『Fランが大手から内定を取るにはどうしたら良いのか?』
『Fランでも入れる大企業なんてない?』
『Fランでも入れる大手企業があるけど、無理、ついていけない』
Fラン大学出身者の場合、就活では学歴フィルターや学歴差別などあり、なのに『なぜFランなのに大手に入れる人がいるのか?』と気になると思われます。
事実、Fラン就活生の中には悪いFラン就活生だと思われないようアピール内容を工夫したり、または学歴フィルターにかからないよう就活のやり方自体を工夫する人がいます。
では具体的にFラン就活生はどうやって大手に就職する事に成功したのか?
ここでは実際にFラン就活生でありながら、大手に就職する方法を実践し、無事、内定を取った具体的な例を紹介しながら解説したいと思います。
Fラン就活生が大手に就職する為に何をするべきなのか?
「お前、Fランなのに何で大手から内定が取れたんだ!」
と、俺の周りには大手から内定を取った噂を聞きつけ、どうやったのか説明しろ!と言ってくる連中に囲まれてしまった。しかも講師までいるし。
まぁ、驚くのも無理はない。実際、俺は勉強もろくにせず、誰でも受かるFラン大学に入ったし、講義もあんまり出ず、あるとしたらバイト程度で、まぁ、誰もがやった事がある活動くらいしかしていない。
だからこそ俺も大手に就職出来ると期待を抱き、俺から裏技を教えろと迫ってくる人が結構いる。それ故にここではFラン就活生でありながら、大手に就職するノウハウを俺個人の観点で説明してみたいと思う。
Fラン就活生を評価しない大手の心情を知ると対策が見えてくる
まず多くの面接官は『Fランなんだから大手なんて無理だろ?』と先入観を持っている事が多いから、その無理かどうか確かめてくる質問を面接で良くして来る。
例えば大手面接官がFランの就活生を採用したくない理由の1つにビジネスマナーがある。
Fラン就活生の中には敬語やメールの書き方、それどころかパソコンすら使った事がない人もいる。そしてそんなFランを採用してしまったせいで「そんなの今まで使った事ありません」「先生や講師から教えてもらえなかった」「何とかして」と言い訳してきて手を焼かせられる。
だから面接ではそんなFラン就活生の仕事が出来ない要素をいくつか調べて、そして面接で思わぬカウンターを喰らわせるのが1つのコツになってくる。
そして俺の場合、敬語もそうだが、ビジネスマナーを心得ているFランだと思わせる為に居酒屋でバイトしていたマナーの悪いFラン大学生を更生させた話をした。
ダメなFラン就活生ではないと感じさせる例
自分だけでなく、他人のビジネスマナーを改善させた話が出来れば自分だけでなく、これから採用してくる人材も立派に育てられると見られるから、Fランでも大手に就職出来ると感じさせるエピソードになってくる。
例えば遅刻を繰り返す新人バイトがいた場合、一方的に叱らず、先ず原因究明と、再発防止の徹底に専念する事が大事だ。だから俺の場合、バイトリーダーとしてまずは相手の立場に立って『何故遅刻を繰り返すのか』確認した。
そして遅刻する原因は夜中のゲームのやりすぎによる寝坊だと判明。だから俺は彼が寝坊しないようモーニングコールを提案し、起きる時間帯に俺から電話する事をした。
これで改善すれば御の字だが、大抵、それで直らないの人というモノ。特にFラン大学に通っていると分かるが、そんな注意されて遅刻が直る人で苦労しないし、それが出来る人が大手面接官から評価される。
だから人を更生させた話をしたいのであれば1度きりではなく、何度も直るまで辛抱強く頑張ったエピソードにしてアピールした方が良い。
それ故、俺はモーニングコールを実践した後、初日は寝坊せずに来たのですが、その後、寝不足で出かける準備に手間取り遅刻。
おまけにゲームじゃないけど寝る前にビールを飲んでしまい、目が覚めて寝付けない。別の日には電車の中で寝てしまい遅刻など色々な理由で遅刻をした。
だからモーニングコールだけでなく、寝る時間も決める。
就寝前のアラームを彼のスマホにセットして、寝る前にゲームやビールを飲まない事を約束。
そして予定の時間に起きれるようスマホのアラームをセットし、スムーズ機能までつけた。
要は規則正しく起きれるよう不規則な生活を正した。
上記の事をして、ようやく彼は時間通りに来るようになり、俺はこの新人バイトの遅刻癖を直したエピソードをESに書いた。
この手の話をすると『なぜそこまでするのか?』と面接で聞かれるのだが、俺は
- 一人でもバイトが欠けると他のバイトの負担が増えてしまう為、避けたかった事
- 寝坊する原因が分かると改善策が思いつく為、実践しようと思った事
- ちゃんと注意した事を守っていた為、彼を信じてみたいと思った事
と頑張る理由を述べると、周囲への人の配慮や、自分がやる必要はないが、やるべき事をする姿勢を見せると良い。
Fラン差別をなくしていく大手に就職する為のアピールの仕方とは?
しかしこの話をしてもFラン就活生の中には『でも結局、学歴で評価されるのでしょ?』とどれだけ立派なエピソードを話しても、学歴で全て判断されてしまうと言ってしまう人がいる。
そんな大手面接官が全員学歴全てで判断してくるとは思わないが、話を聞く限り『Fランだから』という悪いイメージをどうやって払拭させれば良いのか?そのコツを教えてほしいと言ってくる。
だから俺は1つのコツとして人を一方的に決めてつけて判断してはいけない話をする事とアドバイスしている。
というのも、確かに学歴差別など人を学歴で判断する事はいけない事だが、大量の就活生を判断する立場上、面接官は簡単に事を済ませてしまう人が結構いる為、自分の時は、学歴以外で判断しようとする意識を芽生えさせた方が良い。
だから俺の場合、遅刻する新人がいた為、直ぐ辞めさせようと店長は言っていたのですが、
「まずは本人とじっくり話し合い、本人の意識や問題の原因を理解しようと努めます。
その上で、適切な指導やアドバイスを行い、一緒に解決策を考えていきます。
しかし、それでも改善が見られない場合は、最終的には辞めてもらう選択も考慮しなければなりませんで、その時は店長にお任せします。
大切なのは、問題に対して適切な対処を行い、周囲の人々にも影響を及ぼさないようにする事だと思います」
と言って、今回の俺のケースはゲームのやりすぎとか、寝る前にビールなど飲んだとか、問題は結構あったが、同じミスは繰り返していなかったので根気よく続けようと思いました、と言えば良い。
この手の人を一方的に決めつけないエピソードの話をすると、面接官も人を審査する立場にいる為か、一方的に学歴とかで決めつけない姿勢になりやすい。
なので、Fランだから差別されると思っているのであれば、学歴や若さなどで人を判断せずに解決するエピソードを話して、学歴以外で判断されるようさりげなく誘導しよう。
Fラン就活生が大手に就職する為にやるべき事は業界分析
と、Fラン就活生だからと差別されないようにする言い方だけでなく、大手から避けられている理由の1つとしてビジネスマナーをあげたが、他にも
- 大抵は指示待ちで、課題を与えても締切直前に出来ませんって言うなど自主性やタイムマネジメント能力が低い
- 何が言いたいのか分からないと論理的思考やコミュニケーション能力が低い
- 何をすれば良いのか分からず、自己学習や情報収集が出来ない上、モチベーションを維持が出来ない
- 更にトラブルやミスを起こすと癇癪を起したり、また怒りを誰かにぶつけるなどストレス耐性や協調性が低い
など色々な問題がある。まぁ、実際、ダメなFラン学生は
- 講師に言われた事をやらず、締め切りを守らずにレポート提出する
- レポートや論文など何が言いたいのか分からず、相手に伝わらない内容を平気で出す。
- 勉強しようにもどうすれば良いのか分からず途中で諦める
- 注意されると逆切れするし、講義にも出なくなるし、酷い場合、暴力沙汰になる
という面をよく大学で見る為、そんなダメなFランだと思われないイメージを面接で見せる必要がある。
ただ俺が今、挙げたモノ以外にも信頼出来ない要素もある為、そんな一度に沢山の事をやろうとしても、途中で挫折するのは目に見えている。だから俺がすすめる方法として実際に仕事が出来る人を真似て、自分も同じ事が出来ますよ、と思わせる方法を取った方が良い。
例えば銀行を志望する場合、銀行員としての仕事が出来ますよ、と感じさせるエピソードを語れれば良い。
ちなみに俺が言った例としては
居酒屋でアルバイトをしていた時、コロナの影響で来客数が減っていた。その為、来客型ではなく、宅配型に切り替える為にUberEatsを導入しようとしたが、初期投資が高く、収益性の見通しも不確かで、資金調達が難しい状況だった。そんな時、訪問営業していた銀行員が資金的なサポートを提案してくれた。低金利の融資プランで初期費用を抑えつつ、売上予測や収益性を詳しく分析し、宅配ビジネスが成功する道筋を示してくれた。結果、無事に居酒屋の経営者は宅配ビジネスに取り組む事が出来ました。
具体的には、銀行員が提案した低金利の融資プランでは、利息負担が従来のプランよりも大幅に削減され、返済額も抑えられた。これにより、経営者は初期投資を無理なく行う事が出来た。また、売上予測や収益性の見通しについては、銀行員が他店舗の成功事例や業界データを基に、エリア別の宅配需要や競合店との比較を行い、リアルな数字を算出。その結果、宅配ビジネスが軌道に乗るまでの期間や、どの程度の売上が見込めるかが明確になった。これにより、経営者は自信を持って宅配ビジネスに取り組む事が出来、事業が成功に向かいました。
ここで分かりやすく解説するが
UberEatsの導入には初期費用が100万ほどかかって、居酒屋の店長はそんな金用意出来ない。
しかし銀行員が「本当なら100万借りる場合、120万で返してほしいが、今回は110万で金貸そう」という低金利融資プランを出したり、「101万お前が返せるように他に店舗がどうやってUberEatsで稼いでいるのかデータを渡す」など、返済の協力をしたりする。
だから銀行員として働けると感じさせたいのであれば、いくらの金を貸して、どのように相手のビジネスを成功させるのか、考えられます、と言えた方が良い。
そして俺は実際にその銀行員の提案を間近で見て、ビジネスを資金的なサポートで支えていきたいと言えて、面接での歯ごたえがあったから、仕事の出来る人のノウハウを身に着ければ身に着ける程就活で有利になっていくと覚えておこう。
学歴フィルターを突破するFランでも入れる大企業の見つけ方
このように、Fラン就活生が、どのようにアピールすれば、大手に就職する事が出来るのか?俺なりに説明してみた。
しかし、この話を聞いた後
『しかし、Fラン就活生である以上、学歴フィルターに引っかかってアピールした内容が無意味になりますよね?』
と学歴フィルターの問題について指摘する人達が現れる。
Fラン就活生の悩みの1つに学歴フィルターの問題がある。
要は、大手ほどの大人気企業になると、当然ながら募集してくる就活生は多い為、高学歴を優先して審査し、そしてFランのような低学歴は後回しされてしまう問題がある。
その為、Fラン就活生の中には、
どうやって学歴フィルターを回避すれば良いのか?
と1つの課題になっている。
学歴フィルターを回避するFラン就活生の例
だから俺なりの答えとして、スカウト型就活サイトを使ってみては?と提案をしている。
このスカウト型就活サイトと言うのは、リクルートのような応募型就活サイトとは違い、採用担当者が就活生の学歴やアピール内容を事前に見て、採用するか判断するスカウト型の就活サイトになっている。
要はリクルートのようにFランを採用する気のない企業に応募してしまい、そして学歴フィルターの被害を避けられると言うわけだ。
事実、俺がスカウト型就活サイトを利用していた時、大手IT企業からスカウトがあった。
なぜ文系出身の俺にIT企業からスカウトが来るのか?
不思議に思っていたのだが、話を聞いてみると、俺が学生時代、UberEatsで、バイト先の店舗のランキング上位にしたと言う話に興味を持ち、スカウトを出してくれたようだ。
このUberEatsの導入の経験が、なぜIT企業から評価される話になるのか?
詳しく話を聞いてみると、大手IT企業の場合、当然ながら、お客様からの注文があって、どのようなシステムを開発するのかと言う話になってくる。しかし、ITエンジニアの中には、口下手で、しかもお客様は、ITの専門用語を理解出来ない人達が多いせいで、システムの魅力を伝える事が出来ない人達が結構いる。
しかし、俺の場合、飲食店の店長にUberEatsのシステムを導入する話をして、どのようにITに詳しくない人でもシステムを使いたいと思わせれば良いのか、心得ている人なのではないか?と言う事でスカウトがあったようだ。
事実、俺の場合、銀行員の人がUberEatsを導入する上でIT導入時の助成金が出る事、ITの使い方に関するサポートがある事を伝え、資金や技術的な問題に対応している。
おまけに配達範囲の拡大や新規顧客の獲得、売上の増加の資料も持っていて、この場所でも十分利用者がいる事も説明。
んで、銀行員はマニュアルも持っていたんだが、UberEatsアプリの使い方や、受注から配達までの流れ、料金体系、キャンセルポリシーも分かり、そして居酒屋のメニューや料理の提供方法をUberEatsに合わせた形で工夫する提案もしてくれて、俺でも理解出来た。
この活動がなぜ大手IT企業で役立つのかと言うと、ITは注文があってこそ初めてビジネスとして成立する為、お客様に分かりやすく説明したり、システムを導入するメリットを伝えて説得するスキルが求められる。
だから居酒屋の店長にUberEats導入を説得するシーンに立ち会い、かつ軌道に乗るまでの間、サポートした為、ITシステムを導入する上で何をしないといけないのか心得ているのでは?という事で大手IT企業からスカウトがかかった。
しかし肝心のITスキルは?と思ったが、日本がプログラミング教育を必須化したのは2020年になってから。その為、IT企業では独自の研修を設けて1から育てないと生き残れないと聞かされる。
だからFランでサボりまくった俺が一から勉強しなおし、真面な人生が送れそうだったのは大手IT企業だったので、俺はIT業界に絞って就活をする事になる。
ただ言いたいのはスカウト型就活サイトだと向こうからなぜ自分に採用する余地があるのか?自分の強みを見つけられるチャンスがある。
俺自身、文系だからIT業界なんて志望していなかったが、居酒屋のバイト経験がどのように他の業界から関心を引くのか知る機会になる為、自分の強みが分からない、または興味があるけど専門外だから諦めているのであれば、この手のスカウト型就活サイトを使って自分に向いている大手を見つけるのも1つの手だろう。
大手に就職しても仕事についていけないと感じたFラン就活生の対策
このようにFランが大手に就職する為には業界分析やら、アピール内容やら、やらないといけない事が数多くある。
だからこの話を聞くと途中で『そんなめんどくさい事、俺には無理だ』と思って、大手に就職する事を諦める人もいる。
しかしその人達の話をよく聞くと大手でなくても給料が高い、休みが多ければそれでよいと考えている人がいる。
どうも大手なんだから給料や休みが多くて、そして中小企業は長時間働かされるブラックなんだろ?みたいなイメージを持っている為、この場合、大手に就職する方法ではなく、ブラックに就職しない方法を教えた方が良いと思っている。
というのも就活では
- 「未経験者歓迎」→未経験者に無理難題を与えてくる
- 「高収入」→残業代込みで、おまけに来年以降、急激に下げてくる
- 「完全週休二日制」→休日出勤を強要され、振替休日を頼んでも断ってくる
- 「残業少なめ」→残業を強要させ、タイムカードを定時に切らせてくる
- 「年間休日120日以上」→120日休む事が可能だけでノルマ次第で休ませない
- 「充実の研修制度」→市販の本を一冊渡されるだけ。しかもレンタル
など、就活生を騙して来る企業が多くあり、Fラン就活生はこの手の企業を見抜く方法を見つけなければならない。
だから俺の場合、その手の企業を見抜く為に、就活エージェントサービスを利用している。
この就活エージェントは就活生の希望や経験に基づいて、自分に向いている企業を紹介してくれるシステムになっている。
つまり自分の向いている業界が分からない、アピールの仕方が分からない、そして不採用になったけど、なぜ不採用になったのか?エージェントの手腕次第では不採用後、その理由を面接官から聞いて、教えてくれる為、不採用理由も知る事が出来る。
更に注目すべき点は就活生はこのサービスを無料で、しかも出来る限り、Fランでも給料が高く、長く働ける企業を紹介してくれる。
なぜそうと言い切れるのか?
その理由は、この手のサービスは、俺達のような就活生を紹介して、そして紹介してくれたお礼として企業からお金をもらうビジネスになっている。
しかもその金額は給料の3か月分に匹敵するわけだから、出来る限り、仕事を紹介してくれる人はFランでも給料が高い企業を紹介しようとしてくれる。
んで何で長く働き続けられる企業を紹介してくれるのか?
この手のサービスでは紹介すればするほどお金が入る仕組みになっているが、かつて人材紹介会社はそれで就活生をブラックばかり紹介する事をしていて、それを防ぐ為に、紹介した就活生が早期退職した場合、報酬のほとんどを返却しないといけないシステムになっている。
つまり俺達のようなFランをブラック企業に紹介した場合、当然、直ぐ辞めてしまうから、儲からない仕組みになってしまう為、出来る限り、長く働けるところを紹介する流れになっている。
だから、もし就職活動がめんどくさい、またFラン就活生なんだから、給料の高い企業に就職する事なんて無理、とか思っているのであれば、この手の就活相談サービスを利用して、自分の向いてるところや、出来る限り給料の高いところに就職するよう頑張ってみるのも1つの手だろう。