就活で大手に受かる就活生の特徴とは?今から身に着けられる方法

 

『就活で大手に受かる人ってどんなことをアピールしているのか?』

『大手に受かる人と落ちる人の特徴とは?

『就活で大手に受かる為に今からできる事って何かある?』

 

 就活でうまくいかないと『なんで落ちたのだろう?』と自信を無くすと思われます。場合によっては学歴や大した経験がない事もあって『自分は大手に受からないのだろうな』と半分諦めているかもしれません。

 

 しかし世の中にはそんな高学歴でなくても立派な経験がなくても大手から内定を取っている人がいます。その人達は具体的にどんな事をアピールして内定を取っているのか?気になると思われます。

 

 ここでは実際に大した経験がない状態から就活中に大手から内定を取るのに必要な情報を取得し、見事大手から内定を取った就活生の視点で、大手に受かる方法について説明したいと思われます。

 

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就活で大手に受かる人が大事にしている事

 

「先輩、お疲れ様です。実は今就職活動をしているのですが、恥ずかしながら未だにどこからも内定が取れていない状態です。正直、大手への就職は諦めて中小などの受かりやすいところに行けば良いのかな?と思っているのですが、先輩って大した経験もないのに大手から内定を受け取ったんですよね?一体どうやってそんな事が出来たんですか?」

 

「大した経験もないって酷い言われようだが、確かに大手から内定を複数受け取った事がある。その方法は単純だが『この人材が欲しい』と思わせるようなアピールをする事だ。え?何で俺のような大した事のない奴なのにそんな風に思われたかだって?それは志望先の業務を如何に理解しているか?そこが重要なわけなんだよ」

 

「志望先の業務の理解・・・ですか?」

 

「その通りだ。採用を控えたい就活生の特徴として『ろくに志望先の業務について理解していないのに募集している』ってのがある。俺も驚いたがリクナビの求人って1年出し続けるのに20万以上かかるのだと、つまりそれだけ金がかかるのに直ぐ『辞めます』なんて言うやつ採用したら金の無駄になるからな。だから志望先の仕事について理解している奴が採用されやすくなるわけよ」

 

「具体的にどんな就活生が受かりやすいのですか?」

 

「例えば食品業界を志望している場合、

『祖父母が高齢者なのですが、健康を意識した食材を使った弁当を配布する会社であり、私自身、そんなご高齢の方々の食生活を支える仕事に就きたいと思いました』

 なんて言えれば良いな。

 

 ひどい就活生の場合、『私は食べる事が好きです』なんてアピールして、だから食品業界を志望しましたなんて言う就活生がいる。食べる事が好きなんて当たり前だし『ではなぜ就活生が多くいる中、君を採用した方が良いの?』なんて質問されたらだんまりになっちまう。大手に受かる就活生の特徴として志望先の仕事がどんな風に社会から求められていて、そしてどんな風に自分が立ち回れば良いのか?その辺を理解している事を面接でアピールできれば良いだろうな。

 

 さっきの例の続きとなるけど、ご高齢のお客様向けにどんな食材や料理を作れば良いのか心得ているし、更に店や飲食店でその食品を売らせてもらう為に『ご高齢者の方は今、こんな料理を求めております』なんてアピールし、自社商品を置いてもらうなんて提案が出来る雰囲気を出していれば良いだろうな。そしてご高齢者の食生活を支えて『この仕事は素晴らしい』なんて思えれば『この就活生は弊社に向いている』なんて思ってくれるだろう」

 

今からできる大手に受かる特徴の身に着け方とは?

「なるほど。要は大手に受かる為には情報戦を制しろ。という訳ですね。食品業界の場合、食品業界から内定を取る人のマネをして受かるようにする、それが就活成功のカギとなるわけですね」

 

「その通りだ。そしてではどうやってそんな志望先にプラスになる情報を入手すれば良いのか?という話だが、俺の場合、スカウト型就活サービスの利用をオススメする」

 

「スカウト型就活サービスですか?」

 

「そうだ。リクナビとの違いを言うと、リクナビの場合、こちらが『良い企業だな』と思って、こちらから応募する流れになるが、スカウト型の場合、自分のプロフィールを見て、興味を持った企業が声をかけてくれるスタイルになっている。要は自分を採用してくれる見込みのある企業が声をかけてくれるスタイルだ。

 

 就活をしていて思ったのが、こちらに興味がないのにその企業に応募して、面接の段階でいつも落とされる事があった。要は面接を受け行くと『求めている人物像とは違うんだよね』って言われるんだよ。そんな始めから負け確定の企業に応募せず、こちらに興味がある前提の話となると受かりやすい。無論、大手からの募集もある。今の時代、人口減少の影響で少しでも人材確保に躍起になっている企業がいるからな。こんな俺でも興味を持ってくれる大手を見つけ出す上でも十分役立ったサービスだ」

 

「ところでそれの何処が『志望先にプラスになる情報を入手』する話に繋がるのでしょうか?」

 

「要は『どうして私に興味を持っていただいたのでしょうか?』と質問出来るんだ。リクナビだとこちらから応募する関係上『こんな風に働いてみたいです』なんて、もう調べてある前提で勝負しないといけないだろ?んで調べた内容が的外れであればその時点でアウト。1回限りの面接なのだから、志望先の業務がどんな物なのか?聞けるサービスがあればなと思い、これを使用した。実際、興味を持ってくれた理由を聞くとアルバイト先で判断してくれる要素も分かった。

 

 俺の場合だが、居酒屋でアルバイトをしていたんだが、居酒屋向けに商品を売っているビール、ならびに銀行、またはIT企業からスカウトが来ていた。全部、会ってみたのだがビールメーカーの場合、『居酒屋ではどんな酒が売れて、どんな風に売れば良いのか心得てそうだったから』と聞かれたり、IT業界の場合、居酒屋って日本特有の文化だから外国人観光客が訪れる事が多いらしく、外国人向けにITサービスをしている会社がどんな外国人が来ていて、なぜ来ていたのか?需要を心得ているので?と関心を持って聞いてくれた。

 

 今まで居酒屋のバイトをしているだけで大手に受かるチャンスが生まれるなんて思ってもいなかったから、彼らの話を聞いて、自分のどのような経験から関心が生まれるのか?それを知る為にも結構役に立ったサービスだったよ。

 

 

 

 

大手・優良企業に受かる為のコツ

「なるほど、そうやって志望先の業務で役立ちそうな情報を実際に働いている人から引き出してきたっていう訳なんですね。参考になります。ただ正直、今の話ですと学生時代に頑張った事で使えそうなネタの見つけ方は分かりましたが、志望動機や自己PRなどはどのように質問すれば良いのでしょうか?」

 

「志望動機の参考となる情報の引き出し方なんだが、やはり志望先の仕事のやりがいについて確認する質問が良いだろうな。大手に受からない就活生の特徴としてお金目的で応募してくる人がいる。例えば給料とか福利厚生が良いとかな。しかし面接で『どうして弊社に応募したの?』なんて聞かれても、大手だからとか、リーディングカンパニーだからとか企業の特徴くらいしか語れないだろ?

 

 そんなんじゃなくってさっきの食品業界のように御社の健康食品で人々の健康を支えたい、とか、また別の例として冷凍食品で食事の手間を省いて、育児や炊事で苦労する人々の負担を減らしていきたいなど、社会に役立つ仕事をしたいと言えるようになる事が立派な志望動機を作るコツだ。お前がもし志望動機を作るネタを引き出したいのであれば『やりがい』に関する質問をした方が良いだろう。

 

 俺の場合だが、仮にスカウト型サービスの面談で『どうして弊社で働いてみたいと思ったの?』なんて聞かれたらこんな風に答えていた。

 私自身、 居酒屋でアルバイトをしていたのですが、その時に 銀行の融資の話ということで銀行員が訪ねてきていたんです。 恥ずかしながら銀行員の仕事っていうのはお金を貸して高く取る借金取りのような仕事なのかなと思っていたのですが、バイト先の店長の話を丁寧に聞いて、どのように資金運用すれば店が良くなるのか?そんなコンサルタント業務のような仕事だということを知ったんです。

 ビジネスって単なる金稼ぎだと思っていたのですが、実際は人に役立つ事をしてそのお礼としてお金を貰うのが根本にあるんだな。と思い、私自身世の中に役立つような提案が出来る人になってみたいと思ったんです。

 しかし恥ずかしいのですが御社の仕事について色々とネットで調べたのですが どんな商品売っているか分かっても、その商品がどんな風に世の中に役立っているのか見えなくて、だからこのように実際に働いている方とお会いしてどんな風に私は御社で働くことで世の中に役に立てるような人に成長出来るのか知りたいと思ってお会いしました。

 

 とこんな風に答えていたね」

 

「なるほど。確かにこう言えば世の中に役に立ちたいと思っている立派な若者。みたいに見てれますね。そして向こうも恐らくどんな風に自分達のサービスが世の中の役に立っているか教えてくれるでしょうし、それで『私はこんな風に働いてみたいです』って言えるようになるわけですね」

 

「業界毎の情報収集はこのように集めていた。そして次に自己PRについてだが、これは志望先との仕事との相性について述べられた方が良い」

 

「相性ですか?」

 

「例えばJRや京急のような鉄道業界の場合、鉄オタのように電車好きであれば受かると思うかもしれないだろ?しかし実際に鉄オタの話を聞いてみると

『毎日、厳しい上司に説教されるし、更に駅員だと毎日酔っ払いや満員電車の対応で疲れる。大好きな電車の仕事だけど、どちらかと言えば色々な車両を見て、それを記念として残したい気持ちから来ているから、俺は鉄道業界よりもあちこち飛び回れる旅行業界の方が良かったかもしれない』

 なんて言っていた。

 

 就活ではこのように就職した途端どのような仕事を行うのか分かり、数年後に早期退職をしてしまう就活生が後を絶たない。人材採用の仕事というのは1人採用するのに100万円かかるとされているから、1人辞める事になれば100万円が無駄になる事になる。だからこそ自己PRを通して『この子は本当にこの仕事に向いているのかどうか?』その悩みを無くすような説明が出来れば大手に受かる就活生に1歩近づけると思う。

 

 ちなみに鉄道業界って言うのは毎日電車が正しく動けるように時刻管理や健康管理などに気を付けてちゃんと正しく動かせるように頑張る責任感の高い人が向いていると言われている。実際、車両事故や震災の影響で移動が困難になり、その際に電車で常に移動出来る大切さを目の当たりにして『社会に必要なシステムをちゃんと機能するように努めよう』と考えている人が向いているとされている。

 

 だからもし俺が働いている人に質問する機会があればさっきの鉄オタの例を挙げて

『このように鉄オタのように鉄道に関心のある人が向いていると思っていたのですが、実際は車両を正しく動かす事で人が当たり前のように過ごせるこの日常を守りたいと思っている人が向いていると聞きました。その為、お尋ねしたいのですが、御社の仕事で向いていると思われる人ってどんな人でしょうか?またこんな人は向いていないな?と思う方はどんな方でしょうか?』

 とこのように尋ねて自己PR作成に必要な情報を引き出していたよ」

 

「素晴らしいですね。これで志望動機や自己PRの作り方は何となくですが、コツは掴めました」

 

「大抵の就活生というのはお金目的で就職先を決めている。しかし当然だがそんなお金目的で応募してくる就活生なんて人間性に問題があるから、 何かしら仕事においてやりがいを感じるみたいな言い方を面接で出来るようにしておく事が内定に近づく1歩になる。だから志望動機やら自己PRなどを練りたいのであれば『やりがい』この辺を意識して情報収集をした方が良いと思うぞ」

 

大手に受かりつつ、自分に合った会社に就職する方法

「先輩、とりあえずこれから就活でやるべき事は見えてきました。ただそれで大手に受かる事が出来ても、果たしてその就職先が自分にとって良い就職先なのか?その辺の判断が出来ないでおります。もし先輩でしたら自分にとってプラスになりそうな就職先をどのように見極めますか?」

 

「俺自身の体験談を話そう。俺自身、お前のように自分にとってプラスになりそうな会社に就職したいと思い、IT企業に就職しようと思った。なぜITかだって?ウチの親父は仕事は出来る方だったんだが、上司からいつも無茶な要求されたり、お客様から理不尽な要求をされてできなければ怒られる働き方を間近で見てきた。おまけにこの間、癌が見つかって長期で働けない事を悟り、早期退職コース。そんな人間関係に疲れる働きぶりを見てきたから、例え嫌な人の下で働いても、また病気になっても食べていけるようになりたいと思い、ITスキルを身に着け、自分だけのサービスで食べていくんだとIT企業の就職を目指した。

 

 実際、俺は時代に恵まれ、将来性のあるITスキルを学べるIT企業に就職した。本来であればITスキルを身に着けられれば、それで安泰だと思っていたが現実は違った。なぜなら日本企業の場合、いくら大変な仕事をこなしても昇給金額が5000円しかない事がある。いっきに月30万、50万行くためには40代、50代とそこまで働かないと貰えない。おまけに信じられないだろうが、ITスキルが身につくと『君は頼りになる』と言われ、色々な仕事を押し付けてくるんだ。要は他の人にやらせるよりも実力のある人に任せておいた方が良いって言う事になり、他の連中は定時に帰るのに、俺は夜遅くまで働く事になっていた。高いITスキルを身に着けても、俺は自分独自のサービスすらも作る時間を作れず、会社に飼い殺されるなんて日が毎日続いた。ちなみにその実力のない人の給料は俺と5000円程度しか変わらない。

 

 だからお前は今、良い会社に就職する事を目指しているが、大手に就職しただけで成功するとは限らない。まぁ、どこかの安月給の会社よりもマシってなだけで大手に受かっても安泰ではない。だから俺個人として入りたい会社を絞り込む為には『憧れの人が誰なのか?』それを見つけるべきだと思っている」

 

「憧れている人、ですか?」

 

「その通りだ。実は俺が社会人になって以降、大学時代の知人達で同窓会を開いたんだが、みんな面白い事をやっていた。奇遇にも俺と同じIT関連なんだが、会社で仕事をしている傍ら、ブログを書いて、それが軌道に乗って副収入を得ているらしい。まぁ、俗に言う広告収入って奴だ。そいつは俺がさっき言った定時に帰るやつみたいな働き方をしていて、昔から『会社勤めなんか辞めて、個人収入で悠々自適な人生を送るんだ、とブログで収入を得るのに必要なWebマーケティングスキルを学べる会社の就職を目指したんだ。他の人はアプリ開発、もう一人は既に独立してコンサルティング業務を行っている人もいる。ある意味、自分の食いぶちを確保しつつ人達と言えるだろうな。

 

 まぁ、何が言いたいかというと会社に頼らず自分の食いぶちを見つけられる方が自分のやりたい事が選択しやすくなるわけだから幸せになりやすいって事だ。実際、家族やうざい上司から『辞めないでくれ』なんて言って気分が良い話を聞いたりしたよ。そして彼らがそんな成功をしたのかというと、実際にやっている人を知って、その人のマネをして成功したんだ。

 

 他の人の話を聞いても『憧れている先輩がいて』と会社勤めだけど、どのようにお客様に提案すれば良いのか?どのように家庭と仕事を両立すれば良いのか?など成功例を元をに動いている。だから良い会社に受かる、というより良い人と巡り合う事が幸せになれる1つのきっかけになると思っている。だから良い企業を選別する上で、どんな人になりたいのか?その辺が肝になってくると思うぞ」

 

「なるほど、要は色々な人に出会って、どんな人生を送りたいのか考えて、そしてそのスキルを身に着ける為にはどうしたらよいのか?と考えれば就職先も絞り込めるようになるってわけですね。ただ正直、そんな憧れている人なんて今のところいません。その場合、どうしたらよいでしょうか?」

 

「やはり就職する前に色々な人とであって一番良い人に絞り込む、って言うのが答えになるんだろうな。さっき言ったスカウト型の人達と話していても憧れの先輩について話してくれて、それでなぜ憧れてどのようにスキルを身に着ければ良いのか聞ける。だからスカウト型就活サービスでも利用して大手に受かるコツを身に着けつつ、将来に向けた人生設計を見出せれば、おのずと就職先を絞り込めるようになると思うぞ」