の学んだ経験をどのように活かせば良いのか分からない人向けの就活サービスと言えます。

 

 

 

就活のやり方:説明会予約方法編

 

 と、ここまではどの就活サービスを利用すれば、就活で有利に進めるのかについて説明しましたが、次に立ちはだかる課題としては説明会に参加するやり方を知る必要があります。

 

 実際、リクナビやマイナビなどの就活サイトに登録して『この企業で働いてみたい』と思える企業を見つけても、その選考に参加する上で欠かせない、会社説明会に参加する事が出来ず、諦めてしまう人がおります。

 

 日本の就活では、大手で働きたい場合、まず会社説明会に参加する必要があります。この参加は必須であり、就活生の間では、大手の選考に参加する為に毎年予約の取り合いが起こっています。

 

 その競争率は激しく、実際、会社説明会の案内メールが来てから30分経つとほとんどの予約席は満員になってしまう事が多々あります。

 

 その為、就活生の間では、講義中であるにもかかわらず、スマホを5分おきに更新して案内メールの確認をしたり、自分が忙しい時、友達や親に頼んで予約してもらったりする人もいます。

 

 それ故に、就活生の中には説明会を予約する事が出来ず、諦める人が出てくるのですが、やり方次第では仮に満席だったとしても予約を取る事が出来ます。

 

 その方法というのは『説明会の予約締め切り間際の予約状況を確認』する事です。

 

 就活の説明会予約というのは締め切りがあり、その期日を切るといくら説明会に参加するつもりがなくても予約を取り消する事が出来ない状態に陥ります。

 

 その場合、もう一度予約したのだから、また新しく予約する事が出来ない為、もはやその企業の選考を諦めざるを得ない状態に陥ります。それ故に就活生の中には、予約はしたけれども、説明会の日に予定が入ってしまいキャンセルする人が出てきます。

 

 そしてその予約キャンセルを決定づけるのが締め切り直前の時間帯です。締め切り間際の時間帯を見てみると、実際に予約キャンセルが相次いでおり空席が生じている事がありました。それ故に、もしその大手の会社説明会に参加したいのであれば、その説明会の締め切り間際の1時間前の時間帯を見る事をお勧めします

 

就活のやり方:書類選考編

 

 このように会社説明会の参加に成功すると、次は書類の提出を求められます。具体的にはエントリーシートの提出であり、就活生は『志望動機』や『学生時代に頑張った事』『自己PR』を書いて期日まで提出するよう求められます。

 

 そして就活生の中にはその書類選考で1社も通過出来ず、駒を全て失ってしまい、書類選考の通過のやり方が分からないまま終わってしまう人がいます。

 

 なぜ書類選考で通過しないのか?その原因として学歴や学生時代に頑張った事も関係していますが、ここでは就活のやり方のみに限定して、就活生がよくやってしまう以下2つを紹介します。

・志望動機が『感銘志望』になっている
・提出期限が『ギリギリ』になっている

 

企業理念をコピペした作った志望動機だと落ちやすい


 就活生の中には大手を大量に志望出来るよう、簡単に作れる志望動機を作る人がいます。その簡単に作れる方法として志望先の企業理念をそのままコピペし、あたかも志望動機として書くやり方で、そのやり方は就活では落ちやすいと言われています。

 

 要は志望先の企業の企業理念が

『お客様の為に一生懸命頑張って社会に貢献する』

 

 という内容であれば志望動機を

『お客様の為に頑張って社会に貢献出来るような人になりたいです』

 

 と企業理念に沿った内容にして志望動機を作ります。

 

 確かに会社としての企業理念を参考として志望動機を作るのは良い方法ですが、残念な事にそれは就活の間では感銘志望と呼ばれており、多くの就活生が簡単に志望動機を作れる方法として使われています。

 

 別の言い方をすれば、多くの企業がその感銘志望の手法を知っており、ただコピーして書いた内容として受け止められる為、避けた方が良いです。

 

 しかしそうなりますと『じゃあ、一体どうやって志望動機を書けば良いのだ』と思うかもしれない。実際、志望動機が難しいと言われているのは、労働とは本来辛いモノに対し『やってみたい』と言わないといけない点です。

 

 この矛盾した言い方に対し、どのように解消すれば良いのか分からない、と就活生の間で良くあげる悩みになっています。

 

 ただそれでも打開策があります。それは『仕事を通じて○○という形で社会の役に立つ人になりたい』という書き方にする事です。

 例えば食品業界の場合

『食品を通じてお客様に健康をお届けしたい』

 という言い方もあれば

『食を通じてご高齢の方が食べやすい食品をお送りしたいです』

 という言い方もあります。少なからず食品ビジネスというのは健康を支えたり、または卸売り先の飲食店の経営を支えたりなど、様々な形で社会に貢献しております。

 そしてそれは他の業界にも当てはまります。例えば銀行の場合

『資金的なサポートを通じて融資先のビジネスを支えていきたいです』

 という言い方もあれば、IT業界の場合

 

『システムを通じて今まで手作業でやっていた作業を機械化させて労働時間の削減やヒューマンエラーを撲滅させて業務負担を軽減させるエンジニアになりたいです』

 

 という言い方も出来ます。

 

 このように志望動機を書くのであれば

1,志望先の仕事がどんなふうに社会の役に立っているのか?

2,それに対してどのような形で自分は貢献したいのか?

 上記2点を志望動機として書いた方が良いでしょう。

 

エントリシートを期限ギリギリで提出すると落ちやすい

 あともう1つの書類選考が通過しない原因ですが、書類を期限ギリギリに提出する場合も落ちやすくなります。

 

 これは実際に書類選考をする審査員の気持ちになって考えていただきたいのですが、就活生の中には期限ギリギリになって提出する人達が多くいます。もしそれが大手であれば数百人のエントリーシートを審査員は読まなければいけなくなり、その場合、流し読みされ、他の人達に負けないほどの目立つ内容で無ければ通過しにくくなります。

 

 つまり学歴や自分のやってきた事以外で勝負したいのであれば、このように期限ギリギリ出すのではなく、時間に余裕持って提出した方が、審査もしやすく、こちらの気持ちを読み取って提出してくれたと考えてくれて通過しやすくなります。

 

 それ故にエントリシートを提出するのであれば、少なからず提出期限1週間前に出す事をお勧めします。

 

他にも落ちやすい書類選考の問題を克服する方法

 上記の2つ以外にも、字をきれいに書いたり、400文字と書かれているのであれば390文字から400文字以内に内容が収まるようにした方が良い等、様々な工夫が就活では求められます。

 

 とこのように書類選考を通過するだけでも色々と配慮しないといけない事がたくさんあります。それ故に書類選考を通過する為に必要なやり方を心得ていないのであれば、自分の書いた文章を添削してくれるサービスを一度は利用した方が良いかもしれない。

 

 今の時代、副業として大手人事部の社員や特定の業界に精通している人が就活生のエントリシートの添削をしてくれる人もいます。そのサービスを通じて

・本当に自分のやりたい事がその業界で実現出来るのか?

・このアピールだと面接ではなんて質問されるのか?

・面接で聞かれた質問に対し、どのように答えれば良いのか?

 

 エントリーシートに書かれた内容は、今後、面接で使われる為、どんな事を書けばどんな質問をされるのか?想定問答出来るようにしておく必要があります。

 

 それをする為にも実際に面接経験のある人がエントリーシートの内容を読んでもらい、就活生にどんな質問をしたいのか?見てもらった方が早いです。実際、先ほど説明した

・なぜ来客数を倍にしようと思ったのか?

・その資格をどのように活かそうと考えているのか?

 など就活生自身で考えるより、実際に働いた事のある人から参考例を聞いた方が早く、的外れな内容を言う事を防ぐ上でも経験者の意見を聞いておいた方が良いでしょう。

 

 

 

 

就活のやり方:面接編

 と、このように書類選考を通過した場合、次に対応しないといけない事は面接です。就活生の中には、たとえ学歴が高くても、たとえ優秀な資格をたくさん持っていても面接に通過出来ない人がいます。

 

 更に就活の面接というのは、なんで落ちたのか、不採用の理由を教えてくれない為、いつまでたっても自分が落ちた理由が分からない状態になります。

 

 学歴や資格持ちであっても内定が取れない理由についてはいくら学歴が高くても

『どうしてその大学に入ろうと思ったの?』

 

 という質問に答えられなかったり、優秀な資格をいくつ持っていたとしても

『その資格が弊社にどんなふうに役立つのか?』

 

 というこの質問に答えられるようになる必要があります。

 

 その為、仕事が出来そうな雰囲気を出す為には、実際にどんな課題があり、そしてその課題を乗り越える為にどのような工夫を凝らしたのか?述べなければなりません。

 

 例えば仮に売り上げを倍にした経験があるのであれば『なぜ売り上げを倍にする必要があったのか?』と質問されます。

 

 その場合の答え方ですが、コロナウィルスの影響でバイト先が閉店間際だったとか、このまま放置すると深刻な問題になってしまう為、とアピールした方が良いです。

 

 そして就活生自身がやった理由として店長が年配の方でITに関して詳しくなく、宅配サービスを実現する為にUber Eatsなどの登録、ITシステム導入の補助金申請の方法について指導し、対応した、と自分がやらなければならない理由について述べた方が良いです。

 

 とこのように売上に関する質問に対しての答え方について説明しましたが、スポーツイベントに関しても同じです。

 

 スポーツのチームで優勝したという人もいますが『なぜ来客数を倍にする必要があったの?』と来客数を増やす必要性について確認してくる面接官がいます。更にスポーツチームで優勝したとアピールしても、『来年優勝出来るようどのように後輩達に引継ぎを行ったのか?』と継続性を問う面接官もおります。

 

 このように就活では学歴や実績があっても

・なぜそれをしようと思ったのか?
・結果を出す為にどんな風に行動したのか?
・後輩も同じような結果を出せるようにしたのか?

 

 と目標、過程、アフターフォローなどを確認してきます。

 

 なぜこの質問が問われるのか?これは学生時代の経験だけに留まらず、ビジネスでも問われます。

 

 実際、大手牛肉チェーン店では店舗を急拡大してしまったが為に管理体制を敷く事が出来ず、1部の店舗では品質管理を疎かにしてしまい、顧客離れが起きました。世の中には結果欲しさに平気でリスクのある事をしてしまい、大損害を出す人がいます。就活ではそんな人を採用しないよう結果を出す為の必要性や、結果を出す為の新しい手順を踏んでいるのかどうかを確認してきます。

 

 そんな働いた事ない就活生に対し、働き方を問うのか?と思ってしまうと思いますが、約10,000人もの就活生を選定する関係上、ビジネス能力が高い人が採用されやすくなります。それ故、働いた事がないから分からない、と言い訳するのではなく、その分からない問題を如何に事前に把握すれば良いのか?その手腕が就活では有利に働きます。

 

 それ故に、就活では自分1人だけで考えず、実際に働いている人からアドバイスを貰う方が就活はうまくいくと言われています。

 

 例えば、英語の資格を持っていたとしても、志望先の企業でどのように英語を活かせば良いのか?その辺については実際に働いている人の立場からではないと分からないと思います。IT企業に就職している人から意見を聞くと、ITというのは主にアメリカの企業が新しくプログラミング言語やルールの制定などを行う為、新しい情報を入手する為には、英語圏の人達から聞いたほうが早いです。実際、使用ツールのアップデートが発表された後、そのアップデータ内容について英語で検索したり、英語圏の質問サイトを使って内容を確認したりする人がいます。それ故、日本語ではまだ載っていない最新の情報や対策を確認する為には英語が必要であり『だから英語の勉強をしました』と言える人が内定に近づく事が出来ます。

 

 それ故に、内定を取る為にも実際に働いた事のある人達の知恵を借りて、なぜ自分の実績をどのようにアピールすれば良いのか、相談しながら内容を練った方が良いでしょう。

 

 

 

 

就活のやり方が分からない場合のまとめ


 このように就活では自分に合った就活サイトの見つけ方、満席の会社説明会の予約の取り方、書類選考通過する方法、面接を通過しやすく方法など様々な課題に就活生は直面します。

 

 そして今まで挙げた様々な課題を乗り越えても、想定外の出来事はまだ就活には存在します

 

 1つ例として就活では親の許可がないと就職出来ない問題があります。『もう就活生は成人なのに何で親の許可が必要なんだ?』と思うかもしれませんが、就活では内定を取った後、保護者同意書と言って、親がこの会社に入る事を承諾しているのかどうかを確認書類の提出が求められます。親の干渉が激しく、内緒で就活をしていたのに、親に自分が就職した会社を教えないといけない手続きがある事に驚かれると思います。

 

 他にも提出書類の中には資格証明書卒業証明書があり、学歴や資格などで嘘をつき続けた就活生からすれば、内定を取った後に嘘がバレる手続きをされる事に驚かれる人もいると思います。

 

 そして親の反対や嘘をついた事がバレて、内定がない状態に陥り、再度就活をやり直さないといけない場合があります。その為、ここでは就活のやり方が分からず、想定外の出来事でやり直す事になった場合、どんな事をしないといけないのか?最後に述べたいと思います。

 

 自分の知らない就活のやり方を克服する方法としては常に分からない事を知ろうとする姿勢が大事になります。

 

 実際、就活で内定を取る人達というのは、就活が始まる前から先輩やOBの人と一緒に業界分析や自己分析を行い、自分の向いている業界やアピールの仕方について磨いております。更に今の時代、コロナの影響でリモート面談で行われたり、昔は勝ち組と言われていた金融業界もAIの発展に伴い、別の人材が求められております。それ故、昔とは違うやり方が求められており、内定を取る為には今働いている方々の声、または実際に就活の相談を請け負って情報収集している人の意見が必要になってきます。

 

 また失敗した場合に備えて常に就活サイトにおいては優良企業を探して、リストアップし続ける事をお勧めします。想定外の出来事で選考を進める事が出来ず、辞める事になった場合、落ち込んで立ち直れない人がおります。それ故、事前に優良企業のリストアップをしていれば『この企業の選考はいつまでだっけ?』と立ち直るきっかけになります。

 

 それ故に就活サイトを通じて、いつでもやり直せるようにする、ならびに業界に精通している人達から意見を常に聞けるようにしておくなど、いつでも臨戦態勢でいられるようお勧めいたします。