文系なのにIT企業から採用される新卒就活生ってどんな人?

 

「どうしてIT企業は文系でIT未経験者の新卒者でも採用するの?」

「ITで文系が向いている仕事や職業って何?」

「文系の人でもプログラミングスキルを身に着け、働けるようになるの?」

 

 IT業界と言えば理数系の人が働いているイメージを持ちますが、就職活動をしていると文系の人達にも募集をかけている事が目立ちます。

 

 『IT企業って文系の人でも働けるの?』と思い、試しに会社説明会に参加してみると、担当者の方が『文系出身者の人もITの現場で働いており、皆さんもITの現場で学んでいけば、立派なエンジニアになれるでしょう』と答えてくれます。

 

 文系出身者でもエンジニアとして働ける事実は文系就活生からすると嬉しい話ですが、一方でなぜ文系の人がIT業界で働けるのかという疑問は払拭出来ずにいる筈です。

 

 本当に文系出身者でもIT業界で働いていけるのか?その疑問に答える為、ここでは実際に文系出身でIT業界を志望している後輩就活生と、文系で現在IT業界で働いている先輩社員の2人の会話形式で、文系でもIT企業で働ける理由について説明したいと思います。

 

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なぜIT企業は理系だけでなく、文系の人も採用するのか?

 

「先輩、お久しぶりです。実は今、就職活動をしているのですが、IT業界の募集要項を見てみると、文系の人でも参加可となっていたので、志望してみようかな、と思っています。ただなぜIT企業は文系の人も採用してくれるのか?不思議な気持ちで一杯です。ITって数学系の知識が求められる筈ですよね?であれば数学的センスが高そうな理系の人達を中心に採用すると思うのですが、なぜ文系の人も採用候補に入るのでしょうか?

 

「理系、文系、とお前は言っているが、はっきり言って理系出身の人達を採用しても、文系とあまり大差ない働き方をしているぞ。というのも理系と言っても工業系、電子系、薬品系、医療系など様々な分野があって、ITとは異なる分野だ。だから理系でもITが出来る人間という訳ではない。

 

 事実、理系出身者はビーカーや薬品などを中心に使うが、エンジニアの場合、PCを中心に使う。もう使っているツール自体が違うからスタート地点は文系・理系も一緒だ。

 

 つまり入社後の成長力が問われるから、少しでもプログラミングが出来る見込みのある人を採用する為に文系・理系問わず採用していて、文系も十分、ITで働ける余地がある」

 

「しかし先輩、プログラムの文面をテレビなどでチラッと見たのですが、下記の画像のように英語やら数式やら沢山並んでいるコードのようなものを書きますよね?

 

 正直、理系の大学では学んでいないけれど、扱うのは英語や数字である以上、理数系出身者の方が強いと思っているのですが、それでも文系出身者でも活躍出来るのでしょうか?

 

「確かに数学的センスと言われれば理系の方が強いだろう。しかし実際にIT現場で求められる数学的知識は四則演算、比較演算、連立方程式など「+-×÷」「=><」で十分なんだ。

 

 実際、俺もプログラムをいくつか組んだ事はあるが、数学の計算で言うのであれば上記の知識しか使った事がないし、数学で難しいsin、con、tanなど難しい数学記号や、微分積分などは使われない。まぁ、要は中学高校で赤点を取らない程度の数学レベルがあれば問題ないぞ」

 

「先輩、正直、先輩の言っている事が信じられません。さっきの画像では数字以外にも英単語も並んでいます。これってやはり化学記号のような何かしらの処理をしているのでしょ?正直これを見る限り、とても中高で習うような数式レベルだけで十分とは信じ難いのですが?」

 

「じゃあ、この下の問題分かる?」

 X = 10

 Y = 20

 Z = X + Y  ※Zの値は?

 

「先輩、バカにしないでください。これは中学で習う連立方程式、言わば代入問題です。Xが10で、Yが20なんですから、Zは10+20で30。「30」になります」

 

「その通りだ。じゃあ、今度はこの問題は分かるか?」

 X = 田中太郎

 Y = 様、ご登録ありがとうございました。

 Z = X + Y  ※Zの値は?

 

「・・・もしかして『田中太郎様、ご登録ありがとうございました。』ですか?」

 

「その通りだ。今ので分かったかもしれないが、ITシステムにおいては文章や数値の組み合わせを行う。

 

 実際、沢山英語が書かれていると言ったけど、以下のようにXやYではなく、中学生で習う英単語を使うと何をしているか分かるし、もっと英単語と言ったが、以下のようにすると更に何をしているか分かるだろ?

 Name = 田中太郎

 Sentence = 様、ご登録ありがとうございました。

 Message = Name + Sentence

 

 と、さっきのX、Y、ZをName、Sentence、Messageの文言を変えただけで機能する。これはどのITシステムでも使われていて、例えばお前が今使っている就職サイトだって、登録する際、お前の名前や住所やメールアドレスを入れている。だからさっきの田中太郎と同様にそれをXのような変数に入れてお前宛に会社説明会の案内や結果内容を送付したりする。だから英語でもXのような代入問題をしていると考えてくれてよく、この程度の知識を身に着けられる自負があれば問題ないぞ」

 

文系出身者が向いているIT企業はどんな所か?

 

「先輩、先輩のお話のおかげでとりあえずIT業界で求められる数学レベルがイメージつきました。しかし私が思う限り、さっき言っていた代入問題ってITの基礎部分の話ですよね?恐らくこれからサーバーやらデータベースやらAIなどの専門分野も身につけていく必要があると思うのですが、文系出身者の場合、どんなエンジニアを目指せば良いのでしょうか?

 

「文系というカテゴリーで向いている分野について聞かれても答えづらい。なぜならその質問は別の言い方をすると『文系は金融、医療、メーカーなどどの分野が向いていますか?』と聞いているようなモノで、正直、やってみないと分からない。こればかりは当人の性格ややる気次第としか言いようがない」

 

「まぁ、そうですよね。ただ私が気になるのは恐らく面接では『なぜ文系なのにITに興味を持ったの?』と聞かれると思うので、やっぱ文系ならではのITに関心を持ったきっかけを知りたいなと思っているので、上記のような質問をされた場合、どのように答えればよろしいでしょうか?」

 

「俺なら

『いつも終電帰りの遅く帰ってくる父がITシステム導入後、定時に帰ってくる事が多くなり、ITによる業務改革の凄さを間近で感じました。その為、私自身、様々な業務のサポートが出来るITに関心を持ち、この度にIT業界中心に志望しております』

 

 と答えるかな。

 

 面接官がITに興味を持った理由を確認する以上、その関心がどこまでITエンジニアとして働ける人材なのか期待している筈だ。だから模範例として評価される文系エンジニアがやっている仕事ぶりというのは例えば

時給1000円のパート100人を抱えている会社があったとしてその人達の業務を1時間減らせれば1000×100で10万円。1か月(30日)と換算すると月300万円の削減に繋がる。だから業務を改善するシステム開発を行い、そして浮いた300万円で今度はセキュリティや業務の見える化など別のシステムを作り、業務を改善し続けるエンジニアになりたいと思っています。

 

 と言えれば良い。SEの難しい所は一度システムを作り上げると『もう作る必要がないね』って事でお払い箱になってしまうジレンマがある。そうではなくシステムで業務を改善した後、出した利益で、また新しいシステムを作る予算として使い、ずっとシステムを作り続けるエンジニアが出来るエンジニアと言われている。

 

 だから文系だけど将来性のあるエンジニアと思われる為には『利益を出し、それを予算として新たな改革案を提案し、継続的に改善していくエンジニアになりたいです』って言えれば働き続ける為のエンジニアの姿を心得ていると見てくれる。

 

 だから今までの話のまとめだが、ITに関心を持った理由として『父が定時帰り出来るようになった』のを機にITによる無理・無駄を無くしていく部分に関心を持ったと言えれば良い。

 

 そして『どんなキャリアプランを考えているのか?』について聞かれたら『まだ明確なキャリアは見いだせていませんが、エンジニアとしてスキルを磨いた後、クライアントにシステム提案をし続け、出した利益でまた新しいシステム提案をして受託し続けるエンジニアになりたいと思っております』と言えれば良い。

 

 んで最初の質問に戻るが文系はどんな専門分野を持つべきか?という話だが、そうやって現場でクライアントが求めるニーズを引き出し、顧客情報を守るエンジニアであればセキュリティエンジニアとして成長したいですし、業務改善であれば自動化、ならびにビッグデータ等、経営の見える化システムを作るなど、開発現場に携わる事で自分の向いている分野を見出し、その手の専門のエンジニアになりたいです、と言えれば良いだろうな」

 

文系でIT未経験者が就職すべきIT企業とは?

 

「なるほど。つまり文系が向いている仕事って言われても自分が携わった開発経験次第で決まるってわけですか。良く分かりました。ただ先輩、となりますと、その手のエンジニアに成長する為に文系出身者はITエンジニアとして立派に成長出来るIT企業に就職しなければなりません。文系が立派なITエンジニアになれるようサポートしてくれるIT企業ってどう見つければ良いのでしょうか?」

 

「文系でも立派なエンジニアになれるIT企業の特徴を知りたいのであれば、面接などで以下の点を確認した方が良いだろうな

①新人研修があるのか?

②どんな資格支援制度があるのか?

③自社開発をしているのか?

 

 要は未経験者がちゃんと戦力として育つよう研修を行ったり、また将来必要とされる資格やITスキルを学べる場を用意しているかどうかが重要だと思っている。

 

 文系出身だけに限らないが、IT企業の中には新人を使い捨てるような事をするブラック企業が存在する。その特徴として以下の特徴がある。

① ITの研修を行わず、いきなり現場に行かせてテストをさせる。

② 資格支援制度があるが、古い資格か、あまり意味のない資格を取らせる

③ 開発をメインとしたIT企業ではなく下働きばかりさせられる

 

 IT企業って言うのはITシステムを作る仕事もあるんだけど、他に作り上げたシステムが正しく動くか動作確認の仕事もあり、それだけやらせるIT企業もある。

 

 要は仮にお前が使っているリクナビサイトを開発していた場合、『学生の名前や住所を登録するとそれが画面に反映されているよね?』『会社の求人を登録するとちゃんと求人内容が画面に表示されているよね?』と各機能が正しく動いているかを誰かが確認しないといけない。これはITスキルがない人でも出来るし、IT業界ではそんな誰でも出来る仕事を専門に扱っているIT企業が存在する。つまりそんなIT企業に就職してしまうと簡単な仕事しかやらせてもらえず、開発スキルを学べずに使えない人材にされかねないってわけだ」

 

「なるほど、つまりITの素人ばかり集めて、簡単な下請け業務しかやらせないIT企業があるわけですね。ちなみに先輩はそんなブラック企業に就職しないようにする為に、どんな風に不当なIT企業だと見極めますか?

 

「この場合、口コミサイトを理由した方が良いだろうな。

 

 結局、就活生の立場からすると説明会の様子や選考を受けている印象とかで判断するしかないだろうな。例えばインターンに参加した人達の口コミを見てみると、どんな風に働かされるのか見える。実際、書かれている内容として以下のような口コミがある。

『インターンで開発経験を体験出来るかと思いましたが、実際は会社が作ったシステムを動かし、正しく動いているか記録するだけでした。開発経験に携わりたい場合、未経験者だとキツイ、と言われたので、こちらのインターンだけでなく、IT業界を志望するのも諦めました』

『資格支援制度について社員の方に聞いたのですが、求人票には資格支援制度有と書かれていたのに、実際に支給されるのはJavaだけの資格のみで、PythonやAWSなどの資格は対象外との事です。その為、会社のサポートは期待せず、独学で勉強出来るようになる事がこの会社では必要なようです』

『アプリ開発系の企業である為、副業としてアプリ開発を手掛けるのはOKとの事。更にアプリの出来次第では会社の商品として採用し、会社のバックアップを得た上で更なる開発も出来るとの事でした。副業でも先輩方と相談出来る会社なので、将来、自分のHPやアプリなどを作って独立したい場合、こちらの会社がオススメのようです』

 

 と、社員がどのように働く事になるのか口コミで書かれている。

 

 だから就活の求人票に『資格支援制度あり』とか『未経験OK』なんて書いていたとしても、本当にそうなのか?と口コミサイトを見ながら判断出来るし、この口コミサイトの場合、選考の内容まで載っている為、どのように答えれば良いのか?文系出身者でも分かるようになっている。

 

 それ故に良い企業かどうか判断したいのであれば、実際に選考に進んだ事がある就活生の口コミを踏まえながら、志望先を選んでいけば良いと思うぞ」

 

 

 

 

文系の人がIT企業でアピールするべき内容とは?

 

「先輩、おかげさまでどんな風にIT業界を選べば良いのか分かりました。それを踏まえて今後就職活動を行いたいと思いますが、私は文系で、更にITに関しては未経験者です。IT企業で働きたい場合、文系の人はどのようにアピールすれば内定が取りやすくなるのでしょうか?

 

「俺がもし面接官だったら以下の3つを確認するかな。

①勉強は好きか?

②自分のパソコンを持っているか?

③人の話を正しく聞けるかどうか?

 

 俺の現場にいる文系出身の人達を見てみると、当たり前だがIT未経験者だという自覚があるせいか、就業時間以外にも勉強をしている。実際、俺もITは変化が激しいから毎日ほぼ勉強している。だから個人的に勉強出来る環境があるか、また勉強して結果が出せるかその素養を見るね」

 

「なるほど確かにこれからエンジニアになる以上、独学で勉強し知識を身に着けられるスキルがあるか重要な点だと思います。しかし先輩、システム開発って単なる開発業務だけではありませんよね?例えばお客さんから『どんなシステムを作りたいですか?』と聞き込みもしないといけなくて、ヒアリング能力も求められると思いますが、このようにプログラミング以外でアピールすべきスキルって何かありますか?」

 

「いい質問だ。その1つの言い方としてマネジメント能力をアピール出来れば良いだろう。

 

 これはIT業界全体で求められるスキルだが、いくら開発スキルがあっても、1人でシステムを作るには限度がある。つまり他の人と一緒に連携して仕事が出来るスキルも求められる。

 

 だから新人に対し自分のスキルを教えて育てた経験や、ベテラン社員の人と一緒に働いた経験があるかも1つのアピール要素になってくる。次はその点について説明してみよう。

 

自分の文系学部(経営、経済、法学)等を活かせるIT企業への就職の仕方

 

 例えば俺の場合、簿記2級の資格を在学中に取得したんだが、IT業界でお客様との打ち合わせが終わった後『なぁ、減価償却費って何か知ってる?』と滅茶苦茶プログラミング出来る先輩が尋ねてきた事があった。

 

 だから文系なのにIT業界で働けるエンジニアというのは『じゃあ、私がお客様の窓口として頑張ってみますので、先輩はその内容を元に開発の方をお願い致します』と言える人でもある。んでプログラミング未経験者は出来る先輩のところに何度もいける口実が出来、そしてプログラミングスキルを身に着けていく」

 

「なるほど、要は文系と言っても、経営学部、経済学部、商学部、法学部など色々とあって、私が学んだ学部での専門用語を沢山使っているIT企業であれば、文系の人でも採用されるってわけですね。そしてお客さんの話を理解しつつ、先輩とやり取りする回数を増やして出来る人のノウハウを身に着けていく。だから文系でもIT業界で働けるってわけなんですね」

 

「その通りだ。極論だが、ITスキルの素養がなくても、そんなの出来る人に全て丸投げして、お客さんと親密になって『仕事取ってきました』なんて言えた方がIT業界からすれば喜ばれる。

 

 実際、IT企業というのは一度システムを作ったら『もうこれ以上作らなくて良いから、あなた方との契約はこれまでね』とお払い箱になる面がある。そうならないよう継続的に仕事を受注してもらえるよう、数年に一度、法改正が行われる金融、医療、税制などのシステムを扱い『制度が変わったんで、システムをそれに反映させないといけません。我々エンジニアが改修するんでお金ちょうだい』みたいな話が出来ないと仕事が手に入らない。

 

 だからプログラミングスキルよりも、お客様先の専門性を持っている事がどちらかと言えば重要であり、専門用語を事前に身に着けている文系の方が立ち回りやすい

 

 だからもしお前のような文系出身者がIT企業を志望するのであれば、志望先が自分の出身学部で学んだ知識と同じ分野の強みがある会社なのか?を調べて志望した方が良い。

 

 例えば経営学部出身者であれば、業務の効率化を求めているクライアントを抱えているか確認した方が良いだろうし、経済学部であれば、マクロ・ミクロの専門用語を交えてお客様とどんなシステムを開発したいか話せていければ良い。

 

 それに学部だけに問わず、就活生の中には簿記の勉強もしている人もいるから、減価償却などの専門用語を交えながら金融系システムの動きを確認する事が出来る。実際、俺のIT企業では地方自治体を相手にシステム開発を行っているチームがいるのだが、そのチームメイトは地方公務員試験に落ちた人など公務員の業務知識を心得ている人達が多い。だから志望先を選定したいのであれば、そのIT企業のお客様は誰なのか?調べながら志望先を選定すれば良いだろう」

 

「なるほど要は文系でも経済系の勉強をしているのであれば業務効率化や金融系、法律学部で税金・マイナンバーなど行政管理システムを専門としているIT企業を志望すれば方が良いって事ですね」

 

「まぁ、イメージとしてはそうだな。少なからず面接では『どんなITエンジニアになりたいですか?』と聞かれると思うから、金融系に強いエンジニアになりたい、または事務・経理の知識を身に着け、お客様の業務負担を軽減するエンジニアになりたい、と言って、どんな分野に強いエンジニアとして成長したいか言えるようにした方が良いだろう。

 

業務と並行してITスキルを磨ける、とアピールする

 と、このようにどの分野を専門にしたいのか?という問いに対する答え方はこれとして、今度はITスキルを身に着けられる素養があるかどうかも答えられるようにしておく必要がある。

 

 お前はIT未経験者の立場だ。当然、PCを使える環境にいるかどうかも大事だが、仕事の合間にITスキルを身に着けられるように頑張らないといけない。

 

 仮にWebページの開発技術を身に着けたいのなら、ホームページ開発に必要なHTMLやCSSだけでなく、ユーザーが画面を操作した際、その処理内容を画面に反映させる為に必要なPHPやJava、C言語なども必要になってくる。おまけに大量データを扱うシステムであれば、データベースの言語であるSQLも身に着けないといけない。

 

 Webページ開発だけでも沢山の言語を覚えないといけないのに、今の時代、更に質の高いシステムを作る為、画像処理やビックデータ、ならびにセキュリティに強いシステム開発の手腕が求められる。これは時代によって求められるモノが変わってくる為、日頃から勉強が必要になってくる。

 

 だからガクチカとしてアピールするのであれば、学業やバイトと並行して簿記や英語などの資格も取りました、と様々な活動と並行して資格を取得したという経験があれば良いだろうな」

 

文系なのにIT企業から採用される新卒就活生ってどんな人?【まとめ】

「色々とやらないといけない事が沢山あるんですね。正直、自分でも出来るのか不安になってきましたよ」

 

「まぁ、話をまとめると『文系なのにIT企業から採用される新卒就活生』って言うのは、

・ 文系でも連立方程式を理解出来るとIT企業でも働ける

・ 業務の無理無駄を自動化させる事で解決したいと面接で言える人

・ 新卒で文系でも育ててくれる企業だと見分けられ『成長する』と期待される人

 

 と、言える。その為にも『自分はパソコンを持っています』とか『簿記2級など数字などを計算して問題を解決するスキルがある』とか『目標達成の為に知識不足でもチームの中でこのように立ち回ったのか?』などIT現場で必要とされるスキルを述べられると良い。

 

 まぁ、後は自分の向いているIT企業を見つける事。この場合、ITに特化した就活をした方が良くて、IT専門の就活サイトを利用して、就活をした方が良い。

 

 リクナビとは違い、IT業界に特化した就活サイトだと、未経験OKの求人掲載多数で、更に文系やプログラミング未経験の人向けに無料のプログラミング研修や独自のセミナーもあるから、本当に自分がITエンジニアとして就職出来るのかイメージつきやすい

 

 まぁ、今就職活動中で忙しいかもしれないけど、本当に自分にあった就職先を見つける上では情報が多い事には越したことはない。この就活サイトでは実際に研修やセミナーに参加した就活生達の口コミも載っているから、悪いセミナーかの判断もつきやすい

 

「確かに先輩の言う通り、文系でもITエンジニアとして育ててくれる企業への就職は自分のキャリアを作る上では欠かせません。

 

 口コミで志望先を選定しつつ、現在、実施している無料プログラミング研修やセミナーが今からでも間に合うのか?も確認したいと思います。

 

 また面接で印象よくする事も大事ですし、先輩の話では実際に面接などの選考を受けた就活生の口コミも見れるとの事なので同じ文系でどのようにアピールして内定を取ったのか?確認しながらアピール内容を練っていきたいと思います」

 

 

 

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