就活のやり方が分からない状態から内定獲得までの例

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『就活のやり方が分からない』

 初めて就活をする大学生からすれば『就活って何をするの?』と悩むと思います。事実、就活のやり方を正しく心得れば心得る程、有利不利が決まり、またアピールの仕方次第では大手や優良企業に就職する事も出来ます。しかし肝心のそのやり方が分からない。

 就活生の中には就活のやり方を正しく心得ていなかったせいで間違ったアピールをする人もいます。日本では新卒一括採用で行われ、この日の為に小さい頃から一生懸命勉強してきた大学生もいると思います。ただ大学の講義や親からは『どうやれば就活で有利になるのか?』そのやり方について頼もしい解答をくれない為、自分の力で自分の力で就活をを有利に進める方法を見つけないといけません。

 しかし『こうすれば必ず内定が取れる』という方法はなく、実際、就活は就活生自身の個性によって決まる部分が多い為、確実に就活を有利に進める方法はないと考えるしかありません。だからせめて就活の基本的なやり方を知り、かつどうやれば有利に進む事が出来るのか?参考となる情報を元に自分のアピール内容を決めたい人はいると思います。

 その為、ここでは普通の東京出身の就活生の視点で、『就活のやり方が分からない状態から内定を取るまでのステップ』を説明し、かつどういう事をすれば内定を獲得出来るのか?その流れをストーリー形式でまとめております。

就活のやり方:スーツ購入編

『就活はいつから始めれば良いのか分からない』

 俺は今年から就職活動を行う事になった就活生だ。出来れば給料の良い会社に就職して、少しでもお金に不自由のない人生を送りたいと思っている。ただ当たり前だが、就職活動に関しては初心者同然だ。

 就活生の中には就活情報が解禁される3月から始める学生もいれば、大学2年生から始める学生もいる。このように就活の開始時期は人によってまちまちでどうやれば良い結果に結びつくのか分からず迷っていた。ただそんな事は実際に就職を体験している先輩達から訊けば良いと思い、大手から内定を取った先輩達をアドバイザーとして取り入れ、準備は万端な状態で挑んだ。

リクルートスーツや革靴などの購入の仕方が分からない

 就活を始める上で先ず始めにやる事は、リクルートスーツの購入だ。

 社会に出る以上、見た目で判断する事もある為、身なりはきちんと整える必要がある。しかしバイトをやっていたが、特にリクルートスーツを着ないといけない事はなかった為、俺はリクルートスーツを購入する場合、どんな風に選べば良いのか分からないでいた。

 とりあえず俺はリクルートスーツは名のある洋服店に行ってみた。店によって価格は違うと思うが、俺の場合、1着購入すると2着目は半額セールを行っていた。2着も必要か?と思っていたが店員の話によると半年近くも就活をする為、飲み物をこぼしたり、転んで服が汚れたりするアクシデントは必ずある。その為、汚れた状態で説明会や面接を受けるわけにはいかない為、そして汚れを落とすのにクリーニングに出すと1週間はかかる事から、替えが必要になってくる。だからいざ着れなくなった場合に備えて、もう1着用意するのがチャンスを潰さない上では大切だとアドバイスされた。

 言われるがまま、俺は2着のリクルートスーツを購入した。ただ1着半額とは言え、トータル5万円近くもして、しかも消費税10%に上がっているせいでサイフに響く。

 そしてこれはリクルートスーツ”のみ”の値段だ。

 就活ではリクルートスーツ以外にもYシャツ、靴下、ネクタイなど就活用の服が必要とされる。中でも次に高いのは革靴だ。

 『靴を見て人を判断する』と言われており、靴の手入れや品質によって人格が露わになる。靴の選定にも注意をはらうべき・・・と考えたが、高級革靴のチェーン店へ足を運んでみたら安いもので15000円~20000円。さっきのリクルートスーツで痛い出費なので高すぎる。その為、約5000円くらいの革靴を購入し、もうこれで行こうと思った。

安い革靴を買った結果

 ちなみに余談だが、俺の友達はネットでたった1000円の革靴を購入した

 俺も『それで良いかな』と思っていたが、1か月後、靴の先が割れ、まるでワニの口みたいになって使い物にならないと友達が愚痴をこぼしていた。いくら安くても6か月持たなければ意味がない。だから革靴を買う上では6か月くらいの耐久性があるかどうか、まぁ、ネットのコメントでも見て、注意した方が良い。

 そんな服装一式そろえるのに7万以上かかるのか!?と俺は思っていたが、先輩達から『安い金額で済ませたいのであれば”しまむら”を利用すれば良い』とアドバイスをくれた。買ってしまった後だが。実際、大抵の就活生達は就活用具一式を”しまむら”で購入している。しまむらの場合、リクルートスーツ一式を5000円から8000円で買えるので好評だった。更には割れない革靴、そして就活のカバンもしまむらで安く買う事が出来、しまむらはある意味就活生の味方だった。

 ただ俺の場合、運よく先輩からカバンを貰う事が出来、出来ればリクルートスーツや革靴もおさがりで何とかしたかったが、サイズが合わず諦めた。専門店でリクルートなどを揃えると、それだけで8万近くするから、もし就活の準備をしたいのであればアルバイトで金を集めるより、就活グッズを借りられる先輩や友を持った方が良いかもしれん。

就活のやり方:求人サイト登録編

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 そして次は就活サイトへの登録だ。

 通常、就活で有名なのがリクナビやマイナビと呼ばれる就活サイトだ。このサービスは平たく言うと、就活サイトに載っている企業にブックマーク(選考の予定を知らせてほしい)を入れて、選考が開始されたら、その情報を自分のメールに送信してくれるサービスである。

 正にアルバイトのように働いてみたい場所に登録すれば連絡が来るスタイルになっており、大手にも登録する事が出来る。ただ大手の場合、企業から送られてくる内容は『自社サイトからエントリーして下さい』という内容であり、つまりリクナビやマイナビだけでなく、自社のサイトにも登録して下さいというメールが来るのだ。

 何の登録と思ってしまうが、実はリクナビやマイナビは確かに詳細な選考内容を送ってくれるのだが、大手の場合、『自社サイトからエントリーして下さい』以外送られてこない。何でこんな事をするのか分からないが、大手の場合、自分で就活生の個人情報を管理したいのか、リクナビやマイナビでは本格登録させず、志望先のホームーページ(主に新卒採用)に改めて、個人名、住所、学歴など登録しないといけないのである。正にリクナビやマイナビと同じ作業をまた行うのだ。

 更にこれは大手の大半が行っており、もし俺が10社、20社も大手に応募するのであれば、先の登録作業をその分行わないといけなくなる。ボタン1つで志望先の情報が送ってくれるこのリクナビやマイナビの就活サイトは就活生においては必須だが、どちらかと言えば大手の選考に失敗した場合に備えて、中小企業の情報も取得出来るようにする為のサイトと言っても間違っていない。

 だから最初から大手を志望しているのであればリクナビやマイナビには登録せず、そのまま大手の新卒ホームページから直接登録し、マイページを作った方が良いだろう。

リクナビやマイナビ以外で人気の就活サイト

 しかし上記以外にも人気の就活サイトが存在する。それはスカウト型就活サイトという上記の2つのサイトよりも応募求人数は限られているが、主に低学歴や女性に人気になっている。というのも日本の採用ルールの中には学歴や性別で採用してはいけないルールがあり、リクナビやマイナビには『高学歴のみ』『男性のみ』と求人票に書く事が禁じられている。

 その結果、『求人票には書けないから、採用の段階で低学歴や女性が来たら落とそう』と面接に来た就活生を落とす企業がある。その為、『自分のプロフィールを見た上で採用してくれる企業と始めから会いたい』という事で自分のエントリシートを載せて、採用側が会うか判断出来るスカウト型就活サイトは一つの人気就活サイトになっている。

 更に金融業界やIT業界など専門知識のない自分にオファーが来る事があり、更に採用しようと思っている理由についても面談で訊ける為、業界分析をする上でも役に立つ就活サイトと言われている。だから自分のアピール内容に自信がない、または自分をどういう仕事に向いているのか?知りたい場合、この手の就活サイトを利用して使う方が便利なのである。

大量エントリーをした結果

 ちなみにこれは俺が就活をしていた時の噂だが、就活生の中には100社以上もエントリーしてしまう人がいる。というのも給料の高い大手に入りたいが為に、出来る限り大手に登録して、結果、各企業ごとアピール内容を練る事が出来ず、『君は何処に行きたいの?』と面接でツッコまれる事があるという。

 他にもこれは俺自身の体験談だが、俺はこの就活で30社ほど大手に志望した。なぜ30社なのか?それは書類審査を通れば、最低でも1社につき3回は面接を受けないといけない。つまり30×3の90回、会社に行かないといけなくなるわけだから、面接期間である2,3ヶ月で90回も通うのはキツイ。だから事実上100社も志望する事など出来ず、時間が足りな過ぎて、どれも中途半端になり、

『君、本当に弊社に志望する気あるの?』

 と調査不足の観点からどの会社からも落とされるオチが待っている。だから志望する企業の数としては30社前後にした方が良いと思っている。

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就活のやり方:会社説明会の予約編

 そんなサイトに登録してメールに企業から選考内容が送られるようになると、ある日突然企業から説明会の案内が来る。

 日本の就活では企業の選考に参加する為には、先ず説明会に参加しないといけない。そして説明会に参加し、筆記試験を受け、その後、書類を提出。もしこの書類審査に合格すれば、続いて面接が数回行われ、それら全てを突破すれば内定が貰え、来年4月にはその企業で働く事が許される。だからこそ、この説明会への参加は就活生にとって必須になっていて、説明会に参加しないと、行きたい会社にいけない仕組みになっているのだ。

 何でこれを強調するかというと、実はこの説明会というのは誰もが必ず参加出来るわけではない。

 確かに説明会の案内は送られてくるのだが、正しくは『説明会の予約を取ってください』という案内が来る。どういう意味かというと、説明会の案内をしておきながら、実は会社が用意出来る椅子の数には限りがあり、全ての就活生が参加出来ない状態になっているのである。だから大手の説明会では予約を取るよう言い渡され、結果、就活生は大手への切符を手に入れる為に説明会の予約争奪戦を行わないといけないのである。

予約案内が来てから30分で満席になる

 実際どれだけ予約が大変なのかと言うと、俺の場合、まず最初に案内に気づいたのはメールに届けられてから45分くらい経った時だった。45分くらいなら直ぐに予約が取れるだろうと思ったのだが、サイトを覗いて見ると、なんと10日分も用意されていた説明会が全て満席になっていたのだ。『おいおい、まだ45分しか経っていないのだぞ・・・』

 しかもそれは1社だけでなく、名高い大手であれば大抵は30分以内に全ての予約が終わっていた。そして就活ではその案内メールが何時来るか分からない為、もう四六時中スマホでメール確認するようになり、15分間隔で見るようになる。そしてその努力が功を奏じ、何とか15分以内にメールが届いているのを確認し、『よし説明会予約するぞ!』と生きこんだがなんとサイトにアクセスが集中してサイトに入れない事態が発生。そしてメールが届けられてから30分くらい経った後、ようやくアクセス出来、しかしまたもや満席と表示され、今回の選考も断念した。

 そして今度は5分以内に気づき、直ぐアクセスした所、もう既に半分の日程が埋まっていた。その為、一番都合の良い日を予約し、やっと会社説明会に参加する権利を得たのだ。

 この事から日本の就活では15分以内に予約しないとほぼ満席になる為、もう講義中やアルバイト中であるにもかかわらず、10分起きにメールを確認する習慣が必要になってくる。もしメールの来る時間帯が13時とか、15時半とか区切りの良い時間帯であれば良いのだが、13時11分、15時37分など中途半端な時間帯に来る為、四六時中メールが気になる状態になる。要はある意味スマホ依存症になってしまうのだ。

 だから就活では行きたい企業があっても説明会の予約が出来ずに断念する就活生も少なからずいる。ただ先輩の場合、満席になっても対策はあるらしく、就活というのはやはり知っている人からそれなりのノウハウを心得ておいた方が良いのだろうのだろうな。

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プリンターを購入するか迷った話

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 こうして説明会予約の激戦区を乗り越えてきたのだが、ここで痛い出費があった。プリンターの購入である。

 説明会の予約が終わると、完了画面に『この画面をプリントアウトして、当日説明会の受付で渡してください』という内容が表示される。どうやら説明会の予約証明の為に、予約票と言われるプリントを持っていく必要があるようだ。

 ただ残念な事に家にはプリンターがなく、大学のPCはネットアクセスが出来ない為、プリントアウト出来ない。その為、プリンターを持たない就活生は、セブンイレブンにあるネットプリントサービスというのを利用して、事前にプリントアウトしたい画像をアップ、そしてアップした画像をセブンイレブンの印刷機でプリントアウトする。価格は白黒の場合、20円。

 最初はたかが20円と思っていたが、就活では予約票だけでなく、エントリーシートのプリントアウトも要求してくる。だから仮に30社ほど志望する場合、1社ごとに予約票、エントリーシートをプリントアウト、そうなると30社×2枚×20円で1200円のコストがかかる。中古のプリンターをネットで調べてみると4000円程度だったので、値段的にまでプリンターを買う必要性はない。しかしプリンターが必要になる理由としてそのコンビニでのプリントアウトするまでの手続きが非常に面倒なのである。

 実際、このやり方ではコンビニのプリンターの前に列が出来ていれば待たないといけなかったり、アップロードし忘れて、折角並んだのに、また家に戻って設定をやり直さないといけない、不慣れならではのトラブルが起こる。しかも深夜遅くに予約出来、更にそれが翌日の会社説明会の予約だと、わざわざ夜遅くにセブンイレブンに足を運び、プリントアウトする必要がある。その為、時間的余裕を作る為、プリンターを購入した方が良いのでは?と考えてしまい、事実、就活は午前は大学、午後は説明会と予定を詰め込んでいる為、俺の場合、何が起こるか分からないので時間の節約の意味で購入した。

 ただ社会人になった知り合いに訊いてもプリンターを利用する事はほとんどない。それにOpenESでエントリーシートをデジタル登録し、それを使いまわして送る事も可能である為、プリンターの出番は人によっては出番がない場合がある。もっと言えばプリンターは就活の時にだけしか使う事がなく、就活の為だけに購入するのは正直気が引ける。結論としてプリンターを購入するくらいなら、それを持っている友達から就活が終わるまで借りる形が一番であり、レンタルサービスを利用出来るのであれば、それを利用する方が安上がりだ。

就活のやり方:交通費編

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 お金の問題と言えば、先のプリンターの他にも交通費の問題がある。

 日本の就活では説明会の参加だけでなく、その後、筆記試験、1次面接、2次面接、最終面接と最低でも最低5回もその会社を往来する必要がある。

 その為、少なからず自宅、または大学からその企業までの交通費が必要で、仮に山手線半周分、200円としても1社の選考で200円×5回で1000円かかり、30社志望すると3万円かかるという計算になる。時給1000円のアルバイトを30時間分。大学生からすると痛い出費だ。

 まぁ、同じ日に同じ駅で別企業を志望する、そして不採用になれば、当然最終面接にまで進まないので、3万かかるという事はない。しかしそれでも前に話したリクルートスーツや革靴などで既に大出費しているから、正直、お金に余裕を持たないとやっていけない。

 おまけに地方から来る就活生からすれば東京のような都会に来ると『何処にいるのか分からない』と困る人もいるだろう。特に経団連がある大手町なんて地下を通っているから、自分の立ち位置が分からなくなり、更に出口も何処か分からなくなり、迷子になるケースがある。もし道に迷って時間に間に合わなければここまで来た交通費が無駄になるので、地図アプリ必須なんて言う人もいる。

就活のやり方:エントリーシート編

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 と説明会の参加するだけで交通費やらプリンターやら色々な問題があるが、これをやり終え、無事説明会会場に辿り着くと、そこで2、3時間の会社説明を聞く事になる。具体的な話の内容は会社の歴史や事業プラン、創業者の理念だ。これが2時間もかかるんだぜ。眠くなっちまう。そして見事、睡魔に耐え、説明会が終わると、企業側から『もし弊社の選考に参加したい方は○日までにエントリーシートを提出して下さい』と言ってくる。要は書類提出をしろと言ってくるのである。

 就活ではその書類の事をエントリーシート、またはESと訳すのだが、その書類には大きく分けて3つの質問が書かれている。

・ 弊社を志望する理由

・ 学生時代に頑張った事

・ 自己PR

 自己PRって何?と分からない就活生向けに説明するが、就活ではガクチカ以外に自分の性格を表す事を自己PRとして訊かれる。要は『私は責任感がある』『根性がある』など仕事で使えそうな精神力を表すエピソードを自己PRとして書くのである。つまりまとめると就活では

『何でこの企業で働きたいの?』

『働く上であなたはどんな事が出来るの?』

『あなたの性格はウチに合ってる?』

 の3種類の質問に答えないといけなくて、この答え方次第で新卒の就職先が決定すると言っても過言ではない。

 だからエントリーシートに書くべき、志望動機、学生時代に頑張った事、そして自己PR。これからそれを書き上げるのがどれだけ難しいのか?説明したいと思う。

就活のやり方:志望動機編

 就活生にとって一番頭を悩ますのは志望動機だと思っている。要は400文字以内に『どうして弊社に就職しようと思ったのか?』その質問に答えないといけない。ただ俺達は就活生で、更に学生だ。つまり一度も社会に出て働いた事がない立場なのである。

 そりゃあ、コンビニやスーパーなどのアルバイトで働いた事があると思うが、自動車や金融商品を扱った経験など勿論なく、法人向けのビジネスの場合、具体的にどんな風に働きたいと言えば良いのか分からないのが通常だ。

 『説明会で働き方について訊いたんだろ?』と思うかもしれないが、実は説明会の内容は企業ホームページを見れば分かる内容ばかりで、全く役に立たない。『名古屋に新しい拠点を作ろうと思っています』なんて言っても『で?』としか思わないだろ。そんな大規模な事業内容ばかりで肝心の現場の働き方はノーカット。そして社員懇談会に参加したのだが、なんとどの企業も僅か15分程度。そしてそれは1対1ではなく、他の就活生10名と一緒と話し合う時間だ。1人当たりの1つの質問しか出来ないし、回答も『嬉しかった』『お客さんのニーズを聞き取るのに大半だった?』『ここに入ろうと思った理由?なんか面白そうだな』とか抽象的な回答しかしない。面接で『どうして志望したの?』と訊かれて『なんか面白そうだったから』なんて言っても誰でも言える言い分で絶対評価されない。

 と上記の理由で説明会に参加しても役に立つ情報を得るのは稀なのである。そして就活生は時間があまりない為、中にはコピペで志望動機を書く人がいる。

志望動機をコピペして作る就活生

 志望動機をコピペ?どういう事だ?と思うかもしれないが、実は就活生の志望動機の作成の中には感銘志望と言われているモノがある。

 感銘志望って何?と知らない就活生はいると思うが、先の文章の文字調整以外にも志望動機『どうして御社を志望したのか?』その理由を書くのも面倒なのである。なぜなら俺もそうだが、企業で働いた経験など全くもってない。無論、アルバイトで働いた経験はあるが、分かるのはコンビニや居酒屋にある商品程度。自動車や金融となると一体どんな働き方をしているのか分かる術がない。しかし就活ではそういう所で働きたいと言わないといけないから就活生の中には志望先の業務が分からず、ホームページに載ってある企業理念を見て『感銘を受けました』と書いてES提出する人がいる。

 時間も足りないし、俺も最初のうちはやっていたから気持ちは分かるが、実はこのやり方はオススメしない。というのも実は他の就活生も俺と同様、同じような事をやっていて、これがホームページの写しだと直ぐに気づいてしまう。そして『この子はウチへの志望意欲は低いのかな?』と思われ、不利になる。実際、このやり方をネットで調べてみると『感銘志望』と言って、まぁ、ほとんどの就活生がやっていて、失敗する1つの原因とまで挙げられているから対策が必要になってくる。

志望動機が書けないので大手内定者から面接対策の履歴書・ESの書き方や例を教わる就活生
『就活生なのだが志望動機が全く書けない』『新卒で大手を狙っているが志望動機の書き方が分からない』『志望動機がない、思いつかない、意味が分から...

就活のやり方:ガクチカと自己PR編

 そして何とか志望先のやりがいを感じさせる志望動機を書けたとしても『では今度はどうやって自分がその業界で働けるとアピールすれば良いのか?』という問題に直面する。要は学生時代に頑張ったや自己PRに一体どんな事を書けば良いのか?と悩むのだ。

 さっきも言ったが学生は働いた経験がない。更には学生時代に頑張った事を2つ分のエピソードを用意しないといけない為、就活生の中には『アルバイト1つしかやった事がない』『遊んでばかりでアピールするモノなどない』と嘆く人がいる。アピールするモノがないのにどうやって内定なんか取るの?と思うかもしれないが、先輩達の話によると裏技がやっぱあるらしく、そういうのはやはりその手の人達から訊き出して、作戦を練るしかないようなのだ。

学生時代に頑張ったことがないのに内定を取る就活生
「学生時代に頑張った事がないからESに何も書けない」「学生時代に力を入れた事がないからやる気が出ない」「学生時代に最も打ち込んだことなんてな...

凄い実績をあげてもアピールの仕方が分からず落ちる就活生

 おまけに仮に凄い実績を学生時代にあげていても受からない現実がある。例えば就活生の中には

・ 俺はTOEIC満点。日商簿記1級の資格を持っています。

・ 潰れかかっていたバイト先の売上を1か月で県内トップの売上にした。

・ 俺がリーダーになって指導した結果、全国大会で優勝した。

 と凄い経歴の持ち主も存在する。これなら文句なしで内定が取れるのでは?と思うかもしれないが、就活では

『で?それが一体ウチではどんな風に役立つの?』

 と言われるのだ。この質問の回答には俺は黙ってしまうし、黙ってしまう人は俺だけではないはず。要は資格や学生時代に頑張った事がどのように仕事で役立つのか?結びつけて答えないといけないのである。

 『働いた事のない就活生にそんな突っ込んだ質問なんてされないだろ?』と思うかもしれないが、面接官の立場になってみると尋ねたくなる理由が分かる。というのもさっき凄い実績をアピールしていた就活生達はその後、

・ 時間があったので勉強する時間があったので資格を取りました。

・ バイト先の売上が悪いせいで合併し、県内トップの店に成長した

・ 学年の繰り上げで俺がリーダーになったがプロのコーチが来て・・・

 と嘘はついてないが、明らかに自分の実力ではない。または見栄の為に資格を取ったなど、そんな酷い理由でアピールする就活生がいる。これでは成果をあげる妥当性があるかどうかを調べる為、『君のガクチカがどんな風に仕事で役立つの?』と訊きたくなるのは仕方がない事だと思える。

 更にさっき『400文字以内で』と言ったが、就活では時折、200文字、300文字、600文字と文字数別に志望動機やガクチカ、自己PRを書かせる為、同じ内容を使いまわす事が出来ない。まぁ、OpenESでちょっと事情は変わるが。

 ただまだ面倒毎は終わらない。例えば『400文字以内で書いて下さい』と文字数指定をしているが、これは別の言い方をすれば『380文字以上、400文字以内に書いて下さい』という意味で400文字の9割文章が埋まっているのが理想。だからこの手の裏の意味を知らない就活生は『400文字以内と書かれているから200文字で十分』と思って書いてしまうと『この子はこんなにスペースをあけてやる気があるのか?』と足りない文字数が目立ち、選考を不利にさせる。実際、その内容をもとに面接で質問されるわけなのだから、文章に書き馴れていない人からすると非常に面倒な作業と言える。

ガクチカと自己PRの違いが分からない就活生

 そして就活生の間で悩みの為の中には『ガクチカと自己PRって具体的にどんな風に違いを出せば良いのか?』と2つの違いが分からずアピール出来ない人がいる。学生時代に頑張った事、しかも評価されそうなエピソードを2つ分用意しないといけないのにガクチカと自己PR、この2つの違いについて意識して書かないといけないのである。

 実力を示すガクチカをアピールしないといけないのは分かるが、なぜ性格面も就活では訊いてくるのか?それは就活生の中には『こんな仕事だと思わなかった』と就職後、自分に合う仕事ではないとして早期退職する人がいるのである。それは採用する企業側からすれば大きな損失である。なぜならこの就職活動で一人採用するのに100万かかると言われ、一人前に育て上げるのに1500万かかると言われている。その為、戦力となる頃に退職させられては教育費が無駄になる為、採用する企業は『この子はどんな子なのだろうか?』と性格面を訊き出して、自分達の仕事に向いているかいないか判断するのである。

 だから就活では『実力面をアピールするエピソード』と『志望先の仕事に向いていると思わせるエピソード』の2つを用意しないといけない為、対策が必要なのである。

『学生時代に頑張ったこと』と『自己PR』の違いとは?同じ内容でも評価される例
「『学生時代に頑張った事』と『自己PR』の違いって何?」「自己PRとガクチカが同じネタでどっちも被る」「自己PRとガクチカと2つもアピール出...

就活のやり方:エントリーシートの提出編

 そして選考を有利に進める上でエントリーシートの提出の仕方にもコツがある。それはエントリーシートの提出を締め切りの1週間前にする事である。

 なぜ1週間前に出した方が有利になるのか?考えて欲しいのだが、もし俺達が就活生ではなく、採用する企業側の場合、大手の場合、1度に1万人もの就活生が応募してくる。となれば当然人事の人達は大量の就活生のES審査によって多忙になり、日本が成立している、文字の綺麗さなどで合否を決める場合がある。酷い場合は学歴を見ただけで落とすかどうか決めてくるだろう。

 だから人事の人達が余裕を持って読めるようにする為に締切1週間前に届けて読んでくれるように配慮する。場合によっては『俺達の事を考えて書類を提出してくれた』と思ってくれて、それだけで通る確率がグッとあがる。だから早めの書類提出は就活で成功する1つのコツだとされている。

 え?何でそんな人事の裏事情を知っているかだって?その手の事を俺の友達に訊いたからだ。就活生の中には人事の人と繋がりを持っている人がいて、更に金に余裕のあるヤツはプロにESの添削を頼んで、30社ものエントリーシートの対策を取る人もいた。実際、その人から『何故このアピールが良いのか?』と丁寧に教えてもらって、先の感銘志望やガクチカと自己PRの違いについてもその人から教わったらしい。やっぱ持つべきものは友だな。

就活のやり方:WEBテスト編

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 就活ではES提出以外にもWEBテストも行う

 要は自分の学力を証明する為にWEBテストも受けないといけない。WEBテストは大きく分けて2種類あり、1つは企業側が用意した独自のWEBテストを自宅で受けるタイプと、テストセンターで受けるタイプがある。あ、ちなみに選ぶわけではなく、もし企業からメールで『自宅のパソコンで受けて下さい』となっていたら、パソコンがなくても、何が何でも受けられるようにしないといけない。

 そしてこの2種類の違いにはもう1つ大きな違いがあり、自宅で受けるタイプだと1回限りの成績で全てを判断されてしまうが、テストセンターの場合、その結果を別の企業に使い回しが出来る事である。

 もし一度受験し、そして別の企業でまたテストセンターを受けて下さいという知らせが来た場合、申請の時に『あなたは以前、テストセンターを受講した事があります。その結果を企業にお渡ししますか?』みたいな表示が出て、まぁ、再受験するか、それとも以前の結果を渡すか、選べるのである。ちなみに受験料は無料。しかし問題は以前とは違うヤツとなる為、まぁ、前の点数が良いだろうと思っていたり、時間がなくて受けられないのであれば、以前の結果を送った方が良いだろう。

 だがこのテストセンターのWEBテストには1つだけ問題がある。それは自分が一体どのくらいの点数を取ったのか分からないのである。

 1回目のテストセンターでの受験時、パソコンが沢山ある部屋に案内される。そして自分の席に案内され、紙2枚と鉛筆が支給される。テストセンターの場合、国語と算数の問題、そして又に英語があり、2時間くらいかけて全ての問題を解いた。しかし問題を解き終われば、それだけで、何点取れたのか分からないまま帰らせられるのである。つまり前回より良い点数を取る自信がないと再受験するかどうか迷ってしまう事がある。

 そこで俺は何を思ったのか『なら数回受けて一番良い点数のヤツを送れば良い』と思い、何度もテストセンターを受けたのである。5回くらい受ければ慣れて良い点数が取れるだろうと思って。だが2回受験し、そして3回目のテストセンターの知らせが来た時だった。

『受験するか、前回の結果をお送りしますか?』

 とこの2択しか出なかったのである。つまり何回受けても選べるのは、一番最後に受けた結果だけで、もしそれ以外で良い成績を出していても、それが選べない状態になってしまうのである。

 だから就活生は以前より良い結果を出せる分からない状態で、再受験するか決めないといけないのである。

WEBテストの問題は国語と算数、90問45分

 ちなみにテストセンターの問題は中学受験時に見た簡単な国語と算数に似ていた。国語なら漢字、対義語、接続詞など文章構成に関する問題。そして算数だが、旅人算、通過算、相当算、仕事算になっている。そして回答の仕方だが選択式で、10個以上ある中から1つあるいは2つ以上選ぶ仕組みになっている。

 つまり中学受験者であれば、ノウハウを心得ている人がいると思うが、それ以外の人だとキツイかもしれない。更にこのWEBテストで大変なのは問題の難しさよりも解答時間が短い事である。

 俺の経験では国語、算数、計90問を45分で答えないといけない。つまり平均で1問30秒で答えないといけなくて、更に後半にはとても30秒では解けない問題が出てきて、前半で約10秒ほどで問題を回答し、そしてそこで余った時間を後半に回す。そんな回答の仕方が求められる。

 実際にやってみたが、国語の問題は一目見て分かる問題が多い為、5秒あれば解ける。しかし15問目以降になってくると文章問題が続き、5問で1セットになっている為、2分30秒で文1つを読み、5問答えないといけない。正直、それが出来るのはかなりの強者だ。

 複数回テストを受けて思った事は依然受けた問題がまた次も出てくる事がある為、回数を重ねるごとに有利になるのではと思った。しかし先の時間的な制約がある為、とてもメモする時間もなく、更に試験中は荷物を預けられ、ポケットの中を調べられた上で会場内に入る仕組みになっている。

 だからもし試験対策をするのであれば、以前受けた問題を全て覚え、そして次回のテスト時にその問題が出てくる事を祈るしかないのである。

就活のやり方:グループディスカッション編

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 そんなWEBテストを乗り越え、そして書類選考に通過すると、会社から『次の選考に進んで下さい』という連絡が入る。その次の選考としては1次面接の可能性が高いが、企業の中にはグループディスカッション(GD)をする場合がある。

 グループディスカッションとは面接とは違い、就活生同士で会社側が用意した課題を議論し、真面な議論が出来た人を次の選考に進ませるモノである。

 では具体的にどんな真面な意見を言えた者が次の選考に進めるのか?正直なところ、それは分からない。というのもGDで出される内容のほとんどが答えが決まっていないモノ、例えば売上を上げる方法としてどんな方法があるか?人手不足や知名度の低さなどの問題に対し、どのように対処するかなど、色んな企業が既にやっていて中々答えが出せない課題を就活生同士に議論させるのである。

 だからGDを通過するコツとしては以下の2つが候補だ。

・出された課題に対し、的を射た意見を言う。

・皆の意見をまとめる。

 GDで難しいのは自分だけが良い意見を言っていれば良いというわけではない。GDの本来の目的はグループ全体で意見を出し合い、そしてその中で皆の意見をまとめつつ、その中で自分の意見が一番採用されている。そんなやり取りじゃないといけない。

 だから自分の意見ばかりを述べたり、または反対意見しか言わなかったり、もしくは一番出来そうな人の意見にただ『YES』と言っているだけ。要は独断専行、否定的な意見ばかり言って代替案を用意しない。イエスマンなどそんな人達は確実に脱落する。

 だからGDで受かる方法としては、発言していない人に『○○さんはどう思いますか?』と発言を促したり、反対意見が出ても『ならこうならどうでしょうか?』と反対意見より更に深い意見を言って、更に代替案も用意するなど、ケンカせずにまとめるのが重要なのである。正直、話し方が上手い人というより、議題の本質を言葉で説明出来る人がGDでは有利になると思っている。

 1つの例として『言う事の訊かない部下に対しどうするべきか?』という議題があった。それに対し、他の就活生は『罰を与えよう』とか、『もっと簡単な仕事にしよう』とかそんな意見が出ていた。しかしGDを通過しそうな人の意見は『なぜ部下がいう事を訊かないのか?』それを考えるのが重要だと言ってきた。

 一見、部下が言う事を訊かないというのは悪い印象にあるけど、命令している上司がただ命令しているだけで、部下の案を訊いていなかったり、自分のやり方を押し付けるタイプだったら、訊かなくなるのは道理だ。それに上司の説明下手もあるわけだし、いきなり罰を与えて更に関係を悪化させたら元も子もない。と言って他の就活生の意見を制止する事をした。結果的に部下が言う事を訊かない理由は何なのか?という議論から始まり、その就活生を中心に議論が進められた。

 多分、その就活生が通ったのだと思うが、個人的にGDで出された議題に対する対処法は『なぜその問題が起こっているのか?』問題の本質を追求し、打開策を見いだせればGDでは通過しやすくなると思っている。

GDで「無人島に好きな物を3つ持っていけるとしたら」が出た場合
就活のグループディスカッションで挙げられるテーマの1つに「無人島で一人で暮らす事になった場合、あなたなら何を持って行きますか?」という議題が...

就活のやり方:面接編

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 書類選考、そしてGDを乗り越えたら、次にたどり着くのが面接である。

 就活生にとって恐らくこの面接こそ、一番頭を悩ませる代物だろう。なぜならエントリシートの時にも説明したが、先ず学生時代の経験がどうして志望先の仕事に役立つのか?働いた事のない就活生が説明しないといけない。そしてそれが1回だけでなく、1次、2次、最終と数回に分かれていて、しかもそれは新人、中間管理職、社長という順で構成されている事が多く、老若男女全てに評価される内容を用意しないといけない。

 そしてそれはエントリーシートとは違い、面接官が質問して直ぐに答えないといけない為、考える時間は一瞬。しかもその質問はさっき上げた『その経験がどうして役に立つの?』は勿論、『では弊社と同業他社であるBを受けない理由は?』『10年後のキャリアを教えてくれる?』など志望先の仕事を理解していないと答えられない質問ばかりなのである。

 おまけに面接では『なぜ自分が落ちた、または受かったのか?』教えてくれない為、面接対策が取りづらい。

サイレントお祈り

 そして就活では不採用の場合、落ちた事を告げず、そのまま何も連絡しない会社も存在する。例えば俺が面接を受けた後、『では結果を1週間以内に伝えます』と言われる。しかし1週間過ぎても連絡が来なくて連絡してみると『不採用となります』と言われる。

 何だよ。もし不採用なら連絡しろよ。報連相が出来ていない会社だな。と俺は当初そう思ったのだが、その後また面接で『では結果を1週間以内に伝えます』と言われ、また1週間経っても連絡が来ない。つまり就活では不採用結果になった就活生に対し、連絡をよこさない所があるのである。

 これを就活ではサイレントお祈りと言って、不採用結果を知らせない会社への対応が求められる。

 どういう意味かというと、このように『もしかしたら受かったかも』と1週間も期待させて、結果何の連絡もなければ『おれは落とされたんだ。この1週間の気持ち返して欲しい』と放置させられた精神的ショックへの反動がかなりある。

 また事前に不採用の知らせをしてくれれば、気持ちを切り替えて別の選考に参加する事だって出来る。なのに選考結果が来ていないせいで別の選考への機会も失う。だからサイレントお祈りは2つの意味で精神的ショックを受けるのである。

圧迫面接

 更に面接で一番辛いのは圧迫面接である。信じられないかもしれないが就活では『君のような学歴でウチに入れると思っているの?』と酷い対応をしてくる面接がある。

 なぜそんな酷い対応をしてくるのか?これは色々と諸説はあるが、その志望先の仕事自体、そんな誹謗中傷を日ごろから言われている可能性があるからである。例えばカスタマー対応であれば当然クレーム対応もしないといけないし『あなたどの大学出身?』『親はどんな仕事しているの?』『これだから若造は!』と酷い言葉を浴びせられる事がある。

 更にそれは消費者だけにとどまらない。例えば大手の子会社となると『俺達がいないと仕事が入らないだろ?感謝しろ!』と大手の立場を利用して横暴な態度を取ってくる企業がいるのである。これを下請けいじめといって、他にも大手の業績が悪化した事で『もっと安い値段で作れ』と一方的に言って、断れば取引を停止してくるなど倒産させてくるのである。

 だからそんな人達と仕事が出来るかどうか確かめる為に学歴差別や横柄な態度で面接を行い、就活生のメンタルを試してくる所があるのである。無論、どんな事情であれ、そんな企業が相手であればこちらから願い下げするが。

就活のやり方:親の説得編

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 そんなこんなで面接をクリアーし、そして無事に内定を取得するまでに至るのだが、最後に思いがけない壁に遭遇する。親の反対だ。

 大手なら問題ないかもしれないが、親の中には大手であっても反対する人がいる。例えば銀行の場合『銀行は転勤族で、あなたに子供が生まれたら、引越しばっかりさせられるのよ!』と、かつて自分が転勤族の親の元に生まれて、友達と何度も離れ離れになった辛い経験から我が子にも同じ目にさせないとする親がいるのだ。

 他にも過去に不正に手を染めたとか、ブラックの噂がネットにあったとかで、別の大手に入るように強要する場合がある。

 もう成人になっているのだから、親のそんな反対意見、無視すれば良いのでは?と思うかもしれないが、就活では保護者同意書の提出が求められる。

 就活では内定が決まった場合、大抵の会社からは『保護者の許可を貰ってきてください』と言ってくる。その為、自分が成人した大人であっても親を説得し、そして親の許可を貰わないといけないという最後の試練が待っているのだ。

 そして親の中には大手でも反対し、就活を再度やらせる人や、酷い場合、親が勝手に志望先に電話し、内定を取り消すケースがある。その場合、ほとんどの企業が親の反対により内定取り消しを撤回する事が出来ないと言われる。また近年では本当に親が賛同しているかどうかを調べる為、企業が親に確認を取るオヤカクという言葉まで登場し、就活生自身の就活であっても親の確認無くして就活が終わらない部分もあるという事を忘れてはならない。

親の干渉で失敗する就活生の例
「親が就活で色々と口出しされてうるさい!!」「就活についてわかってくれない。・・・ストレスがたまる。」「腹がたつし、嫌味ばかり言うし、うざい...

就活のやり方:まとめ

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 就活において行わないといけない事は、

・ 就活サイトへの登録

・ エントリーシート、履歴書の作成

・ 会社説明会への参加

・ WEBテスト、グループディスカッション

・ 面接

・ 親の許可

 の上記6つになる。

 今までの話を聞く限り、就活ではやらない事が多くあり、その各のステップで『具体的にどんな事をすれば内定が取りやすくなるのか?』と考えたくなるかもしれない。しかし就活と言うのは、学業とは違い、答えがなく、更に他の就活生と比べて採用するかどうかを決める為、就活生の立場から採用・不採用理由を判断するのは出来ない状態にある。

 おまけに志望先の業種によって『自分が向いているかどうか?』その辺の妥当性についても就活では述べないといけない為、業界分析についても正しく心得ておかないといけない。他にも人と比較して採用される仕組みである以上、低学歴の人からすれば『高学歴の人にはどうやって勝てば良いのか?』と言う問題にも直面する。事実、就活では学歴フィルターと言って、低学歴の人達には説明会に参加させないと言う、とんでもないフィルターみたいなものが存在する。

 だから就活生の中には、リクナビやマイナビではなく、スカウト型就活サイトを利用して、『どうして自分に声をかけてくれたんですか?』と訊いて、業界分析をする人達もいる。これなら低学歴や、学歴フィルターに引っかからず、自分を採用してくれる会社と直ぐ会う事が出来、時間や交通費の無駄にならない魅力がある。

 事実、居酒屋でバイトしていた就活生に対し大手ビールメーカーからオファーがかかった話がある。どうしてオファーがかかったのかと言うと、大手ビールメーカーの仕事の中には、居酒屋相手にアルコール類を売り込む営業の仕事がある。そして居酒屋の店長がどんなお酒を求めていて、更に居酒屋を利用するお客さんはどんなビールを求めているのか?その辺のニーズについて心得ている学生が欲しい、と言う事で、オファーをかけたりする事がある。

 他にも銀行からオファーがかかった就活生に対しては

『銀行と言うのは100万円を貸して、110万円で返済してもらうと言う、貸した分より多めにもらう事で利益を上げていくビジネスを行っている』

 と今まで銀行の仕事について知らなかった就活生からすればどのようなビジネスモデルなのか知る機会でもあるし、更に欲しい人材についても訊く事が出来る。例えば銀行の場合、

だから君のバイト先で店長が2店舗目を開店したのであれば、当然開店資金として多額のお金が必要になる。そして『2店舗目を開店するにあたり、わが行の融資を必要としませんか?』と提案出来そうな就活生に声をかけている。

 と言って店長に2店舗目を開店させるノウハウを求めている就活生を探しているのが分かり、自分に向いている向いていないのか判断する材料にもなりうる。

 その為、自分のやってきた事が、どんな所から興味を持ってくれるのか?それを見つける方法としてスカウト型就活サイトは非常に役立つ。実際、自分にオファーをかけた理由について聞き出し、そして自分の経歴をどのようにアピールすれば良いのか?就活で評価されるアイデアを身に付ける方法が分かってくる。

 だからこそ就活のやり方が分からないのであれば、とりあえずプロフィールを書いて、自分の経歴に興味を持ってくれる採用担当者と会って情報収集を行い、アピール内容を練っていく方法を取れば、少なからずどのように考えれば良いかが見えてくるようになると思うぞ。

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