内定がないまま卒業したらどうするべきか?

『内定がないまま卒業したらどうなるのか?』

『内定ゼロ。卒業後どうなってしまうのか?』

『内定なし。卒業してしまい、人生終わった』

 

 など新卒就活で失敗し、内定がないまま卒業してしまった場合、どのように立ち回れば良いのか?

 

 既卒後、内定がないまま卒業した言い訳が思いつかず、無職の状態が続き、ブランク期間が長びくほど『刑務所に服役していたのでは?』と前科持ちだと疑われ、既卒後の就職が不利になっていきます。

 

 その為、既卒者の中には直ぐハロワで職を探すも、面接で事ごとく落ち、だからもうバイトでいいやとバイト生活への方針転換も考える人もいます。

 

 しかしバイト生活でも、する事は同じ事の繰り返しでスキルが積めず、物価が高騰してバイト代だけでは貯金が出来ない上、不景気になるとクビになるという不安定さがあります。

 

 このように既卒就職やバイト生活もどちらも険しい道と言わざる得ませんが

 

世の中には既卒者でありながら最終的に優良企業に就職する人もいます。

 

 内定がないまま卒業してしまった場合、どのように立ち回れば良い企業に就職出来るのか?ここでは実際に内定がないまま卒業してしまった就活生と大手の人材斡旋会社で働く先輩の視点で既卒後に成功する為のコツを紹介しております。

 

 

内定がないまま卒業したらどうするべきか?

 

『内定がないまま卒業してしまった』

 

 後に既卒就職で内定が取れた俺だが、当初は苦難の連続だった。新卒採用ではもう最後のチャンスだった選考で不採用通知を貰い、俺は直ぐさまハロワに駆け込んだ。

 

 しかしハロワで探すも、面接で事ごとく落ち続け、もうバイトでいいやと思ったが、バイト先の先輩達を見ると30代から急に選べる仕事が減ったり、収入が安定しないせいでクレカやローンの審査が通らず、付き合っていた恋人の親から結婚を猛反対され別れる話を目撃しまくり『やっぱ職を持ちたい』気持ちが強くなった。

 

 その為、既卒就職を始めてみたのだが、既卒での成功割合は4割だと言われる程の狭き門

 

 つまり色々と試行錯誤しても失敗し続ける事になる。しかし突破口になったのは知り合いに大手の人材斡旋会社で働いている先輩がいたので、内定がないまま卒業してしまった場合の成功のコツを教わる事にした。

 

内定がないまま卒業したのに成功する人ってどんな人?

「という訳なんです。先輩、その為、内定がないまま卒業してしまった場合、具体的にどうやって成功すれば良いのか?その道筋が見えません。先輩の知っている人の中で既卒で成功する人って具体的にどんな事をしたのか?具体例を教えていただけないでしょうか?」

 

「内定がないまま卒業してしまったのであれば最低でも以下の3つの対策が必要だ。

1,内定がないまま卒業してしまった言い訳を用意する

2,内定がないまま卒業してしまった場合でも魅力的に感じるアピールを用意する

3,内定がないまま卒業してしまった人を採用しても良いと思っている優良企業を見つける

 

 

内定がないまま卒業した言い訳はどうすれば良いのか?

 

 内定がないまま卒業してしまった以上、

『なぜ内定がないまま卒業してしまったの?』

 

 と必ず聞かれてしまう。そして既卒で失敗する就活生の言い分として

・ 『親が妨害してきた!』と、失敗した原因を他人のせいにする
・ 『コロナのせいで・・・』と、自分には頑張った経験がないと言い訳する
・ 『面接で緊張してしまい』と、精神面の弱さを主張する

 

 というのがあるが、まぁ、内定がないまま卒業してしまった人の中には親の干渉、例えば『私の言うとおりにしなければ家から出ていけ!』『保護者同意書にサインしないぞ』と、俺も聞いててどうしようもない毒親が原因で失敗する就活生もいる。

 

 ただそれは同情されるだけで、同情されても採用までには至らない

 

 なぜなら面接官は仕事が出来そうな人を探しているわけで、親の過干渉が激しいと

『では仕事中に口出ししてきたらどうやって止めるの?』

 

 と、親の干渉が原因で仕事にも支障が出る危険人物としか見られない。

 

 また別の意味では周囲からの反対や環境のせいで失敗したと言うと

(つまり弊社に就職しても、知名度が低い、良い商品を扱っていない、と言い訳して仕事が出来ないと言い出すのかな?)

 

 と責任転換されるのでは?と警戒されてしまう。

 

親の干渉で内定がないまま卒業してしまった場合の言い訳の成功例

 

 だから親の干渉で内定がないまま卒業してしまった言い訳の成功例として

『内定がないまま卒業してしまった原因は在学中、親との会話が少なかったのが大きな原因です。

 

 私は既に20代なので、当初自分の事は自分で決めるべきと思っていました。しかし就活では保護者同意書が求められ、親の許可が必要だと知りました。その為、内定後、親に就職先を伝えたのですが、猛反対され、結果、内定を辞退する事になりました。

 

 既卒後ですが、親も就活の厳しさを理解し、謝罪もされ、和解しました。私自身の反省点として独りよがりになっていたのが失敗に至った原因だと見ております。親として子供の将来は気になる点であり、せめて経過報告はすべきだったと思っています。

 

 その為、今回の出来事を機に重要な決断をする際は事前に周囲の人と相談する姿勢で臨みたいと思っております』

 

 と、このように親との衝突により内定が取れなかった話をしつつ、自分の対応に問題があった、そしてこの教訓を機に、仕事でも重要な決断をする際は一人で勝手に判断せずに周りと相談しながら決めたいと思います、と仕事においてもプラスに繋がる話し方にした方が良い。

 

 内定がないまま卒業してしまった場合の言い訳として言い訳せず、自分の落ち度を見出し、そして社会人が仕事をする上で必要な姿勢とは何なのか?と、価値観が変わった話し方をすると良い。

 

 失敗する就活生の場合、失敗しても仕方がない言い訳を用意するが、先ほども言ったが同情されてもその就活生の実力が見えないのであれば採用は避けられる。それ故、言い訳しつつ、正しく反省出来る、また転んでもただは起きぬ姿勢を見せると、逆に印象が良くなるので、この手の言い方を心得ておく事」

 

特に理由もなく内定がないまま卒業してしまった場合の言い訳

「先輩、確かに言い訳ばかりする人って信用出来ない人と見られてしまう為、気を付けないといけないのは分かります。ただ私の場合、特に頑張った事がないせいで内定がないまま卒業してしまった身です。このように何の実績もない場合、どのように言い訳すれば良いのでしょうか?」

 

「俺の知っている例だが、こんなのはどうだ?

お金目的で就活をしていたのが失敗原因だと見ております。

 

 私の家庭は裕福な方ではない為、少しでも給料の高い企業に就職して家族を安心させてあげたい気持ちがありました。

 

 しかし今思えば歩合制や昇給など金銭面の言葉を多用し、肝心の仕事については触れていなかったのが面接で悪い印象として伝わったのかなと思っています。

 

 変わるきっかけになったのが既卒後、バイト先でコロナで経営不振に陥っていた所を銀行員がテイクアウト型のサービスを提案し、専門外であるにもかかわらず、テイクアウト用の容器の選定やUberEatsなどの使い方を教えていたのを間近で見ました。勿論、投資や導入時の融資提案はありましたが、お金を稼ぐ事が目的ではなく、本来ビジネスはお客様から感謝されてこそ成り立つモノだと思え、お金ばかりの追及を変えるきっかけになりました。

 

 その為、今はお客様にとってプラスになる提案が出来るよう営業職を中心に志望しております』

 

 と、お金目的の就活ではなく、お客様の為に貢献しようとする姿勢に変わった。という話が出来れば良い。

 

 お前は自分は何も頑張った事をしていないから新卒だけでなく、既卒も就職も出来ないと考えているかもしれないが、就活では頑張った経験よりも仕事が出来そうな雰囲気があれば内定が出る。

 

 だから特に頑張った事がないから内定がないまま卒業してしまったのであればその失敗経験がどのように今後将来志望先の業務に役立つのか?その例としてお金目的ではなく、お客様の視点に立って考える姿勢に変わったなど、プラスになるようなアピールが出来れば良い」

 

内定がないまま卒業してしまった人向けの優良企業の見つけ方とは?

「なるほど仕事が出来る雰囲気ですか。頭に入れておきます。ただ先輩、そうなりますとアピールする内容として仕事で成果をあげられそうなネタが必要です。正直、全然そんなネタがないのですが、仕事が出来そうな雰囲気を出す為にどのようにアピールすれば良いのか教えて下さい

 

 だったら営業のスキルがあると思わせるアピールをした方が良いかもしれないな。

 

 内定がないまま卒業した就活生の悩みとして

『どの企業を志望すれば良いのか分からない』

 

 と相談してくる人がいる。

 

 まぁ、既卒の場合、新卒の時と比べ、募集している企業は少ないし、企業情報も少ないせいでどうアピールすれば良いのか分からないと悩む人が結構いる。

 

 俺個人の印象だが、既卒採用している企業というのは新卒では見向きもされない知名度の低い企業で、ライバルの少ない既卒枠で人材確保しようと頑張っている印象が強い。要は設立して間もないベンチャーや他の成功しているビジネスを模倣している会社などが目立つから、中々そこで働きたいと思えるアピール要素が少ないんだ。

 

 ただそこで働く人達がやりがいとして感じているのはその扱っている商品が好きだからもあるが、お客様にとってプラスになる提案をしている事へのやりがいを意識している事が多い。

 

 だから内定がないまま卒業してしまったのであれば、

『お客様の気持ちに応える為、自分で提案出来る営業の仕事をしてみたいと思っています。だから御社であればその手の願いが叶うのでは?と思い、志望しました』

 

 と言えれば良い」

 

内定がないまま卒業してしまった就活生を採用してくれる優良企業とは?

 

「先輩、確かに既卒では新卒の時と比べてアピールの仕方が難しい問題があります。しかし出来れば優良企業に就職したいのですが、具体的にどうやって優良企業を見分ければ良いのでしょうか?

 

「優良企業の見分け方というより、既卒の場合、さっきも言ったが知名度が低くて、同業他社と差がないビジネスをしている。だから優良企業になる為には他社に負けない何かを作って成長するしかないから、成長の見込みのある企業としか言いようがない。

 

 まぁ、既卒の優良企業って正にビジネスで成功し続ける、なんて思えるほどの成功を収めないといけなくて、巷では『既卒でも大手に入れる!』って言う人がいるけど、その手の募集人材って海外の大学を卒業した大学生を対象にしている事が多いから、一般就職枠で入れる事はまずない。

 

 だから俺自身、既卒で就職するのであればそこでスキルを身に着け、将来、更に上の会社に転職する事も視野に入れて就職活動をした方が良いと思っている。だから俺個人として比較的優良企業と言える企業というのは

・ 研修制度やマニュアルなどが完備されている企業
・ 既卒採用をして即戦力を育てた経験がある企業

 

 だと思えるから、面接の際、

『一人前になる為にどんな風に御社でキャリアを積めばよいでしょうか?』

 

 と聞いてみるのも良い。

 

内定がないまま卒業してしまった場合、どんなアピールをすれば良いのか?

 

 では具体的にどうやってアピール内容を練れば良いのか話したいと思うが、実際の具体例として以下のようなアピールがある。

 私のバイト先ではコロナの影響で店が閉店の危機に陥っていました。しかし食品の営業担当者が店長にテイクアウト型の販売方法に切り替えましょうと提案し、UberEatsを導入する事になりました。しかし店長はITに対して強くなく、更に導入費用も高い事から、当初は断っていたのですが、ITツールの導入に助成金が出る事、ならびにUberEatsのサポートがある事を説明し、同意に至りました。

 また営業マンはUberEatsの掲載ランキングをあげる独自マニュアルも提供し、掲載する料理の写真の見栄え、美味しそうに撮影する方法、そしてUberEatsの検索で引っかかるよう料理の紹介文に料理の特徴、味、使用食材や調理法を詳細に書くよう勧められました。

 結果、UberEatsのランキングに載り、テイクアウト型の利用者が増え、売上も持ち直し、閉店の危機を回避する事が出来ました。

 私自身、仕事とはお金を稼ぐ事だと思っていたのですが、その営業マンのようにただ商品を売るだけでなく、飲食店の運営を支えて、その傍ら自社商品を売るというスタンスもある事を知り、お客様にとってプラスになるような提案が出来る営業マンになりたいと思っております。

 その為、私はITツールの導入時は、資金的な問題、ITスキルに関しては助成金やサポートサービスがあるか確認したり、導入する為の最適な提案が出来る人になりたいと思いました。

 

 と、上記のようにこれは営業職向けだが、営業には客に『提案』そして『説得』などのスキルが求められる。

 

 上記の場合、営業のスキルがあると思わせるコツとして、

1,課題(コロナで来客が減っている)、
2,提案(来客型のビジネスではなくテイクアウト型に切り替える)
3,説得(資金的な問題を助成金で、IT知識はサポートサービスを利用)
4,フォロー(UberEatsで成果をあげるマニュアル提供)

 

 の上記4つが必要なので、それを間近で体験しました、と言えれば営業が出来そうな既卒生として見られやすくなる。

 

内定がないまま卒業してしまった就活生の面接対策例

 

 ちなみにこの履歴書の内容をもって面接に臨むわけだが、高い確率で本当にこの就活生自身が成果を出せるのか?ポテンシャルを確認してくる。

 

 それ故、上記の履歴書には面接官が質問しやすいように少しばかりのこちらが有利になるような質問へと誘導するコツが必要になってくる」

 

「有利になるよう誘導ですか?」

 

「ああ、例えば上記の頑張った例には以下のような文言を書いている。

・ UberEatsの検索で引っかかるよう料理の紹介文に料理の特徴、味、使用食材や調理法を詳細に書くよう勧められました
・ 閉店の危機を回避する事が出来ました
・ 導入する為の最適な提案が出来る人になりたい

 

 だから面接では高い確率で

『どんな風に料理の紹介文を書いたの?』

『なぜ閉店を回避出来たの?』

『最適な提案が出来る人になりたいって言っているけど、具体的にどうやってなるつもりなの?』

 

 と3つの質問が出る可能性が高い。だから面接でこの手の質問をされた場合、

 

『どんな風に料理の紹介文を書いたの?』の場合(魚専門飲食店の場合)

  1. 商品名、キャッチコピー、説明文に魚料理を特徴的に表現しました。 例えば、「鮮度抜群の旬の魚を使用したこだわりの料理」「地元漁港直送の新鮮な魚介類を使用したメニュー」など、商品特徴を明確にアピールする表現を使う事で、検索エンジンが魚料理に関連するキーワードとして認識しやすくしました。

  2. メニュー写真を美しく撮影し、魚料理の魅力をアピールしました。 写真は商品を選ぶ上で非常に重要な役割を果たすので、美しい写真を使用し、商品の魅力をより多くの人に伝えようとしました。

  3. キーワードを適切に使いました。 商品名や説明文に、よく検索されるキーワードを適切に使う事で、より多くの人に見てもらえるようになります。例えば、「魚料理」や「海鮮料理」、「宅配」や「デリバリー」など、関連するキーワードを適切に使用する事が大切にしました。
  4. 注文や配達に関する情報を明確にしました。 UberEatsの検索ランキングは、ユーザーの評価や注文数、配達時間なども考慮されので、注文や配達に関する情報を明確に表記する事で、ユーザーの利便性を高め、ランキングアップにつながりました。

 と答えれば良い。

 

『なぜ閉店を回避出来たの?』の場合

コロナの影響で、魚料理店が閉店の危機に陥っていたのですが、UberEatsの導入によって従来、雨の日は来店客数が少ないのですが、逆に雨の日が1番注文が多い状態となりました。更にテイクアウトにも対応し、魚料理には、骨やスープなどの扱いにくい部分があったのですが、スープを注ぎやすいように細口の容器を使用したり、骨が取りやすいように専用のピンセットを添えたりして問題を回避しました。その結果、コロナの影響で来店客が減っていたにもかかわらず、注文が増加し、閉店の危機を回避する事が出来ました。

 

 と答えて、工夫した具体的な事象を言えれば良い」

 

内定がないまま卒業してしまった就活生の卒論アピール例

「なるほど先輩、それなら面接での質問に答えられそうです。ありがとうございます。ただ先輩、面接対策としてもう1つ『将来どんな風に働きたいの?』とキャリアプランについて聞かれると思います。その場合、どのように答えれば良いのでしょうか?」

 

「それは面接対策で出てくる『最適な提案が出来る人になりたいって言うけれど、どうするつもりなの?』という誘導質問の答え方に繋がってくる。

 

 ここで重要なのは、内定がないまま卒業してしまった就活生のダメな部分として就職目的になっている人が多い。

 

 つまり就職してからのキャリアプランについて正しく述べられればその就職目的の悪い印象を払拭出来る。

 

 だから何もしてないって困るかもしれないが、既卒者のメリットとして卒論もアピールの対象になっている。だから営業のノウハウ就職した後のキャリアが分かるテーマで卒論を書きました、なんて言えれば印象が良くなるから、そのアピールの仕方を紹介する。

 

 先ず事前知識として出来る営業マンって言うのは、さっきみたいに飲食店の店長に提案しつつ、その後、また新しい提案をして契約成立に結び付ける営業マンだと言われている。

 

 要は1回きりの付き合いだけでなく、長い付き合いを見越して提案し続ける人がいるから、内定がないまま卒業したのであれば

『1度きりの提案だけでなく、その後、その運用過程で新たな提案が出来る営業マンになりたいです』

 

 と言えるようになる事がコツだ。

 

 だから卒論をアピールする場合、

リピートし続ける営業マンになる為には?と言うテーマで卒論を書きました。

私自身、出来る営業マンと言うのは、ただ一度きりの提案だけでなく、その後の運用においても、あなたの課題を見つけて、更に新しい提案が出来る営業マンだと思っております。その為、断続的に提案出来るようになる為、卒論においては、どのように提案し続ければ良いのか?断続的な提案方法について卒論にまとめました。私自身、お客様と継続的に支えられるよう最適な提案が出来る営業マンになりたいと思っています。

 

 と、提案で成果をあげられそうな営業マンを目指していると思わせれば良い。

 

 そして具体的に書いた内容として

ある飲食店では注文を紙ベースで管理しており、手作業で対応していたので、営業マンはその課題を見つけ、デジタル化する事で効率的に管理できるクラウドシステムの提案を行いました。また、その提案が受け入れられた後、更にお客様自ら注文出来るよう設置型の注文機材の導入を提案し、2回目の提案を行いました。
ある飲食店では商品の包装材は高密度ポリエチレン(HDPE)やポリプロピレン(PP)など商品の保護性や品質を確保していたのですが、脱プラの影響により環境負荷の低いバイオプラスチックの使用を新たに提案しました。

 

 と言っていた。

 

 だからせっかく内定がないまま卒業したんだし、卒業論文を1つのアピールとするのも良いと思うぞ」

 

内定がないまま卒業したのに採用してくれる企業の見つけ方とは?

 

 まぁ、それでもコロナとかウクライナ侵攻とかで不景気になるとどの企業もコスト削減でブラック企業になりかねないから、一概に上記のやり方で見分けられるわけないんだけど、それよりも既卒就職で一番難しいのは既卒を募集している企業を見つける事だ。

 

 実際に応募条件には「学問問わず」と書かれているが、問い合わせてみると

『既卒者は募集していません』

 

 なんて言ってくる。

 

 募集の裏側を知っている俺からの印象だけど、日本は一括採用で取り組んでいるから、新卒の場合、どの時期に就活生が応募してくるか予想出来るから面接官の確保やスケジュールなどが組みやすい

 

 しかし既卒の場合、いつ応募してくるか分からないから、面接官の確保が出来なかったり、または新卒枠が埋まっているという理由で企業自体が採用活動が出来ないパターンに陥る事が目立つ。

 

 事実、俺の知っているパターンだと年末年始や夏休みになると親から『早く就職しろ!』と触発されて既卒就職を始めるけど、年末や夏休みって社員が長期休暇を取っているし、ボーナスを出す時期でもあるから採用にかける時間や予算が無いって事で、この時期は特に『募集していない』って言ってくる可能性が高い。

 

 だから1年中、学問不問と募集要項に書いているけど、場合によっては向こうの都合で『募集していない』と言ってくる可能性があるから、内定がないまま卒業してしまった就活生は自分を採用してくれる企業を見つけるのも課題なんだ。

 

 だから内定がないまま卒業してしまった場合の就職活動としてオススメの方法は2つ

 

 1つはスカウト型就活サイトを使って、既卒だと事前に説明して、それでも採用してくれる企業のスカウトを待つやり方をする。

 

 上記のように民間やハロワでも既卒生の採用を向こうの都合で断る事がある為、効率的に就職活動を進める為にも、こちらから出向くのではなく、向こうから声をかけてくれる就活の方が自分を採用してくれる企業が見つかりやすい。

 

 実際、Paceboxでは自分のプロフィールを事前に載せて、スカウトが来るまで待っていれば既卒でも良いから採用したいと言ってくれる企業が向こうから知らせてくれる。

 

 だから内定がないまま卒業してしまったのであれば、いっその事、バイト生活を送りながら既卒就職を続けてみるのも良いと思う。

 

 内定がないまま卒業してしまった場合、ブランク期間が長いと『刑務所に服役していたのでは?』と疑われてしまうから、バイトでも何でも良いから働いていた方が良いという事。

 

 しかしバイト生活しながらだと既卒就職する時間の確保、面接の為に休暇を取っても先の採用する気のない企業の被害に遭う可能性があるから、既卒就職とバイト生活の両立が1つの課題となってくる。

 

 ただスカウト型の場合、バイトの休憩時間の傍ら、どんな企業から自分にオファーが来ているのか確かめるだけで、自分が応募出来る企業が見つかる。要は調査時間を節約出来るってわけだ。

 

 あとは先の営業のノウハウをアピール出来れば、どの企業に応募する事が出来るようになるから、バイトしながら既卒で正社員を目指すのであれば、この手のスカウト型を利用してみるのも良いし、逆にバイトで店長補佐など正社員登用を目指すのも良いと思うぞ」

 

 

 

 そして2つ目だが、これは内定がないまま卒業して、バイトではなく、既卒就職1本でやる場合だが、やはり志望するからには志望動機が必要だろ?

 

 今の時代、紹介する人材を集める為に無料でイベントや内定者のエントリシートを見れるサービスを行っている所がある。だから志望動機をどう作れば良いのか迷った場合、

『イベントで御社の雰囲気が良かったから』

 

とか

(内定者のESを参考に志望動機を作成しよう)

 

 などイベントに参加したり、志望動機を閲覧するだけで突破口になりえる。

 

 それにエージェントサービスって、応募する前に採用枠があるかどうか確認してくれるから、始めから採用する気のない面接を受けるリスクを避けられる。

 

 だから内定がないまま卒業して直ぐ正社員になりたいのであれば、エージェントサービスを利用してアドバイスを貰ったり、またイベントや内定者のエントリシートを見て、アピール内容を練っていく事をやってみても良いと思うぞ」